2015/03/31

(No.2324): 今昔テクノでライブで物語


小学4年生のとき担任のA子先生から
エフオピくん若白髪あるわねなんか苦労してるの
エフオピくんクマがあるわねちゃんと寝てるの
などと聞かれたものだがどれも思い当たることはなく
はて何もないのに白髪やクマがあるボクって
と心が微妙に傷ついたまますくすくと
育ちましたこんばんわ。

この年齢になると白髪もクマもまったく
気にならず白髪などむしろもっと増えないかな
増やしてくださいあっはっはっはっはー
などと嘯いていながら本当はメガネを利用して
クマ隠ししたり、ちょっとジジ臭ぇから
髪染めてみようかしらーなどとケツの穴の小ささを
大々的に知らしめておりますゆえ昨今の打ち込み系
電子音楽系或いはエレクトロニック、テクノといった
音楽ライブがライブハスウやクラブで普通に純然と
行われているさまに良い時代になったなと心底想っている。

いや昔も少なからずテクノのライブはあった。
だいたい筆者自身も80年代からテクノ系ライブを
やっているから自分自身のこととして知っている。
テクノといえども基本、楽器による生演奏だ。
テクノっぽいことと言ったらカセットテープで
オケ流したり、BOSS DR-55をポコポコ流してるだけ
だったり。
それをバックにカシオトーンでコード弾くとか
バイトしてやっと買ったRoland SH101で単音
メロ弾くとか。
(↑今と大して変わらない)

しかし時代が下ってくると状況も変わってきた。
次第に楽器の範疇が広がっていったからだ。

一時、プレイボタン押すだけで何がライブぞ
みたいな批判的な意見もあったが
電子楽器の様々な多様性のおかげで
グルーブボックスなどによるスイッチやノブといった
機械操作やカオスパッドにみられる指運による演奏も
生まれた。
或いは様々な音源を立ち上げたミキサー卓を
ステージ上に置きそれをリアルミックスしたり
ミュートしたりして曲を演奏するという形態も現れた。

現在では例えば全てソフトウエアによる音源、
楽器群をモニタ画面とMIDIキーボードで演奏する
といったノートPCの中だけで完結してしまう環境だったり。
(dewey taira師)

かと思えば、アナログシンセや単機能ガジェット類
の音源を所狭しとステージ上に並べて
そのハードウエアの物理的インターフェイスを
駆使して演奏するといったライブだったり。

その中間だったり。
(dewey エフオピ)

何れにしても興味が尽きることがない。
そんな電子音楽系ライブの多様性は
とても素晴らしいと想う。

そして何より我々にとって最大の糧は
オーディエンスのテクノ音楽ライブへの許容性である。
つまり所謂トラディショナルな楽器でなくても
トラディショナルな演奏でなくても
それを認めて楽しんでいること。
それが何よりの糧なのである。



しかしキミ、そんなことより
やはり一番重きを置くべきは、
あれだ、楽曲自体だらう。


ふりだしに戻る。



2015/03/28

(No.2323): 啖呵をきる噺


筆者が一番好きな噺家は古今亭志ん朝さんだ。
お父さんが5代目古今亭志ん生という大天才であるが
筆者はお父上よりも息子(次男)の志ん朝の方が好きだ。
(ちなみにお兄さんも噺家)

筆者の想う志ん朝師匠の真骨頂は流れるような江戸弁と
人物の演じ方の上手さ。もっといえば噺の「間」。

声だけでその人物の素性がわかってしまうような芸。
性別はもとより年齢、性格、立場、心の動きも緻密に
伝わる。
声だけでそれを演じきる芸の力が尋常ではない。
噺家だから当たり前といえばそうなのだが
しかし他の噺家と聞き比べてもその力量は顕著である。

とくに、筆者が大好きなのは江戸弁で啖呵をきる場面。
落語には啖呵をきる噺が多くあるが志ん朝師匠の啖呵を
堪能するにはこんなところがオツてぇもんです。



大工調べ




2015/03/26

(No.2322): 妖怪散歩道


4文字グリフハックは成功率8割ほどには
達しましたが5文字は2割くらいでしょうか
こんばんわレベル10など夢のまた夢。

イソップ童話の「北風と太陽」の北風さんの絵が
子供心に怖くてねぇ。なぜかって?
そりゃキミ、妖怪ぶるぶるに似ているからなのだよ。



北風と太陽




妖怪 震々(ぶるぶる)



似てない?
似てるよね。

昨今の妖怪なんたらとかどうでもいいのだが
やはり妖怪といったら鳥山石燕の妖怪画だ。

というか子供時分に読んだ妖怪図鑑なんかに
載ってた絵は、この鳥山石燕の妖怪画が多かった。
絵を見ればわかるが相当に怖い。
子供心へのインパクトは大きかった。
だから今でも愛着がある。
前にもふれたことがあるが、これら妖怪画の
何が怖いって、妖怪を取り巻く背景の絵が怖い。
「何気ない暮らし」「日常」が描かれているところが怖い。
つまり妖怪とは我々の日常に存在しているのだ。

好きな妖怪画のいくつか。



天井下(てんじょうくだり)




火消婆(ひけしばばあ)




加牟波理入道(がんばりにゅうどう)




雨降小僧(あめふりこぞう)




以津真天(いつまで)


(wikipediaより)



2015/03/25

(No.2321): 35年前のかっこいい


筆者は35年前の高校生の時分に
ある国家資格を取った。
といってもまったく大層なものではない。
それはアマチュア無線技士の免許だ。

一応、国家試験を受けて取る資格である。
無線の免許には人に与える無線従事者免許と
無線局に与える無線局免許がある。
国家試験を受けて取る資格は無線従事者免許である。

無線局免許とは無線従事者が行う無線業務の設備に
与えられる免許状である。使用する周波数帯や
変調方式、出力、アンテナの形状などを申請し
コールサインを付与してもらう。

無線従事者も無線局もそれぞれ免許証、免許状がある。
無線局の免許状は5年ごとに更新する規則なのだが
無線従事者免許は一度資格を取ると一生涯更新がない。

無線従事者の免許証は今ではどのような形態なのか
不明だが、35年前の免許証はiPhone5くらいのサイズの
コーティングされた厚紙が二つ折になったもので
表紙には「日本国政府」の印字があり、中のページに
自分の顔写真が添付されている。
そこにも「日本国政府」の押し型印が押されている。


生涯更新がないため写真が35年前の高校生のままだ。
しかも筆者の黒歴史とでもいう時代の写真だ。
髪型といい体型といいまるで別人だ。
(しかし本質はあまり変わっておらず)
なんか着てるシャツも当時とはいえダサい。
ただしく鈍臭い奴のカテゴリに入ろう。
しかしこのわずか1年半後にはテクノ人に転身するのだった。
人生面白し。


これだ。



<写真 自粛>



2015/03/23

(No.2320): dewey[デューイ]の命名由来から


今更っちゃぁ今更ですが
私共はdeweyといいます。
デューイと読みます。

なんて読むんですかと
時々聞かれることがあります。
デューイーでもいいです。
デゥエイではありません。

deweyでググりますってぇと
先ずJohn Deweyなる人物が引っ掛かります。
他にも京都のライブハウス様やらが
有名なところでしょうか。


我らが電子雑音楽団としてどのような
名前を付けましょうかと9年ほど前に
相談した結果deweyとなったのですが
deweyとはどのような意味なのでしょうか。
(っていうかもう9年も経つのか来年は
10周年記念年ッ)

deweyとはイギリスの同性愛者、
劇団員、サーカス団員の隠語ポラリ語
使われる数字の「2」という意味なのです。
正式にはドゥーイと発音するらしいですが。

なんか大層なイキサツのような感じですが
2名でやるからという至極安直な発想から
「2」だったのです。


そんなdeweyってどんな人たちだろうと
興味を持って頂いた方が検索しようもんなら
上述の通りのありさまでござるよ。
なかなか検索ヒットしない名前でござるよ。

そんな周辺事情を鑑みて、
いっそ名前変えちゃおうかねーという議論も
なかったことはないのです。
しかし、薄っぺらな実績とはいえよもや9年の
歳月に今更っちゃぁ今更だよね感も
ありやなしや。





2015/03/22

(No.2319): deweyライブ後記2


VJ付きライブを行って今回で4回目になる。
楽曲・演奏・ライブ構成全般では僭越ながら
お客様には楽しんで頂けたんではなかろうか
と思っている。
が、個人的には映像関係での課題は残った。

現在のライブ構成(方法)ではどうしても
曲間の映像がデスクトップ状態になってしまう。
せめてブラックアウトさせたいと思い
セカンダリ画面(プロジェクター)側の
デスクトップ背景色を事前に黒色に設定して
おいたのだ。が、、

自宅ではMacBookProにPC用モニターを接続し
セカンダリ画面として確認し、同様にリハスタでは
備え付けのPC用モニターで確認した。
どちらも問題なくセカンダリ画面(プロジェクター)側
のデスクトップ背景色は設定通り黒色になっていた。
この時の曲間時に投影される絵はほぼ黒一色
なので、暗転の効果もあって逆に良い演出に
なっていると感じた。

ところが、本番、現地でプロジェクタを接続すると
なぜかセカンダリ画面(プロジェクター)側の
デスクトップ背景色はデフォルトに戻ってしまっていた。
なんぜ?
サウンドチェック時の確認だったため時間も少なく、
なんやかやで結局デスクトップ背景色を
変更できる状況ではなかった。

従って今回もまた、本番での曲間ではダサダサ
白っぽい背景になってしまい、VJウインドウを移動する
オペレーションがお客様にも見えてしまうという
醜態であった。
これを次回までになんとかしたい。

曲間時、次曲に向けてアナログシンセの音作りや
電子デバイスの各種セッテイングを舞台上で
披露することは決して格好悪くはないと思っている。
しかし得体の知れない非日常感を標榜するなら
曲間でVJウインドウを移動する様子は興醒める要因に
なり得ると思うのだ。
だから次回までになんとかしたい。
なんとかする。します。


(おまけ)
3/19 大久保 ひかりのうま 
でのライブの様子










(Photo by edie.s ex stereogimmik)


2015/03/20

(No.2318): deweyライブ後記1(at ひかりのうま)


さっそくで恐縮ですが
ちゃんとしたdeweyのライブ報告については
taira師の報告書がわかりやすく詳しいので
是非ともそちらをご参照頂きまして、
こちらは少し趣の異なるお噺を致します。

今回ライブをやらせて頂いた
大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま
は3月オープンしたばかりのマルタさんのお店。

実は先日下見を兼ねて、
(何と兼ねたかというと、これ
大久保に来て「ひかりのうま」を探したのですが
結局見つからず。。
iPhone片手にグーグルマップで住所検索して
このビルの地下なんだけどなー
ないなー
住所からするとこの雑居ビルの地下だよなー
でもちょっと入るの怖いなー
勇気を出して階段カツコツ降りて
地階に降り立ち見渡すもそれらしい入口もなく、
しかもちょっと変な臭いがする
下水っぽい臭い
ブレードランナーっぽい
こうぇーこうぇー
只管に見つからず
えーどこなのー
と、途方に暮れました。

翌日、「ひかりのうま」のサイトに
(旧キューピッド)の追記更新を見つけ
こうしちゃおれんとパソコンでストリートビューを
手繰り寄せながら住所検索して周囲を俯瞰します。
あった。
ここか。雑居ビルじゃなかった。
昨日歩いた時にこのキューピッドの看板あった。
覚えてる。雑居ビルの並びの建物だった。
ここが入り口だったのかー




ライブ当日。万全の場所確認のおかげで
スムーズにお店到着です。
店内は昭和が漂う場末のスナック風。
さりげなく飾られている小物や調度品、
キッチンの茶箪笥など、全体的に柔らかい
昭和感を纏った独特の雰囲気を作り上げています。
そして入口は昭和年製ガラスはめ込み式
木製扉と思われるトビラ。
遮音ドアではないようです。
というか、ないです。
あのよくライブハウスにあるガッチャンとやる式
のアレではありません。
正しく昭和の家庭にあった室内扉のそれです。
リビングなんかにある室内扉のそれです。

これはもしやデカイ音は出せないんだろうな
と思いました。
リハ前まで。
ところがフツーのライブ時の音量レベル。
マルタさんはもっと大きくてもいいと仰います。
うふふ。


そして出てくる音響は意外と重圧でした。
ステージ後方に設置のPAスピーカーは
物理的にも聴覚的にも目立ちません。
まるでステージとして区切られた空間全体が
鳴っているように聴こえます。
低域も高域も必要にして十分。
特に低域は厚く感じました。
壁面は防音遮音処理されているのでしょうか
変な部屋鳴りのような音が廻る感じもなく
比較的デッドな印象を持ちました。

トリであるマルタさんグループの圧巻の演奏は
テクノトラックにシューゲーザー種の爆音で
音響の弾幕であり、そもそもこんな大爆音で
昭和年製ガラスはめ込み式木製トビラで
大丈夫なのかしら、と心配するほどでした。



終演後滞りなく耳キーン。
まさか昭和年製ガラスはめ込み式木製トビラで
耳キーンになるとは予想しておりませんでした。



カウンターの上に石塊が置かれていて、
その石に「南極の石」¥2000と書かれた札が
巻きつけてあります。
古物店(フリマ?)で購われたそうですが
「この札取っちゃったらただの石なんですよねー」
と笑顔のスタッフの方に「ひかりのうま」の真髄を
見た気がしました。


あ、忘れてた。
deweyライブの雑感はまた次回ということで。
そりでわ。



(Photo by エフオピ.dewey)


(おまけ) 
ちょっとだけぼくらの様子を。





(Photo by edie.s ex stereogimmik)




2015/03/18

(No.2317): ライブ支度の進捗報告(というか告知)


ましてやdeweyなどという平均年齢45.5歳
のおぢさん達が電子音楽を奏でるというか、
かき集めるというか、投げ切るというか、
そんな催事ならそりゃ死ぬまでに
一遍くらいは見ておいても損はないと
思うのだがどうかねキミ。

あ、キミに言い忘れていたよ。
明日だよ、deweyのライブは。
絶望せよ。


———————————————————

dewey 提唱会告知

3/19(木)
大久保 
音楽と珈琲 ひかりのうま


東京都新宿区百人町1-23-17-B1(旧キューピット)
JR大久保南口より徒歩30秒
南口改札出て右 駅を出て右すぐ!
(目印はキューピットの看板です)

open 19:00 start 19:30
2000円+D(当日のみ)

- Act. -
19:30-19:55  OH MAMA!
20:05-20:35  dewey
20:45-21:25  改造への躍動
21:35-22:00  谷口マルタ正明+山口慎一(Yapoos)+MOMO+高橋コージ+岩下達朗(VJ)


———————————————————


2015/03/17

(No.2316): 約5kmの道のりを歩く


たまたま池袋での仕事が早めに終わったので
どれイングレス(ingress)でもやりながら歩くかと、
結局、JR大久保駅まで歩いてしまった。
約5kmの道のり。
普段から歩くことは嫌いではなかったが
イングレスをやり始めてからよく歩くようになった。

スマホのゲームなんて全く興味はない。
だから昨年の11月頃に仕事関係の後輩から
イングレスを教えてもらっても最初は大して
興味を示さなかった。
しかしやり始めてわかったことがある。
イングレスは他のゲームと決定的に違うのだ。

その違いとは、
部屋の中ではプレイできない
ということだ。
外に、表に、出なければならない。
歩いたり、移動する必要がある。

イングレスについてはググればわかりやすい説明が
いくつも出てくるのでそちらを参照してほしいが、
敢えて簡単に記す。

緑と青の陣営に分かれた地球規模の陣取りゲーム。
ポータルと呼ばれる拠点を自軍の色にすることで占拠し
3つのポータルをリンク(線で繋げる)することで三角形の
領地を作る。
その三角形の領地をCF(ControlField)と呼ぶ。
そのCFに含まれる人口分布の値の総数を全世界で
競っている。ゴールはない。永遠に競い合っている。

プレイヤーは現実世界の地図上にあるポータルを目指す。
ここで他のゲームと違うところはそのポータルは現実に
実際に物理的に存在するということだ。
街の中にある神社、お寺をはじめお地蔵さん、銅像、
郵便局や図書館、アート関係のオブジェ、お店の看板、
電車の駅、変わった建造物、あるいは
シャッターに描いた絵、店の前にある人形 などなど。

だから、ポータルを占拠するためにはそのポータルの
場所へ実際に行かなければならない。一つのCFを作る
ためには最低3箇所のポータルへ足を運ばねばならない。
部屋でコーラ飲んでポテチ食べながらベトベトの手で
ゲーム機のコントローラ持ってる場合ではない。
外に出てポータルを目指して移動する必要がある。

上記を基本としながらプレイヤーのレベル上げという
概念も取り入れられており、それに関連した知的な
やり込み要素も数多く仕込まれていて、人間が感じる
「達成感」をうまく利用した非常によく考えられた構造に
なっている。

ちなみにビジネスの側面としてはコンビニのローソンは
イングレスと提携しており全店ポータルになっている。


イングレスの説明ではないが、敢えて、以下のリンクを
掲載する。
開発者のインタビュー記事。
これを読めば本質がわかる。

Ingressの核心は「世界をよくするためには外に出ること」





2015/03/15

(No.2315): ライブ支度の進捗報告(その2)


ingressのExplorerメダル
Pioneerメダルがシルバーに
なりましたこんばんわ。
歩きスマホ絶対禁止。

某日夜、deweyオフィシャルスタジヨで
あるところの東京代々木ノアの2名編成可
ボーカルブース的小部屋にて常設の
PCモニターにセカンダリ画面でVJをば
映しながら僕たちはライブのリハを
滞りなく執り行いました。

「イングレスの」
「イングレスが」

それはともかく
taira師の新しい論理武装ギアである
OSCiLLOTの出音が素晴らし過ぎて
もうわたくしの嗜好のど真ん中を
貫いていおりました。
しかもそのサウンドの使い方がまた粋。
秩序ある美しいメロディのあとに鳴っている
混沌とした不条理音。
これで魔力が宿らないわけがありません。










凍解に疾しき指は夜巡り
君感はして春を縛さん

———————————————————
<ライブ告知>

dewey 提唱会告知

3/19(木)
大久保 
音楽と珈琲 ひかりのうま

JR大久保南口より徒歩30秒
南口改札出て右 駅を出て右すぐ

open 19:00 start 19:30
2000円+D(当日のみ)

- Act. -
改造への躍動
OH MAMA!
dewey
谷口マルタ正明+山口慎一(Yapoos)+MOMO+高橋コージ+岩下達朗(VJ)




2015/03/12

(No.2314): ライブ支度の進捗報告(その1)


ingressのグリフハック5文字が
だんだんとできるようになって
まいりましたこんばんわ。
歩きスマホ禁止。

さてdeweyライブまで1週間となりまして
ライブに向けてDHCきびきびさんぽ
DHC肉球クリームのカート投入に
余念がありません。

こんどのdeweyライブのセトリでは
新曲を二つ入れる予定です。
一つは元メンバーmieuさんの
詩からインスパイアしてtaira師が
創った美メロダークなfloral rain。
もう一つは錯綜王の降臨を願い筆者が
如何わしい汚電子音塊で創った
complexitate。

そして
いつもの平沢さんカバーと
ソフトバレエカバーを配し、方向性を
示唆しつつも混沌と秩序の矛盾を
せっまいせっまい隙間に押し込めて
アクセスしますから。
アクセスしますから。
アクセスします。(死語)
そんなニッチな隙間音楽を皆さまに
滞りなくお届け致しますれば。

踏み外した道は意外と妖艶だよキミ。



———————————————————
<ライブ告知>

dewey 提唱会告知

3/19(木)
大久保 
音楽と珈琲 ひかりのうま

JR大久保南口より徒歩30秒
南口改札出て右 駅を出て右すぐ

open 19:00 start 19:30
2000円+D(当日のみ)

- Act. -
改造への躍動
OH MAMA!
dewey
谷口マルタ正明+山口慎一(Yapoos)+MOMO+高橋コージ+岩下達朗(VJ)


———————————————————
マルタさんの新しいお店、楽しみです。
珈琲っていうのが素敵。

ご共演者もひどく楽しみでござる。
マルタさんバンド、以前拝見したときに
そうとうシビレたのでひどく楽しみでござる。




2015/03/09

(No.2313): MBP/8GB/SSD256GB来る(後編)


SSD256GBは前代HDD256GBと
比較すれば同じキャパシティであり
同じ容量である。

とまれ先の移行アシスタント殿により
前代MacBookの中身がそっくり
移動してきたわけだから容量的には
何もキミ問題はないんじゃないのかね、
何をそんなにイブカシンデおるのだ
ワシは理解に苦しむよ。

いやしかしですねこれからの新時代は
もっとこう身軽になる必要があるんでは
ないでしょうか。それはつまり、
つまりですね、必要なものだけを持つ
という身軽さであります。

何を言うておる。
ぜんぶ必要じゃ。

しかしですね、
日本無責任時代(3.2GB)や
仮面の忍者赤影・金目教編(6.1GB)などの
動画ファイルが音楽制作に 、いや
ライブに必要だとおっしゃるのでしょうか。

何を言うておる。
必要じゃろ。

(中略)

結果、TimeMachineで丸ごとバックアップと
それとは別に音楽制作フォルダと映像関係は
個別にファイルとしてバックアップし
なるべく必要なデータのみを残しておくことで
採決された。

500GBのHDDをここへ。






2015/03/08

(No.2312): MBP/8GB/SSD256GB来る(前編)


時間を遡りそのあらましを記録する。
くだんのMBP購入の儀から数日後
滞りなくMBP着荷。



相変わらず箱をあけた刹那の存在感に
ぼうとなりつつも前々から妄想準備していた
移行アシスタントを実行する。
移行アシスタントのノウハウはdewey相方
taira師からヒアリングしていたのでバッチリ
であろうと何も躊躇なく実行に及んだ。

移行アシスタントとは旧Macから新Macへ
データやアプリ、各種設定など環境全てを
非常に簡単手間なしで移行できる優れた
仕組みである。
ただし無線LAN経由の場合しこたまに
時間がかかるらしい。
だからHUBを介して100base Ethernetで
繋げればそこそこ速いだろうとふんでおったが
あろうことか肝心のLANケーブルが
1本しかなく、え、マジで信じらんない
あれ、確か2、3本あったよね、どこいったっけ
結局みあたらず、旧MacはEthernetで接続
したものの新Macは無線で接続した。

移行アシスタントを何の躊躇もなく開始した。
移行アシスタントは始まったらキャンセルできない。
ということを開始したあとやっぱりキャンセルしようと
思ってキャンセル方法を調べたあと知った。
しようがないのでそのまま朝までほっぽらかし。
移行アシスタントに要した時間は約6時間半だった。



移行データ全容量は約165GB。
翌朝正常に完了していた。

最初の所感。
新MacBookProのRetinaの美しさは
音楽やるのに必要ない。
なおさらRetinaで良かった。
そして速い。すこぶる。







さて、白カーボネイト旧MacBook無印は
サブマシンという位置付けにするほど筆者は
裕福ではないためさっそく現金化できる筋を調査。
某店にて直接持ち込みで査定してもらう。
予想を大きく上回る金額の査定額に二つ返事で
手放した。

なお、白カーボネイト旧MacBook無印は
あちこち汚れていたり、そもそも天板に傷が
あったりしたので、持ち込み前に徹底的に
磨き上げて天板の傷もほとんど
見えなくなっていた。
にもかかわらず、某店査定員様の
天板にキズがありますねの第一声。
さすがです。


(後編へ続く)



2015/03/04

(No.2311): MBP/8GB/SSD256GBを購う噺


耐用年数5年とすれば
減価償却費は2.x万円/年。
即ち2千何某円/月の経費で済む
という計算だ。
だいたい白ポリカーボネイトの奴ぁ
丸5年目だ。
どうということはない。

という屈折した理論を展開しつつ
矛盾を数万光年の彼方へと投棄し
心が清らかに昇華するのを見届けて
deweyのライブの根幹を成すはずで
あろうAbletonLiveやらなんやらを
走らせるあのいわゆるそのなんだ
あのアップルのコンピュータの
あの奴をだね賄おうという気概は
キミにはあるのかね、
え、どうなんだ、
あるのかね、どうなんだね。

あにを言ってやがる
こちとら江戸っ子よ
宵越しの銭ぁ持たねぇんだ
んなもん細けぇことぁしねぇ
目ぁつぶってポチッよ
えいや

あいや待たれぇい待たれぇい。
許せよ。
そなたたちの話を聞いておったがの
失礼を承知としてお話し仕るが
定価で早まるでない、よいか、
幾ばくも、いや相当な差を付けて
商っておる店(たな)を集めたサイトが
あるでな、その情勢をしかと留め置き
存分なる裁量を振るいなされるがよい、
よいな、ではいずれ、御免。

てやんでぇ二本差しが何言ってやがる
そんなまどろっこしいの
いちいち見てられっかってぇ、

いやキミ、あのお武家の言う通り
このサイトを見てみたまえ、
俄かに価格が変動しているようだ。
キミ、見てみたまえ、見てみたまえ
と言っている。

てやんでぇこちとら江戸っ子よ
そんなまどろっこしいの
見てられっかってぇ、

おいキミ、いいから見てみろ2014年の
SSD128GBモデルが急落したぞ。

あんだと、そうとくりゃこっちは
速攻でカートにぶっこむまでよ、
それい、
ほんでもって待ってなよ
いま発注情報をカチャカチャと打って、、

おい、おいキミ。
もういくら入力しても遅い。
キミがもたもたしていたから
在庫がなくなったようだ。
ほら次へボタンを押したら先へ進まずに
在庫ステータスが欠品になってしまったよ。
どうするんだね、キミ、どうしるんだね。

うるせぇ
そんなのはかんたんなこった
同じ店(たな)のSSD256GBモデルを
ポチるだけよ。
こちとら勢いだけじゃねぇ
ちゃんと相場は抜かりはねぇぜ。
ほれ、ざまぁみやがれt



日本語訳:
MacBookPro/8GB/SSD256GBを購う。
(新品を定価の20%OFFくらいで)



2015/03/02

(No.2310): 破片流星群を浴びる


我が六級改号別名ducatim696之介を
駆ること常の事、即ち真冬であろうとも
重ねてこの屑ブログには最近登場しねぇな
という体でありながらも裏ではきつちりと
きつちりと駆っておるのですそんな今朝の
INKSR通りでのこと。

今朝はどこもかしこも混んでおり
込み入っており混雑しており渋滞しており
なかなか思い描くように駆れぬものよ。
とはいえ心落ち着けばなんとないことである。
急いてはならぬ。
ここの通りは片側二車線とはいえ一つが
些か狭き車線なれば、皆が揃って右車線を
走る仕来たり。なんとなれば左側には
駐停車車両も幾ばくの類。
習い右車線ばかりに集まる。

その右車線を時速30km前後で数珠繋ぎ
状態で皆が走っておる。
しかしわたくしの眼前を走っておるこの
突風の白いワゴン車の粗暴なる走りは
果たしてどうしたものか。先ほどから
左車線に行きたいようなのだが何せ
駐停車車両がぽつぽつと居るものだから
なかなか抜けない。

堪忍袋でも破裂したのかわたくしの
眼前を走っておる粗暴なる走りの突風の
白いワゴン車が突如急加速させ急激なる
ハンドル操作で左車線に突っ込むように
進入した。
その慣性はタイヤのグリップよりも勝り
進入角のままガードレール及び歩道周辺の
何某かにワゴン車の左側をしこたまに
こすりつけ、打ちつけ、その結果
「バッバッバッババ」という咆哮とともに
小金属や樹脂製と思われる部品群破片が
後ろを走っていたわたくしと六級号のうえに
大量に降りかかってきた。
その様子はパラパラという擬音は適さず、
バッサーバカバカバカバカbといった塩梅。
大きな部品も数点確認。

わたくしは降りかかる破片に首をすぼめ
ながらその破片流星群の中を突き進んだ。
くだんの突風の白いワゴン車の運転手は
驚いて停車するだろうと思いきや
そのまま普通に走行しておるではないか。
おいおいキミ左側のミラーなくなってるんじゃ
ないのかい。

そのままほぼ左右車線で並走状態になって
運転席をちらっと窺い見る。
運転手の中年男性が窓を全開にして
右腕ひじを窓から出してなんとなく
ウキウキ運転中の状態。
おいおいキミあんなに激しく接触して部品
の破片を大量に吹っ飛ばしてるんだから
気付いてるよね、ねぇキミ
うえ、ま、まさか危険ドラッグとか
じゃねぇだろうなとビビったが、
ワゴン車はそのすぐあとに左側に寄って
停車した。
六級号のバックミラー越しに停車した
ワゴン車のハザードランプを確認しながら
わたくしは先を駆り続けた。

接触地点から3、4百メートルも走って
しまったから破壊された部品の破片残骸
などが散らばってしまったのではないだろうか。
ドアミラーなんかもうずっと後ろに転がっているはずだ。

わたくしはあの破片群を浴びたにもかかわらず
人馬共に被弾はなかった。