2022/12/21

(No.2629): ツイキャスで自曲DJ的式

10年前の12月20日のブログに、一人Ustream配信のことをツクグロウ語で書いているけれど、
この文章しっかしむちゃくちゃ加減が今もぜんぜん変わらんなーなんちゅう世界観なんだ。
「ツクグロウ」なのに冒頭「クツグロウ」としてあるところは誤字かと思いきや
わざと入れ替えているのだが、そんなことはどうでもいい。

っていうか、「ツクグロウ」って何?
答え→ dewey、dewey deltaのレーベル名です。


というそんなブログを偶然見かけたのだが、
実はちょうどお試し一人DJ配信をしてみようと思っていたところだったのだ。

DJといっても好きな市販CDをかけるのではなく、80年代~2000年代頃までの
自曲や自分と関係のあった周辺曲をかける配信。
ほんの僅かながらdewey deltaのプロモになればと、いやならんな。まったく。
無名の筆者の数十年前の曲など誰も興味はないだろう。


以前、「ウクバールの五重奏」というdewey主催イベントの特典CDとして、
出演者の若かりし頃の恥ずかしい音源を集めて配布したことがある。
恥ずかしい音源のはずなのに、皆様の持ち寄った曲と言ったら
すごい”ちゃんとしてる”のである。
ご自身が若いころの恥ずかしい音源であると申告されているので
確かにご自身の思いはそうなのだろうが。
筆者の持ってきた音源はここに収録された他のアーティスト様と
確実に一線を画す醜態な「塊」だったのだ。
恥ずかしいという枠を越え、音楽という概念をも捨て去った「塊」だ。
いくら恥ずかしいものを持ち寄ろうっていっても、あんた、
限度っちゅうもんがあるでしょ限度っちゅうもんが、どうかしてるよ。
と思われただろう最高だ。

そんな「塊」の80年代から2000年代初頭くらいまでの
エフオピ曲とその周辺曲をなんとなく流す式のやつ。

年末くらいに。
URLは追ってお知らせ。


2022/12/19

(No.2628): パンダ車パンク

こんにちは。
好きな匂いは海の民宿の匂いです。
子供の頃に海の民宿で食べたサザエのつぼ焼きの味が忘れられません。
でもあの黒いところは食べられません。
そのとき大人が、ガキにはここの美味さはわかんないよと言っていました。
大人になっても食べようと思ったことはございません。


わたくし朝目を覚ましますと、枕元に古着が山と積まれておりました。
おやおやもうそんな季節なのかと思い、その古着を抱えて勢いよくおふとんから飛び出しました。
(鳥肌実さんのモノマネで)

その大量の古着を車に詰め込み、古着買取センターへ向かいました。
古着買取センターの駐車場へ入ろうと、左折したところ
前方左のタイヤが歩道の縁石に乗り上げました。
そのときブバンと音がしてタイヤがパンクしました。

あらあら困ったことになったなあと、スペアタイヤを探しますがありません。
このクルマはスペアタイヤの代わりに緊急処置キットとして
パンクしたタイヤの穴をふさぐ充填剤入りの圧縮空気注入マシンが搭載されておりました。

ところが説明書を読むと、損傷がタイヤのサイド側の場合使用できないとあります。
パンクしたタイヤを検分しますと、どうやらサイド側にざっくりと十分な裂け目が
できておました。
緊急処置キットはタイヤ表面の釘刺さり等には有効でありますが、
今回は対応できないことがわかりました。

保険会社に連絡するとスペアタイヤがないのであればご指定の修理工場へ
レッカー移動のみですと言われました。
どこに入庫すればよいかと思案を巡らせました。
某タイヤ専門店が近場にありましたので、そちらへ入れさせてもらおうとしましたが
日曜で予約車両満杯とのことで却下を頂きました。

少しでも自走できれば、一旦家に帰ってから日を改めてタイヤ専門店で
対応してもらうこともできるのですが、
今はここ古着買取センター駐車場から一歩も動けない状態なのです。

思案の挙句整備してくれているいつものディーラーなら
入庫できるかもしれないと思いました。
ディーラーなのでタイヤ4本交換となるとある程度な金額を覚悟しないといけません。
しかし他に入庫できる当てがありません。
仕方なくディーラーへ連絡すると、なんとか受け入れOKを頂きました。

無事にディーラーへクルマを届けてもらった翌日、ディーラーから見積もりの入電がありました。
タイヤ4本交換でデカ一本以上との見積もりに絶句しました。
人は思いがけないことをスパっと言われると声がでなくなるらしいです。

年末ジャンボ宝くじを買いました。


2022/12/13

(No.2627): dewey deltaライブ 楽屋話(機材の量 編)

12月9日新宿WildSideTokyoにて行われた主催イベント「Broken Transmission」
にて筆者の製作したdewey deltaパッシブ・スプリッターと板は
dewey deltaライブにおいて滞りなく機能し、優勝した。




パッシブ・スプリッターも板も、
自分にまったく自信のない筆者が企画製作したものだけに、
本番で動かない(貴様!エフオピ!クリック聞こえねぇよ!捨てろ!)
演奏中に板が崩壊(おめぇ!エフオピ!何やってんだ!消えろ!)
といったエキサイティングな場面に遭遇せずに済んだ。
よかった。


ところで、dewey deltaは機材が多いことで知られている。
ハッチャキさんやtairaさんもSNS等で発言しているように
我々は2時間のスタジオの場合リハ時間は1時間、
残りの1時間は機材の組み上げと撤収に割かれるほどの機材量だ。
従って通常のスタジオリハでは最低4時間くらいは必要である。

我々のライブ機材はというと、
ハッチャキさんはキック、フロアタム以外のドラムセットをまるまる持ち込み、
tairaさんはMac、複数の鍵盤楽器やシーケンサー、ガジェット、デジタルミキサー、
筆者はMacとシンセ1台だがバンド内モニター環境機材をまるっと持ち込む。

そもそも自作板は作業時間短縮の目的で作ったものだ。
ライブ進行で関係者にご迷惑をお掛けしないように、
自前の板であれば機材をあらかじめ組み上げておけるのだ。


最近の電子音楽界隈ライブを拝見すると、コンピュータとシンセ1台のように
シンプルな構成が多いように思う。
もちろん表現する音楽によって機材量は変わるだろうが、
移動運搬の現実を考慮すると、そのような軽量になるのだろう。
以前SNSで見かけたが、我らのライブセットをして
「時代に逆行した機材量」と表現されている方もいらっしゃったほどだ。

なんせdewey deltaは機材車が2台もあるので、機材を積み放題だ。
次回から筆者分のキーボードスタンドも積む予定すらある。


自前のモニター環境を持ち歩いているバンドなんかいるのかしら。
エレクトロニック、打ち込み系ではクリックを聞くドラマーのいるバンドは
あると思うが、その場合はドラマーだけクリック聞くパターンだと思う。
我々はクリックを全員で聞く。
クリックどころではなく、バックトラック且つ演者の演奏音を3人がモニターする。
しかも3人がそれらソースを好きなバランスでモニターできるのだ。(下図参照)



自分たちでそんなしち面倒くさいことやってるバンドなんてないよ。
サンレコの取材お待ちしております。



2022/12/10

(No.2626): dewey deltaライブ 楽屋話(2022/12/9 Broken Transmission編)











ハッチャキさんのC5、変速機が調子悪いのかなー
ぼくのパンダ車は快調だなー


よく勘違いされるのだが、フィアット パンダ3の変速機「デュアロジック」は
オートマチックミッションではなく、マニュアルミッション機構なのである。
しかし、オートマ車にあるようなツーペダルだ。
広い意味でクラッチなしのマニュアルと言える。
従ってミッションの基本的な機構構造はマニュアルのそれを積んでいる。

パンダの「デュアロジック」にはオートマチックモードとマニュアルモードがある。
オートマチックモードではいわゆるオートマになるので、自動的にギアチェンジする。
マニュアルモードでは、ギアチェンジはマニュアルで行うが、
ギアダウンだけは自動的に行なってくれる(もちろん手動でも可能)。

パンダの「デュアロジック」で一番の特徴は「クリープ」がないことだ。
先にも述べたようにミッションはマニュアル機構であるため、
オートマチックミッションのようなクリープ現象は発生しない。
クリープ現象とはオートマ車のギアがDレンジのとき、アクセルペダルを
踏んでいない状態でも微動力がタイヤを駆動してしまう現象。

筆者はこのクリープが嫌いで、その理由からオートマ車を選択することが
少なかった。
だからパンダ3の変速機がツーペダルでもクリープがないので
性分に合致しているのだ。
クリープがないから坂道発進はうしろへ下がったりするよ!楽しい!

クリープがあると渋滞の時にアクセル踏まなくてもいいから楽だ、
とか言う人いるけど、本当そう思う。
そういう時、ああークリープあれば楽なのになーっていつも思う。
最高だ。
(「デュアロジック」にはDレンジがない。マニュアルと同じ N、1速〜5速、R)


ところが
そんなフィアットの「デュアロジック」機構は、
実はパンダやチンクエチェントの鬼門なのだ。
なぜなら「デュアロジック」が一番故障が多い箇所と言われているからだ!
そもそもマニュアルミッション機構に、自動ギアチェンジと
自動クラッチ制御の仕組みを無理やり?取り付けているのだから、
そりゃ壊れそうな予感ばりばり。

そのうち変速機が壊れるよ。壊れる変速機。。壊れた変速機。。
壊れた変速機?どっかで聞いたフレーズだな?



筆者のフィアット パンダ3近影
non broken transmission ぜんぜん壊れてないよ!







2022/12/9 broken transmission 全ての皆様に感謝感謝感謝ありがとうございました!
もう壊れません!