2009/10/31

(No.928): deweyカラオケ


deweyスタジオ練習。
4時間。
一ヶ月ぶり。

今回も新たにオリジナル新曲を2曲追加。
だんだんとレパートリーが増えてきた。
まだライブが決まっていないので
全然信憑性はないが、
持ち時間30分という枠の中では
存分に足りるような塩梅になってきた。
4時間叩きっぱなし。

さておき覚えなければ。


スタジオ後、カラオケ。
平さんはもともとボーカリストな人なのでうまい。
keiさんもハモリを入れられるほどうまい。
もちろん筆者は変な歌い方をして茶を濁す。

keiさんも平沢ファンということで
自分以外で平沢曲をカラオケで歌った人を
筆者ははじめてみた。


後、
当然、ノドはガラガラである。









2009/10/30

(No.927): 大型二輪・2段階3時間目の巻


14時30分、目の前のデスクトップPCを
前席の後輩に投げつけながら
百之介左衛門号スーダラモンスター四を駆り、
教習所を訪なう。

午後半休。

本日はシミュレーターによる危険予測教習。
いつものように原簿を出し配車券を出し
二輪待合所にて待つ。

1段階用小コースには3台の普通二輪が教習を受けていた。
なにげなく眺めていたら、一本橋に乗れずに
立ち往生している教習生がいる。
けっして珍しいことではないが、よく見ると
その人はお爺さんだった。

どこをどう見ても70歳以上である。
いや、へたすれば80歳近くないか。
いやそれはあるまい。
小柄でお猿さんのようなおじいさんだ。
バイクに跨った足もつんつんで
地面に足が着いていない。

他の教習生は自分の孫くらいの年齢だろう。
指導員がかかりきりで指導していた。
一本橋に乗れないので、橋の横をゆっくり走って
練習をしていた。
それもうまく走れない。
アクセルとクラッチの操作が
いまひとつわかっていないような感じだった。

思わず、がんばれーと応援した。
そのお齢で新たな事に挑戦する姿勢は尊敬に値する。



さて、シミュレーターである。
今回は大学生くらいの青年と二人だった。

指導員がまず、バイク談義をはじめる。
あっはっはっはと談笑する。
富士五湖道路でマイナス1度の中を走った時は
ほんとうヤバかったです。
バイクに付けた温度計はマイナス12度になってましたよ。
もう御殿場の街でがたがた震えちゃって。
バイク最高です。
試乗会とか、沢山行った方がいいですよ。
いろんなバイクに乗ってください。
あっはっはっはと談笑する。

で、シミュレーターであるが、今回は高速道路の走行。
危険予測を踏まえて走る。
料金所に入るところから出るところまで。
本線では90km/hほどで走行して下さいと指示。

周りの交通はえげつないほどに私の邪魔をするのだ。
まず、ランプから本線への合流。
案の定、後続のクルマが邪魔をして入れない。
本線でも次々にアンバランスな現象が発生する。

突然前方にハザードのクルマ。
橋の上では強風100m。
コンボイトラックの風圧もすごいぞ。
トンネル内ではいきなり渋滞。
視界数メートルの霧が発生、
突如眼前にはまたもや渋滞のケツ。
落下物が散乱、車線をふさぐ。
これらを全てクリアして無事に高速を降りた。

大学生風青年は、落下物で転倒していた。
話を聞くと、このお兄さんは大型二輪を直接取得するようで
まだバイクで公道を走ったことはないとのこと。
筆者は珍しく指導員に褒められた。
よく周りをみているとのこと。
霧の中とか、落下物とかよくよけられたねと。


次は車間距離のお話。
健康な人間は危険発生時から行動を起こすまで
約1秒かかるのだという。

80km/hで走行時の1秒で進む距離は22m
40km/hで走行時の1秒で進む距離は11m

ブレーキを掛けて、効き始めて止まるまでの距離は
80km/hで54m
40km/hで22m

従って、危険発生からバイクが停止するまでの距離は
80km/hだと22m+54m=76m
40km/hだと11m+22m=33m

だから、車間距離は
これだけ開けろという意味。


危険発生から行動までの時間をシミュレーターで測定する。
何もない一本道を80km/hで走る。
周りは生垣になっている。
突然、前方に大型トラックが横切る。
急制動にて停止。

反応時間は
筆者は0.5秒。
青年も0.6秒だった。


指導員が、この内容は普通二輪でもやったから
経験者はいいタイムになっちゃうんですよねー
何も知らない人だったら1.5秒くらいかかります。
で、衝突します。
とのこと。

シミュレーション教習は終了。
面白かったのであっという間だった。

次は課題コース。スラローム、急制動、波状路、一本橋
である。
そして、もう検定コースがちらつきはじめた。
検定のことも少し説明してもらったが
最近は大型卒業検定の合格率が落ちているとのこと。
クランクとスラロームでのパイロン接触が多い。
あと、一本橋落下も。

このへんをじっくり練習して下さいとのこと。
おふー








2009/10/29

(No.926): 沈殿と飛ぶ


twitter
そんな、年がら年中パソコンに向かっているものか
そんな、つぶやくことなんかありゃしない
とは、上辺の見識であるのだろうか。
実はちょっとしたときに何の変哲もない言葉が
世界中を駆け巡るというこのロジックに
意識の連鎖が波及している。

誰も
見なければ見ないし、
行かなければ行かない。
ただそれだけのことだ。

そこに記述した意味と心意気と思惑は
すんでに世界を周回するが
時間とともに沈殿され、積まれる。

そういう意味も成さない心意気や思惑は
誰の心にも残さないまま、残らないまま
永遠に積まれ続ける。











2009/10/28

(No.925): MTRという原点


deweyで取り上げた筆者旧楽曲。
何回かの練習で、とてもじゃないが
ドラムを叩きながら歌えるもんじゃない。
自分の曲なのにである。

従って、練習後何かうまいことできないものか
とかっぱえびせんを食べながら思案していたら、
遅いBPMでシャッフルビートにしちゃどうかな
と思い立ちメールで提案する。

デモを作るという。
実際、練習当日にこんな塩梅と口伝えしようと
思っていたが、ガソリンを8.4L入れたついでに
デモを録音してみようと思い立つ。

Cubaseを使わずに、BR600にノードリードを挿し、
ヘッドフォンモニタのみで作業する。
思いのほか快適。
昔、4TRのMTRで散々遊んだ日々を思い起こさせる。
実際、このMTRというツールの潔さに惹かれてきた。
Cubaseが愚鈍で複雑な塊に思える。
録音ボタンのみ。
視覚化されないという快感。
耳のみで判断する。
原点。


しかし弾けない。
あろうことか、自分の曲のメロディを耳コピする。
しかしコピーできない。
弾けない。
わからない箇所がある。
もう面倒くさいので、テキトーに弾く。
わざとなのか偶然なのかもうわけがわからない音になる。
リズムもノードリードを使って弾く。
一応ドラマーなのに、もうリズムもメタメタ。

あまりにもひどいので、早速メンバーへ通知する。
デモ作りましたダウンロードできますと。









2009/10/27

(No.924): 関東地区1位


さて、予てから何度も言い募っているように
筆者の一番好きなラーメンは大勝軒である。
もちろん、大勝軒といえば永福町を祖に持つ
あの大勝軒である。東池袋とは関係ない。

その永福町・大勝軒が、
都道府県別うまいラーメン店というサイトで
関東地区、堂々の1位、全国順位3位という
好成績を達成している。

しかし、評判はと言うと決して良くはない。
もう二度と食べないという酷評から
まずくはないが、もういいや
という消極的評価も数多い。

飛び抜けるということは、所詮、
異端児なのだ。

こと大勝軒については
1と0、白と黒、凹と凸、↑と↓の如く
はっきりと、きっちりと
その好き嫌いが分かれるのである。
異端児ゆえの境地である。

それでして、数多あるラーメン店を差し置いて
関東地区1位という記録には
やはり、それだけの理由があるのだろう。

ああ久々に食いたくなってきた。


最後に、
三鷹の「江ぐち」も筆者は好きなのだ
ということを付け加えて筆を置こう。

2009/10/26

(No.923): 月曜21時はBSTBS


吉田類の酒場放浪記である。
2004年からやっていたのを知らなかったのが
悔やまれる。

有名ではないが、一度見たらファンになった
ハマったという人が絶えないと聞く。
mixiのコミュにも入った。

BS-TBSというマイナー路線もさることながら
15分という時間も大正解である。
過去作品を3本、新作を1本の計4本構成で
1時間という放送枠。

吉田類さんの独特な語りというか話し方というか
酒場における人々とのかかわり方というか
それと合間見えて、ナレーターさんの入り方や
間もこの番組の面白さの一つだ。

ただ、酒飲んで飯食って、
店主や他の客と話してるだけの番組なのに
なんで、こんなに面白いのだろう。
なんで、こんなに美味しそうなのだろう。

鹿児島の「とくちゃん」
お土産にもらったおにぎりが、また旨そう


本編に出てきたこのおでん、むちゃくちゃ旨そうだった。

2009/10/25

(No.922): 大型二輪・2段階2時間目の巻


今回も前回と同じメニュー。
すなわち、
前回と同じコース順路に沿った法規走行。

雨。
前回(昨日)も雨だったが今回も雨。
弱雨ですこぶる寒い。
自前のレインウエアで臨む。
教習所用のカッパは自由に着用してよいが、
一応、筆者はヘルメットもグローブも
レインウエアも自前を使用している。


コース順路とウインカ、アンド確認作業は
概ねできていた。
指導員からもその辺は全部できていました
と、お墨付きをもらったが
低速での右左折が大回りや切り込みがみられ
指導された。

とにかく、S字狭路への右折や
クランク狭路への左折時において、
または、見通しの悪い交差点での左折時において
十分に速度を落としたうえで
右折の場合は右側縁石に沿って
左折の場合は左側縁石に沿って
膨らむことなく、綺麗な弧を描いて曲がる。
これが、本当にムツカシイ。

上半身ではなく、下半身でバランスを取り、
体は動かさずに、ハンドルの切れのみで曲がるのだという。
見通しの悪い交差点の左折では、一旦停止した状態から
走り出し直後に、超超低速でクキッと左折する。
この時は、ハンドルを左に目一杯切って曲がる。
アクセルワークとクラッチワークの絶妙な
操作を要求される。

今回は加えて、追い越しと追い越されの実習をする。
これは普通二輪の時にもやった。
最初は、指導員が30km/hで直線を走行中
筆者が40km/hで追い越す。
追い越す際のウインカ、目視確認は必須。
2週目は筆者が追い越される。
その時、右のミラーの視角から消えた時点で
指導員オートバイの位置を後ろを目視し確認する。
追い越す場合と追い越された場合のそれぞれの
位置関係と見え方を学習する。

今回のコマも滞りなく終了。
次回はシミュレータである。


なお、復路、
CB750とM400の違いが如実に感じられる。
M400のハンドルまでの遠いことといったら
CB750のあとに乗るとすごい違和感である。
もちろん感覚はすぐに戻る。
ステップ位置もM400の方が
かなりバックステップなのがわかる。

あと、顕著に異なる部分として
エンジンブレーキの効き具合がある。
CB750は、たとえば2速でアクセルオフでも
低速域で速度を維持できるが、
M400はエンジンブレーキが勝っており
アクセルを開けていかなければ失速してしまう。

教習所を出た直後の
百之介左衛門号スーダラモンスター四
の運転はギクシャク大会である。
よし、その調子だ。

2009/10/24

(No.921): 大型二輪・2段階1時間目の巻


いよいよ2段階。
2段階は事前に教習コースを
暗記しなければならない。
従って、今週は何かにつけ教習コースを
反芻していた。
コース自体は、それほど覚えにくくはない。
むしろ、教習所走り所謂法規走行を
覚えるのが大変だ。
二輪待合所にはコース走行の法規走行
教習用DVDがあり、自由に閲覧が可能である。
これを見て事前に覚える。
レンタルすることも可能だ。

今日の指導員は非常に人当たりのいい
面白い指導員だった。
えーとfopさんはウチで普通二輪取ったんですよね、
何年前に取ったんですか。
4年前です、というと
あーじゃー僕も担当になったことが
あるかもしれませんね
僕のこと覚えてますか
は、はぁなんとなく・・
といったやりとりのあと、

先ずは
四輪コース図を使って今回のコース順路の説明を
バイク車庫内のホワイトボードにて行う。
その後1段階のような細かい指示はされず
バイクに搭乗する。

この四輪コースに出るのは4年振りである。
最初は、外周を2周ほどする。
その後、指導員の後ろに乗って
コース順路を法規走行し、細かい注意点を聞く。
走行ライン、ウインカの出し方、目視、
ブレーキング、速度など。
四輪や他の二輪も走っているので、
交通に注意した走り方を指導される。

指導員と二ケツする際、指導員が
あ、ちょっと湿布臭いですけど
という。
なるほど、少し臭う。

蛇足だが、指導員の後ろに乗る際の作法。
・指導員の肩につかまる。
・指導員の足をがっしりとニーグリップする。
特に、このニーグリップは
おっさんの足にからめなければならないので
あまり良い気持ちはしない。

さて、その後、ソロでコースを3、4週した。
左折が2回連続して続く箇所で、
低速左折があまり出来なくて大回りを
してしまう。
指導員からも左側縁石にくっつけて回る
ようにと指導される。
やはり、ここでも低速バランスがキモだ。
ムツカシイぞ。

あとは、ウインカ出しと、
ミラー確認後→首を回しての目視の
この一連のシーケンスが
もうあちこちに点在している。
バタバタである。

やっかいなことにコースはもう一つあり、
2段階の4時間目あたりから
もう一つのコースになるのである。
こっちはまだ全然覚えていない。
おふー








2009/10/23

(No.920): 過去の光を見ている


一昨日くらいだったか、公道で初めて見た。
DUCATI STREETFIGHTER

ほんの一瞬のことで、対向車すれ違いざまに
はう今のはストリートファイターじゃあるまいか
と既に視界から消えた後に思った次第。

だから、あまりはっきりしていないが
思ったより小さいのだなという印象だった。
排気音も思ったほど大きくなかった。


値段もさることながら筆者はやはり
Monsterシリーズの方が好きだ。
今乗っている二輪もMonsterだからというのも
あると思うが、このネイキッド(裸)を地で行く
ギクシャク感な容姿がオツだ。
当然乗り心地もギクシャクしている。


大型二輪免許を取ると言う事は
取りも直さず、国内で販売されている
全てのオートバイが対象とされ、一気に現実味を帯びる
ということである。
現実的には値段や諸事情の問題があるので
もちろん全てが現実味を帯びるわけではないが
概念としては、正しく全て対象物となる。

この差はいかばかりか。

8400万光年の彼方にある渦巻銀河の光を我々は見ている
ということは、その見ている光は8400万年前の光という
ことであり、その8400万光年彼方の渦巻銀河が、
今、たった今のこの時間にもそこに存在しているとは
必ずしもそうとはいえない。

というくらいの差だ。








2009/10/22

(No.919): 立ち上げの極意


思い立ったらすぐに制作できる環境があるといい。
音楽制作。

昔は、あちこちの電源を入れ、
毎回ケーブルを這わせ
本編に入るまでの準備がずいぶんとかかった。
それでも、若い頃はモチベーションも高く
且つそういう一つ一つの作業も
既に創作活動の一部だと思っていたので
苦もなかった。

ところが、歳をとってからと言うもの
むしろ、ポンポンポンと三つくらいの動作で
全て準備完了となるシステムに憧れるようになった。

なんせ、昔はオープンリールの、しかも
ハーフインチのテープの8トラックMTRだったから
先ずはヘッドの掃除から始まるのだ。
そういえば関係ないけど
入出力にはdbxノイズリダクション装置を接続していた。
思い出したら懐かしい。


本当に、今の環境はまるで魔法だ。
だってMTRなんてものもない。
全部コンピュータで完結している。
楽器までこの中に入っているのだから。

筆者はCubaseを使っているが、
ATARIからAppleMacintoshに移植された直後からの
ユーザーである。
気の遠くなるほどの長さだ。
しかし、それ以前ではハードウエアのシーケンサであり、
シーケンサ自体もなかった時代も長かった。

そんな時代から考えるとまるで夢のようだ。
しかし、冒頭でも記したように
それでも、今はもっと簡便にしたい。
Cubase専用パソコン、オーディオインターフェイス、
ニアフィールドモニタ、MIDIコントローラは
常時接続し、電源を一つポンと入れれば
全てが立ち上がるというのが、現筆者の理想である。


今はこのノートPCを普段のインターネットや
そもこのブログ執筆などに使用しているが、
有事の時はオーディオインターフェイスを差し込んで、
ケーブルを這わせて、モニタをつなげて
Cubaseを立ち上げる。ああ面倒くさい。

今も、mincaシャッフルバージョンが
頭の中に鳴っているので、取りこぼさずに
書き留めておきたいのだが、
そもそもこのブログを書いているため
如何ともし難い。

書き終わった時には
しおしおのぱぁ
である。

2009/10/21

(No.918): 瀟洒な印籠


考え方というものは千差万別。
人それぞれ思いは違うもの
という掟を踏まえつつ、敢えてそのタブーを
言い募ってみる。


たかだか、4年弱普通二輪を乗ったに
過ぎない筆者が言うのも何様かと思うが
今まで全く二輪免許を持たない人が
いきなり大型二輪を取るというこの制度。
いやさ取ることが出来るという制度。
そういう人が多いという事実。

この制度は、
モーターサイクル業界の諸々や
貿易自由化による外国メーカー圧力の諸々や
行政制度の諸々など大人の事情によるものである。


本気で事故やら何やらを防止しようと
思っているのなら、
せめて普通二輪取得後1年以上経たないと
ダメとか、いやいっそ、昔のように
試験場一発のみとか、とにかく、
最高峰資格という権威も地に落ちてしまったような
一部の大型乗りのマナーの悪さには
呆れるばかりである。

とは言うものの普通二輪を何年乗ったって、
マナーなしライダーの意識がすぐに変わるもんじゃなし。
そういう輩はきっと電車内でも平気で携帯電話で大声。
その論旨も至極わかる。

過日会社で
fopさんもビュンビュンぐにゃぐにゃ運転するんですか
だから、バイク乗りはうざい
とまで言われる始末。
いや、あーゆー無謀な輩がいるから
バイク乗りは誤解されるんだよという弁解も
説得力もないまますぐに流される。


「助さん格さん、もういいでしょう」

2009/10/20

(No.917): 嬌艶な松韻


嗜好というものは千差万別。
人それぞれによって好き嫌いは分かれるもの
という掟を踏まえつつ、敢えてそのタブーを
言い募ってみる。

四輪嗜好。
国産、外国産問わず、
白または銀色系、稀に黒で、概ね車高低く
4枚ドアセダンタイプ、マフラー音低音、
太いタイヤ、たまに金色エンブレム、
フロントウインドウもスモーク、
もちろん、オートマチック、
ヘッドライトは青みががった白、
しかし最たるは、ドライバーのべらんめぇ運転、
おまけに、たばこのポイ捨て、のクルマ。

久々に上記に合致した四輪に出くわす。
もう痛すぎる。

その痛すぎる推定価格1000万円のその四輪の後ろから
国産軽自動車が走ってくる。
その両車を並べて、さぁさぁ君はどっちを選ぶかね
と問われれば、10人中8人は1000万円車を選ぶだろう。
だが筆者は間違いなく、2人の中のどちらかだ。










2009/10/19

(No.916): 100HPと遭遇


気が付けば Panda100HPに3週間乗ってない。
ここのところ、大型二輪教習がらみで
ずっとオートバイだったので
100HPに乗ってもいなかったし話題もなかった。

ほっぽらかしても何なので
せめて週末にエンジンを回そう。
エンジンオイルをまんべんなく行き渡らせたい。



先週、金曜日。
シゴトあがり、夜のMH部集会に
代々木駅付近某喫茶店へ向かう。
その喫茶店の店前に停まっているクルマの
後姿にハッとした。
その後ろ姿はしっかりと見覚えがあるではないか。

なんとFIAT Panda100HPではないか。
100HPである。100HP!
色はガンメタ。
驚いた。

オフ会や、100HP同士小ちるさん以外で
公道で100HPに遭遇する確立は
正しく天文学的な値である。

今まで一回だけ、
首都高にて赤い100HPと遭遇したことはある。
今回で2回目だ。

今年になってから100HPの追加輸入があり
多少増えたにしろ、まだまだ
マイノリティのさらにマイノリティであろう。
だから、一般公道で見かけたらそりゃお祭り騒ぎである。
心の中で。









2009/10/18

(No.915): 大型二輪・1段階5時間目の巻


あっという間に、1段階の「みきわめ」である。
「みきわめ」とはその段階が終了するかどうかの
ジャッジが下されるコマである。

それにしても、大型二輪教習は短い。
最短で12時間である。(1段階5時間、2段階7時間)
文字通りあっという間に1段階も最終コマなのだ。
思い起こせば、普通二輪の時は一本橋に苦労し
1時間ダブったし、そもそも全工程でも18時間か、
それくらいあったように思う。
それに比べると、大型二輪教習は短い。

しかし、内容は普通二輪のそれとかわらないため
物凄い濃い密度になっているのである。
それだから、1時間コマが終わるだけで
バケツ一杯分の汗をかき、へとへとに疲弊する。



さて、そんな過酷なスケジュールの中
1段階のみきわめのコマである。
1段階でやってきた内容を全てソツなくクリアできること
詳細な基準は不明だが、概ねそういうことだ。

最初のウォーミングアップ走行時、
外周停止の際のブレーキの掛け方を
フロントだけ使う、リアだけ使う といったやり方で
前後ブレーキの効き具合を覚える。
これも普通二輪の時にやったなぁ
などと思い出しながら走る。

そして、今回の大型二輪教習全般に言えることだが
乗り始めの時は、もうぜんぜん乗れてないのだ。
振り回されるというか、バランスもだめ、
初回一本橋は必ず落ちる、などの醜態。
何故だろう、本当に乗れないのだ。
しかし、S字、スラロームなどのいつものコース走行を
3週ほどするとだんだんとリズムが出てきて
乗れるようになる。
まさにエンジンがかかるまで時間を要するようになった。
年齢の所為だろうか。

一本橋は最初に相変わらず落ちたものの
10秒前後を何回か出し、概ね良好だった
と思う。
坂道発進は問題なく、指導員からもうそこはやらなくていいから
一本橋と坂道通過狭路左折を交互に走ってと言われる。

この坂道通過狭路左折は、前回散々な目にあった
例のムツカシイやつだ。
今回もパイロン倒す、左足着地など
こいつ本当にみきわめなのかよッと
罵声が聞こえるほどの不出来な塩梅。

普通二輪の時も、思ったが
超低速のバランスというものは本当に難しい。
速度を出したオートバイのコントロールも難しいだろうが
超低速でオートバイを自由にコントロールする
という技能は、それよりも高度なテクニックなのではないか
と思う。
何しろ速度がない分、誤魔化しが利かないのだから。


狭路左折時は、2速の半クラで人の歩く速度よりも遅い速度で
せまーい角を直角に左折するのだ。
同じ時間、普通二輪の人たちもここでガッシャンガッシャンと
転倒しまくっていた。
筆者は転倒はしなかったものの、速度がイマイチ速いのと
やはりバランスがあわあわしてしまう。

ブイーンと盛大な轟音を響かせて左足を着く。
指導員に注意される。
目線が近すぎるんだよ、もっと曲がる先を見てッ!
あーあークラッチ切っちゃ止まっちゃうでしょうがッ
ここは半クラ使うんだろうがこの鉄腕ダッシュ水鉄砲合戦がッ
と叱られる。

なるほど、クラッチ切っちゃそりゃ失速するわ。
なるほど、目線を遠くにやるとずいぶんと改善した。
本当にオートバイという乗り物は目線が重要な乗り物である。



で、結局、みきわめは貰えた。
ただし、くだんの狭路左折は要注意と言われた。
何れにしてもあっという間に、1段階が終了。

次は2段階なので四輪も走っている大きなコースへ出ることになる。
走るコースが決まっており、それを事前に覚えなければならい。
指導員は言う。
次回までに必ず覚えてくること。
たまに覚えてこない人がいるけど、教習にならないから。
法規走行なのでウインカの出すタイミングとかあるから
道順を覚えていないとお話にならないから
絶対覚えてく来るようにッ!!

と釘をさされる。

御意とひれ伏し、
さて
コース図コース図。



教習後、疲れ果てて次のコマを見学
(1段階用の小さい二輪専用コース)

2009/10/17

(No.914): 大型二輪・1段階4時間目の巻


連続で教習。
このコマはメニューが多かった。
先ずはAT車、つまりビッグスクーターの体験走行。
外周を走るだけだが止まる時が怖い。
まずもってバランスがとれない。
これは怖い。金輪際乗りたくない。

いつものCB750に戻って、次に、坂道発進。
坂道の途中で止まって、坂道発進する。
リアブレーキだけ踏んで例のアクセルとクラッチで
発進する。
これは普通二輪の時から特に問題は無かった。

次が一本橋に次ぐ鬼門。
坂道通過後に、減速し、2速半クラッチでの
狭路左折である。
これは、普通二輪教習の時からすごく苦手だった。
なにしろ、普通二輪教習時に転倒したのが
後にも先にもこの2速半クラッチでの
狭路左折である。

2速で坂道を通過し、頂上に来たら
アクセルを戻してエンジンブレーキで減速
すぐに前後ブレーキでさらに減速
止まってしまうほどの速度になったら
アクセル一定、半クラッチで
パイロンの立つ狭い路を直角に左折する。
2速ではなく1速にしたいところだが
基本2速でやるとのこと。

足は着くし、内側のパイロンは倒すし
案の定、むちゃくちゃだった。
後半、回るタイミングをちょっと大回りに
してみなさいと指導され
やってみると、なんとか通過できる。
しかし2速半クラッチで曲がるのがなんとも
難しい。
アクセルなんて4000回転くらいで
爆音だしつつやるものだから
外から見ればなにやってるんだという塩梅だろう。

一本橋も数回渡ったが
初回はあっさりと落ちた。

教習終了後、指導員から次は見極めですと言われる。
なんとか通過したようだが、
一本橋落ちたでしょ、あれは何かの冗談ですか
と聞かれた。
いや、あれが本性です。








(No.913): 大型二輪・1段階3時間目の巻


いよいよ一本橋のコマである。
いつものようにウォーミングアップの
ロー発進外周3点停止且つ3速外周周り、後
S字とスラロームを加えた、これまた
前回までのメニューをしばらく走る。

その後、スラローム後に一本橋へコースを変える。
最初に乗った感じは前回よりも違和感はなかった。
リアブレーキをずっと踏んでいたら
筆者担当指導員とは別の指導員に
リアブレーキ踏むなと注意される。
え、リアブレーキ使っちゃだめなんだっけ
と思っていると
ブレーキを使うのではなく
速度が出ている原因をつぶさないと
だめでしょうがッと怒られる。
速度調整はクラッチでやることッ
と、とんとんと左手を叩かれる。
リアブレーキは使っちゃだめなんではなく
使うときはポンと最後に踏むくらいにしなさい。
とのこと。

そういえば、この指導員は覚えている。
4年前の普通二輪の時にもいた人だ。
なぜ覚えているかというと
一番口が悪かった指導員だったからだ。
ちなみに見た目も横山やすし系なので
怖い。

その指導のあとの一本橋。
なるほど意外と安定する。
今回は何故かアクセルの開度を一定にする操作も
出来るようになっていたので
クラッチの調整で速度をコントロールできる。

が、
指導員がタイムを測定し8秒。
大型二輪は10秒。
後半はしぶとくがんばってみてというので
これでもかというほど止まりそうになりながら
あわあわしながら一本橋を渡る。
15秒くらい稼げたのではないかと思うほど
自分ではがんばったつもりだったが
今ので11秒とのこと。

10秒は取り敢えずクリアできたが
うへー、10秒長すぎ。
無理。

それでなくとも内心はバランス調整で
あわあわしていたのに指導員は
バランスはいいですよ、あとはタイムですね
と言う。

そんな、あうー








2009/10/16

(No.912): 箱付きでもらう


朝、駅にて旧友Nに会う。

Nとは小学4、5年からだからもう
35年くらいの付き合いになる。
未だによくつるむ仲間の一人だ。

中学時代もけっこう仲が良かった。
Nはどちらかといえば不良のグループだった。
筆者はNのグループにも属していたし
それとは別に生徒会長なんかがいた良い子グループにも
属していた。
優柔不断な筆者らしい選択だ。

中学を出て高校に進むと学校も違っていたため
しばらくは疎遠になっていた。
ところが偶然にもお互いアマチュア無線の
免許を取っていたことを知り、
それが縁で再び会うようになった。
それ以来、ずっと続いている。

思い起こせば筆者を音楽の道へ向かわせたのもNだった。
忘れもしない1981年、筆者が大学1年の時、
彼が聴かせてくれたスネークマンショーの「急いで口で吸え」
に収録されていたYMOの「磁世紀」を聴いて
音楽に目覚めたのだった。

その後、社会人になっても
Nから発せられる様々なカルチャーに影響された。
その最も大きな偉業は、ホーロー看板や昭和時代企業グッズ
など古物探索を中心としたムーブメントである。
Nとは東北や北関東方面へ随分と探索旅行に
出掛けたものである。

彼は大型二輪免許を持っており、オートバイも3台ほど
所有している。
カワサキのKH500とKH90、あと原付。
全部2サイクル車。

で、ここに来て最近のNの興味は自転車だという。
聞くと、やはりフツーの自転車野郎ではない。
何でも1980年代のパーツを地方都市などで
探して来ては、自分で自転車を組み立てるというのである。



朝、駅にて旧友Nに会う。

そういえばあんた、捨てようと思ってた自転車が
あるんだがいるかね、とNに聞くと
是が非でも、と言うので
では夜に取りにきたまへと応える。

MH部後の22時過ぎ、がちゃんごりゃんとぼろぼろの自転車を
物置から取り出し、Nに渡す。
やあやあありがとう、お礼にこれをあげようと言って
フィアットニューパンダのチョロQを2台もくれた。
もちろん箱付きで。



2009/10/15

(No.911): 或るドラム忌憚


ドラムの新しい練習パターンを考えた。
とはいうものの今までのパターンを
つなぎ合わせたもので何の新しさもないが。
こんなやつ。

大文字=アクセントストローク
小文字=タップストローク
で。

Rlrl Rlrl Rlrl Rlrl
Rlrr Lrll Rlrr Lrll 

これを繰り返す。
なんのことはない
オルタネイトの全く普通の4連譜と
これまた普通のパラディドル。
これを連続してやるだけのパターン。

そして全く逆の、左手始まりのパターンも。
すなわち

Lrlr Lrlr Lrlr Lrlr
Lrll Rlrr Lrll Rlrr

アクセントの位置をずらすというのもいい。
亜種なパターン。

rlRl rlRl rlRl rlRl
Rlrr Lrll Rlrr Lrll 

後半は変わらず、フツーのパラディドル。
ここのアクセント移動はムツカシイので。


で、
Rrllr Llrrl Rrllr Llrrl 

というオープンロールの代表的なものとして
5ストロークがあるが、これがまた、
できない。













2009/10/14

(No.910): リアルタイム映像集 その一


筆者リアルタイム映像集 その一。


仮面の忍者 赤影(金目教編)




ジャイアントロボ




Thunderbirds




快獣ブースカ










2009/10/13

(No.909): 電波使用料納付


筆者は高校一年生の時に無線従事者免許の
国家資格を取得した。
いわゆるアマチュア無線技師の資格である。
ランクは電話級アマチュア無線技師なので
今の言い方ではいえば4級免許であり、
一番簡単に誰でも取れる免許である。

数年間はずいぶんとハマったものだったが
音楽をやりはじめた時分からだんだんと
やらなくなってきた。


無線の免許というものは二つあり、
一つは「人」に与えられる免許、
冒頭でも記した無線従事者免許である。
もう一つは、「設備」に与えられる免許である。
厳密には「設備」ではないが広義に捉えれば
そういうことになる。
つまり、無線従事者が使用する無線機器、
アンテナなどを申請することで与えられる
「無線局免許」である。
これには、「コールサイン」というものが与えられる。

この形式は、アマチュア無線だけではなく
プロの無線でも同じ仕組みである。
テレビ局やラジオ局などで
「JOQR」、とか 「JOCX-TV」などと
たまに呼称しているが、あれがコールサインである。
もちろん、筆者にもコールサインがある。
なお、コールサインは個人情報なので
筆者のコールサインは掲載しない。


人に与えられる無線従事者免許は更新がない。
一回取得すれば一生ものの免許である。
免許証には日本国政府の押し印がされており
国家資格の重みを感じるが、
添付された写真は高校生の時のものなので
今見ると著しく笑える。

ところが、無線局免許は更新がある。
たしか7年だったか。
調べたら筆者は来年更新だった。
これを忘れると失効となり、無線局に与えられた
コールサインが失われてしまう。


ところで、ご存知の方もいると思うが電波には
税金がかかる。
普通の人々は払うことは無いが、
無線局免許を有している場合、年一回に「電波利用料」
という税金を払うのである。
筆者のようなアマチュア無線の場合は
年間たったの300円である。
もう何十年もやっていないが無線局免許は
更新を続けているので電波を使っていなくても
税金はかかる。

その納税のお知らせ通知の中に各種使用料金の一覧があった。
無線局の種類が100種類くらいあり、その一つずつに
年間料金が掲載されている。

最高額を見て驚いた。
364,685,600円。3億6千万円って。
どういう区分なのか見てみると、
放送局で6000MHz以下の周波数でテレビジョン放送で
デジタル信号による送信をするもので、
空中線電力(出力)が10kW以上のもの
だそうである。
他にも、人工衛星局で1億8千万円とか。
業務用はものすごく高い。

テレビ局は電波使用料を年間3億6千万円も払っている。









2009/10/12

(No.908): 今後ガイダンス


これから、おそらく約2ヶ月弱くらいは
大型二輪教習が全ての中心となりそうだ。
対面的に表面上は、「隠す」或いは、
消極的に「あ、そうそう大型通ってるんすよぉ」
と振舞ってはいるが、
実情は大型二輪一色で彩られている。
なんせ一大イベントである。
シゴトにも身が入らない。

最初に指導員も言っていたが大型教習というのは、
普通二輪で既に公道を走っている人に対しては
基本を思い出してもらう機会であり
自己流の変なクセを矯正する機会でもある
とのこと。

代表的なクセ、すなわち、
ブレーキやクラッチレバーに指をかける。
ブレーキやクラッチを二本指や三本指でにぎる。
ギアチェンジ後、左足のつま先がギアペダル下に入りっ放し。
両足で着地する。後方確認しない。ニーグリップしない。
などなど。

それだから、普段からなるべく意識して
その辺は実行してきた。
が、筆者の場合、ブレーキレバーは
三本指でやってしまうクセがある。
しかも、フツーの人差し指・中指・薬指ではなく
中指・薬指・小指の三本である。
親指と人差し指はアクセルを握っている。
つまり岡本リケンのOKサインマークのような形である。

だから、教習中はことさら気をつけるようにしている。
ちゃんと四本指で握るように。
なお、クラッチレバーは常に四本指である。
なぜならDUCATIのクラッチは重いので
三本指だと少々キツイ。
乗り始めた当初からずっと四本指でしか握っていない。
お陰で、クラッチ側は無意識でいることができる。

あと、ギアチェンジ後の足の位置。
これは、実は去年くらいに自分で矯正した。
普通二輪教習時もずいぶんと注意されたクセだった。
公道に出ても気を抜くと、ギアペダル下につま先を
突っ込んだ姿勢になっていた。
ステップの上にちゃんと足を乗せて
つま先は前方やや内側を向くようにする。
こうすることで自然とニーグリップもできるようになるし
なにより転倒時に足をギアペダルの隙間に挟むことがない。


とにもかくにも、これから暫くは
そんな話がちりぽりと続くことは間違いないだろう。








2009/10/10

(No.907): ぢ床屋の享楽


昨日の大型二輪教習での「力み」の所為で
左腕が著しく筋肉痛なので、最近行き始めた
昭和50年代で時間が止まっている近所の床屋を訪なう。

とは言うものの、ブログのネタになるような事象は
一切無く、淡々とした散髪であった。
敢えて付け加えるなら最終パート時の整髪が、
まるで仮面ライダー主演時の
藤岡 弘のような前髪にされたことくらいだろうか。




ところで、
先週の木曜あたりから、ひょっとしてこれは
また来たのかもしれない
と思っていたが、おそらく来始めたような塩梅。
痛てぇ。「痔」だ。
昨年の2月に患い、肛門科を受診したことは記憶に新しい。

あの時頂いた座薬がまだ潤沢に在庫しているので
その薬を使う。
使用期限が2010年なのでまだ大丈夫だ。
しかも、お医者からも
また出たら使ってください。2年くらい持ちますから。
という詔を頂戴している。

風呂上りに、久々に座薬を挿す。
いや、本当に挿すという表現が正しいだろう。
これで数日間様子をみよう。
いやはや大型二輪教習もあるというのに
痔などになっている場合ではない。
返す返す最高だ。








2009/10/09

(No.906): 大型二輪・1段階2時間目の巻


10分の休憩のあと、早速2時間目が始まる。
この時間もさっき一緒だった青年と一緒。

メニューは1時間目に走った
外周→S字狭路→スラローム→外周をエンドレスに
走り続けるメニューをさらに走り続ける。
今回は、メリハリのある走り、アクセルとリアブレーキの
切れを要求される。

一旦降車して、リーンウイズ、リーンイン、リーンアウト
の特徴と使用について図を交えて教えて頂く。
且つ、検定ではスラロームは7秒台で通過なので
リーンアウト姿勢での走行を意識して下さいと説明される。

嗚呼流石に、四十半ばの体(テイ)では
もう何十週したのでしょうかという時分に
朦朧としてくる。
とたんに、ニーグリップがあまくなり
アクセルワークもへっぽこになる。
スラローム後にほぼUターンして外周に戻るのだが
視線をちゃんと行く方向に見ないと大回りをしてしまう。


最後の15分くらいは次の時限の予習ということで
一本橋(平均台)をコースに組み入れる。
スラローム後に一本橋。

4年ぶりの一本橋。
えーこんなに、難しかったっけーー
と、マジで、驚いた。
普通二輪検定試験100点満点だった自負も
この一瞬で木っ端微塵に破綻した。

10回ほど走行し、2回ほど落ちた。
遠くを見て、ニーグリップ、アクセル一定、ハンクラッチ調整
リアブレーキ、
という基本はやっていたと思うが
もう、バランス感覚は皆無に等しい。
何がどう悪いのだろうか。

今回の教習ではあくまでも予習ということで
指導員からの指導は特になく、
だめだったら一本橋乗らなくてもいいですよ
という塩梅だった。

あまりにも不甲斐無い一本橋感覚に
普通のS字狭路やスラロームが変な走りになってしまった。
嗚呼なんと気の小さいことか。


2時間目終了。
緊張もあっただろうが、ひどく疲れた。

百之介左衛門号スーダラモンスター四に
戻ると、タンクを挟んだ感じは
CB750の方が小さいと感じた。
ただ、モンスターのなんとハンドルまで遠いことか
というのが改めてわかった。

上半身、特に左腕が異常なまでに筋肉痛になった。
この「力み」が一本橋の失敗の原因だろう。

ああ、またしてもあの悪夢が再来だ。
克服したと思っていた
「あの感覚」を忘れてしまった。
上半身の力みを取らなくては。

うほほーい

(No.905): 大型二輪・1段階1時間目の巻


そういうわけであとはよろしく
と言い放って会社を後にする。
1週間ぶりの
百之介左衛門号スーダラモンスター四
を駆ってくだんの大型二輪教習所へ
会社を午後半休して訪なう。

一番最初の技能講習なので指定された時間までに
受付を行い、教習ダンドリの説明を受ける。
しかし、筆者は4年前にここの教習所で普通二輪を
取った経験があるため
今回は、以前と比べて変わったところのみを
説明しますとのことだった。
すなわち、
配車券を出す機械の配置が変わりました。
膝、肘プロテクタ以外に胸背中プロテクタを
着けることになりました。
前はゼッケンの色と番号を指導員から指定されていましたが
全てセルフになりましたのでご自分で選んで着けて下さい。
1段階は赤色、2段階は黄色です。
番号は何でもいいです。
というお話だけであった。

以前は事務のお姉さんが二輪待合所まで
案内してくれて細かく教わったのだが
今回は受付窓口で事務のおっさんから口頭のみで聞いただけで
あとは勝手にやってくれという風情。


配車券を2枚だし(今日は2時間受けるので)
うきうきしながら、二輪待合所に行く。


初めて体につけるプロテクタをつけてみたが
案外気にならない。
いわゆる、亀の甲羅みたいなやつ。


1段階1時間目は筆者を含め2名だった。
20代後半くらいの青年と一緒。
案の定、指導員からは最初に問診を受ける。
「fopさん、今、普通二輪は乗ってますか」
「はい乗ってます」
「何に乗ってますか」
「モ、モンスタアよんひゃくです」
「あモンスターね。○○さんは普通二輪乗ってますか?」
「乗ってなかったですが最近SR400を買いました」
「あーそーですかー」

青年はSR400に乗ってるんだほーほー
と思いながら、いよいよ教習が始まる。
教習オートバイはHONDA CB750である。
意外と大きくない。
重さも大して感じない。

普通二輪の時にやった、バイク引き起こしはやらなかった。
先ずは、乗車方法とクラッチの練習。
バイク車庫内を5mくらいをちょろちょろと走るのみ。
10分くらいやって、エンジンを切り
降車して、自らバイクを押して歩いて1段階用外周を回る。

その後、1段階用コースの外周をローだけで回る。
外周の4箇所に停まるポイントがあり、
そこで一旦停止する。
次に停まらずに3速までシフトアップして外周を周り
発着点で停止。
次に、外周→S字狭路→スラローム→外周をエンドレスに
走り続ける。

普通二輪で言うと、既に4時間目か5時間目くらいな感じ。
さすが大型だ。

あっという間に一時間目は終了。

4年ぶりのS字狭路とスラローム。
概ね、大丈夫そう。
しかし、こんな狭いコースでこんな急カーブばっかり
走ってること自体が実際の道にはないよなぁ
と思いながら走っていた。
こんなんだったら、普通にUターンとかできちゃうじゃん。
いつもビビっちゃうけど。

と思った。
CB750、すごい乗りやすい。

2009/10/08

(No.904): 現世七不思議のひとつ


おそらく今日の日本中のブログに600万人は
書いたであろうネタ。

朝、JR国分寺まで行くが案の定中央線は止まっている。
晴れてきたし、しばらく待てば動くだろうと思ったが
どうやら首都圏全域のJRが運休しているとのことで
西武線方面に切り替える。

中央線などでよくある人身や故障などで
たまに振替輸送として西武新宿線を使うことがある。
その場合筆者は、終点の西武新宿駅ではなく
一つ手前の高田馬場駅で降り、山手線という経路をとる。

今日も、そうしようかと思ったが
高田馬場駅のホーム上の様子がおかしい。
さきほど山手線がなんとかかんとかと
車掌アナウンスがあったが聞き取れなかった。
この人の多さや異常な雰囲気は
おそらくまだ動いていないのだろうと思い
そのまま降車せず西武新宿駅まで行く。

JR新宿まで歩く。
首都圏JR全線運転中止ですッ動いていませんッ
たはッたはッ
と、WindowsXP発売時のヨドバシ店員のように
駅員さんがメガホンで叫んでいる。

あきらめて新宿駅から会社まで歩く。
歩ける距離でよかった。


それにしても私鉄はみな動いていたのに
JRだけなんで停まったのだろう。
風速が規定値を越えたため
ということらしいが、各社同じような鉄道技術で
作られている現在の鉄道交通において、
そのような基準というものも、共通項なのでは
ないだろうか。
と思っていたが、どうやら違うらしい。
会社毎の安全基準値というものがあるのだろうか。

現世七不思議のひとつ。










2009/10/07

(No.903): 六行ログの作法


本日は
金曜は午後半休してくだんの大型二輪教習へ
駆け込むために、毎金曜モンハン部定例狩りを
前倒しで木曜日にしようかと算段しつつも
台風18号の行方がどうも塩梅が悪くなりそうだ
との見解にて本日水曜日にモンハン部定例狩りを
いつもの代々木某喫茶店にて実施した日。


六行ログの作法で。









2009/10/06

(No.902): 万象の分類


界、門、亜門、綱、亜綱、目。

(1)
動物界、脊索動物門、脊椎動物亜門、硬骨魚綱、総鰭亜綱、シーラカンス目。

(2)
動物界、節足動物門、三葉虫綱。

(3)
動物界、真正後生動物亜界、旧口動物超門、冠輪動物上門、軟体動物門、
頭足綱、アンモナイト亜綱。

(4)
動物界、脊索動物門、脊椎動物亜門、哺乳綱、霊長目、真猿亜目、狭鼻下目、
ヒト上科、ヒト科、ヒト属、H. sapiens。

(5)
音楽界、ビート門、ユニット亜門、電子デバイス網、テクノ亜網、ボコーダー目。

(6)
音楽界、ビート門、バンド亜門、リアルデバイス上門、電子デバイスⅡ網、ガレージ亜網。






回答

(1)
シーラカンス

(2)
三葉虫

(3)
アンモナイト

(4)
ヒト

(5)
stereogimmik

(6)
dewey






(7)
その絵を買ったスピーノ人の掟によって
たそがれる一葉のサイレン。

2009/10/05

(No.901): 累計80回以上の駄技


ポッケ村の後方、かの訓練所では
主要モンスターの討伐訓練が可能である。

その中でも轟竜ティガレックスを
毒属性の片手剣で討伐する訓練が粋だ。
フィールドに生息している野生のティガレックスよりは
かなり体力が少ないティガレックスであるが
轟竜は轟竜であり、そんじょそこらの竜とはわけが違う。
まして、決められた防具、スキルを装備し、
決められた武器で戦う討伐訓練は
どのハンターでも等しく同じ境遇である。
即ち、訓練所とは正しくハンターの技量そのものが
試される場なのである。

片手剣は、抜刀状態でガードが可能であり、
轟竜の猛突進でも少ないダメージでなんとか跳ね返せる。
しかし、切りつけにおけるモンスターへのダメージは
太刀や大剣に比べると一桁少ない攻撃力しか持たない。
しかも、剣の長さが非常に短いため
息のかかるほどの至近距離からでないと攻撃ができない。
従って、効率良く敵の急所を連続して攻撃する、
且つ敵の攻めをガードと回転により回避する
というコンビネーションが成功のカギとなる。


筆者は1週間、ほぼ毎日、累計80回以上にも及ぶ訓練で
ようやく、へとへとになりながら成功した。


ここに掲載する動画はYOUTUBEで拾ったもの。
神業としか思えない素晴らしい戦いぶりである。
ポイントはティガレックスの咆哮を回転回避により
見事に無力化していることと、そしてなんといっても、
確実に頭部にヒットしている剣さばきのうまさに尽きる。

そして一番の見所といえば
落とし穴復帰後のティガレックスが浮き上がった所に
速やかに大タル爆弾を置き、
ティガレックスが落ちてきたところを
払い剣で爆発させる技法。
感動した。
さらに回復薬をたった1回しか使わないというのも凄すぎる。


それではご覧頂こう。












2009/10/04

(No.900): 大型二輪・入校+適性検査の巻


拙屁糞コラムもいよいよ九百回記念なので
大型二輪を取るべく教習所へ入校する。

思えば2005年の9月に齢四十半にして普通二輪免許取得
のために24年ぶりの教習所に通ったことが
まるで先週のように未だ克明に残像している状態で、
あれから4年、そのままの勢いというには少々時間が
空いてしまったが、エストレヤ、モンスター400と
2台のオートバイを乗り継ぎ、総合計走行距離32,150km
に揚々と達したと満を持して、いわんや、機が熟したを鑑み
おもむろに、しかし速やかに、嘗ての教習所を訪なう。

そして、その2005年版の教習所体験記録はしっかりと
永久保存版として今もって現役であるので
今回もそのように記録する予定。
2005年版普通二輪教習日記


さて、今回は前回(2005年)の入校時のように
適性検査を翌週に持ち越すようなヘマはせず
しっかりと事前に学科時間割をサイトより確認していたので
入校手続きのあと、スムーズに適性検査を受講できた。
これを受けないと実技教習を始めることができない。

待ち時間を利用して、4年前に本当に足しげく通った
懐かしい二輪専用コースの場所を訪れ、教習風景を見学する。
ここは1段階用の二輪専用コースで30mほどの長さしかない
短い外周に、その外周の中にS字、波状路、スラローム、
坂道、一本橋が備え付けられている。

ちょうど普通二輪の最初の技能教習だったらしく
数台のHONDA CB400SFがふらふらとS字とスラロームを
走行していた。
ああ、自分もああだったなと感慨も深い。

大型教習はCB750だが、見た目はほとんど変わらない。
大きさの違いはあまりない。

大型教習の人も混じって走行していたが
あきらかに、大型の人の方が上手だ。
当たり前といえば当たり前。
自分もああありたいものだとは思うものの
せっかく教習所なのだから
この際、ばんばん転倒して行こう。

2009/10/03

(No.899): フニャンの発想


そういうわけでロッテのFIT'SのCM音楽
あれは、狼少年ケンのテーマ曲だよな
と思っていたのだがやはりそうだったとわかった日。









2009/10/02

(No.898): DOEPFERの発想


久々に心底欲しいと思わせる電子楽器デバイスに逢う。

DOEPFER Dark Enegry



筆者も所持しているMS-404という
アナログモノフォニックシンセサイザーの
後継機種とのこと。
1UラックマウントのMS-404とは、見た目は
全く異なるテーブル設置型である。

とにかく、このノブとスイッチの配置といい
側面の木製パネルといい
そして、パッチ型シンセ然としたジャックといい
そのジャックの中にとぼけた顔でAUDIO出力があったり
外部AUDIO入力があったり
もう、CV-GATE変換といい
ケチを付けるところが全く無い。
背面のデザインもこれまた恐ろしく秀逸である。

スイッチのシンプルさはMS-404譲りだとしても
このノブの形状を見てみよう。
なんとマッチしていることか。
これほど、筆者の嗜好に合致している電子楽器デバイスは
四半世紀に一度あるかないかというくらい完璧である。

極論を言ってしまえば
筆者にとって出音など、二の次である。
この存在自体が奇跡だ。

こういう容姿でこういう入出力のある
電子楽器デバイスを待っていた。



おまけ。
DOEPFER OEM KIT SERIES



MIDIコントローラーを自作するためのメイン基盤群。
こんなものを売るなんて、素敵すぎる。
製品紹介を読んで興奮した。
自分の好きなケースに、自分の好きなスイッチやノブを
これまた好きなように配置し、
オリジナルのMIDIコントローラーを製作できるのである。


Dark Enegryといい、このキット群といい
DOEPFER、やはりあなどれないメーカーだ。
とてつもない賛辞を贈りたい。










2009/10/01

(No.897): 無類の反省


過日、スタジオ録音したdeweyの習作曲一編。
BR600の内蔵マイクによる一発録音。

自己の演奏は録音物にすると一目瞭然である。
集約すれば次の通り。

ノド元過ぎれば何とやらを地で行く心持。
すなわち、
あれ、今ちょっとタイミングがズレたかな
と思った刹那既にそのことを忘れている。
過ぎたことは過ぎたこと
どうでもいいや、前を向いて歩こう
へらへーら。
という姿勢なものだから、反省する暇もない。

従って、録音物を一聴すれば
なんだってこのガタピシなドラムは誰なんだいおまいさん
と訊ねられること請け合いの妙技。

ガタピシの原因を探る。
着座姿勢に由来する基本的技能不足ということは
百も承知なのだが
その所為でキックのタイミングが覿面に悪い。
恐らく、64分音符くらい遅れている。
時間のズレがある。
いや、ひょっとすると32分音符ほどの長時間かもしれない。

しかし、スネアの16分オカズにおいては
32分音符程度、突っ込んで叩いている。
キックは遅れ、オカズスネアは走り、
ハイハットもファジーに揺れる。
これがガタピシの由来である。

答えは一つしかない。
すなわち、日々の練習あるのみである。
近道も何もない。
スティックを持て。
メトロノームを聴きながらひたすらに
オルタネイトで叩くのだ。
そういう日々を常としなさい。


今から私は、そう報告してくる。