2009/12/31

(No.990): 2009納めの儀


大晦日の夜、便所にて
「がんばり入道 郭公(ホトトギス)」と唱えなさい。







今年もおしまい。
来年もよろしく。
stereogimmik
dewey


2009/12/30

(No.989): 追憶と担保





オイルフィルターとダイナモ。






セパレートヘッドライト。






吸気の網。






あめ色を目指す排気管。






左側のモードスイッチ。






フィアットと共に。



















DUCATI Monster696+

2009/12/29

(No.988): チェント・カヴァッリのMH


「チェント・カヴァッリ」というと何かしら
やってくれそうなネーミングに聞こえる。
かのポルコ・ロッソの飛行艇サボイアS.21Fに
搭載されていたフィアット A.30エンジンのような
躍動感を彷彿とさせるようなネーミング。


「ヒャク・エイチピー」というと何かしら
やってくれそうなネーミングに聞こえる。
かのレツアムの軽自動車スバルR2に
搭載されていたスバルEK33エンジンのような
期待感を彷彿とさせるようなネーミング。




モンハン部2009年最終狩り大会終了。
シゴト納めであり、モンハン部納会にて
いつもの代々木某喫茶店へ。
フルメンバー5名。
いつもより時間が早かったので
多くのクエストを実施。
数時間後、狩りでへとへとに疲弊したので
皆で最近出来た九州ラーメン屋にて打ち上げ。
来年も引き続き。

2009/12/28

(No.987): 真確の696


もう何がなんだかわからないが
この696シリーズも既に6回。

なるほどこのビジネスモデルは
そういう風に出来ているのかの巻。

即ち、
純正:納まりの悪いシート →
DP製:フィットするシート

純正:積載能力ゼロ →
DP製:完全合致設計のリアバッグ

という図式である。

(※ DP製=DUCATI Performance製)

つまり、
ねぇ純正だとこんな感じなんだけど
ドカパフォのこれだと、ほらほらぴったりでしょ
ねぇねぇどうよ。

という図式である。


なんで、ハナからこの設計にしないのか。
必須パーツであるシートに至っては
DP製の方がバッチリなんです
って一体どういうビジネスモデルなんだ。
うまいぢゃないか。
嗚呼最高だ。

リアバッグはアクセサリの部類だからいいとしても
それにしても、他社のリアバッグがことごとく着かない。

デグナーの小粋なリアバッグを実車合わせしたが
そもそも紐をかける部分が一切ない。
あわせようがない。
かたやDP製はというと、測ったように
まさに測ったようにバッチリなんです。
当たり前である。696専用だし。

うまいぢゃないか。
嗚呼最高だ。

2009/12/27

(No.986): 格納庫の横


調布飛行場内にあるプロペラカフェ
新スーダラ丸六九六+にて訪なう。

場所はなんとなく知っていたが
行ったのは初めて。
調布飛行場の中にあり、日本エアロテックという
会社の1階に存する。
公道から飛行場関係者専用道路に
入るので、ここは入って大丈夫だろうか
と少々不安になる。

事前にオートバイを停めるところは
ありますでしょうかとQAしたところ
店前の歩道上に停めて問題ないとの
回答を得ていたので
その言葉を信じ、ずんずんと奥へ進む。
なるほど自転車やバイクやクルマが
停まっていたので安心する。
それにしても場所を知らなければ
うっかり見落としてしまいそう。






セスナやヘリコプターなどの格納庫の
の真横にカフェがある。
中は白を基調にしたよい感じの店内で
意外と広い。
店の奥は滑走路がばーんと見えるようになっている。






プロペラバーガーを注文。
味はまずまず。
フライドポテトが熱々だった。
カフェではあるが、食事も充実しているようだった。
ごはんものもある。







ちなみに、調布飛行場から
伊豆諸島(大島、新島、神津島)への
定期便が毎日運行されている。

19人乗りのドイツ製ドルニエ双発機で
大島30分、新島35分 神津島40分である。
意外と、近い。

2009/12/26

(No.985): 真因の696


DUCATI Monster696+
勝手な真実のインプレその6。

言い忘れた。いや書き忘れた。

初見で思った印象を
書いていなかったのを思い出した。

プラスチック部品が多い所為か
つや消し黒というカラーも相まって
おもちゃっぽい。
塗装前のプラモデル。

これが、納車時、実車を見た
最初の感想だった。









2009/12/25

(No.984): 真情の696


DUCATI Monster696+
勝手な真実のインプレその5。


残り3リッターランプが点灯したので
ガソリンを補給する。

その時点での各種計測は以下の通り。
トリップ:177.6Km
満タン給油量:11.75L
従って、燃費は 15.11km/Lであった。

うむ、やはり燃費はまだまだだ。



200km近くを走って
だいぶ696というものに慣れてきた。
フィーリングというか、乗り方というか
前車M400のそれと同じカテゴリである。


それと、大型バイク(といっても700cc未満だが)
の街中における瞬発力の効能というものを
如実に、そして少しずつ体験している。

有象無象の交通状況の中において
危険回避という行動をとる場合
その場から一刻も早く離脱しなければならない
という状況は、間間ある。
そういった状況においてはドンと
一気に離脱できる瞬発力が心強い。

実際、大型教習のシミュレーションのコマで
指導員がそのようなことを言っていた。
大型バイクの特徴ということで。



前傾姿勢。
もちろん、スーパーバイクなどのような
直滑降的急斜面ではないが、しかし、
モンスターもかなりの前傾を強いられる。

ハンドルまでの距離が遠いということに
由来するのかもしれない。
それは、日本人だからなのか。

実際、イタリア人の乗った写真を見ると
意識して前傾していない場合は
なんとなくフツーのネイキッドっぽい雰囲気だ。

筆者の場合、ハンドルを交換しているが
アップは一切しておらず、短くしただけであるので
前傾姿勢を強いられる。

もっとも、
それが望みだったから満足である。


嗚呼、首が痛い。
(腰よりも)
最高だ。









2009/12/24

(No.983): 真義の696


DUCATI Monster696+
勝手な真実のインプレその4。


交換したイモラミラー。
カタチは非常によろしい。
似合っている。
そして、実用性についても
さほどの問題はない。
振動などでブレブレになる
ということが一切ない。
ただし鏡面が狭いので
真後ろを見るためには
ちょっとしたコツがいる。


ガソリン残量インジケータ。
残り3リッターになると
右上に黄色のガソリンスタンド
サインが点灯する。
すると、トリップメーターが
残り3リッターにおける
走行距離を測り始める。
本日点灯。


ちなみに15リッター満タンから
3リッターを残して
約175kmほどを走ったので
約14.6km/Lということか。
燃費まだ悪い。
696ブログを参照すると
19~20km/Lは走るという。
なんでこんなに悪いのだ。
まだ慣らしだからか。


2速で5000rpmまでひっぱる。
5000rpm近くからエンジン音が微妙に変わる。
別なモードに遷移する感じだ。
公道ではせいぜいここまでだが
高速道路では6000rpmまで試してみよう。
慣らし運転は先ずは1000km。


それにしても、この寒さだというのに
なんなんだこの熱さは。
エキゾーストパイプの取り回しの所為で
左右の太ももあたりがやけに熱い。
信号待ちしている時。
あまり寒くない今夜の気温では
冬だというのに、股下が熱い。
熱風だ。
こんなこっちゃ真夏の真昼の渋滞では
いったいどうなってしまうのだろう。
最高だ。




新スーダラ丸六九六+


Panda100HPとともに。
















全景その1
















全景その2
















ハンドル周り。デジタルメータ
ハンドルはアップせずにショートのみ。
イモラミラー。
















マフラー。
















クラッチカバー。
湿式クラッチ。

2009/12/23

(No.982): deweyのMyspaceと


deweyのマイスペースを作成。


先日スタジオ録音した音源を
Cubaseにてトリートメントした。

フルバージョン演奏の曲を1曲、
あとは習作として1分弱の曲を2曲
をアップした。

音源トリートメントに時間が
かかり過ぎたので
写真編集や、そもページデザインなどは
stereogimmikマイスペースと同じ
ロジックを引き継いだ。




MP3にするとちょっと耳に障る帯域が
あることに気付いた。
音源トリートメントに
時間がかかったわりには
肝心のトリートメントができていなかった。

トリートメントにおいては
Cubase上でEQ、バンドコンプ、リミッタ
マキシマイザのみの使用で
演奏に影響を及ぼすようなエフェクトは
一切使っていない。
また、基本的には切り貼りもしていない。
ただし、1分弱の音源は
フェードアウトで対応しているものと
イントロにオープンリムショット部分を
1小節分のみ切り貼りした。


終日作業だったので、気晴らしに
途中でM696をエンジンかけずに外に出して
写真を撮る。それは後日。

2009/12/22

(No.981): 真意の696


DUCATI Monster696+
勝手な真実のインプレその3。

140kmほどを走行した印象。
低速のスムーズさも最初だけで
やはり、空冷2気筒デスモの
ドコドコ感というか振動というか
それはやはりDUCATI独特のそれであった。


非常に曲がりやすい。
街中での話しなので全てではないが
曲がりやすいと思う。
DUCATIはよく曲がりにくいという
話を聞くが、実際、以前乗っていた
M400よりも曲がりやすい。
バンクしやすい。
ひらひら。
グリップがあり怖くない。



あのさぁ、5000回転なんてまわせないよ。
公道じゃ。
2速で4000rpmまでまわすと
あっというまに60km/hを超えてしまう。
せいぜい、そこまで。
4速で2500rpmで65km/h巡航くらいだから
5~6000rpmは1速でひっぱってみるか。
6000rpmくらいまでまわさないと
慣らしにならないなぁ。
もうやっぱり高速道路を走るしかないかな。
寒いけど。









2009/12/21

(No.980): 真実の696


DUCATI Monster696+
勝手な真実のインプレその2。


あのさぁ、シートの傾斜っていうか
滑りやすさっていうか
あれはどうにかならんですか。マジで。

実際、キン○マの位置を確実に制御しないと
大変な目に遭う。冗談ではない。
跨ってから、うん?ちょっとズレている
と思った時は、躊躇せずに路肩に止め
キ○タマの位置を確実に修正することを強く
お勧めする。

仮に、走行中一個でも
巻き込むようなことになれば、悲惨である。
その時は両足を強力なニーグリップで固定し
その部分がタンクに押しつぶされないように
保護しなければならない。
しかし、両足の筋力はもってせいぜい10分。
力尽きる。

そして急激な加速と減速は厳禁だ。
なぜなら、それに伴う様々な衝撃や圧力が
○ンタマに襲い掛かるからだ。

逆T字を形成するポジションをキープできれば
こっちのものだ。
しかしL型やJ型などのアンシンメトリーを
形成するポジションでは相当まずい。

この作法を克服すべきは



の導入をおいて他にはない。

DUCATI Performance製のわりには
値段はそれほどでもない。
一般的なシートの値段よりも若干安い気がする。
なので、先ずは交換候補にしてみるつもり。
ちなみにこれに交換すると
シート高が若干高くなってしまうという欠点はある。









2009/12/20

(No.979): 録音と撮影


今年最後のdeweyスタジオ。
代々木。13時。

今回は、deweyのマイスペース進出用
音源の録音と写真撮影とモンハンと
iPhoneとボダブレとデモンズソウルと
サイクルカフェと沖縄バイクレンタルと
696について、4時間をかけて調査する。

今まで、BR600というメモリ式MTRにて
スタジオ内一発録音を慣行してきたわけだが
今回も全く同様に、多重録音などせず、
ありのままの演奏を何の加工もせず
BR600に記録した。

ただし、今までの教訓から
録音位置を人の耳の高さに近いところに置き
且つ、音だまりのない、部屋中央上部に
内蔵マイクを狙う式で録音してみた。
スタジオ内でヘッドフォンにて確認したところ
まぁなんとなくいい塩梅かと、
結局そのまま数曲を録音した。

家に帰ってから録音結果を確認したところ
録音レベルの加減もあいまってか
今まで以上に良い録音バランスになっていた。
しかもどうやら内蔵マイク直後にはノイズゲートが
インサートされているらしく、
不要なノイズもカットされていた。
今までは録音レベルが大きすぎたのか
ノイズゲートが効いていなかった。

で、肝心の演奏内容だが。
けっして上手い演奏ではないが
身の丈にあった慎ましい演奏だと思う。
手前味噌だが。

数曲を録音し、写真も撮影したので
これを持って、deweyのマイスペースを
ダンドリしようと思う。
でわこれから
アカウント作成や音源トリートメントや
写真加工など制作工程に入る。
数時間~数週間かかるだろう。

編集快調。




スタジオ後、フルーツジュースを飲みながら談笑するdeweyの皆さん。



2009/12/19

(No.978): 納車、十の理


DUCATI Monster696+納車の儀。
新スーダラ丸六九六+。
事前にリハーサルでもあったかのように
滞りなく受け渡しは終わる。

例のDUCATIアシスタンスやら
何やらの納車説明については
以前のM400の時と同じだったが
若干のマイナーチェンジはあった。

机上での説明もほどほどに
実車を出してもらう。
特にメーター周りの説明を受ける。
全てデジタルになったせいで
以前とは比べものにならないほどの
多様な計測が出来る。
ところで
USBインターフェイスは
どこにあるのだ。

慣らしは、最初の1000kmは6000rpmまで。
2500kmまでは7000rpmとのこと。
3000~4000rpmで慣らしをすると
回らないエンジンになってしまうらしい。


そして初日、印象インプレ。


















1.
黒って、つや消し黒だったんだ。
買ってから気付くという体。

2.
新車のせいであるが、
サスペンションが異様に硬い。

3.
エキパイの取り回しの所為で
渋滞が続くと、太ももあたりが
この季節でも、熱い暑い。
走っているときは気にならないが
停車時で足を地面に着けている時は
すこぶる熱い。
これは真冬では非常に重宝しそうだが、
真夏は想像するだけで恐ろしい。

4.
2010年モデルから
クラッチレバー、ブレーキレバーは
4段階の調整ができる。
これはかなり便利。
「3」に設定するとかなり近くなる。

5.
そのクラッチはすこぶる軽い。
M400と比べても全然軽い。
これがAPTCクラッチというものか。

6.
油温計は縦棒のバーで表示。
M400の時は温度表示だった。
M400では冬で100度ほど
夏でも120度くらいだった。
M696のマニュアルを読むと、
なんと201度以上で高温、
通常は150度とか160度とか
そこら辺のようだ。

7.
排気音、いい。
重低音ではないが、帯域はわりと低い。
M400に比べると機械的な音が
あまりしない。

8.
低速のギクシャク感がほとんどない。
スムーズ。
といっても、やはり空冷2気筒デスモなので
ドコドコ感は充分にある。
M400に比べると、すこぶる乗りやすい。
ローでのエンブレも思ったほどきつくない。

9.
積載能力ゼロ。
これは課題だ。

10.
シートの傾斜と、
ノーアップショートハンドルでの
前傾姿勢の所為で、
タンクに股間がしこたま当たる。
これは急務だ。
対策。

2009/12/18

(No.977): MTの醍醐味


12ヶ月点検、法定点検もろもろ、
オイル交換、フィルター交換、
バッテリー交換、花粉フィルター交換
その他なんだかかんだかで、
部品代38,900円、技術料33,000円
消費税込みで7万5千何某ッ!
仮にバッテリー交換がなくても
ゆうに5万円代である。

FIAT正規ディーラーによる
FIAT Panda100HP 2ヵ年経過の
12ヶ月点検の顛末である。


クルマに興味ない人が
クルマ離れするのもわかる。
この不況に。
このボーナスもない、こんな時に。
いたい出費である。
嗚呼最高だ。
クルマ持っててよかった。
フィアット最高ッ。
唾飛約17cm。



ところで、このご時世、今時、
青信号発進時にエンストする車は皆無だろう。
みんなオートマチック車だから。

今日、久々に発進時エンストをやらかした。
後続のクルマが驚いていた。
筆者もびびった。

嗚呼、僕のクルマはマニュアルなんだ。
嗚呼、なんと素敵なんだろう。
嗚呼、ギアチェンジのなんと楽しいことか。
嗚呼、フィアットよ、パンダよありがとう。





そして、いよいよ明日。
新スーダラ丸六九六+の納車である。
極寒に、駆る。









2009/12/17

(No.976): 新たな視覚


オートバイ乗りはMである
という諺があるとおり、
酷暑だろうが極寒だろうが、
雨だろうが槍だろうが、
突き進むのがライダーの宿命だ。

さて、最高気温が10度を下回ってくると
いわゆる冬になったという心持になる。
実際、寒い。
ここ2週間ほどはくだんのM696+の件で
手元にオートバイがないために
この寒空の下、駆っていない。
従って、この冬はまだ、
その真実を身をもって体験していない。

毎日のフツーの歩き通勤でさえ
既にしょぼくれるほどの寒さだから
時速60kmで風を切った日にゃ
どれほど痛寒いかは想像に難くない。

たぶん筆者のことだから
M696の慣らしだとかテキトーな理由をつけて
真冬だろうがなんだろうが走りこむに決まっている。

だから、寒がりの筆者には
いよいよ、新しい冬のアイテムが必要だろう。
と、マックスフリッツやペアスロープを物色。

MaxFritzのライディングパーカーとか
ウールジャケットとか大変宜しいのだが、
街中を歩いても何の違和感もなく過ごせるのだが、
機能性と品質と値段を総合的に鑑みると
ペアスロープ D-02 ダウンコート
が良さそうだと判断した。


むー。いいなぁ。
どうする。








2009/12/16

(No.975): 時間の規範


「直径10km、長さ100km、太陽と同じ質量の円筒」を
1秒間に2500回転させればタイムマシンになる。

テュレーン大学、数理物理学者
フランク・ジェニングス・ティプラー三世の論である。

氏の説によれば、この理論(難解過ぎて解読不能だった)
では未来にも過去にも時間遷移できるのだそうだ。
ちなみに、あまり知られていないが
未来にのみ行くタイムマシンというのは、
論理的にも物理的にも実証されていることである。
だから、過去へも行けるということ自体が
まさに航時機そのものであり、
本来のタイムマシンと呼ぶべきものなのだろう。
ただし、その装置が完成した時点よりも過去には
行くことは出来ないという。

だいたい、
「直径10km、長さ100km、太陽と同じ質量の円筒」
なんてものは、先ず作ることが出来ない。
直径10kmとか長さ100kmというのは
宇宙空間に置けば、まぁどうにかなりそうだが
「太陽と同じ質量」というのがどだい不可能だ。

直径10km、長さ100kmといってもそんな大きさに
太陽と同じ質量となると、どれだけ高密度な物質で
なければならないのか。
まるで、ブラックホールのようだ。
ゴルフボールを太陽の何万倍もの質量にすれば
即ブラックホールと化す。

百歩譲って、仮に、高密度な物質で作ったとしよう。

そんな化け物みたいな円筒を
どうやって1秒間に2500回転もさせようというのだ。
1秒間に2500ということは2.5KHzということだ。
電磁波に置き換えるとかなり低い周波数だが
モノを動かす場合は大変な高速である。

回転させる動力は何だ。
どうやればいいのだ。
手で回すか。いっそ。

無理だ。無理。

で、肝心の件。タ、タイムマシンって、
その円筒がぐるんぐるん回ってるだけで、
どうやって時間を航行できるというのだろう。
筆者のような凡人にはさっぱり理解できない。

しかも、この人の論理はこれだけではなく
科学と哲学、果ては神学にまで波及する
ものすごい展開の理論がある。
それはまた後日。


補足。
未来のみに行くタイムマシンとは
相対性理論の実証のことである。
つまり、光の速度は一定という物理法則より
移動しているモノの時間の方が
静止しているモノの時間よりも
ゆっくりと進むという事実からである。
所謂ウラシマ効果と呼ばれる現象だ。

即ち、
ロケットで地球を飛び立ち、光速に近い速度で
数時間飛行し、そして地球に戻ってくると、
地球の時間は数年~数十年も経っていた。
というものだ。









2009/12/15

(No.974): 携帯の形態


最近までiPhoneなどまるで興味がなかった。
いや、そもケイタイ文化というものに
まったく興味の矛先が向かなかった。

過去形で記述しているからといっても、
正しく言うならば、それは今でも変わっていない。

ケイタイ電話では、eメールしか使っていない。
電話というくらいだから、電話としても
もちろん使うことはあるが、
構成比を鑑みると、
eメール:95%、電話:3%、web:2%
といったところだろうか。

電子デバイス好きな筆者だが、ことケイタイに
関しては2世代、3世代も前のドス・型落ち機械の
所謂0円ケイタイを使っている。

過日iPhoneが発売されたときも、
相応のニュース性もあったことから
徒然に周りのユーザーから塩梅を聞いていたが
ふーん、という心持で
それでも触手を伸ばすことはなかった。


それが、この12月からパケット定額や
iPhone代が多少安くなるキャンペーンを
softbankが打っているということを知り、
それはどんな塩梅なのか各方面に
探りを入れている状況である。

やはりネックは毎月の課金である。
通常コースで行くと8000円くらいはかかりそうだ。
くだんのキャンペーン適用でも16GBモデルで
5705円/月という見積りである。

現在、筆者の環境では
事情で2回線分を支払っているのだが
それでも多い時で7000円に届くか
というくらいである。
それを考えると二の足を踏む。
2回線だと1万円を超えてしまう。

ただし、iPhoneというデバイスには
興味はある。
なぜなら、ケイタイではないからだ。
秀逸デザイン+秀逸ユーザーインタフェイス+
webアプリケーションランチャー+web端末に、
電話がおまけで付いている
というのがiPhoneのイメージ。



696+とか、100HPとか、値段が大きいのに
そういうものは何の躊躇もなく突き進むのだ。
そういう人だ。わたしは。

2009/12/14

(No.973): 辛辣の廟議


弊社モンハン部部長のセーブデータが
壊れたとの由。復旧不可能との由。
旧版MHP2の保存データをコンバートして
G級手前からやり直しという方法しかないらしい。

旧版MHP2のデータがあるだけ
まだましと思うほかあるまい。

明日はわが身と早速PCへセーブ。
500時間が消える前に。




金曜日、
午前半休しFIAT Panda100HPを取りに
フィアット屋へ行く予定。
12ヶ月点検、請求書怖い。

土曜日、
いよいよDUCATI 696+納車の儀の予定。
最高気温7度、まさにバイク日和。
真冬だろうが7度だろうが。

日曜日、
deweyスタジオの予定。
録音するからMTR持ってヘッドフォンもって
スティックもってでもスネアは持たないで
気温7度で696+で行くだろう。










2009/12/13

(No.972): 新機軸の招宴


まぁいいか。2年だし。替えよう。
と言ったものの、
バッテリーの単価が24,000円だ。
もともとバッテリーは高い。
ということは知っている。

以前、プントに乗っている時も
オートバックスで、交換したが
たしか工賃込みで21,000円くらいだった。
だから、金額的にはあまり大差はない。

もちろん安いバッテリーもあるが、
バッテリーは何でもいいというわけではなく
もちろメーカー指定のものを使用しなければ
保障が効かなくなる。
正式な型番はわからないが
BOSHの50Ahのものだろう。

なので今回は思い切ってバッテリー交換も
お願いした。


四輪も二輪も持っていると
ランニングコストが馬鹿にならない。
つくづく最高だ。

一般的に二輪を所有するということは
取りも直さず、それは趣味性のものであるが、
筆者の場合、四輪についても100%それである。

クルマだったら何でもいいや、
クルマなんて全然興味ないし、
できればクルマは持ちたくない、
だからカーシェアでいいや、
といった、
日曜日ゴルフ練習場お父さん的
平日学校子供送り迎え的
平日お母さんイトーヨーカドー買い物専用
アンド盆暮れの実家帰省専用車
ではないので。

この時世に、エコ何某から真っ向に反して
未だにクルマ趣味なんぞにハマっている
筆者のような輩は、フィアットパンダにでも乗って
この世の隅のほうで、せいぜい小さな円弧でも
画いていろこのモンチッチ頭髪野郎がッ
と言われていることだろう。
うきうきしてくる。


さて、ところで
筆者のPanda100HPは正規ディーラー車なので
右ハンドルだが、
並行輸入車も実はけっこう魅力的だ。

ディーラー車






並行輸入車








2009/12/12

(No.971): 万象の雑詠


でわ、そっとお話しよう。

先ずは、散髪。
最近通っている27年前の床屋へ。
案の定、入るや否や客という存在は
自分だけなので速やかに床屋椅子直行。

当然、終始無言。
散髪、洗髪、髭剃りと段取りよく進められる。
ここの床屋のダンドリは髭剃りの後に
頭部、肩等へのマッサージが入る。

前回、或いは前々回において
このマッサージの時間で笑いを堪える
という事態を体験しているので
今回はどのような塩梅になるだろう、
と密かに緊張していた。
というのも、ここまでは何のネタもなく
淡々と事が運んでいる。

頭部をパンパンと叩く。
五指を使ってぎゅぎゅっと押す。
首もぎゅぎゅとやる。
ここまでは、まぁ普通だ。
何の笑いの種もない。
そのうち肩をもみ始めた。
うん、気持ちがいい。
全然笑うところはない。

と、思った刹那、
首だか後頭部だか、のところを
揉むでもなく叩くでもなく
ましては押すでもなく
ぱらぱらと指の腹があたっているだけという
対象と目的を失った行為が始まった。

一体全体これは何だ。
頭→首→肩と来たのに
また頭周辺に戻り、なお且つ
不思議な動作を繰り返している。
おぢさん、何をやっているのだ。
と、思ったとたん、堪えきれなくなり
ぷふぅーと笑ってしまった。

マズイ。
口に手をやってごまかそうにも
床屋前掛けを首からすっぽりと
かぶっているために手が自由ではない。
マズイ。

その行為はまだ続いている
やめてくれーッ
もう我慢できん。笑いが。

その笑いを隠すために
あろうことか独り言をしゃべる
という暴挙に出た。

「枡がもっと左だったらな・・djsk」
もう何がなんだかわけがわからん。

ターミネイトルーチンのセットは
正しく1980年型ヘアスタイルで決まりだ。


散髪後、滞りなく
フィアット屋へPanda100HPを出してきた。

12ヶ月点検。
仮見積もりをもらって愕然とした。
ドカ屋とは正反対にえらく高い。
バッテリー交換を入れてあるためだ。
まぁいいか。2年だし。替えよう。










2009/12/11

(No.970): 待機の溜飲


MH部後、地元駅から歩いていると
パトカーが赤色灯を回しながら走っているのを見る。
今も駅を出たところですぐにパトカーがいたので
なんだろうこの密度は、とちょっとだけ訝しんだ。

しばらく歩いていると、前方のセブンイレブン前に
赤色灯を回したパトカーとその後ろに
変な方向で停まっている白いワンボックス車が見えた。
なんだまたパトカーか、なんだろうマジで。

白いワンボックス車がセブンイレブン前の電柱にでも
衝突したのだろうかと思っていたが
近づいてみると、白い車は覆面パトカーだった。
赤色灯がちょこんと屋根に張り付いている。
そして最初は見えなかったが、
コンビニ角の曲がった先の道にも
パトカーがもう一台停まっていた。
これは尋常ではないぞ。

店の中にたくさんの警官や紺色ジャンパーを着た
鑑識っぽい人達がレジカウンター付近にいるのを見かけた。
え、もしかしてコンビニ強盗?

しかしそれ以上知るすべはなく、
何があったのかは不明のまま。

溜飲上がりっぱなしでオチなし。









2009/12/10

(No.969): 毎日の腕立


口角泡を左脛になすりつけながら
所ジョージ「ごもっとも音頭」を半裸で絶叫する
という話を三丁目の菅沼君に聞いた翌週、
stereogimmikのmyspaceは平均すると5~7ページビュー/日
という報告を聞く。

たった。それだけ。
しかし、たったそれだけとはいえ
世界中で毎日誰かしらが覗いているのだ
ということになる。
頼もしい限りだ。

一時期は鬼のようにフレンド依頼が舞い込んでいたが
ここ数ヶ月はほとんど来なくなった。
それはともかく、自前サイトでの様々な仕掛けや
付随したプロモーションのことを考えると
myspaceはかなりお得で効果のある手段だと感じている。
実際、myspaceによっていくつかのオファーをもらった
ことはある。
にもかかわらず、何様か知らないが
そんな貴重なお声掛けもことごとくお断りしてしまった。
返す返す残念ながら全てスケジュールが合わなかったためだ。
サラリーマンミュージシャンでは仕方がないことである。

さて、そんな有益なmyspaceにおいて
筆者のもう一つのバンドであるdeweyについて
いよいよmyspaceへアーティスト登録する段取りを
ちりぽりと始めようかと思っている。

音源を準備する。

数回に渡ってスタジオ録音をしているが
未だ、人前で聴かせられるような演奏、音質、品質に
至っていない。
従って次回スタジオでは1曲だけでもいいから
完成度をあげていきたい。

とは言うもののdeweyではCubaseなどで
きっちりとした多重録音は行わないつもりだ。
基本はシンセ+声+ベース+ドラムのバンド演奏における
一発録音を目指す。
ここがキモ。

録音後Cubase上でのサウンドトリートメントは
行うつもりだが、演奏自体を加工するつもりはない。
正直に言うと、演奏はヘタそのままを出したい。
これは正しくギリギリの線かもしれない。

しかし、サウンドのバランスなどは
なるべく聴くに堪えうる品質まで高めていく。
だからドラムのための腕立て伏せも20回/日である。









2009/12/09

(No.968): 装着の暁角


朝、旧友Nに会い、日本の神話について
とくとくと説明した後、往路、
JR中央線信号機故障で一旦国分寺に出るが
ホーム上に人が溢れ返っているので
きびすを返し、西武新宿線方面へ転がるように
振替乗車した日の、復路、
またしてもJR中央線人身事故で
むぎゅぎゅの押し寿司状態であっちへ転がり
こっちへ倒れしながら、あすこは3拍ウラに
スネアを入れればいいのかもしれないと思った日。


ひっそりと、M696+の仕上がりを待つ週。
ちなみに、色は「黒」だ。
M400も「黒」だった。
FIAT Panda100HPも「黒」だ。
毎日の服も「黒」だ。
靴も「黒」だ。
PSPのケースも「黒」だ。
黒は美しい。

M696+は、ミラーとハンドルをそれぞれ交換した。
しかしどれも現物も見ずに決めたので
実際、どうなのだろう。

イモラミラーは以前現物は見たことがあるが
そもM696+に似合うのだろうか。
便利なことにググったら一発ヒット。
これだ。















意外と、似合う。
で、アエラのバーハンドル装着の写真もあったが
ノーマルとの比較がないとわかり難い。
ただ、オリジナルのミラーが映っているので
その違いはわかるだろう。















滞りなく、シゴト30%、M696+70%で推移する。

2009/12/08

(No.967): 打面の起源


先日のdeweyのスタジオ録音した音源を
メンバーへメールする。
今回は、時間の都合によりCubaseへは通さずに
正しく「素」のままでMP3変換した。

聴く。

最初は、とても小さい音で聴いたのだが
これがまた、なんだこりゃ、ひどい、ひどすぎる。
へろへろに聴こえた。
自分が演奏している時はわりと良かった印象が
あったのだが、どういうことだろう。

と思った数分後、今度はわりと大きい音で聴いてみた。
全然違う。
なぜか不思議と印象がガラリと変わった。
わかった。
音のバランスがよくないので
小さい音だと他の音に埋もれてしまって
曲の体裁をなさない部分があったからだ。
大きい音で再生した時には、全パーツが一応
聞き取れる状態になったので演奏時の感じに近くなった
という理屈であろう。

で、この新曲。

気になる部分は山ほどあるが
相変わらず筆者のドラムの安定感のないこと
といったら、瀬戸わんやさんに教えたい気持ちで一杯だ。

フジオフィーバー時代の筆者ドラミングは
web通信教育を受ける前の所謂完全なる自己流で
あったのだが、当時のライブ音源を聴くと
リズムの連続性は保たれているように感じる。
ところが、最近のdeweyでのドラミングを聴くと
線というより点に近い印象だ。

一体どういうことだろう、と考察を重ねてみたが
最近一つの結論に達した。
結論から言うと、フジオフィーバーの時も
現在も、筆者ドラムは何の進展もない
ということだ。

即ち、フジオフィーバーは所謂ロック然とした
ギターバンドであり、ベースに加えてギターが2本
という構成で、且つアンプで歪ませながら
比較的大きな音で演奏していた。

翻って、deweyはベースこそあるものの、
ギターではなくシンセであり、
ギターアンプから出る音の粒度とは
全く異質なものである。

つまり、フジオフィーバーの時は
筆者ドラミングは他の音のカーテンにうまく
マスキングされていたために
「それなり」に聴こえたのではないか。
deweyではそのカーテンが取り除かれたため
ドラミングがそのまま浮き彫りになってしまった
という格好であろう。


筆者ドラムは相変わらずへっぽこである。


平さん風に言うならば

一行で済む話だ。

2009/12/07

(No.966): 還弦の還元


平沢進氏の現在のプロジェクト。
凝集する過去 還弦主義8760時間
氏のデビュー30周年を記念して
P-MODELと平沢ソロの楽曲から
ファン投票によりセルフアレンジリメイクを
1年間かけて行うというプロジェクト。
且つ、その過程は逐一twitterや上記サイト上にて
リアルタイムに公開される。

サイト上のイントロダクションのページ
掲載されている平沢氏自身による
バイオグラフィ的ガイダンス動画が面白い。

氏のクリエイティビティに影響を与えた
二名のプロデューサーの話や、
デトネイターオーガンのサントラ作品が
ソロ作品を支えるバックボーン的な意味合いが
あったというくだりははじめて聞いた。

どちらの事象も、筆者との繋がりが
ほんの一片の片隅にだけあるから
余計に感慨も深い。

というのも平沢氏側近のスタッフの一人が
筆者の身内なのである。
1992~3年頃だったと思うが、紹介で、
前期ソロ作品時のプロデューサーの方とも
ご挨拶をしたことがある。
とても腰の低い人だった。
素人の筆者がファン根性丸出しでいるにもかかわらず
丁寧にいろいろお話してくださった。

且つ、都内某所のレコーディングスタジオにて
くだんのデトネイターオーガンサントラの
ミックスダウンを見学させて頂いたこともあった。

もちろん平沢氏ともお会いしたが、
ガチガチに緊張していたのであまり覚えていない。
紹介された時に
「あなたですかテクノ野郎は」と平沢氏に
言われたことだけは覚えている。





還元と還弦でダジャレとは。
さすが。









2009/12/06

(No.965): 妄想行幸


ミラボレアスのクエストを11回やっても
一向に勝つ気配がないので、
FIAT Panda100HPを駆ってナップス@三鷹を訪なう。

知らなかったが全品10%OFFとのことで
店内はすごい盛況だった。
二輪駐車場はほぼ満車。
四輪駐車場もあと少しで一杯だった。

クルマでナップスに行くときは
かさばるものを買うのだ。
重いものとか、デカイものを。
よし、バイクのシートカバーと
重いチェーンロックを買おう。

シートカバーは今使っているのは、
M400が納車した時に買ったものだから
そろそろ新しいものをとこの機会に新調した。
でも結局、同じ製品を買ったかもしれない。

そしてチェーンロック。
ごっつい、重いものを買う。


しかし、考えてみると、偶然なのか必然なのか
12月とか1月というのは
二輪行事と四輪行事が重なることが多い。
どちらもこの時期に購入したりするものだから
仕方がない。
点検だの車検だのが重なるのだ。

それにしても
こんな調子で準備しつつ再来週納車なんで
今週なんてそわそわして
シゴトなんてやってる場合じゃない。

妄想しなきゃ妄想。
嗚呼最高だ。


ちょいと、そこの君、社会の窓が全開だよ。

2009/12/05

(No.964): 百九十六之介左衛門丸六


ドカ屋へいよいよ
百之介左衛門号スーダラモンスター四
を納めに行く。
最終日の勇姿を近影。






















ノーマルに戻すため、
長年愛用してきたデグナーのサイドバッグを外し、
FITAロゴのステッカーをはがし、
イタリア国旗マークをはがし、
RAMマウントU字金具を外し、
リアカウルを装着する。







同時に、
百九十六之介左衛門丸スーダラモンスター六(仮)
の契約を正式に交わす。

先週の見積もり通り、ドカ屋さんこんなんで
利益あるのかと思うほどの価格帯で決定。
先ず、車検整備や各種法定費用などの
いわゆる諸経費は事実上全額0円。
0円どころか、その諸経費にかかる費用に
加えてさらに1万円の値引き。
そして、21,370kmを走行した
百之介左衛門号スーダラモンスター四の
下取り価格は某十某万円である。
ちょっとこれはあまりにも高価なので
書きにくい。
オプションとして、ハンドルをアエラ製の
ショートハンドル(アップなし)に交換、
それとミラーをイモラミラーに交換。
それぞれの部品代は計上されるが
工賃は無料。
それとETCの移植も無料。
セットアップ代も全部込み込み。
で、
税込み支払総額は国産400ccの
車体価格(定価)よりも安価だった。

とはいうものの、
ランニングコストなどを考慮すれば
結局、DUCATIは割高になるのは常。
購入後の諸々メンテナンス費用を
見込んでのことであろう。
オイル交換はシビアだし、やはり各部の
パーツ交換もマメにやっておきたい。
実際、M400もその辺を実施していた
おかげで高価買取になったのだ。

で、
百九十六之介左衛門丸スーダラモンスター六(仮)
の納車は2週間先。
来週はFIAT Panda100HPを12ヶ月点検で
入庫させなきゃならんし、
二輪と四輪の出来上がるのが
丁度バッティングする塩梅か。
どうする。


2009/12/04

(No.963): 週末予定の二題


その1
JR中央線、三鷹-国分寺間上り線高架。
苦節何年だろう。
この週末の工事でようやく上りも下りも高架になる。
たしか下り側は2007年7月に高架完成している。
今度は上りである。

中央線120周年記念の本を立ち読みすると
杉並3駅あたりの高架は昭和37~8年には
完了していたとのことで驚いた。
筆者は昭和38年生まれなので
筆者と同じ年齢であり、
あの辺りの高架は既に46、7年も
経っているということなのだ。

子供の頃の記憶を辿ると
確かに、筆者が子供時分でも
あすこら辺りの駅は高架だった。
リベットが打ちっぱなしの
チョコレート色の中央線に乗って
遊園地よろしく、高いなーと
思った覚えがある。



その2
マスターキー、持った。
オーナーズマニュアル、持った。
車検証、持った。
自賠責保険証、持った。
自動車納税証明書、持った。
はんこ、持った。
住民票、持った。

2009/12/03

(No.962): 逆転の伝播


半年程前タバコを吸ったことがない
会社の後輩にタバコやめた人は
やめなきゃいいのに的なことを言われた。
最近の風潮でどんどん非喫煙者が
増えてくることに嫌悪を抱いている様子だった。
つまり、生き残るのは自分だけでいいのだ
という主張だろう。

まぁそんな輩にどう思われようと
知ったこっちゃないが、
非喫煙者になって1年と7ヶ月ほど経つ。
少し前の拙コラムでも記したが、今では、
喫煙していた習慣さえ思い出せないほどである。

筆者は酒も一滴も飲まない(飲めない)から、
面白くもなんともないオッサンに成り下がっている。
最高だ。


さて、タバコ税。
600円だとか1000円だとか迷走しているようだが
もはやタバコを吸わない、アンド興味も全くないので
何でもいい。
ただ、誤解を恐れずに、そして正直に言うと
1000円にしてくれると超面白そうーと思っている。
喫煙者の行動が見ものだ。
それでも普通に買うのか、
或いは思い切って「こちら側」に来るのか。
喫煙者の行動が見ものだ。

健康被害がどうだとか、税収入がどうだとか
そんなのはどっちでもいい。
関係者が右往左往するさまをホットウーロンでも
飲みながら対岸から見ていたい心持だ。

いっそ5000円とかにしてみればいい。
闇タバコの出現までそう時間はかかるまい。
昔のアメリカの禁酒法みたいに。


え?ガソリン税があがる?
エコカーじゃなけりゃダメ?
そいつは僕にとっては痛いなー。
クルマとかバイクに興味ない関係ない人には、
そんなのどっちでもいい話だ。
むしろ上がれと思うはずだ。

こんなことで立場が逆転する。
嗚呼最高だ。
つくづく人間て欲張りだなぁ。
あっはっは。










2009/12/02

(No.961): 続・百之介左衛門号


百之介左衛門号スーダラモンスター四にて
最後の準長距離ライディングを終える。
土曜日に訪なうドカ屋までの道のりを除けば
総走行距離21,370kmなり。

2007年1月からだから
2年と11ヶ月という勘定か。
よく走った。

初年度はエンジン不動による
ドナドナレッカーも経験したが、
インジェクションの調整後からは
ズバ抜けたコンディションになり
現在までそれは続いている。

調子は本当に良い。
M696の隣において置きたいくらいだ。
無理だけど。


さて、そんなエポックな日の朝
いつもの甲州街道を新宿方面へ走る。
甲州街道と環七の交わるところ、
いわゆる環七のアンダーパスの道は
それなりに混むものだが、完全に止まることは
あまりない。いつもちんたらとしたノロノロで
流れている。
筆者はこの甲州街道・環七アンダーパスは
どんなに渋滞していようが、必ず四輪の
後ろを走るようにしている。
ここでは、一度もすり抜け等をしたことがない。
なぜなら、二輪が横を通るには些か狭いのだ。
危ない。

今日もそんな塩梅であり、
いつものように四輪の後ろをちんたらと
一本橋走行のように
ギャワーとエンジン回転数3000rpmですげぇ
すげぇぞこの超低速での安定感ッどうだッどうd
とヘルメットの中で絶叫していると
アンダーパスの上の道から白バイ警官が
違反二輪の観察をしているのを見かける。

おぅー怖えーよかったー普通に走ってて
と心底思った。
筆者の左右は、既に十台くらいの二輪が
ばんばかばんばかとすり抜けていったものだから
あの人たちは一体どうなったのだろうと
アンダーパス終了地点の側道に目をやると、
白バイ数台、パトカー数台で
回りを包囲し、違反二輪全員が
検挙されているのを横目で確認した。

四輪の後ろをちんたら走っている二輪など
朝の甲州街道には筆者以外いないのである。

だから、筆者以外は全員捕まっていた。
本当に全員だ。
だってみんな左右から抜いていくんだもん。

筆者がほぼ毎日二輪や四輪に乗っているにもかかわらず
ゴールド免許なのはこうした理由からである。

そんな百之介左衛門号スーダラモンスター四
M400最終日。









2009/12/01

(No.960): 感謝の潮流


先日のドカ屋にてM696+試乗に続き
取り敢えず作ってもらった見積書の
有効期限一杯までふわふわと想いを
巡らせようと大便を我慢する心持で
シゴトに励んでいたが、
突如、得体の知れない力に動かされ
ケイタイ電話の電話帳から
ドカ屋さん担当営業さんの番号を押し
担当営業さんが出るや否や、
「ひとつ確認させて下さいッ
M400にはETCが付いているのですが
これをM696+へ移植することは
果たして出来ますでしょうかッ」
と絶叫すると、
「もちろん、サービスで移植致します」
との返答を聞くか聞かぬかの刹那、
「買ーいーます」と歌うように言った後
ケイタイを空高く放り投げたのが昨日。

その際の諸々のやり取りの結果
M400、つまり
百之介左衛門号スーダラモンスター四
は今週の土曜に目出度く奉納する運びとなった。
正式な調印はまだしていないが
いつもながらこの流れるような事の運びが
我ながら粋だ。

突然振って沸いた話であるが
急に、あと数日で
百之介左衛門号スーダラモンスター四を
里子に出すことになったのだ。
しかも明日の最終搭乗をもって
終了ということにする。

Monster400はDUCATIの面白さが詰まった
入門マシンの枠には収まらない魅力がある。
ありがとう。








2009/11/30

(No.959): 本筋の元締め


予てから何度も拙コラムに登場したであろう
そのラーメン屋の流れ。
すなわち、永福町 大勝軒
その正当なる血筋を受け継ぐ数店の暖簾わけ大勝軒。

筆者齢四十六年をしてラーメンという食べ物の
頂点に君臨するその味。
好き嫌いが如実に現れるから、なおさら、
私は言い募りたい。

と、何十年も声を張り上げていたのだが、
その頂点を凌駕するラーメンに出会った。

その店の存在はもう、それこそ大勝軒に通い始めた頃
28年ほど前から知っていた。
行きたいと思っていたのだが、今回それがようやく叶った。

しかし、考えてみれば尤もな事なのかもしれない。
その永福町大勝軒を凌駕する店とは
そも永福町大勝軒の本筋ともいえる店であるからだ。
元締めといっても過言ではなかろう。

その名も「草むら」である。


大きな地図で見る



永福町 大勝軒のサイトをご覧頂ければ
お分かりのことだろう。その店主の名前を見て欲しい。
「草むら」は永福町大勝軒の前の道(井の頭通りではなく
方南通りへ向かう一方通行の道)を
方南通りへ出ると、目の前の交差点の角に存している。

見かけは、普通の街の中華料理屋の佇まいである。
実際、メニューを見ると
ラーメン以外では、餃子、野菜炒め、
カレーライスなどの庶民のメニューが並ぶ。

ワンタンメンと餃子を食べる。

大雑把に言うと永福町大勝軒と同じである。
麺の量が「普通盛り」というだけで
味はもとより出来栄えの全てが同じだ。
この季節では定番の「柚子の皮」もちゃんと入っている。

正しく永福町大勝軒の源流を見た。
冷静に鑑みれば、確かに、永福町大勝軒のスープの
方が洗練されており、且つきめ細やかな印象がある。
しかし、「草むら」はそこへ行き着く過程の
荒々しさを持っており、この粗暴さが
実は元締めとしての誇りでもあるのだ。

ちなみに、餃子も逸品であった。
デカイ。そして具のニラと肉の加減が
これまた荒々しくて昭和の味だった。
酢は多めにつけていきたい。

永福町大勝軒と同じで麺の量が普通。
この取り合わせは著しくナイスである。

筆者、現在までのラーメン店順位は
以下の通り。

1位「草むら」
2位「永福町大勝軒とその暖簾わけ店」
3位「江ぐち」










2009/11/29

(No.958): 新戦闘機の印象


もう、いてもたってもいられず、
お願いですから僕に乗らせてくださいッ
とケイタイで電話し、そのケイタイを放り投げながら
ドカ屋さんを訪なう。

M696の試乗。

専門誌も買い、M696コミュにも入り、
数多電網からためになるお話を聞き、
満を持して試乗の人となる。

用意して頂いた赤いM696はハンドルから
何から全てノーマルのもの。
以下、筆者的ワンウェイなインプレッション。


乗る前の第一印象。
ハンドルバーの幅のなんと広いことか。



買われたお客さんの8割は
アップ+ショートハンドルに替えられます
とのこと。

試乗コースは、その昔それこそM400の
試乗をした時と同じだったので
説明もそこそこにさっそく乗車を開始する。

先ず、跨った印象。
M400と変わらない。へたすりゃ、M400よりも
小ぶりな感じすらする。
足つきは両足が着く。べったりではないが
ほぼしっかりと着ける感じ。
筆者の身長は169cmである。
シート高さ770mm。

そして、軽い。
乾燥重量161kg。
筆者の乗っているM400が169kgなので、
なんと普通二輪よりも軽い。


エンジン音。
すごくいい音。純正マフラーだが
この低音はM400にはない帯域だ。
デスモ音の機械音とのハーモニーがとてもいい。
変にうるさくない。



クラッチは湿式。
APTCクラッチ。
ドカ屋営業さんにちょっと遠いですと
言われたが、全然気にならなかった。
むしろつながり方も含めて筆者の嗜好と
バッチり合う。

走って、驚いた。
も、ものすごい加速だ。
これが、大型バイクというものなのか。
冗談抜きでM400とは雲泥の差だ。
700cc未満であり、教習所のCB750よりも
小さい排気量なんだけど、馬力は80HPある。
明らかに教習所CB750よりはパワーがある。
アクセルのレスポンスも申し分ない。
瞬発力もある。



M1100なんて、尋常ではないだろう。
街中ではスロットル開けられないだろう。
ドカ屋営業さんも大排気量はストレスが
溜まりますと言っていたのもうなずける。
696ccでさえ、あの加速感なのだから。

こんな加速ができる大型バイクが
初めてのバイクという人は、
400ccとの違いを是非体感して欲しいと思う。
全く別な乗り物だ。


さて、インプレの続き。
モンスターのクセである例のエンジンブレーキも
M400で慣れているのでさほど気にならなかった。
だいぶ改善されているようだが、
それでもやはりエンブレはものすごかった。

そして、気になった点。
やはりハンドルの幅が広すぎる。
その所為もあるが、些か前傾姿勢である。
いや、前傾姿勢自体は、むしろ歓迎する。
ハンドル幅が広いのだけはイマイチ。
交換必須だろう。

メーターに視認性もまずまず。
オールデジタルなのだが
慣れれば見やすそうだ。

最後にシート。
前傾姿勢というライポジにも関係して
タンク側のほうへずりずりとすべってしまう。
シートが滑りやすいのだろうか。
これは少々改善が必要かもしれない。


試乗後、見積もりを作ってもらう。
ドカ屋さんの事情もあったのだが
これが、最終的にはやばいくらいの
金額になってしまって、
あぶなく即決しそうになった。



つくづく、
百之介左衛門号スーダラモンスター四
(M400ね)をこのドカ屋でメンテナンスしていて
良かったと思った。
M400の下取り価格が、尋常ではなかったのだ。
車検1回済み、3年落ち、且つ走行20,000kmオーバー
にもかかわらず、驚愕の○5万円で取るという。
さらに、諸経費も全てタダ。
ハンドル交換もミラー交換も含めて
見積書で提示された金額は
国産大型750cc未満よりも安い金額だった。
へたすりゃ、400ccクラスと同じ帯域だ。


DUCATIは高いというイメージがあり、
実際HP上の価格は、輸入車メーカーの相場で
最低でも100万ちょっと切るくらい
という価格帯からだと思うが
実際の購入価格は、けっしてそうではないと思う。

DUCATIに興味がある方は、ドゥカティストアの営業さんに
直接交渉して見積もりを取ることをお勧めする。
おそらく思った以上に勉強してくれると思う。
筆者が特別なわけはないので。




何れにしても、今週は検討中。

2009/11/28

(No.957): 夜のdewey


deweyのスタジオ練習、代々木、20時。
今回はBスタで、12畳ほどの部屋。
広い。
音の回りも少なく、いい塩梅だ。
さらに、ドラムセットも何故か
叩きやすい。
今までの狭いAスタと同じPearlなのに。
今度からBスタにしよう。
そうしましょう。
と言い合う。

新曲も目白押し。
今回、筆者が持っていった曲。
既成楽曲のカバーだが、個人的には
なかなかテクノマニア的な選曲だと思う。
3ピース(シンセ+ベース+ドラム)で
できるかと思ったが意外とイケそうな予感。

だいぶ曲も集まってきたが
まだまだ人前で演奏できる代物ではない。
と思う。
練習間隔が長いので
前回のことを忘れてしまうのだ。
そして来年こそライブを。








2009/11/27

(No.956): 連続の様子


FIAT Panda100HPの12ヶ月点検の予約を
入れた日の二日後、走行距離22,000km弱の
DUCATI Monster400のバッテリー残量が
少々心配になってきたので、
近々にドカ屋で交換したいものの
そのついでにM696の試乗を是非とも
執り行いたいものだと思った翌日、
明日はdeweyじゃないかdeweyのスタジオじゃないか
とドラム基礎練やりつつ新曲の構成を
覚えなければと思いつつ、
基礎練も構成も全然まったくやる気も起きないので
すわモンハンッモンハンッモンハンはやるぞッと
隣近所に聞こえるほどの大声で叫んだ日。

2009/11/26

(No.955): 朝の凡例


旧友Nを見つけるのは簡単だ。
ブルースウイリス然とした頭髪のみを
探せばいい。
朝、会う。

大型二輪とったよ。
買うのか。
ああ買うな。
100万はかかるか。
かかるな。
大型だとそれくらいはかかる。
もれなく。
家の外壁工事に200万といわれた。
高いな。
バイク買った方がいいわ。
間違いないな。
ぼろぼろになるまで何もしない。
古民家にするのか。
ぼろぼろになったらホーロー看板を貼る。
そいつは楽しみだ。









2009/11/25

(No.954): 晦日の儀式


マジョリティの嗜好がちっとも把握できない。
いよいよ発表、今年の紅白歌合戦の出演者。
ぜんぜん、興味がない。

誰が出て誰が出なかったとかどうでもいい。
だいたい、合戦なのに、合戦じゃない。
次のフジロックに誰れそれが出るッ
という話とは雲泥の差だ。
もっとも、こっちも興味ない人には
目くそ鼻くそという塩梅だろう。
愉快だ。

話を戻して、紅白歌合戦は
番組自体は全然興味はないが
ある意味日本の風物詩であることは
否定はしない。
ただし冠には「とほほ」を付けること。


1987年の12月31日、23時10分頃、
当時ICONOMIXというユニットを組んでいた
ヤマタシンイチという男と筆者は
渋谷のNHK前の代々木公園に
発電機を持ち込んでキーボード2台で
爆音変態テクノを演奏し、
アンチコーハクッアンチコーハクッと叫んで
警察官数名に止められた。
(実話)

2009/11/24

(No.953): 自作の鞴


さて、筆者の好きな星人をあげるとすれば
次の3星人だろう。


ケムール人[ウルトラQ]





















バルタン星人[ウルトラマン]

















ダダ[ウルトラマン]



何れも、天才・成田亨氏によるデザインである。
無駄のない生物学的な線と
1960年代の匂いのする造型と
エモイワレヌ佇まいが、なんとも素晴らしい。

特に、ケムール人の容姿といったら
唯一無二である。
筆者は幼稚園の頃は、
真剣にケムール人になりたいと願っていた。





怪獣図鑑に載っていたケムール人製作記事。
懐かしい。ネット回遊で見つけた。
ほんと懐かしい。何の図鑑だったか忘れたけど
この記事は、覚えている。
作りたかった覚えがある。













是非、この格好で会社へ行きたい。

2009/11/23

(No.952): 驚異の付録


大人の科学マガジン
「シンセサイザークロニクル」を頂く。
















テクノミュージシャン読本とでも言うような
完璧なまでの筆者嗜好ど真ん中の本と、
付録はもちろん、本物のシンセサイザーという
マニア垂涎の内容となっている。
たぶん、もう売ってないだろうと思う。

本の内容がすごい。
あまりにもすごいので何から書いていいのか
わからなくなってしまうほど
すごい内容だ。

数多テクノ系と呼ばれる類の主だった事象は
ほぼ網羅されているのではないだろうか。
特にYMO関係の記事が永久保存版だ。
細野御大のインタビューもいいのだが
筆者が一番感動したのは
ソリッドステートサバイヴァーで使用した
本物のマルチトラックシートが掲載されていることである。
すごい資料だ。
しかもその裏面には、1980年武道館ライブ時の
セッティング図まで掲載されている。

付録シンセも粋。
鍵盤はなく、リボンコントローラのみ。
でもちゃんとVCO、VCF、ENV、VCAの
アナログシンセのモジュールが実装されている。

組み立て式だが、ハンダ付けなどはなく
ネジ組み立てのみ。
誰でも作れる。

deweyかstereogimmikで。

2009/11/22

(No.951): 先鋒の比較


本屋でモンスター本を買う。
モンスターといってもモンハンではない。
DUCATI Monsterだ。

今年の8月に出た本らしく
全編Monsterのみ。
大きさは雑誌サイズ。
M1100がお目見えのタイミングであり
内容はM1100、M696がメインの
カスタム記事やパーツ紹介も豊富。

一字一句目を皿のようにして読む。
見る。
今までと違うのは、受けて側は
真にリアリティに満ちている
ということだ。値段を除いては。


ところで、Monsterは積載能力が
全くないことはM400をして
十二分に把握している。
なので筆者M400にはデグナー社の
サイドバッグを取り付けている。
これが非常に重宝している。

ところが、新Monsterは
マフラーの位置がかなり上にあるため
このサイドバッグが付けられない。
そこで、DUCATI Performanceから出ている
いわゆる純正品があるというので調べてみる。















この格好はちょっといただけない。
ツーリング時なら百歩譲ろうとは思うが
日々の通勤など常時体制となると
いささか腰が引ける。

次回はこのようなシートバッグ系だろうか。




















次回?

2009/11/21

(No.950): 独断のシークエンス


なんという奇怪な話だろう。
なんという無意味な複雑さだろう。
あまりにも難解、混沌としているので
ぶっちゃけストレートにそのシーケンスをなぞる。


先ずは、唐突に「天地開闢」というものから
全ては始まる。
性別の存在しない、抽象的な三柱の神
(造化の三神)というものが誕生する。

暫くして同じく性別のない二柱の神が生まれる。
その後、今度は男女の性別を有した
五組の神々が生まれる。
上述の二柱+五組の神々を総称して
神世七代と呼ぶ。

この五組の最後に位置する神に
あの「イザナギ」と「イザナミ」が存している。
この二人が海をぐるぐるぐるーんと
かきまわして日本を作る。

ところが「イザナミ」は火の神を生んだ時の火傷が
元で死んでしまう。
「イザナギ」は「イザナミ」を慕って黄泉の国へ行くが
腐敗し鬼化した「イザナミ」に恐れをなし
現世との出入口を岩で塞いでしまう。
黄泉の国の汚れを清めるために、様々な神々を生む。
最後に、「アマテラス」「ツクヨミ」「スサノウ」の
三貴子を生む。

生むって、イザナギは男なのにと思うかもしれないが
そこは、なんでもありのワンダーワールドなんである。
左目からアマテラス、右目からツクヨミ
そして鼻からスサノウが生まれた。
というのだ。

そして「イザナギ」は
「アマテラス」を太陽神として高天原へ
「ツクヨミ」を月或いは暦の神として夜を
「スサノウ」は海を治めるように言うが
「スサノウ」はそれに従わず、その結果追放される。

追放された、「スサノウ」は一時、
高天原へ移るものの、粗暴の理由で
地上へ落とされる。
落ちてきた場所は、日本の出雲地方であり、
そこでヤマタノオロチを退治したことで
出雲を治めることになる。
その後、オオクニヌシノミコトが生まれる。
オオクニヌシノミコトはスサノウの息子、
或いは6世代後の子孫など諸説ある。

オオクニヌシノミコトは
出雲大社に代表される最古の社で
現在でも祀られている。
東京府中にある大國魂神社も同様。



さて、高天原のアマテラス系であるが
「葦原中国を統治するべきなのは
アマテラスの子孫であーる」
という凄まじく自己中発言で
子孫を野に下らせるのである。

ちなみに葦原中国というのは
「あしはらのなかつくに」と呼称した
日本そのもののこと。
この時は既にスサノウ系は日本を統治していた。


以後
アマテラス系を天つ神、
スサノウ系を国つ神と呼称する。

既に国つ神が統治しているにもかかわらず
のこのことやってきた天つ神であるが
普通に考えると、何も起こらないはずはない。

それがどういうわけか、歴史的観測では
「国譲り」という素敵ワードで丸く収めている。
国つ神系が天つ神系に国を譲ったというのだ。

その時の物言いが凄い。
「もう、わしらぜーんぶ、天つ神さんたちに
従いますわ、マジで、そのかわり、
住むところと、大きな家を建ててちょんまげ」
と言ったそうだ。

どう考えても不自然だ。

まぁどうあれ、国つ神系は敗れ、
天つ神系が天孫降臨し、日本を占領統治したのである。
ちなみに、ご存知のように皇室は
天つ神系の子孫である。


この21世紀の世にあっても
神社の系列には国つ神系と天つ神系があり
なんとなく対立しているのだという。
神話の世界だけならいざ知らず
現実の世界でもそのポリシーが脈々と
受け継がれているということが
まるで小説のようで大変興味深い。









2009/11/20

(No.949): 定例狩りの礎


19時、MH部定例狩り。代々木某喫茶店。
本日は4名参加。
もはやこの喫茶店の店員のお姉さんに
顔を覚えられただろう。

またこいつら来た、と。

2009/11/19

(No.948): 樹立の作法


ある意味、一気に現実味を帯びた。
すなわち、今までは
嗚呼、凝視したところで別に乗れないし
と半ば、他人のごとく振舞っていた
400cc超の二輪だった。
実は今でも、無意識にそう感じていたのだが
そうだ、もうその垣根はなくなったのだ
そうだ、もうその気になればなんだって許されるのだ。
そうだ、リアリティそのものなのだ。
と気付く度にほっとする。

試乗会にだって、今までのように
大型二輪の試乗で講習を受けなくても
そのまま素で乗ることが出来るのだ。

すごい、すごいぞ。
よく考えたら、素晴らしいことじゃないか。

普通二輪→大型二輪というシーケンスは
思っていた以上に素敵な開放感を味わえることがわかった。
しかし、一度も普通二輪で過ごさずに
一気に大型まで取ってしまった人々は
この開放感はけっして味わえないだろう。

筆者の場合、約4年、
そう、たったの4年足らずではあるが、
この4年間で約33,000kmを250ccと
400ccの二輪で過ごした。
その過程がさらなる充実感と開放感を与えるのだ。

ましてや、検定試験の検定コースや波状路や
スラローム、一本橋などを思い出すと
本当に合格してよかったと思う。
二度とごめんだ、とまでは行かないが
もう一度走っても、受かる自信はない。
テクニックとメンタルの両立が沸点を超えた時のみ、
70点以上の走りが可能のような気がするからだ。


1年も経つとこの感動も薄くなるだろう。
こうして記録することもまた
初心を忘れないための一つの作法である。

2009/11/18

(No.947): 免許書き換えの儀


昼モンハンを終わらせて
百之介左衛門号スーダラモンスター四を駆り
府中運転免許試験場を訪なう。

免許証の書き換えのためだ。
大自ニマークを入れてもらうためだ。

運転免許証の書き換えというのは
土曜日曜はやっていないのだという。
だが更新はやっている。
書き換えというのは、警察用語で「併記」
と呼ばれるらしく、所謂既存免許の事項に
運転資格を追記するというものだ。
これは、更新とは違い、
新たに免許を与える、加える
という観点からの相違らしい。

受付で書き換えなんですがと告げると
おばさんロボットはてきぱきと指示をくれる。
今の免許証を見せろ、卒業証明書を見せろ、
申請書のここに記入したらここに写真を貼り、
○番窓口で収入印紙を買い、
○番へ持って行けッこの襟足禿げ野郎がッ
と案内される。

収入印紙を貼ったあと、さてと、次は何番に
行くんでしたっけ、と、案の定忘れる。

受付の上の掲示板に種別毎のフローチャートが書かれてある。
それを見る。
次は目の検査だ。たぶん。

著しく横柄な係りのおじさんに
ゾンザイな目の検査を受ける。
その後、IC免許用の暗証番号というものを
専用端末を使って二種類入力する。
その時、番号が印字されたレシートが出てくる。

その後、併記の学科免除受付窓口で申請書などを提出。
5分ほど待つ。
呼ばれて、窓口に行くと次は写真撮影をしろと。
ここまでで、さきほどのパスワードはまだ出てこない。
一体どこででてくるのだ。

写真撮影のおじさんが、何の免許が追加になったの
と聞いてきたので、大型二輪ですと答える。
じゃー400ccに乗れるようになるんだ
あーいえいえ、今が400ccなんです。
とマジメに答える。
ここのおっさん達警察の人じゃないのか。
職員全員、警察の制服を着ているが。

新免許証は約1時間後に出来るとのこと。

交付場所の離れの建物に移動し
そこでモンハンをやりながら待つ。

まるで魚河岸のように威勢のいいおじさんが
拡声器(というかPA)で免許交付者の名前を叫ぶ。
出来上がってきた免許証の受け渡しを
行うのだが、このおっさんが仕切っている。

どうやら、くだんのパスワードは
本籍を確認する時に、専用端末機で使用するらしい。
免許証を渡されたら、各自専用端末機で確認する。

新免許証を見ると、
四輪の免許呼称も「中型」というものに
変わっている。8tまでなんだ。へー。

二輪は普通二輪と大型二輪、それぞれにフラグが立っている。
普通二輪と大型二輪は別免許だから。
昔のように「限定を解除」するわけではないのだ。

これで、晴れて大型二輪免許が付与された。
これだ。


2009/11/17

(No.946): くだらなさの発見


いまひとつ、その効能が理解できない。
いまひとつ、取り巻く関係性が理解できない。
いまひとつ、面白さ新しさが発見できない。

twitter。

人のつぶやいた文言でいったい
何をしようというのだろう。
そもそもそんな、マメに書いている暇などない。
意味わからん。


twitterに登録し使ってみるまではそう思っていた。
しかし、数日間使って感じたことは
何か今までにない「変な新しさ」を感じる
ということだ。
「変」とは、これは何だろう。

リアルタイムという要素が。
その同一時間軸上に共有するという要素が。
ブログがバッチ処理ならtwitterはオンライン処理。
そんな図式がぼんやりと浮かぶ。

それと、もう一つ気付いたことがある。
「意味のないくだらなさ」という価値観だ。
何のメリットもない、人のつぶやきを
ただただ累積してゆくだけのプラットフォーム。
何の社会的価値もない。

という
くだらなさという中にくだらなさが
蓄積され、そのあまりのくだらなさで
新たな意味と価値が生まれる瞬間が
あちらこちらに散在している。

従って、毎日意味のない、
このようなくだらないコラムを書いている輩には
それはそれで都合の良いプラットフォームなのである。
嗚呼くだらない。









2009/11/16

(No.945): 論調と叱咤


さて、一夜明けて出勤。

昨日の大型二輪検定試験という稀に見る
異次元な非日常な事柄など
おくびにも出さず、何もなかったを装って
フツーにシゴトに励む一日であり、
総括するなら
バイク乗りなどマイノリティであり、
大型二輪の免許など取る人どころか
オートバイに興味のある人など
めったにお目にかからないという現実において
そも大型二輪の検定試験を受けるという経験を
その人の人生の中で、その人の一生の中で、
あるのかないのかと問えば
「ない」派が圧倒的多数であることを
鑑みれば、筆者の体験は
なんと充実した
なんとありがたい
なんと貴重な
体験だったのだろうとさえ思い
この稀有な体験を持ってすれば
ほとんどの苦難など屁を希釈するが如き
立ち居振る舞いであり、
明日の会議では社長から
そんなことも覚えていないのかッ
この襟足禿げがッ
と看破されることを楽しみに待つ。








2009/11/15

(No.944): 大型二輪・卒業検定試験の巻


昨日までの雨曇天とはうらはらに
すっきりと澄み渡る青空。
午後12時。
気温21度。
北北東の風、風速2m。
これほど、検定試験にぴったりの日和が
あるだろうか。いや、ないだろう。

当日の自由練習は予約が一杯で取れなかったので
最後の乗車は昨日だった。
できれば当日に走って感覚を馴染ませたかったが
そうもいかない。

普通二輪の時のことが走馬灯の様に蘇りつつ、
11:30、自動二輪卒業検定を受ける方は
5番窓口前までお集まり下さい
というアナウンスが流れる。

ぞろぞろと集まったのが
15人ほどいただろうか、ものすごい数だ。
検定は大型も普通も同時に行われる。
以前の普通二輪の時は、一旦2Fの教室へ案内されたのだが
今日は、いきなり、コース内発着点の傍の
検定用控え掘っ立て小屋へ案内される。

その小屋の中で検定試験のダンドリや注意事項など
諸々を20分ほど聞く。
コースの発表。
普通二輪も大型二輪もNo1コースだった。
今更ながらに、さぁ、覚えるぞ。
と、渡されたコース図を血まなこでなぞる。

3名から4名に別れ、計4台のオートバイで行った。
大型2台、普通2台だったと思う。
筆者の班では出走順は筆者は1番目だった。

プロテクタ着けたり、あたふたしているうちに
始まってしまった。

本番一発勝負。
もう、どこへも逃げられないのだ。
と、緊張ももちろんするのだが
始まってしまうと、意外と落ち着くもので
言ってみれば淡々とこなすという感じだった。

コースはNo1コース。昨日の自由練習で
しっかりと道順を間違ったコースだ。
検定員が後ろから着いて来て
自分の一挙手一投足を審査する。
と、気にならなければ、いつもの走りをするだけだ。
己のマインドコントロールも重要なファクタだ。

確認と、目視、ウインカ、左折の小回り
諸々が次から次へと矢継ぎ早に襲いかかる。
教習所のコース走行とは、
ヴァーチャルな極度安全運転技法の実践の場である。

コース走行は、つつがなく進み
いよいよ課題コースへ移る。

スラロームは、思いのほか低速で進入してしまい
抜けるまで時間がかかりすぎた印象。
急制動は問題なかった。
波状路は、立ち姿勢がぐらつきアクセルワークが
テキトーになった。
一本橋は、自分でも驚くほどの高速で突き進んだ。

発着点に戻って、ウインカ消し、ニュートラル、
エンジン切って、後方確認後、降車。
スタンドかけておしまい。


終了後、本館の待合所でしばし待機。
コース走行は、けっこううまく走れたのではないか
しかし、スラロームと一本橋のタイムがけっこう
やばいかもしれない。
減点が30点以上だと不合格だ。
なんとか30点未満で、お願いッと祈っていると
結果発表のアナウンスが流れる。


結果は合格。

検定員のお話し。
「コース走行は確認もしっかりできていました。
ただ左折の小回りがちょっと大回りになってましたね。
で、減点があったのは課題コースです。
波状路は5秒切ってました。
スラロームは遅すぎます。」

という評価だった。

その後、卒業証明書や検定合格通知書などを
交付されて、全て終了。
大型二輪教習は、これにて完了である。
いや、正確には、免許証の書き換えの儀が
残されている。
これは平日しかできないので後。



最後に、波状路走行について。
波状路簡単だよという話はよく耳にするのだが
本物の波状路走行が出来る人はあまりいないと思う。
ただ、立ち姿勢で走ればいいというものではなく
アクセルワークのタイミングの意味と
バランスの取り方、そも波状路走行の目的を
認識していなければ、
それは、ただ、立ったまま走るだけに
過ぎないのだ。


とにもかくにも
こ、これで、全てのオートバイの諸々が
そのどれをとってもリアリティをもって
携われるという事になった。
大型二輪免許はオートバイ免許の最高免許である。
これ以上の免許はない。
従って、それ相応の技量と適正とマナーを
自覚しなければならない。