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(前回までのあらすじ)
5月も二十日を過ぎ、そろそろ最終的な発送ご連絡メールなるものが届く頃合いではないだろうか、と平然を装いながらも心うきうきしていた24日、そのメールは着信した。
メールタイトルを一瞥し、既にわたしくの顔には縦線が入り始めた。だって「発送通知」じゃなくて「納期通知」なんだもの。
嫌な予感は的中した。そこには「入荷予定:7月30日頃」と記されていた。延期3度目かよ。
購入したのは3月30日で1度目の入荷予定メールには「入荷予定:4月27日頃」、次に来た入荷予定メールで「入荷予定:5月30日頃」になった(前回のはなし)、そして、上述の通り。
結局、よ、4ヶ月待ちになるってこと?
どわちゃへーと驚愕し、一体どうなっているのだろうかこれはもう直接お話せねばなるまいと思った。
翌日、息巻いて電話する。
女性オペレータさんが出て事情を説明すると手元で購入データを確認したらしく何度も入荷予定が出ていることでものすごく謝られた。折り返し担当から連絡させるとのこと。
しばらくして担当者の方から入電。
男性の担当者もものすごく腰が低くむちゃくちゃ謝られてしまいほんわかする。本国の生産ラインが滞っており全製品で出荷遅延しているとのこと。
一応代理店を通じて納期交渉をして頂けることになったが、さすがにあまり時間がかかるようならキャンセルしますと伝える。
その後、メーカー交渉中の進捗状況をメールでお知らせ頂いたりフォローも気を使って頂きつつ、本日、どうにか6月末頃になんとかなりそうとメールをもらう。がこれもさらに延期する可能性ありとも。
いや、もうここまで来たら最後まで付き合うつもり。
ちなみに現在日本国内で待ち時間ゼロで手に入る新品はたぶん1年以上前に入荷したものかもしれない。
だからできたてほやほやを待つことにしたよ。
#moog sub phatty
2018/05/29
2018/05/22
(No.2568): 寡黙なゲール(第六話)
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「ゲール、ゲールはいずこぞ」
「はは、ここに控えおりまする」
「おおゲールよ、ゲール、おおおいやはやずいぶんと久しいのぉ」
「はは、まったくそのとおりでござりまする。前回は、えーと、あれは確か、もう3年も前のことになりましょうや」
「うおお、なんと! もうそんなに経つのか」
「前々回までも遡りますれば、それはもう4年前と相成りまする」
「まことか、ゲールよ、わしは一体何をしておったのかの」
「光陰矢の如しと申しますが早いものでs」
「そんなことよりも、ゲールよ、5月の12日は何をしとった」
「5月12日でござりまするか、えーと、12日と、えー、、昨晩の夕餉で食した献立も覚えておりませぬゆえ、、」
「耄碌したのゲールよ、御朱印でも頂きに神寺巡りでもしておったかの、いやそれもまたよい、わしも好きぢゃ」
「お、思い出しましてござりまする」
「ほー、思い出しおったか」
「はは、僭越ながらわたくしは 新大久保アースダムにて「反安静療法」に赴き仕っておりました」
「なんと!ならば問う、何を見聞したかわしに言うてみい」
「わたくし滅法語彙に欠ける不束者なれば、奴等デウエイの何某が書き留めたコレを以って見聞の想いとさせて頂きたく存じまする」
「うむ、他人の褌で相撲を取る手口、見事ぢゃ」
「と申しますか、久しぶりのブログがこのシリーズというのは些か辛ろうござりまするな」
「何を言うておる、それがここのやり口ぢゃ、よう覚えておけ」
「ははっ」
「ゲール、ゲールはいずこぞ」
「はは、ここに控えおりまする」
「おおゲールよ、ゲール、おおおいやはやずいぶんと久しいのぉ」
「はは、まったくそのとおりでござりまする。前回は、えーと、あれは確か、もう3年も前のことになりましょうや」
「うおお、なんと! もうそんなに経つのか」
「前々回までも遡りますれば、それはもう4年前と相成りまする」
「まことか、ゲールよ、わしは一体何をしておったのかの」
「光陰矢の如しと申しますが早いものでs」
「そんなことよりも、ゲールよ、5月の12日は何をしとった」
「5月12日でござりまするか、えーと、12日と、えー、、昨晩の夕餉で食した献立も覚えておりませぬゆえ、、」
「耄碌したのゲールよ、御朱印でも頂きに神寺巡りでもしておったかの、いやそれもまたよい、わしも好きぢゃ」
「お、思い出しましてござりまする」
「ほー、思い出しおったか」
「はは、僭越ながらわたくしは 新大久保アースダムにて「反安静療法」に赴き仕っておりました」
「なんと!ならば問う、何を見聞したかわしに言うてみい」
「わたくし滅法語彙に欠ける不束者なれば、奴等デウエイの何某が書き留めたコレを以って見聞の想いとさせて頂きたく存じまする」
「うむ、他人の褌で相撲を取る手口、見事ぢゃ」
「と申しますか、久しぶりのブログがこのシリーズというのは些か辛ろうござりまするな」
「何を言うておる、それがここのやり口ぢゃ、よう覚えておけ」
「ははっ」
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