2017/04/30

(No.2521): ビートオリエンテッド回帰


新曲を打つ。
筆者がやっていたstereogimmikというテクノユニットの2005年UFO CLUBでのライブ映像を観て「若いー!」という感想を持ちつつ、あーこんな曲もあったなー、というか久々聴いたけど手前味噌ながらカッケー、などと思いながらそうだ僕はこういう路線だったのだと改めて気付かされ、すわこうしちゃおれんと思いのたけをAbletonLiveでカチコチと打つ。
エフオピとしてはstereogimmikの遺伝子を絶やさずにビートオリエンテッド路線を復活させようと思った。

今のdeweyとは少し方向が異なるが敢えて投入してみようとバリバリのクラブ仕様トラックをつくり始めた。しかもリズムはシンプルに8小節の繰り返しとし、ベースもほぼ動かず当然ワンコードだ。
仕込みは潔くドラムとベースのみ、上物なんぞ一切入れず上物はライブで自由に演奏できるようにするのだ。よし、いくぞー!どわりゃー!

と作業を始めて1時間後には上物をしっかり入れてしかもバリバリのクラブ仕様というよりは爽やかな可愛いらしいテクノになってしまった。
取り敢えず(command+Z Mac) (Ctrl+Z windows)


音楽って不思議楽しい。
7月ライブではお披露目できるかしらん。


2017/04/24

(No.2520): むかしはドラムをたたく人(偽物)


もう何年も前にブルース系バンドでドラムを叩いてたことがまるで夢の様だ。当時は毎日毎日パラディドルだとかルーディメンツをやりまくっていた、しかし一向に上手くならなくて結局ダブルストロークも出来ずじまいで、あれは2007年か8年かのライブを最後にそのバンドも消滅した。

オリジナルはやらずに全部カバーばかりで、概ね1960年代や70年代のブルース、ロック、あるいはGSなんかをやっていた。正直、そのジャンルの音楽にはまったく興味はなかった。(あ、でもGSは好き)ただバンドの一構成員として寡黙にドラムをやるのが好きだっただけだ。

当時のライブ録音を聴くと、自分で言うのもなんだが意外にもそこそこの出来栄え。このバンドの後だったのに初期deweyでの筆者ドラムの酷さに比べたら雲泥の差はある。しかしたぶん、轟音ギターや上手いベースがいたからうまく聴こえたのだろうと思う。
だから演奏することは好きだった。しかしやってる音楽はまったく自分に合ってなかった。

所謂四十代(当時)後半の男ばかり数人の所謂ロックとかブルーズ好きなそういう連中が集まってできたバンドのスタジオ休憩時間の音楽話しにはまったく着いて行けなかった。
やれジェームス・ブラウンだのボ・ディドリーだのキース・リチャーズだのと言われてもさっぱりわからぬ。
先人の偉大さはわからんでもないが、それを言うなら筆者の場合、やはりラルフ・ヒュッターとかフローリアン・シュナイダーとか細野晴臣とかあるいはアンディ・トマとかヤン・ベルナーとか、そいう方向なわけで、今思うとよく付き合っていたと思う。
なんだかんだで10年くらいはやっていたのだった。

しかし、以前もどこかで書いたが、この時の経験は意外と曲作りや発想なんかにも活かされているような気がするのだ。

そしてあの時やってた連中はみんな音楽やめて堅気になった。



2017/04/13

(No.2519): if(nanti == 0){ var dewey = '5/7仕込み中'; }


こうしてつまびらかに鑑みれば
2012年などこの屑日記様散文は
ほぼ毎日執筆(なぐり書き)
していたという 体であり
ご覧の有様にて年を歳を重ねるに従い
貧作となりて
とはいえネタに窮するというわけでもない
ところがまたアレだが
これがキミの前だけどもね
月に数回しか書かないと
書いたときは逆に期待感を持たれてしまう
というのも恥ずかしくなるばかりでありの
いや実際こんな
奇天烈なる珍妙なる日本語とも覚束ぬ
文法の放物線投棄式(特許申請中)文章など
何処のお方さまが見るものだらうか
一瞥の末記憶外へ
無意識投棄式であることは明白にして
それが故に男子たるもの
五十路をみつもよつにもなり
未だに分別もつかんで
斯様なところで
電子音楽の端を媒介しておれば
一体何をしておるのか
怠惰意思薄弱からして
かかる巷に賤業と相成り
耳に音棲
目に醜態をみて
無念無想
空々寂々と飛輪沈沈傾注寂寞として
人跡途絶え檄として声なきはちと心細いので
AbletonLiveを立ち上げに候。

やるぞー


(日常の一コマ)


2017/04/04

(No.2518): 0401エイプリルグール



4月1日 岩本町エッグマントーキョーイーストにてメテオールさん主催「エイプリルグール」、素晴らしいイベントだった。


今思い出しても心が疼く、横川理彦さんの圧巻のステージ。楽屋入りしたときのご挨拶でテクノ漫談ですからとおっしゃっていたが最強なテクノ漫談だった。
特に最後に演奏された曲にやられた。サウンド、旋律、帯域、構成、全てに感嘆した。楽屋でMacBooAirのAbletonLiveの中身を見せて頂き、ははーとこうべを垂れるdewey二者。


Julian Picotetteさんの見応えある一体感ステージ。あんなに縦横無尽に動き回ってよくギターが追いつくものだと驚く。しかも正確。すごい方だなーでも笑顔が爽やか。お客さんもみんな笑顔になる。元気もらった感。


メテオールさんの一曲目、ヘルフッフッフ! あ、これは噂に耳にしたコピマ二でやってたという曲ではないか。フルへのカバーというかアレンジというか。
そしてメテオールさんのステージでいつも思うこの渾然一体となる会場の盛り上がり。このアガる感覚を作り出す技量こそが魅力の一つなのだなと実感する。かっこいいなー。


そんなこんなで最後のアンコールには出演者全員でのセッションが控えていたので早々に楽屋へ戻るが、杯を重ねる相方taira准将の酔い具合になかばハラハラしつつ、しかし無事にお勤めを果たすことができた。横川さんからのイジりもきっちりとあって嬉しかった。
終演後、楽屋で全員と握手。
メテオールさん主催「エイプリルグール」、素晴らしいイベントだった。カズウさんヒロックさんお招き頂き本当にありがとうございました。