2011/02/27

(No.1339): 伊車怪物


久々にイタ雑サイトをつらつら回遊していたら
琴線にビンビン触れるアイテムを発見した。



FIAT純正New Panda用monsterロゴエンブレム


忘れてた。
2007年かそこいらへんで
FIATとDUCATIのコラボレーションとして
FIAT Panda Monsterなるモデルが
695台のみ限定販売されていたのだ。
(イタリア本国のみ)
695台はDUCATI M695(日本未導入)に由来している。

このエンブレムはまさにその
FIAT Panda Monsterのそれである。


こんなのを買う人はそうそういないとは思うが
なくならないうちにゲットしておこうと思う。
久々だから直接買いに行くけど。

それにしても、このような
筆者のライフスタイルをそのままカタチどった
アイテムが他にあるだろうか。
と、思ったら居ても立ってもいられなくなってきた。
いますぐ欲しい。
今日仕事じゃなかったら絶対買いに行っていた。
来週行く。
絶対。


筆者Panda100HPの後ろ姿は
ステッカーの貼り過ぎで、ちょっとイタい。
と最近うっすら思うようになってきた。
正しくイタ車だ。笑えない。
ただ闇雲にステッカーだらけにしているのではなく
本人は、至極マジメである。
内訳は以下の通り。

DUCATI メカニカ
ABARTHバッチ
パンダリーノ
パンダジャンキー
フジロック ロゴ
イタリアマーク

といった塩梅だが。

いっそ、全て取り去り
くだんの
Monster エンブレムのみとしようと思う。
いや、DUCATIステッカーは
窓にこそっと貼ってあるのでそのままとしよう。
(あと、ABARTHバッチも うふ)

なんせ、
MonsterはDUCATIMonsterのMonsterだし。
だいたい、筆者はPandaにもM696にも乗ってるんだ。
こんな意気投合した輩はそうそういるまい。

全世界で120人くらいだろう。












2011/02/26

(No.1338): 死灰行進


毎日23:50頃まで働いて
マジで毎日、
しかも毎週のように某県に出張して
長いときは1週間近くも
且つ土曜も日曜もなくて
いくら、シゴトとはいえ、
もはやマトモな人間の生活ではない。

彼らをそういう状況に追い込んだ
理由は何だろう。
それとも、理由などなく
システム開発の仕事とはそういうものなのか。

本当にそう思っているのか。
シゴトだから仕様がない、
タイヘンなのは当たり前だと。
何をガキのようなことを
今更言っているのだと。

終わりはある。
それまで頑張ろう、
そういうことか。

どこの会社も、皆同じようだ。
だから、これが当たり前なのだ。
そういうことにしよう。

灰になるのにそう時間はかからないだろう。
そうなったら、後には何も残っていない。









2011/02/24

(No.1337): 機材横臥


久しぶりに点灯。
燃料残3L警告灯。
六級改号ducatimonster696+
おうちゃんと機能しているじゃないか。
給油すると珍しく12Lも入った。
確かに、だいたい合っている勘定だ。

おそらく、
点灯したのは納車後これで2回目だ。
完璧なり。





以下の2製品が気になる。

Sherman FILTERBANK 2
もはやフィルターの定番であるが
原音がその姿を著しく破壊してしまう
という快感。
そして、倍音が生まれ、重低音から
超高域まで変幻自在。
生活音をINして、変態音響をOUTしたい。



DOEPFER Dark Energy
以前の拙コラムでも記したが
稀に見る秀逸な製品。
何よりルックスにやられる。
そしてパッチ式の入出力を装備しているので
外部オーディオ入力もあり、
フィルターとしても使える。
PVを見てもその存在は唯一無二といえる。


全裸にブリーフ一枚で
この2台を並べてライブというのも粋だ。

2011/02/23

(No.1336): 月影運行


そういえば、ちょっと前のバスの
運行というのは
かなり早い時間で終バスだった。

ちょっと前といっても
十年以上前か、いや、二十年ほど前か。
最終が19:58とか。
20時台のバスの行き先表示の色は
赤色だった。
今では22時を過ぎても、
普通に行き先表示色は白だ。

便利になったものだ。
というか、電車は昔から遅い時間まで
運行しているのに、何故バスだけが
早かったのだろう。

昭和の仕来りか。




#mhp3
久々に太刀。
やっぱりしっくりくる。
最近ガンランスばかりやっていたが
やはり太刀の相性がいい。

「月影」の出来栄えも見事だ。
達人スキル等を実装しているが
会心率70%は伊達じゃない。
打つたびに、赤い閃光が走る。
気持ちがいい。

とはいうものの、ガンランスにも
慣れなければ画一的になってしまう。
道具一つにも奥義を知る。











2011/02/22

(No.1335): 乖離奉呈


机に座って頭を抱えながら
もくもくと仕事をしている状態から
時を隔たず重低音とオイル匂に包まれ
己の平均機能を駆使した乗り物で
体感温度マイナス15度大気中を駆っていると
そのギャップの甚だしさに笑みが溢れる。

つくづく単車乗りで良かったと思う。
この開放感と呼ぶには些か短絡的である
感情の点景は、朦朧とした意識や
霞む目の奥で、つぶさに観測されている。

君は果たして、研ぎ澄まされているだろうか。
そのギャップの甚だしさに笑みが溢れる。
さっきまで、そこでそうしていた人が
今は風と同じベクトル。










2011/02/21

(No.1334): 古湯坊譚


notePC on TV。
しかし実に感度が悪い。
東京都なのに。
同梱のヘリカル外部アンテナを
二階の窓から投棄し、
非固定で風にさらわれながら
アンテナ感度メーター二本まで稼ぎ
果たして受像する。
受信してしまえば、意外と安定、且つ
綺麗。




ソロライブ用選曲の仕事。
ほぼ終了。
仕込み音源の編集等の検討に入る。
Cubaseプロジェクトファイルはおろか
MIDIデータすら残っていない。
残っているものはすべて
オーディオデータのみ。
こいつを著しく編集して
ひっちゃかめっちゃかにする。

立ちドラム(電子ドラム)。
ノードリード。
マイク。
MTR。

という構成。
立ちドラムをやりながら唄う。
がなる。
時に、ノードリードを弾く。
スティックを挿すケースを考える。


曲間あり。
毎回MC。
キャラ設定も考えた。
ちょっとアレなエレエレ
トホホアヴァンガルド四十代オヤジ。


fopとかlumb名義ではなく、
「古湯坊」を復活させよう。




「なんとかお願いしますよー」












2011/02/18

(No.1333): 大魔神譚


ところで、
大映の映画で「大魔神」という作品がある。
筆者の大好きな映画の一つだ。
続きものではないが全部で三作制作されている。
1966年(昭和41年)の4月に「大魔神
同年8月に「大魔神怒る」、12月に「大魔神逆襲
がそれぞれ上映された。

1966年、筆者は3歳である。
もちろんロードショウを映画館では見ていない。
初見は何だったのだろう。
今となっては全く記憶はないが
年末かなんかのテレビで放映したのを見たのか
あるいはリバイバル上映で映画館で見たのか。
そもそもそんなリバイバル上映なんて
あったのかさえ覚えていない。
しかしとにかく、全三作品はかなり早い時期
おそらく小学校低学年の時には観たのであろう。

ストーリーは明快な勧善懲悪であり
しかしシンプルなお話しであるためなのか
特撮シーンも本編シーンも見ごたえ十分である。
設定は時代劇のそれであるが、
トホホB級作品のような手抜き加減は微塵もなく
架空の戦国時代設定ではあるが
骨太のリアリティを持っている。

そして何と言ってもやはり音楽である。
伊福部昭氏の音楽を纏うことで
ここに大魔神の世界観が完成する。

そんな中でも度肝を抜いたのが
そも大魔神の存在である。
変化後のそのお顔の凄まじいことと言ったら
夢に出てきそうな塩梅である。

しかし、それは恐ろしさではなく
不思議と神々しさを伴っていた。
そもそも大魔神とは神様なので
方向としては間違っていないのだ。

筆者の好きな色に青緑色がある。
これは幼少の頃から変わらぬ嗜好なのだが
おそらく、この根拠として
大魔神の顔の色が深く関係していると分析する。
ご存のとおり大魔神の顔とか手の色は青黒い。
言うなれば暗い青緑色である。

そして、目の上の盛り上がりや
への字の口、ケツアゴ。
造形美術の傑作である。

リメイク版が何やらあるらしいが
オリジナルに程遠く、比べるのも失礼なくらい。
出直してこい。
というか、そう簡単に越えられるもんじゃない。










2011/02/16

(No.1332): 混迷秩序


昨日はバタンキュウだったから
もうとっとと屁コラムでも書き殴って
今日はモンハンでもやっちまおうかと
思っているのだが、23時帰着で、
今日は早いなーなんて思ってるようじゃ
もう仕舞いだよ、あんた。


齢四十も八になって一つわかった事がある。
モノゴトというのはうまく運ばないように
できているのだ。
モノゴトという秩序は誰の意思とも関係なく、
138億年前のすべての始まりから
今日に到るまでの間、それはすべて
秩序というシーケンスによって仕組まれた
森羅万象の罠なのだ。
一見秩序と思える工程もレイヤーを
変化させれば混沌という掟に辿り着く。




今夜、二輪駆お薦め。
春の予感。

2011/02/14

(No.1331): 東京降雪


けっこうテンパッてくると
もう、この雪がさ、もうばんばんと
降りまくって、積雪50cmとかで
シンカンセンなんかも止まっちゃって
もう、なんだろう、
もう、東京は交通機関マヒで、
JRはおろか私鉄各線、バスも、道も
もうどうにもならなくなって
高速道路なんかも積雪すぎて対応できなくて
朝から大混乱で、もう会社行けねぇじゃん
てか行ってる場合じゃねぇよ
システムテストだか何だか知らねぇけど
そんなことしてる場合じゃなくてさ
でも一応社会人面しながらどうしるよ
なんて表面では言ってて、
でも内心は楽しくてしょうがなくて
しかもニュースでは
この雪はさらに激しさを増し
引き続き注意が必要ですとかなんとか
言ってさ、でもコンビニとかにモノが
入ってこなくなって、
スーパーも食品が仕入れできなくなって
もうシャレにならんよ、
なんっていってたらこの異常気象が原因で
山からサンダ、海からガイラが現れて
ガイラが羽田空港を襲って人食べちゃったりして
それをみたサンダが怒ってガイラを
投げ飛ばすんだけどガイラも応戦して
東京中が壊滅しちゃって、業を煮やして
都知事が東京に地球防衛軍を要請して
レーザー砲でやっつけるっていう話し。









2011/02/13

(No.1330): 極小楽器


KORG monotronを手に入れる。
恥ずかしながらこの製品を知らなかった。
結論から言おう。
これ、筆者的ソリッドステイト系
製品群において久々のヒットだ。

KORG monotronとは
単四電池二本で駆動する
リボンコントローラーのシンセサイザーである。
もちろん、アナログ回路。
手のひらサイズ。
KORGの刻印がなければ
夜店の屋台で売っている玩具のようだ。

ところが、このスペックが驚異的である。
1VCO 1LFO 1VCF 1VCA で
モジュレーションはピッチとカットオフの選択。
LFOはスピードと掛かり具合の調整。
VCFはカットオフとレゾナンスの調整。
ちゃんとした楽器だ。
文字通りシンセサイザーだ。

しかも、である。
なんと外部入力が可能。
外部入力はVCOの代わりなのかと思っていたら
外部入力中でもVCOはそのまま使用可能で
外部入力はLFOとVCFを通過し出力される。

これは使える。

先ずは、自前拙楽曲「oiz water」を入力し
リアルタイムで編曲してみた。

なお、鍵盤を模したリボンコントローラーの
音程はかなりシビア。
演奏には熟練を要する。

ちょっとデモってみたので動画撮った。

2011/02/11

(No.1329): 四輪家電


ん、1.2のラウンジにマニュアル車があったのだが
設定がなくなったのか?
それとも見ている詳細スペック表が古いのか
FIAT500のラインアップ。

過日AlfaRomeo Mitoにおいて
もともとマニュアル車だったのに
オートマチック車を発売とのことで
大々的に告知していたのは記憶に新しい。

日本人はよほどオートマチック車が好きらしい。
オートマチックでなければ売れないのだろう。
困ったもんだ。

あ、いやいや別に。
オートマチックでもいいよ。
そうそう日本にはオートマ限定免許もあるし。
いいんじゃないの。
それで。

と、タテマエで言っておけばいいや。
本心は全然違うけど。



ところで日産リーフ
一部のクルマ好きの間では賛否両論。

試乗した人のコメントで印象的だったもの。
「全部あんなになっちゃうんだったら先はもうない」

エンジン以外は所謂普通の自動車と同じなのに
全然違う乗り物らしい。

家電だ。
家電。
家電に乗って走る。
そんなことのようだ。

ちなみに筆者は、100%電気自動車に対し
けっしてアンチではない。
エコとかそういう意味で賛成ではないが
単純に面白そうと思うだけ。
ガソリン入れなくていいし
家で充電できるなんて面白い。
ちょっとやってみたい。
走行距離もまだ十分じゃないけど
バッテリー残量をヒヤヒヤして走るのもオツ。


しかし、筆者にとってはそんなこことよりも
最重要課題がある。

すなわち、それはマニュアルシフトなのかということ。

知ってるよ。
当然、そんなはずはない。
日産リーフより、鉄腕ダッシュのソーラーカーの
「だん吉」の方が断然欲しい。
だってマニュアル車なんだもん。
カタチも商用軽のワボックスでかっこいい。

エンジン音もアイドリング音も振動もなくて
ギアをガチャガチャ入れて可変抵抗のアクセルで
発進ッ。


できれば、空も飛びたい。









2011/02/10

(No.1328): 新型悪魔


新型ドカ。ディアベル。

オートバイに関して蘊蓄を広げるほど
精通していないのでシロウトの乾燥を。
感想を。

好き嫌いの分かれそうな塩梅式容姿にて
しかし試乗インプレの感じでは
ものすごいスポーツ性能の様子。
確かに、クルーザー的な噂もあったので、
そういうカテゴリに進出するのかと
思ったが、どうやら違うらしい。

やはりドカはドカなのか。
そういうちょっとへそ曲がり的な
ところが粋。

今年のモーターサイクルショーには
必須だろう。
実車でやられるというから
是非ともこの眼で見てみたいものだ。
それほどのやられ方なのか。

それにしても排気音がヘリコプター並とは
凄まじい。









2011/02/09

(No.1327): 早春眺望


朝は雪。
午後から晴天というダンドリ。
夜は寒い。

朝は公共交通機関JR中央線。
夜は六級改号の人。

駆る。
存分に寒いのだが、少し違う。
この感じは湿気の所為か。
朝の雪にもかかわらず
湿度はまたもや低いのだが。

六級改号で駆っている
その端々に外気の匂いを感じる。
しかし、この匂いは、
この匂いは春の匂だ。
六級改号の匂いと混じって
反り返るほど。

晩秋には冬の匂い。
梅の頃合いには春の匂い。
そういう四季の感覚を忘れたら
仕舞いだ。


君たち経済活動もいいけど、
他にもっとやることがあるだろう。

便箋に糊をつけるとか
祠の苔をむしるとか
片足だけ靴下を履くとか
朝露を飲むとか

いろいろ。










2011/02/08

(No.1326): 類聚泥団


まったく誰にも読まれることのない
この糞コラムも1326回を迎えました。

誰も読んでないから好きなふうに
文法もドブに捨てちゃって
もう、思う存分いい加減に殴り書こう。

いつものことだが。

おおー

おうー とか言って



だから、さー
雨が降るっていうから
六級改号を置いてきたのに
もっぱら雨は降らずに
帰宅できてしまったじゃないか。

いいぞ、この臨場感。

午前0時過ぎ
今になってドザーと降っている。
そうこなくちゃ。

其の弐
其の弐
みんな、仕事がんばってる。
えらいなぁ。
夜遅くまで。
たいしたもんだ。
もうワーカーなんとかだ。
誰も気付いてなさそうだけど。
其の弐
其の弐


だから、明日は帰りは六級改号を
滞りなく誘き寄せるとして
往路だよ往路。
肩パッド肘パッド脊髄パッドを装着した
真冬用完全防寒二輪服を着用して
電車に乗らないといけない。

むぎゅぎゅっと。ほれ

2011/02/07

(No.1325): 背水劣案


其ノ二。
一人ライブを妄想中。

1980年代と90年代に作った拙曲、
特にトホホテクノ歌謡とでもいう
ちょっとアレな楽曲群を
ソロでライブという企画。

もはやMIDIデータもなく、
あるのはアナログテープから
バックアップした
オーディオファイルのみ。
もちろん2ミックス済み。

それをそのまま流して
その上にノードリード、
電子ドラム、そして歌を被せる
という趣向。
考えるだけでダサダサだ。

しかしパソコンには仕込まない。
ライブでPCは危険。
音源は全てMTRに仕込む。
そしてステージ上ではミキサーは使わない。

ノードリード、電子ドラム、MTRは
そのままPAに渡し、ライブミックスしてもらう。
ノードリードを持って行くなら
ボコーダーも使いたいところだが
今回はやめよう。潔く生声のみ。

候補曲は以下の通り。

・地蔵菩薩
・minca
・三多摩の城
・スポーツで発散させなさい
・背の高い人
・太塚君形式


場末の小箱に
レツアム名義で出たい。
わくわくしてきた。




レツアムとは1980年代当時活動していた時の名前。
劣等感に案じると書く。
劣案。

2011/02/06

(No.1324): 三鋒陣営


先鋒。
モンスターハンターポータブル3rd。
週末は久しぶりに集中した。

金曜日の会合でHR5に昇格したが
それは己の実力ではない。
仲間に支えられた結果である。

だいたい、
集会浴場の下位クエも散々残っている始末。
だから、少なくとも集会浴場下位クエは全て
クリアするつもりで臨んだ。
現時点で、ようやく残りはあと一つになった。
ハプルポッカとティガレックスの砂原。
どれ今から下位完全クリアする。

上位装備や武器があると重宝するので
鉱石等の上位素材ツアーのみで採取できる
素材の防具などを作る。
これで、しばらくは凌ぐのだ。
武器は太刀。
ヒドゥンサーベル改のみだ。
無属性なのでオールマイティ。




次鋒。
先日話題にあげたオートソックを買う。
取り敢えず、fiat panda 100hpに積んでおく。




舞鋒。
気に入っていた冬用グローブの
ジッパー横の縫い目が裂け、
中身が出てしまった。
昨日今日の話ではない。
そんなカッチョワルイ状態をこの
冬過ごしていたが、
満を持して新しいグローブを買った。
前シーズンの型落ちだったので30%オフ気味。
今のグローブのように袖も包むような長い丈。
しかも革も存分に。
使い心地は明日以降。










2011/02/04

(No.1323): 内外言宣


それは、普段の生活をしていると
全く意識外であり、各個人の興味云々
ということも重なって、
その存在自体をも追い出してしまう。

現実にそこに存在しているものの
日常生活には全くその存在に対し
無頓着でいても問題はなく、
いや、むしろ、無頓着でいられるように
太古から我々のDNAに刻み込まれて
いるのかも知れない、とさえ思う。

一部の好事家や専門家を除けば
おそらく誰も頓着していないだろう。
それは当たり前のように常に
あなたの頭の上に確実に存在している
というのに。

時折、拙屑コラムの俎上にも載る
宇宙という外界。


つい先頃、NASAが54個もの地球型惑星
(恒星との距離が絶妙で水の存在が在りうる)
を発見し、そのうち5個は半径が地球に
近い惑星であり、何れも生命存在の可能性が
高いと発表された。


その星まで行って調べるわけにもいかない
だろうから、観測のみでは確証は
得られないだろう。
あくまでも可能性があるというだけ
なのだろう。

改めて、
地球以外の星に生命が存在している
ということはどういうことなのか
検証してみよう。



映画じゃあるまいし地球に攻めて来る
わけでもなく、別に僕らの日常生活が何ら
変わることもない。
だからそんなのどっちでもいいし、
明日の会議の方が重要だし、そもそも
そんなことに興味などない。


嗚呼つまらん。
そんな鼻糞人生。
鼻糞は好きだけど。
もっとレゾナンスをぐっと効かせようよ。

確かに、地球外に生命体があったって
別にひじきの煮物がなくなるわけでもないし
ましてや街の洋食屋がなくなるわけでもない。
何ら我々の生活に直結する事象が変化する
ことはないだろう。

しかも、いわゆる宇宙人なんかではなく
細菌とかウイルスとかそういう半生命体とか
あるいは、直物というか苔とかそういう
絵的にはインパクトのない生命体のような気がする。


しかし、これだけは言える。


地球だけに生命が存在するという御言宣が
軽やかに崩壊するのだ
ということを。

誠に爽快な心持ちだ。
早く来い。その日を。

2011/02/03

(No.1322): 昭和屑麺


昨日、筆者が小学生の時に食べていたという
ベビースターラーメンの話をこの拙屑コラムに
書いたが、当時(おそらく小学4年とか5年とか)
の情景がもくもくと脳裏に蘇ってきた。
どうでもいいしょうもない話しばかりで恐縮だが
己のためにしるしておこう。


いきなりだが、話は飛ぶ。

筆者の母方の郷里は東京北区十条なのだが
あのあたりの昭和40年代というのは
東京の外れ北区といえども東京下町の
長屋の情景があちこちに在し、
庶民の匂いのあるとてもいい街だった。
学校が休みの期間はよく十条に遊びに行った。
母方の実家はそんな長屋の中辺の家で
その長屋の一番端には駄菓子屋があった。

その駄菓子屋は夏にはヨシズが立て掛けられ
店前には木の腰掛けがあり、ガラス瓶には
駄菓子が詰まっていて、木の箱からは心太が
ニュルニュルと作られ、駄玩具類も諸々掛けられ
鉄板では焼きそば(具なし)を焼く。

今思うと定型的な昭和30~40年代の
下町の駄菓子屋さんであった。
店主はおばさん。当時の筆者から見たら
おばさんだったのだが、思い返せば
今の筆者よりも若干若かっただろう。
そもそもここにはおばさん一人で住んでいた。
訳あり風な感じだった。



さて、話が脱線したが、この駄菓子屋には
くだんのベビースターラーメンは置いてなかった。
しかし類似品はあった。

どうみても、インスタントラーメンの袋の底に
散らばっている麺の残骸じゃないか
と思えるような色のついていない素のまま
それが小袋に入れられて販売されていた。
まさに、インスタントラーメンの屑だ。

と、ここまで書いて、情報を検索したが
上記のような商品が見当たらない。
記憶が曖昧なので確証は全くないが、
ベビースターラーメンではなかった。
と思う。

と、ここまで書いて、さらに追求したら
わかった!

ラメックという商品名でブタの絵が描いて
あるやつだった。
その写真を探しているが未発見。

そうそう、ベビースターラーメンが
10円のところラメックは5円だったので、
ベビースターラーメンは高級品の
イメージがあった。



オチなし。

2011/02/02

(No.1321): 歳寒雑駁


よく考えたら、こんなクソ寒い中
よくオートバイになんか乗れるもんだ。
何考えてんだ。

それはまるでサッカーアジアカップ決勝戦を
スポーツカフェで観戦していた
オーストラリア人が、延長線で1点取った日本に
対し中指をおっ立てながら取材カメラに向かって
ファッキンジャップと叫んだのと等価である
らしいとの噂を、神威庄之助に託し、
東京駅18:01発寝台特急富士の最後部席に陣取り、
冷え切った日本食堂のチキンライス弁当を貪りながら、
そもそも何が新生だリーダーシップのプの字も
ねぇじゃねぇかこの絶版屑野郎がッ
放擲しろ。放擲。
嗚呼ッ、救済の手引きよ。

といった悲喜交交に打ちひしがれながら駆る
二輪はまた格別である。

浮世の大人の事情を一切合切ドブに流し
すっきりと本日も極寒夜風二輪人に変じる。


それにしても、筆者が小学生時代だった
38年ほど前に食べたベビースターラーメンは
ガツンとした味で、もう食べ始めたらやめられない
ウマサだったのだが
現世のそれは、したたかにマイルドになっている
ように感じる。


本日も雑駁の体である。

2011/02/01

(No.1320): 四五一五


FIAT Panda100HPのタイヤサイズは
195/45R15である。
あまりタイヤには詳しくないのだが
要するに、国内では稀有なサイズなのだという。
扁平率45に対しリム径15というのがないのか。
確かに、
このサイズのタイヤは非常に限られている。


さて、この冬、関東地方を中心にして
カラカラ乾燥大気且つ極寒という状況において
しかし、日本海側はおろか近隣の山を越えてしまえば
レコードクラスの積雪ということで
日夜ニュースになっているのはご存知の通り。
従って、ひとたび、関東以外の道を走行する場合は
雪、凍結対策を考えねばならぬ。

そこで登場するのはチェーンである。

毎週スキーに行くでもなし、まして
スタッドレスなどという選択肢は筆者にない。
そもそもくだんのサイズ問題もある。
アンド、高価。
かといって、チェーンとはいえ
非金属のちゃんとしたやつだと2万から3万円はする。

毎週スキーに行くでもなし
エマージェンシー的常備設備としてのそれは、
かようなハイソサエティでなくても宜しい。

そんな、ひょうろく玉のようなあなたにお薦めなのが
これだ。
オートソック
文字通り、タイヤに履かせる靴下。


何より、195/45R15が存在するのだ。
しかも安価。
ただし、あくまでも緊急用という塩梅式であり
雪道で100km、通常路面では50kmの耐性しかない。
しかし、効き目はかなり上等とのことで
チェーンとスタッドレスの中間くらいとの意見もある。
且つ、高速道路のチェーン規制の際には非推奨とのこと。

そういう不案内を差っ引いても
筆者のようなシロウトにはもってこいだろう。
国産各社ディーラーも積極的にこのオートソックを
導入しているとも聞く。


どれ。