2010/11/30

(No.1269): 点検月間と薄給と


左の薬指でほじった鼻くそを
机の下に擦り付けていたことが
ウイキリークスの極秘ファイルに
書いてあったので、大型二輪免許取得から
気付いたら1年経っていた。

新たに追加された免許はその交付日より
1年間、初心者運転期間として
違反時の罰則が厳しい。

とはいえ無事に無事故無違反で過ごせた。
もっとも、ここ20年くらいは
無事故無違反である。
もちろん帯の色はゴールド。


そんなことを考えていたら
明日はFIAT Panda100HPを車検に出す日だった。
車検に。
また、一体いくらかかるのか。
マジで不安。
なぜなら、先般の諸々の諸事情で給料が存分に
減る減るなんてもんじゃなし正しく薄給の体により
財政が逼迫しているからである。
従って、必要最低限で抑えるつもり。
初回車検なのでデーラーに出すが
花粉フィルターだのワイパーブレードなどの
消耗品は消耗してないことにして交換しない。
でもそれくらいか。
バッテリーは去年変えたし。


しかも、あんた、来週はDUCATI 696+の12ヶ月点検だって。
いよいよ怒涛の点検月間突入だ。

いいぞ。
なんか黄ばみ付き白ブリーフ一枚で
町内を走りたくなってきた。今から。
うおーッ



そんなことよりも、あんた
明日12/1はいよいよモンハン3dの発売日である。
滞りなく出荷済フラグが立っている。
よし。


どっちにしろ
うおーッ










2010/11/29

(No.1268): 最終回と三感と


龍馬伝最終回で。

・暗殺シーン
リアル。ほとんど何の演出もなく、
おそらく実時間で終了。
雨の音と怒号のみ。
カット割りと映像自体も、全貌が
把握できないようになっていた。


・突然テロップ
暗殺シーンに突然挿入されたテロップ。
愛媛県知事選挙の結果。
そして当選した中村時広新知事は
元三菱商事社員とのこと(by twitter)


・最終カット1枚前
インパクトのある岩崎弥太郎の死に様。
爆笑。










2010/11/28

(No.1267): 三譚と三節と


久々にmixiに覗こうと思ったら、
ユーザーIDもパスワードも忘れていた。
思いつくものをテキトーに入れたら
ログインできた。
twitterをmixi連携しているので
そちらにコメントやら某が付いていたが
基本放置状態のまま推移させて頂く。


最近は外界とのインターフェイスとして主に
この糞屑コラムとtwitterとマイスペを
利用している。
特に、iPhoneを導入してからは
外界との親和性は豊かなものになった。

即ち
ポータブルなネット端末。
電話はおまけ。
集約装置。
生活圏の小物。
鞄。
ゲームポッド。
スタンド。
本棚。
きな粉餅。
動物園。
信号機。
約束の地。





またシゴトが素頓狂な方向に動き始めた。
1年半以上の成果も何も残さず、
もう何やってんだかもうおまいら頭オカシすぎる
てか馬鹿かマジで金のなる木があるじゃなしって
青島先生の詞ぢゃねぇんだから
何考えてんだまったく信じらんねぇよ
一生やってろボケ嗚呼気持ちイイ。




今週はいろいろなイベントがある。
1日はPanda100HPの車検入庫
1日はモンスターハンターポータブル3d発売日

だ。
うむ。

2010/11/27

(No.1266): 冒涜の掟と罰当たりと


過日の制作より、取り敢えず正式ミックスを終えた。
dewey用として制作したものだが
実はあまりメンバーの担当楽器のことを
考慮していないので、ライブ時はまた別の
アプローチになると思う。

さて、この拙曲であるが
題名を 「law of blasphemy」と付けた。
直訳すると冒涜の掟という意味合いになるが
正式邦題は「罰当たり」としたい。
邦題命名はdewey.平さんである。

ドラム以外の殆どはNordLeadの音である。
ドラムはCubase4の付属VSTi HALionから。
中盤のクリーチャーボイスは筆者の絶叫を
加工したもので、
後半の生活音的なノイズはマイク録音による雑音である。


以上。


ここで聴けます。
dewey myspace

ここでMP3(DL期限付き)










2010/11/25

(No.1265): 夜雨と未濡と


夜遅くには雨が降るので傘を持って
お出掛け下さい
と、朝のJWAVE別所哲也の番組で言っていたので
滞りなくDUCATI696+六級改号で駆る。

案の定、20:30頃からぱらぱらときたかと
思ったら、すぐにザザーと降ってきた。
丁度、復路の走り始め。

久しぶりに雨がタンタンと身体中に刺さる感じを
体験した。
粒立ちのはっきりとした雨の中を
時速60km程度で走行すると
雨粒が身体中に刺さるのだ。
特に、まだ真冬前なのでズボンはフツーのデニム系
裾上げナシ店からそのままの状態のズボンなので
タイツを履いているのもかかわらず
もう、びしょ濡れになった。
しかも、走行中は冷たい。

しかし、驚いたことに。
上半身とグローブは全くといっていいほど
寒くない。
雨の水が少しもしみてこない。
上はペアスロープの繊維ジャケットで
中に防寒インナーを付けてはいるが
一滴たりとも中にしみることはなかった。
防水ではなかったはずだが、すごい。
25kmもふんだんな雨の中の走行を。

グローブは冬用の大型のものだったからだろうか
しかし、ぎりぎりセーフといった塩梅だった。



帰宅後、六級改号拭いて、ジャケットを脱いだら
表面はこの世のものとは思えないほどずぶ濡れだった。
グローブも。
これで、よく中にしみなかったものだと
心底感心する。
もう購入して4年ほど経つが
ペアスロープ、只者じゃない。

なんせこれもん

2010/11/24

(No.1264): プラグ劣化と5555と


DUCATI696+六級改号の走行距離が5555kmを踏む
12月の初旬に12ヶ月点検の予約をしたものの
予約時点から既に1000km近く走ってしまった。

前回3025km時点でオイル交換を行っているので
2500kmを超えてしまったが、まだあと500kmは
行けるだろう。
それよりも、プラグの劣化を感じる。

信号停止時よりの発進において
アクセルを開ける速度によっては
プスンとストールすることがある。
即ち、発進直前にブロンと軽く一発アクセルを
入れるとき、プスンとエンジンが
止まってしまうことがあるのだ。

なぜ、軽く一発アクセルを入れるのかというと
前にも記したように、アクセルワイヤーの張度
というか、アクセルを開ける力加減の調整が
難しいのである。
ワイヤーがかなり強めに引っ張られているので
回し足りない場合や、回し過ぎでブオーンと
エンジンを吹かすか、とか、
もうなんでこんなに極端なのッデスカッデスカッ
と絶叫してしまう。

だから、軽く一発吹かしてから、発進すると
エンジンの回転が落ちる前につなげられるので
スムーズに走る出すことが出来るのだ。
走る出す。
走り出すことが出来るのだ。



そして今日もやらかした。
しかも右折待ちで交差点中央で停まっていた時だ。
右折青信号に変わったので
アクセルを軽く入れたら、プスンカツンといって
エンジンが止まった。
慌てずにセルスタートして2秒後にはブロロンと
エンジンは始動する。

またかッ
これは、プラグの所為だ。
だんだん劣化してきたことは明白。
早く交換したいが、あと2週間待たなければ。

プラグくらい自分で交換できるからやっちまおうか
とも思うが、この場に及んでは
なんとなくディーラーのトルクレンチでキッチリと
純正プラグで納めたいと、そういう気分である。










2010/11/23

(No.1263): BPM70と試聴と


昨日の約束通り、一日スタジオ仕事。
スタジオ機材群を引っ張り出して
先ずはスタジオを作る
アナログミキサーは出さずに、マイクプリを使用した。
ノードリードのアウトをマイクプリのインへ接続し
マイクプリのアウトをオーディオインターフェイスへ接続。

そして、MACKIE BabyHuiを出したのだが、結局使わず
ミックスダウンが主な作業の場合は重宝するが
今日は曲作りと録音がメインなので写真撮影後
片付けてしまった。


昨日、思いついたフレーズは案の定
さっぱり思い出せないので
無から新しいフレーズを創造することにする。
とは言っても、いざ、鍵盤の前に座っても
何も出てくるはずもない。

作る前からBPMは決めていた。
BPM70である。
むちゃくちゃ遅い。
倍になっても140である。
理由はないが、deweyのライブを想定して
速めの曲の間にこいつを挟めば
箸置き的な安らぎの存在になるやもしれず。


ビヨビヨと変な音を出しつつ、
手癖のコードを弾きつつ、
コードの進行をなんとなく繰り返して弾いてみる。
しかしなかなか決まらないので、取り敢えず、
コード進行を4小節ほどの塊のパーツとして
部分的に録音し、オーディオパーツを作る


あとで、これを組み合わせて何とかしようと思う。
ちなみに、MIDIはほとんど使わなかった。
全部手弾きで、音源は全てノードリードとした。
ソフトウエアシンセは使っていない。
同じフレーズでも音色をいろいろ変えて録る。


作ったパーツを時間軸に貼りつけていく。
そしてドラムパターンを考える。
バックビートを基本になるべくクオンタイズかけずに
手打ちで打ち込む。
レイテンシーが酷すぎて、頭がズレズレなので
結局クオンタイズする。

遅いBPMでは王道の16分食いキックを入れ
同じくスネアにも装飾的16分低ベロシティ打ちを
入れた。
ハット系は4種類録音した。
ビートの要になるので、わざとぐでんぐでんにしたり
どりょんどりょんにしたり、へらんへらんにした。

その後、ノードリードで幾つかのサブメロや
ノイズや演芸や落語やコントや巨泉のクイズダービーや
パンシロンアップダウンクイズなんかを
適当にまぜこぜに録音した。

そしてベース録音。
ベースもノードリードだが、
マウスオンマーズのようなこもった低域の太い音で
上物フレーズ毎に重ねていった。
キックとベースのコンビネーションがいい感じになった。

しかしベースをはじめほとんどが手弾きで録音したため
もう弾けない。
MIDIなら譜面のようなものなので内容がわかるが
オーディオになってしまった状態では
もはや内容がわからない。
自分で弾いたにもかかわらずもう弾けない。
どうやって弾いたかも覚えていない。


暫定的ながら出来上がってみたら
だるいアンニュイアンビエントロービートちょとサロン風
という塩梅式となった。
まだ音を入れ足りないが、ライブ用バックトラック
としては多すぎる。
それはまた別ミックスとしよう。

後は、声を入れたい。
ミニマル的な繰り返しがいいかもしれない。

未完成ながら試聴ができるようにした。
ラフミックスなので、バランスもめちゃくちゃ、
エフェクトも一切なし且つノーEQ。
それでもよければ。 

11/29までダウンロード可能です。

Law of blasphemy

2010/11/22

(No.1262): 「making music」と「whats the plan」と


シャワーを浴びている時
ほどよいフレーズが出てきた。
忘れないように何度も口ずさむ。

リズムの感じや裏メロ的な
メロディも出てくる。
忘れないように何度も口ずさみ
脳裏に焼き付ける。

ところが
風呂からあがって30分も経たないうちに
もう忘れてしまった。
今はもうすっかり覚えていない。
二度と現れることはないだろう。
まぼろしのメロディ。


deweyのために、久々にCubaseと
思っていた矢先の出来事だった。
だから明日は、まんじりともせず、
Cubaseに向かうつもりだ。

しかし、無理矢理こじ開けても
陳腐な貧曲しか出来上がらない法則
ということも経験から知っている。

オーディオインターフェイスを
PCにつないで、NordLeadを設置して、
今回はミキサーも出して、
オーディオとMIDIを結線して、スタジオを作る。
音楽制作へ遷移するための儀式だ。

音楽を作る。
何のために。





たかだかこんなちっぽけなところでも
それでも情報規制や得体の知れない
軋轢のような蟠りが存在する。

そしてそれはどこにいっても普遍で顕著だ。










2010/11/21

(No.1261): ガンシャライブと後記と


会社二輪ドラム先達者ヤング氏のバンドのライブを
拝見拝聴しに六本木edgeを訪なう。

事前に、このハコを調べたのだが
六本木の立地にして土曜夜にもかかわらず
通常ブックキングのコストが
大塚の某ハコと同額だった。
六本木と大塚の物価はどうなっているのだ。

サイトを見る限りではオールジャンル対応
のようだが実際ハコの雰囲気はやはりロック系な感じ。
しかも、出演者平均年齢は比較的高いと見た。
お子ちゃまは居なさそう。

ロック系ではあるが、スクリーン常設且つ、
プロジェクターも常設。
と書くと一見VJにも対応していそうだが
スクリーンがそのままステージの幕の代わりにも
なっているのでVJを行う場合は、
演奏者はスクリーンの後ろになってしまう。
それも一興ではあるが。

なので、deweyでも
以外とここはいいかもと思った。
PAの外音もまずまず。
卓がALLEN&HEATHってのもいい。
好きかも。



さて、肝心のライブである。
バンド名はGunmen Showers

噂には聞いていたが、こんなにも面白いとは
思わなかった。
Guns N' Rosesのコピーバンドというよりは
なりきりリスペクトバンド。
人が一生懸命且つ楽しく演奏しているという
基本的なライブの面白さが伝わる
文字通り見ていて楽しいライブだった。

マスターベーションをキャッチにしているわりには
ライブ全体を通して、人に見せる聴かせるという
きっちりとしたエンターティナーぶりを感じる。
大人のバンドだ。

そして、ファンが多いのに驚いた。
久しぶりにライブハウスがほぼ満員になる状況をみた。
PA席へ行く階段のところまで人が埋まっていた。
また見たいという衝動をおこさせる
バンドの佇まいというか、雰囲気というか
そういうものを持っているバンドだと思う。
きっとGuns好きの方にはまた楽しさも倍増なんだろう。


人をかき分けては大げさだが
なんとなく、
フジロックでぷらっと歩いてたら
聞こえてきた音楽に立ち止まり
ステージはるか後方から
見ているような感覚になった。


ガツンガツンという演奏を聴いていたら
はやく自分たちのライブがやりたくなってきた。
deweyの。
ジャンルは全然違うけど、やっぱり音楽って
ある瞬間は共通する空気を持っているんだと思う。

2010/11/19

(No.1260): 234-106と38-450と


アナログ機材時代の変遷。
一応、多重録音機材のみ。
(カセットデッキ2台によるピンポン時代は除く)


一番最初に買ったシステムは
TASCAM234とTASCAM M106という組み合わせだった。
TASCAM234はTASCAM244という大ヒットした
ミキサー内蔵型のカセット4TR MTRから
ミキサー部分を除いた製品だった。
M106は6IN-4OUTだったと思う。










TASCAM234
















TASCAM M106


初期作品の多くはこのシステムで録音した。
1982年~1986年頃まで使った。





次は社会人になって数年後に思い切って
100万円のローン(5年払いくらい)を組んで
購入したTASCAM38とFOSTEX450のシステム。




















TASCAM 38















FOSTEX450




TASCAM38はハーフインチのテープを使う
8TR MTRで、専用の8chのDBXノイズリダクションも
同時購入して、65万円くらいだった。
ヘッドのクリーニングや走行系のメンテナンスが
シビアで、録音前、録音後は必ず掃除していた。
ミキサーはFOSTEX450。
フェーダー長さは80mmくらいだったか。
8-4-2のミキサーだったと思う。
こちらは40万円位だったと思う。
使い込んでいくうちにフェーダーがよくガリった。
最後のほうでは硬くて動きにくくなった。
ランニングコストも高価で、使用するテープは
画像の通りAMPEX456というテープを使っていた。
石橋楽器で確か12800円だったと記憶している。

FOSTEX450との組み合わせは
1986年~1992年頃まで使った。




MACKIEがデビューし、初代のCR1604を購入。
マイクプリの音質が素晴らしく
且つ、全体的に低ノイズ、そして
通すだけで音が太くなる気がした。


















MACKIE CR1604



レコーダーは同じくTASCAM38のまま。
なんせ65万円もしたから元を取るまで使い倒す。
ちなみに、FOSTEX450は当時流行っていたパソコン通信で
知り合った演劇をやっているの方へ売却した。

1992~1995くらい。



1995年以降はRoland VS880(ハードディスクMTR)になり
その後CubaseVSTになった。
ちなみに、Cubaseは1989年より使用している。
Apple Macintosh用で当時はMIDIシーケンサー機能のみだった。

2010/11/18

(No.1259): ドアーズとまぼろしの世界と


映画「ドアーズ/まぼろしの世界」を観る。

この映画は全て当時のままの映像のみで構成されており
まさにドキュメンタリー映画に相応しい内容だった。
脚色されていない。
ドアーズの軌跡。その中で、Jim Morrisonを主軸として
淡々と進行するという映画。
色付けがないあまりに、60年代後半のアメリカの狂気
ともいう時代がリアリティを持って感じ取れる。

音楽の本質とは、ある意味エネルギーなのではないかと思う。
それは伝えるとか想いとかそういう単純な感覚ではなく、
心の置き場所とか或いはまた演じる装いとか、
どこか音楽とは遠くかけ離れたところにある様々な
葛藤の末路なのではないか。

実はそれは音楽ではないと思う。
しかし、60年代後半のアメリカの
泥沼的反戦ドラッグカルチャー草ヒッピーに
浸っていた人々は皆、共有できた本質だったのだろう。

時代に生かされて時代に殺されたという塩梅式を。

ドラム、オルガン、ギター、声。
繰り出されるサウンドに不完全で且つ完璧な演奏と
張り詰めて弛んだ空気とガレージでサイケデリックな
色が形作られる。

この映画、ひどくお薦め。











2010/11/16

(No.1258): 曖昧な日本人とスマイルロックと


久々曖昧な二輪寒風走行。
DUCATIMonster696+六級改号。
しかし予想に反して、曖昧に寒くなかった。
いや、実際は曖昧に寒いのだろうが
ぱっつんぱっつんに曖昧に着込んでいたので
寒さを曖昧に感じなかっただけである。

でも指先も曖昧に凍えなかったから
やっぱりまだまだ曖昧な序の口である。
真冬のあの痛点を脅かす曖昧な鋭利な大気といったら
思い出すだけで曖昧にニヤついてしまう。




往路。
スマイルロックに道を少し変えてみた。
いつもは
甲州街道→井の頭通り→五日市街道→スマイルロック
というルートを通るのだが
甲州街道→東八道路→スマイルロックという
パターンを走る。
これはこれでよく通る道ではあるが
スマイルロック往路においてはほとんどなかった。
しかも、こちらの方が速度的には
スマイルロックかもしれない。
距離はちと遠くなるか。

久しぶりにスマイルロック四輪にあおられた。
眩しいちょっと青みがかった
白いヘッドライトを焚いた
大口径マフラーの白いスマイルロック国産セダンが
筆者後方にピタリと吸いついて。

シゴトとスマイルロックと同じだ。

2010/11/15

(No.1257): サンレコと12月号と


約1年半ぶりにサンレコを買った。
サウンド&レコーディングマガジン。
1981年のキーボードマガジンの増刊号的な
創刊号から連綿と読み続けてきたが
ついに一昨年くらいから途切れ始めてきた。

でここ1年半ほどはすっかりご無沙汰に
なっていたのだが、さすがに
四半世紀以上に渡って携わってきたという
事実からわかるように、この分野の
動向が気になってしまうのは性だろう。

特に読みたい記事があったわけでもないが
発売日に滞りなく購入。

























全然知らなかったが
ちょうど、リミックスコンテスト開催の記事。
久保田麻琴氏監修「高円寺の阿波踊り」の素材による
リミックスコンテスト。
むちゃくちゃ筆者の琴線に触れる。
モチベーションが上がり始めてきた。

年内一杯なので、ゴミのような音塊でも作り
投棄希望と書いて送りつけよう。
どうせ、齢四十後半のテクノ崩れ似非ドラマーの作る
屑音塊など、屁の足しにもならんだろう。

リミックスコンテストももう何回応募しただろうか。
96年頃の細野さんのエコールデホソノも出したな。
懐かしい。


で、今月のサンレコで気になった記事。
あー、えー、特になし。

いや、えーと、あ、そうそう
もう一つのリミックスコンテストの提供者で
agraphという名義で活動している牛尾さんって人の
インタビューはけっこう面白かった。
全然知らない人なのだが。
石野卓球のプログラマーだった人だそうだ。
等身大な印象で真摯に音楽されているのがわかる。

「8小節のエディットに8時間かける」って。
よく煮詰まらないもんだ。
とてもじゃないけど出来ない。

筆者もCubase使いであるが、実は個人的には
もうエディットとかしたくない。
素のままがいい。リアルタイムで。

エディット面倒くさい。

クリエーターが面倒くさいなんて言ってたら
お話にならないどころか、全然駄目なんだろうけど、
本当に面倒くさいから仕様がない。

スティック2本とノードリードとボコーダーがあればいい。
それだけでいい。

2010/11/12

(No.1256): アーカイブとラックケースと


筆者は2002年の4月から日記というか
バカコラムというか糞物語というか
屁文字列というかを
ほぼ毎日気ままに書いている。
最もこの文章を見れば
馬鹿さ加減も一目瞭然である。

たまに、昔書いた文章を読むのだが
まるで人が書いたような文章を読んでいる
錯覚に陥り、時間を忘れて
読み耽ってしまうことがある。

先程も2005年6月あたりから始まった
二輪嗜好の目覚めが、だんだんと湧き上がって、
ついには教習所に通い出すまでを
読み込んでしまった。
手前味噌ながら大層面白かった。

筆者の書き出す内容は嘘八百が多いのだが
この二輪嗜好の想いについては
当時の偽りのない心象であろう。

日本語の文法も遠い外宇宙へ投棄しつつ
今日も、要らぬ屑文章を生産し続けている。




こんなライブ用パッケージのコンセプト機材編。

先ずは、このかなり優れものラックケースを用意。
SKB 19-RSF4U
なんと、ノートPCも含めてマウント可能である。
この中に以下の機材を詰め込む。

・B5版ノートPC with Cubase4
BEHRINGER XENYX 1204USB
JOMOX T-Resonator
KORG microKORG XL
CLASSIC PRO PD12II










2010/11/11

(No.1255): キックとフィルターと


つらつらと気になる機材を紹介。
今回はドイツ、JOMOX社。


MBase 11
キック専用機。
キックに特化してるという潔さがいい。
サンプルを試聴したらいい塩梅のキック多数。
ベース音色も作れる。
ドラムパッドからのトリガーも可能だから
生ドラムとの共演もできそう。


T-Resonator
やっぱりフィルターがキモだと思う。
太い音にしろ、弾力のある音にしろ、
倍音を多く含む音にしろ、薄ボケた音にしろ
輝く音にしろ、シリシリ高周波にしろ、
ブンブン低周波にしろ、
全ては、カットオフとレゾナンスの妙で決まる。











2010/11/10

(No.1254): 妄想と企画と


今日のライブ企画。

タイトルは「一人ワイエムオービージーエム」

コンセプトは以下の通り。

・YMO/BGMをアルバム通りの順番で演奏する。
・演者は一人。
・電子ドラムパッドで一応リズム入れたり
・ヘッドセット付けて一応歌も入れる(でも下手くそ)
・バックトラック音源は事前にcubaseにて制作する。
・それを8トラックにミックスして8TRデジタルMTRへ仕込む。
・フェーダーの上げ下げでちょっとリアルミックスもやる。
・各楽曲は完コピではなく、めちゃくちゃにアレンジする。
・めちゃくちゃ加減が尋常ではない。
・一聴してBGMの曲ってわかんないくらい酷い。
・なんかモコモコしてるだけとか。
・原曲のBPMは全て120だが100とか80とか遅くしたりもしたいので
尺も短くする。
・本当はライブ時にcubase走らせれば、リアルでボコーダーも
使えたんだけど、本番でノートPCだと怖いので諦めた。
・BGM全部やると時間が足らないので選曲と順番は以下の通り。

ballet
music plans
rap phenomena
cue
camouflage
mass


もちろんMCなんか、一切なし。

ただ、少々問題なのは曲間が空くことだ。
MTRで曲を切り替える操作が必要なので
どうしても1分程度空いてしまう。

いや、待て。

そうか、プロジェクトを分けないで
30分の曲として全曲のデータを入れてしまえばいいのか。
これなら曲間なしで行けるぞ。


本当は「UT」やりたいのだが
通常ライブ持ち時間30分では尺をどうにかしても
もう入らないだろうし、そもそも「UT」難しい。

やったとすると、やはり、ドラムで
ドコドコダダンドコドコダダンはやらないとダメだろう。
ディレイ16分でドンドンバンってやったとしても
綺麗に揃わないだろう。テンポキープ必須。
無理。
ドラムはバックトラックに打ち込みしたとしても
教授ピアノを弾く技量はない。
セリフだけしゃべるってのも恥ずかしい。
そんなわけで「UT」は外した。



という企画。









2010/11/09

(No.1253): 火曜日と23時と


毎週火曜日の23時、interFMにて
桑原茂一氏のPIRATE RADIO

元締めだけあって、スネークマンショー
っぽかったりもする回もあるが
ここ最近は「黒い歌謡曲」シリーズ。

取り分け、聞いたことのない
昭和四十~五十ちょっと入る年代の
アンダーグラウンドムード歌謡。

とにかく、物凄い。
あまりの凄まじさに聴き入ってしまう。
呆れるほど、冗談のようで、しかし真剣。

男はやりっ放し女はやられっ放しと
ゴーゴー的に歌いあげたり、
ボビーウイリアムスって歌手名なのに
バリバリ日本人で且つ演歌だったり
何かがやって来るってすごい曲名が
柔らかいムード歌謡だったり
定型的な場末のカラオケスナック風の
デュエットだったり、
グループサウンズ崩れだったり、
味付けなし総天然色音楽だったり、


価値観を見直す機会を与えてくれるラジオ。









2010/11/08

(No.1252): アンチATとシンパMTと


「アクセルとブレーキを踏み間違えて」

ここ最近でも痛ましい事故のニュースで
このフレーズを聞いた。
このフレーズ聞くだけで虫酸が走る。
残念でならない。

もう、オートマチック車なんか廃止しなさい。
オートマチック限定だか何だか意味不明な
ろくに運転できない輩を排出する制度も
金輪際やめよう。

自動車メーカーはエコだがエゴだか
高炭素排出するバッテリー作ってる場合ではない。
クラッチのあるマニュアル車を作りなさい。

クラッチ踏んで、ギアを1速に入れて
半クラッチにしてアクセルとの関係で
自動車を操りなさい。

どこに、アクセルとブレーキを間違える工程があるのだ。
止まろうと思って間違えてアクセル踏んだって
クラッチ繋がってなかったら
エンジンが空回りするだけだ。
己のクラッチの操作次第でエンジンはストールする。
マニュアル車だったら、少なくとも
アクセルとブレーキの踏み間違いでは悲劇は起きない。
百歩譲って起きる確立はすこぶる低い。



昔はみんな、そうやって運転していた。

おばさんもおじさんも青年も女子も。
ヨーロッパでは今でもマニュアル車の方が多い。

トリノ郊外の石畳の上をデコボコの
FIATチンクエチェントに乗ったお婆さんが
颯爽とダブルクラッチ踏みながらトコトコ走る。

リヨンの埃っぽい畑道をキャンバストップを開けて
走行25万キロのシトロエン2CVを駆るお爺さん。



乗らされるのではなく、自らの意思で技術で
操作しなければ、クルマは走らないのだ。
クルマを運転するということは、そういうことだ。


ただし、バス、タクシーなどの仕事用自動車は
この限りではない。
むしろ、仕事用自動車はオートマチック車を薦めたい。
運転手さんはプロだから。









2010/11/07

(No.1251): カプセルと人の想いと


導入した直後、twitterなんてどこが面白いのだ
と思っていた。
そもそも面白さを検証するために始めた方も多いだろう。

筆者も同様で、というより、twitterって
どんなことが出来るのだろうか、
どう関わっていけるのだろうか、
そんなことを漠然と思いながら、いや、
実際はテキトーに鼻くそほじりながら
つまんなかったらやめりゃいいや的実験として
やりはじめた。

一つわかったことがある。
フォロー数が増えてくることでタイムラインの様相が
着実に変化してくるのだ。
筆者の場合、嗜好ベクトルが同一の方、そうでない方
まったく未知の方、或いは企業、といった
単一的ではないので、タイムラインの粒度が
千差万別で激しい。

しかし、それこそが狙いの一つなのだということが
段々わかってきた。
整理されない情報というか、井戸端会議ネタというか
街の声というか、そういうリアルでライブな
「人の想い」を知ることができるという体験。
この体験が、先ずは出発点なのだろう。


ある説によるとフォロー数は最低でも100人は
必要だという。
でないと本来の機能を発揮し始めないのだという。
筆者は現時点で70人ほどであるが、
60人を超えた辺りから、何やら今までの流れとは
少し変化が出始めたと感じた。
何が、どう変わったのか。
それがよくわからない。

タイムラインの進み方は早くなった。
当然人が増えたからだ。
タイムラインが早いと、流れて二度と目にしない
「つぶやき」の数も増えてくる。
そんなことは、むしろ、本来の機能を
そぎ落としてしまっているのではないか
という気持ちにもなる。
しかし、それが変化の一部であることは
間違いないと感じている。
どんな台本の元、この劇は続けられているのか。



万を超えるフォロー数のタイムラインとは
如何なるものか。
一瞬たりとも止まっていない。
常に流れ続けるのだろうか。
そこにどんな意味があるのか。

人の想いの視覚化、
流れ続けて、消えていく意味とは。

2010/11/05

(No.1250): 師走入庫と池袋会合と


もはや世捨人のような
職人のような
ヲタクのような
そんな塩梅式のシゴトで薄給を頂き
なんとか食い繋ぐという体なので
一気にアレとコレを決める。

アレ:FIAT Panda100HPの車検予約

コレ:DUCATI Monster696+ 12ヶ月点検予約

どちらも12月。
六級改号DUCATIM696は早めにオイル交換やら
プラグ交換を行ないたかったので再来週くらいに
入庫したかったのだが、
ものすごく立て込んでいるとのことで
今入庫しても12月頭までかかってしまうとのこと。
しかたなく12月になってからの入庫とした。
12月は幾分空いているらしい。




もはや世捨人のような
ヲタクのような
職人のような
そんな塩梅式のシゴトで薄給を頂き
なんとか食い繋ぐという体なので
以前対バンして頂いた、しかも前回ライブに
お越し頂いたhumanexperience様と池袋にて
お打合せの儀をdewey平さんのダンドリにて。

当方はdeweyを引っさげ、平さんと筆者。
humanexperience様はバンマスのWさんと
ボーカル・キーボードのeさん、お二方。
Wさんがオートバイ乗りでさらに筆者と同じように
本日バイクで来たというので朗らかになる。

VJの諸々をお伺いしつつ
お互いの音楽観を紹介し合う。
LRの片方にバックトラック、片方にクリック
の手法はなるほどと思う。
是非ともご一緒に何かやりましょうと
誓い合い辞す。

しかし、よく考えたらeさんとは
22歳も歳が離れているのかと驚愕した。
皆さん、ちゃんとしているので
一番おっさんな筆者ももっとちゃんと
しなければ
と、少しだけ思った。

と思うこと自体もうぜんぜんダメ。










2010/11/04

(No.1249): 回転とスラロームと


まだ筆者が普通二輪を取ってまもなかった頃
二輪ドラム先達者やんぐ先生が話していた。

「・・そんなとき、今日は乗れてないなと思うんです」


その時は、なるほどそういうこともあるだろう
とは感じていたが、実際、最近確かに「乗れていない」
と思うことが多々ある。

今夜もそうだ。

DUCATI M696+のこの極端とさえ思える低温の大気による
エンジンの回り方のギクシャク感を
多少考慮したとしても、やはり味を出しきっていない
乗れていないと思う。

特に、「曲がる」が駄目だ。

公道において、それが片側3車線大交差点であろうと
裏道の住宅街丁字路であろうと
ガススタンド出口合流左折であろうと
時速30kmでのノンストップ回転であろうと
交差点中央右折待ち後右折であろうと
「曲がる」という動作においては基本どれも同じである。

目線、ニーグリップ、重心、クラッチ、アクセル
停止時からの場合は、概ねリーンアウト
以外は全てリーンウイズ。
全てのワーキングにおいて、基本に則っている。
はずである。

という、基本的に抑えるべきことは承知しているが
「乗れていない」と思われる原因は
おそらくアクセルとクラッチの関係と
回転バランスとのミスマッチではないだろうか
と分析している。

あえて、筆者の技術以外の要素をあげるとするなら
やはりDUCATI M696+の低速時のエンジンギクシャク感
の影響は大きい。
アクセル+クラッチの連携でこのギクシャクを
どこまで均せるかが重要だ。
回転時のGの掛かり具合、速度、などが
回転バランスにも影響する。

回転時クラッチを完全にスパッと切る。
という手法はDUCATIのデスモドロミック機構においては
かなり有効だと思う。
ただし、動力伝達が絶たれた状態なので
バランス喪失には注意したい。

「乗れていない」時は
そういう、いくつかの手法を試しながら
磨くしかない。


乗れている時はこの「曲がる」も気にならないのだが。
おそらく、神のスラロームのような、
あの腰で乗る感覚こそが
実はホンモノなのではないかと思う。

もちろん
まだまだ到達できない。
二輪という乗り物は、なんでこんなにも奥が深いのだ。
素敵。









2010/11/03

(No.1248): M8と秋の空と


DUCATI M696+六級改左衛門之介号
12ヶ月点検の予約を、
直接ドカ屋ディーラでやろうか
そうだそれがいい796の実車も見られるし
いや、ひょっとしたら試乗なんかもできるやもしれん
こうしちゃおれんとドカ革ジャンを羽織り、
最近気に入っているのでさっきも地元ユニクロで
購入したバイクうってつけデニム生地加工
スリムパンツを履きつつ、
ブロロンロンと秋の空の下駆るのであるが
ドカ屋に着いてみれば、ショップ内は電気が消え
サービス工場に至ってはシャッターがガショーンと
落ちているという体で、
すわこれはもしや祭日なのに休みか休みなのか
というわけのわからない禅問答をしつつ
ドカ屋駐車場において、それなりのツイートをし、
それならば、次の訪問先へ行くまでじゃいと
ナップス三鷹東八店を訪う。




くだんのiPhoneケースを取り付けるための
ハンドルクランプなるものを物色する。
すぐに見つかる。
なるほど、ミラーなんかを取り付ける用のものか。
しかし、汎用的に使用できるものもあり
その中から塩梅が良さそうなデイトナ製を購入。

確か、iPhoneケースのベースの金具には
「M8サイズのネジでハンドルクランプに取り付けよ」
という記載があったので
ハンドルクランプの汎用腕に開いているネジ穴を
確認したところ、きっちりと「M8」という記述が。
なるほど、
世界は万事、ハマるようにできているというわけか。

あっはっはと爆笑しながら帰路。

帰宅早々、どれ取り付けましょう
取り付けてみてみよう

と、六角レンチで小気味よくハンドルへ装着する。


肝心のiPhoneケースのベース金具を
取り付ける段になって気付く。

その「M8」サイズのネジを買い忘れたことを



あっはっはと爆笑しながら何もかも投棄する。











2010/11/02

(No.1247): 放送と実装と


ちんたら走行。渋滞。
アクセルオフにてボシュっという音と共に
滑らかにエンジン停止。
クラッチをにぎっていたのでそのまま惰性で
数メートル。
右親指にてセルスタート、何事も無く始動。
そのまま惰性から動力を繋げる朝の井の頭通り。




inter FM 76.1MHz
桑原茂一のPIRATE RADIO
毎週火曜日 23:00-24:00

今、垂れ流されている数多テレビラジオの
どうでもいい放送。
観なくても聴かなくても何の弊害もない。
そんな中にあって唯一、価値観を一にできる
そんなアヴァンチュールな体験を是非。

必聴。




ハンドルクランプを。
そうか。こいつをダミー的に取り付け
その締めネジを諸共、ケースのアッシーに固定すれば
万事解決か。
試してみよう。

iPhoneモバイル実装のアンダーグラウンド。











2010/11/01

(No.1246): 方位と方違と


W800 国内向けがないのは寂しいが
やっぱりすごい。
さすが川崎重工。
800ccか。うむ。

東雲の欠品。



twitterで、
フォローしている人のフォローしている人の
フォローしている人のフォローしているh
というキリのない無限ループを辿っていくと
それはしかし確かに繋がっているという
連鎖の舞台が広がってくる。

南曹に住む。



9億3千万円。
もう会社員なんかやる気しない。
というか、レーベル作る。
ヨーロッパのアンダーグラウンドな
ベッドルーム制小作品を輸入。
あと自分たちの音源も発表。

西刹へ誘う。



真冬になる前にたくさんオートバイに乗る。
いやさ真冬になろうと乗るには違いない。
あれほどの灼熱地獄も冗談のように
気前のいい気温と蝶番の路面。
ずっと昔に、通り抜けた景色と
やり過ごした倍音と。

北枝の植。