2015/11/08

(No.2401): 今世紀最大の急制動。


先週朝の出来事。井の頭通り上り車線、永福町駅付近を筆者は六級改号と呼ばれしDUCATI M696+にて左側車線を駆っていた。右車線は四輪がほぼ等間隔で流れているいつもの風景。筆者の走っている左車線はガラガラで前方は先まで見通せる。
永福町大勝軒を過ぎてその先の交差点のところで、左側歩道に手を挙げているおばさんを見る。タクシー呼び止めの挙手であると瞬時に判断したのだが、そのタクシーは視界にない。刹那、筆者の右後方からものすごい勢いで黒色タクシーが左車線の筆者の前へ無理矢理割り込んで来た。

今世紀最大(当社比)の急制動。
筆者が二輪免許を取ってから、公道で初めて体験した。スリップを。客乗せで停車したバカタクシーの後方数センチを残してどうにか止まった。
幸いにも転倒せず。
二輪でスリップすると普通転倒する。あともう少しスピードが出てたら確実にスリップで転倒したか、タクシーと衝突していただろう。


そのバカタクシーは客を乗せてそのまま走り去ってしまった。客のおばさんがタクシーに乗るとき筆者を一瞥してた。こちらは放心状態のまま虚空を見つめている。怒鳴ることすらままならぬ。
我に返り、走りだそうとしたらエンスト。ギアが4速に入ったままだった。1速に戻すのも忘れたくらい。

二輪の場合、広角視野+五感総動員での運転を心掛けているが、さすがに右後方から回り込んでの前方塞ぎバカタクシーには対応が困難である。視界内のタクシーは客乗せがいつ発生するかわからないのでいつも注意しているのだが、今回ばかりはその警戒網の外だった。教訓。

二輪運転する方は視界外から突っ込んで来るバカタクシーにくれぐれもお気をつけください。



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