2010/12/30

(No.1293): 昭和東宝と30日と


筆者が小学生低学年だった
昭和45、6年くらいの12月30日は
夕方4時くらいから、東宝の怪獣映画を
テレビでやっていた。
何チャンネルだったかは覚えていない。

そういう怪獣映画のテレビ放送は
31日ではなく、30日だった。
とても楽しみだった。

記憶が定かではないが
「地球防衛軍」、「宇宙大怪獣ドゴラ」
などではなかったかと思う。
全然違うかもしれないけど。

ゴジラシリーズもあっただろう。
「三大怪獣 地球最大の決戦」は
あったかもしれない。


思い出したが、筆者たちの年代(昭和37年38年生まれ組)
が初めてリアル・ゴジラ映画として接したのは
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」
だったと思う。
これは昭和41年上映なので、
さすがに3歳の時の記憶ではないだろうが
幼稚園の時(昭和43年くらい)に、
同じ幼稚園だった友人M(今でも友達)と
エビラがカッコイイーなどと話した覚えがある。


ちなみに、この友人Mは、
来年、埼玉県K市でいよいよ合気道の道場を
開くとのこと。おめでとう。
2月の式典には参加する予定。

友人Mとはよく怪獣ごっこをやった。
彼はウルトラマンで筆者は怪獣役だった。









2010/12/29

(No.1292): 初ジンオウガとMH部納会と


やぁーみんな、
ユクモ農場回収中の放屁の調子はどうだい。
ボカァ絶好調さ。

さて、本日は仕事納めであり、且つMH部(註1)納会である。
本日のMH部から新しい部員が参加し、計6人と相成った。



6人構成なので、PT(註2)では3名づつのパーティ、
或いは、クエ(註3)内容によっては
4名2名という組み方が可能である。

丁度、mhp3(註4)が発売されたことにより
これを機会にやり始めた方も多いと聞く。
本日加入のハンター氏も同様である。
且つ、同じように他に4名の心当たりもある
というので、近いうちに合同であるいは合併して
巨大MH部になる可能性もでてきた。
同時開催で10名の大所帯になる。


さて
mhp3のパッケージに映るモンスターは
ジンオウガという。
今回から新しく登場した。
下位(註5)の早い段階で、先ず登場する。
のだが、筆者の場合ようやく本日初ジンオウガ戦。

初ジンオウガであるが、
村クエ(註6)ではなく、集会浴場のクエ(註7)である。
村クエのジンオウガはまだやってない。
下位のこのクエはHR(註8)2から3へ上がるための
緊急クエ(註9)なのでこれをクリアすればHRが3へ昇格する。

その後、他の人の分のこのクエをやったものだから
都合4回のジンオウガ戦を経験した。
おかげでジンオウガの素材(註10)がけっこう手に入ったのだが
ジンオウガで全装備を作るためには、あと、
「雷狼竜の逆鱗」(註11)が一個足らない。



<註釈の解説>

1:MH部
モンハン部の略称表記

2:PT
パーティ・プレイの略式記号
モンスターハンターポータブルは最大4名での協力プレイが可能

3:クエ
クエストの略
ハンターズギルド、或いは村長からのモンスター狩猟、
または討伐等の依頼を受けること。

4:mhp3
モンスターハンターポータブル3rdの略式記号

5:下位
クエストには下位クエストと上位クエストとに
分かれており、比較的強くないモンスターは下位、
強いモンスターは上位である。
最初は下位クエストしか受注できない。
上位でも下位と同じ種類のモンスターは数多く登場するが
体力や攻撃力が下位に比べると格段に高い。

6:村クエ
村長から受注するクエストのこと。
村クエはプレイヤー一人で行う。


7:集会浴場のクエ
ハンターズギルド・ユクモ村出張所から受注する
クエストのこと。
こちらは最大4人で同じクエストで出発できる。
パーティプレイが可能。
従って、こちらのほうが生命力の高いモンスターが登場する。

8:HR
ハンターランクの略式記号。
文字通りハンターのランクを表す。
ハンターランクの昇格には集会浴場の特定のクエストを
クリアしなければならない。

9:緊急クエ
上述の特定クエストのこと。
キーとなるクエストを全てクリアすることによって
クエスト一覧上に出現する。

10:素材
モンハンとは以下のルーチンによって構成されている。
クエスト受注→モンスター狩猟→モンスターの素材入手→
防具+武器の製造やアップグレード→より難しいクエスト受注
→無限ループ

11:~の逆鱗
下位では稀な素材。入手確立は概ね運。
実際、本日4回もジンオウガを狩ったが
1回も出てこなかった。

2010/12/28

(No.1291): 杜仲と鹹味と


やぁーみんな、
小便しながらの放屁の調子はどうだい。
ボカァ絶好調さ。

さて、時速60km走行時マイナス10度の外気温に
100度を超えるチンチンに熱い
デスモドロミックエンジンにしがみつき、
それでも足が仄かに温かいと感じる程度で
いや、それでもその恩恵は計り知れないと、
健やかに駆っている昨今。



「おむ、デユカッティかい、デユカッティ」

ヘンテコリンな方向に頭を向けて止めた歩道の上。
六級改号DUCATIM696プラーッスから降りて
グローブを外していると、
ぺらぺらなねずみ色のジャンパーを羽織って、
ママチャリを押している60歳くらいの
頭髪の薄いおぢさんが、通りがかりしな
筆者の二輪を見て一言つぶやいた。


現在の走行距離、5,888kmを通過。
エンジンもだんだんこなれてきた。
12ヶ月点検も済み、本調子。
プラグ交換とECU燃調の成果だろうか
俄然、加速が活き活きとしている。

街行く人は皆、襟を立てて、マフラーを巻いて
足早に通りを行き交う。
その車道を、
時速60km走行時マイナス10度の外気温
だろうが何だろうがおかまいなしに駆る。
俄に信じ難いが、真実である。









2010/12/26

(No.1290): 氏子とオトモ配信と


やぁーみんな、年末行進の放屁の調子はどうだい。
ボカァ絶好調さ。


さて、twitterでもツイートしたが
昔から地元神社の氏子として登録されていたようで
そういう関係のことは家人の年長者の役目だったのだが
事情により来年からは年始の所謂集まり系に
顔を出すように命令された。
確かに、そういう年齢なのだろう。
確実に面倒くさい。
酒も飲めないし。


さて、
この神社はもちろん古くから地元に存し、
筆者も子供の頃から周知していたが
調べてみると、奉られている神様の系統が
むちゃくちゃだ。
いや失礼、八百万(やおよろず)だ。

天津神系と国津神系を両方奉っている。
確かにそういう神社は多い。

奉られている天津神は1800年程前の天皇で、
実在するであろうと思われている天皇としては
ほぼ最古にあたる。
一方、国津神の方はそれよりもさらに遡り、
所謂神話の領域の神様である。
もっとも国津神系は皆その時代であるが。



とりあえず、
何をするでもないので無頓着でいいと思うが
実際スルーできそうもないので、2日あたりに。





発売後3週間で300万人以上が購入し、
プレイしているとのこと。
モンスターハンターポータブル3rd。
(以下mhp3と表記)
さんびゃくまんにんって。


先日、地元私鉄電車に乗ったときの事。
その車両の中に筆者を含め8人もmhp3をやっていた。
と、思われる。
全員のプレイ画面をみたわけではないが、
あのPSPの持ち方は所謂「モンハン持ち」である。
モンハン人口密度が高い車両だった。
300万人超と聞けばうなずける。

mhp3には「オトモ配信」という機能があり、
自分のオトモアイルーを他のプレイヤーへ
アドホック通信を使用して交換できるのである。
そのオペレーションは簡単で、配信をONにするだけで
同じようにオトモ配信中のPSPをサーチし、
見つけると自動的に「交換」してくれる
という操作+機能である。

アドホック通信は非常に微弱な電波なので
半径はせいぜい20m程度だと思われるが、
JR新宿駅で配信をONにして、代々木駅までの間に
数匹のアイルーを交換できることもある。
アイルーのみならず、その交換先のプレイヤーの
プロフィール帳(ギルドカードと呼ぶ)も交換できる。

このギルドカードというものが面白い。
それぞれのハンターライフが記録されているのだ。
300万人いれば、300万人分のハンターライフが
存在している。

このように本編の「狩り」以外のオプション的機能
というものも、mhp3の世界観という
楽しさを生み出している要素なのだろうと思う。

ここで重要なのは、「交換できる機能」が素敵なのではなく
「他人のゲーム状況を知ることが出来る」ということが
素敵なのだ。










2010/12/24

(No.1289): 思い出とカマボコの板と


やぁーみんな、聖夜の放屁の調子はどうだい。
ボカァ絶好調さ。


さて、誰しも青春の思い出曲
というものは持っているだろう。
筆者の場合、その中でも人生の
かなり初期に人格を形成し、
思春期の支離滅裂加減を象徴し、
断片的に映像化された楽曲がある。

中学2年から高校受験を控えた中3、
この当時、圧倒的に筆者を支配していたのは
ラジオの深夜放送オールナイトニッポンである。

その中でも火曜夜の担当だった
所ジョージのオールナイトニッポンに端を発し
所ジョージ氏のデビューシングルを初めて買った。

A面「ムーンナイトセレナーデ」
B面「タバコショウカ」

筆者はどちらかというとB面の方が好きだった。
30数年経った今でもタバコショウカは素で歌える。

この曲が、筆者の最初期における
思い出の楽曲だ。
(どんな曲かはググって)


当時、電子工作にも目覚めた頃で
月刊誌「ラジオの製作」を読み、足しげく
秋葉原に通い、抵抗やコンデンサや
トランジスタやダイオードなどで
様々な電子工作を作っていた。
この頃(1974-1975年前後)の秋葉原は
街全体がラジオデパート系だった。
今では想像もつかないが。

この頃、筆者は無線にも興味が出て、
CB無線機(合法)を買ってもらった。

初めて自分で回路を設計して
完全に自作したのは、この無線機用の
外部電源である。
しかし、ケースを加工する道具も技術もなく
しかたがないのでなんと、カマボコの板の上に
トランスと整流器とコンデンサとヒューズを
取り付けたのだ。
剥き出し状態で。

その電子工作に没頭していたとき、
深夜にオールナイトニッポンを聞きながら
受験勉強もせず
そして所ジョージの「タバコショウカ」を
延々とBGMとして聴いていたのだ。

だから、タバコショウカを聞くと、
思い出すと、自分で歌っても、
今でも
オールナイトニッポンを聞きながら
ハンダごてを握っていた時のことが
どんどんと思い出されるのだ。
あの時のカマボコ板やハンダの焼けた匂いとか。

この感覚は生涯忘れないだろう。
ある意味大切な財産なのだ。









2010/12/23

(No.1288): iPhoneケースと非干渉と


六級改号ducatimonster696プラーッスに
iPhoneケースを取り付ける
結果から言おう。
想像以上に、良い。

何が一体「良い」のだ。

だいたいiPhoneをバイクに取り付けて
何をするのだという疑問もあろう。
さて、何をしよう。

先ず思いつくのは所謂地図だ。
ナビゲーションまではいかなくとも
リアルタイムに自分の位置が把握できる
動的な地図。

さっそく使ってみたが、
自前のハンディカーナビsony nuvuよりも
地図として見た場合、使い勝手が断然良い。
なにより、太陽の下でも
問題なく液晶画面が見える。
しかも位置情報補足の時間もnuvuよりも
断然速い。
これは携帯電話故のリピーター基の
恩恵だと思う。

ただ良いことばかりではない。
使いっぱなしだと電池の消耗が激しい。
スリープをうまく活用すること。


「良い」意味のその弐。
取り付け位置。
モンスターのハンドルバーは低い。
筆者のバーはアエラ製に交換しているものの
幅を狭くしているのみで、
ハンドルの高さはノーマルと同じである。
従って、セパハンまではいかないまでも
かなり低い。
これが前傾姿勢を強いられる要素でもあるのだが
そういうハンドルバーの位置からして
バーにモノを取り付ける場合
ハンドル切れ角の問題で
タンク等に干渉する恐れがある。

しかし、今回、それが全くなく
測ったようにキレイに収まっている。

しかも、iPhoneケースによる液晶メーター類も
見えなくなっていない。
これはなかなかうまくいった。
遠出が楽しみ。











2010/12/22

(No.1287): 音楽構想とソロと


微妙に停滞気味。
第一の糧である音楽活動。

stereogimmikは開店休業。
いや、開店もしていない雰囲気が。
心持ちは開店でありたいと祈る。

deweyも諸事情によりしばらくは
表舞台に登場しそうもない予感がする。
くーもったいない。

ついに、ソロか。
しかし、一人ではあのステージに立てない。
おっかな過ぎる。
だいたい、一人で何をやれというのだ
DJじゃあるまいし。
ドラムのみというのは些か度胸がいる。
というか成立しない。
無理。

平沢さんとかよく一人で出来る。
とてもじゃないけど責任持てない。
超絶歌唱+超絶ギタープレイ+レーザーハープ
という特技あってこそだろう。

とはいうものの
一人ライブをちょっと考えてみる。
やはり土台のキーワードは「安心」だ。
小心者の筆者としては。
信頼のおけるもので音を紡ぎ出しておきたい。
しかし、既製のグルーブボックス一台とかだと
それはちょっと色的にどうなのかと思う。
いろいろな楽器群の中の一台ならいいが。

自作楽器、自作機械というのも無理そうだ。
作ることは好きだが作ることが出来ない。

一人stereogimmik的なアプローチしか
思い浮かばない。
edieの演奏を全自動にするとか。
いや、それなら、普通にedieと一緒に
元祖stereogimmikの方が断然いい。
久々にstereogimmikで大音響でライブやりたい。
ドラム以外は久しぶりだし。

話を戻そう。
一人でやるなら、いっそ、
ドラムのみだろう。やはり。
この際、敢えて鍵盤ではなく。
MTRかノートPCからバックトラック流して、
自分は立ちドラム。
KORGのWAVEDRUM的なもので。
これなら、「演奏」も行えるので
ライブ的には成立しそうだ。

いっそのこと、MTRとかノートPCではなく
前に買ったアナログドラムマシンのみで
バックトラックとして流すとか。
且つリアルタイムでMS404をMIDI駆動させるとか
そういうハードウエアもからめるとか。

いいんだけど・・

やっぱり一人は嫌だ。
楽屋でも緊張しそうだ。
一人だと萎える。

あーバンドやりたい。





PUNSUCAさんのイベント。
このCMかっこいいです。

20110110 MODULATION GYM CM

2010/12/21

(No.1286): 妄想購買と百馬力熊と


先ずは、FIAT Panda100HP専用パーツを集める。


ダスト粉まみれでフロントなんてすぐに真っ黒。
だから、ダストの少ない、パッドでも。
SessA 低ダストブレーキパッド
15,700円(フロント)
14,175円(リア)


吸気は第一歩。
見た目もうれしい(小ちるさん100HP装着済み)
CDA ダイレクトエアクリーナーキット
48,300円


吸気をやったら排気も当然。
こちらは音にもこだわりたい。
この太さ。太い口径。
Ragazzon Gr.Nステンレスマフラー
59,850円


容姿も若干低い位置にして。
ダウンサス。
急先鋒な印象を。
メルベ ダウンサスペンション
39,900円


100HP専用ではないが、
トーションバーで内的安定化を。
TRUCCO トーションビームスタビライザー
21,000円



えーと、合計でいくらになるんだ。
198,925円
プラス工賃がいくらだ。3万くらい?そんなにしないか
いや、もっとするのか。
22万以上確実。
全力で無理。

よし、初心の通りフルノーマルを貫こう。


でも低ダストブレーキパッドくらいは欲しい。
実用的だし。フロント・リア合わせると
三万くらいか。なんとか。
いけね工賃もある。うむ。
駄目だ。

よし、初心の通りフルノーマルを貫こう。


今夜はそういう巻。

2010/12/20

(No.1285): タイチとカタログ回遊と


ナップスでもらってきたRSタイチのカタログ。
けっこう分厚くて読み応えあり。
RSタイチの製品は気がつけば何点か所有していた。
ウインドストッパー素材のインナージャンパーとか。


カタログ内をそぞろ歩く。

で、
ぜんぜんオートバイっぽくない丈の長い
文字もぜんぜん入っていない
かなり琴線に触れたウインタージャケット
型番もいい。696。
しかも、高くない。


あと、
デザイン的には若干嗜好外であるが
冬のグローブとしてはかなり良さそうな
性能。手首以上もすっぽりと収まるであろう
塩梅式も吉。
現在使用中の冬用グローブはボロボロに
なってきたのでかなり食指が動く。
色は黒でお願いします。しかも、相応な価格。



最後は、これ。
このシートバッグ、六級改号DUCATI696のシートに
取り付けられそう。
たぶん。
これくらいが丁度いい。
値段も丁度いい。



こうして改めて検分すると
RSタイチは値段が高くない。
安いというより高くない。
筆者嗜好の製品も多い。
お気に入りのPOWERAGEのように
シンプルで粋なデザインが多い。
ゴテゴテ系もあるにはあるが。
それはそれ。視界に入らない。

何にせよ
ちょっと気にしてみよう。

2010/12/19

(No.1284): 思うままにと696匂と


存在の場所は必要だが、
そこに執着する必要はない。
しかし存在する時間が長ければ長いほど
それが常となり、それがノーマルだと思い込む。
思い込んでいるのは当人のみで
実際は、連綿と続く時間軸の
過程の1フレームでしかない。

しかもそのことに気付いており、
周知しているにもかかわらず
今の存在以外を否定する。
恐らく強制的に存在を排除されても。

大事なのは、思うままに生きよ
ということだ。
良いも悪いもない。
勝ちも負けもない。
一歩引き俯瞰すればよい。
さあ思うままに生きよ。




久々にナップスを訪なう。
あの匂い。
駐車場に漂う、二輪臭とでもいうのか
タイヤ+オイル+排気+青空球児好児+ばってん荒川
が渾然一体となった匂い。

なんと素敵な匂いなのだ。
そう、あまり知られていないが
二輪、いやさオートバイ、というものには
「匂い」がある。

比喩でも何でもない。
嗅覚神経を流れる純然とした「匂い」だ。

そして、六級改号の匂い。
DUCATI M400の頃から何度となく書いた。
現在のMonster696プラーッスにおいても同様。
この696の「匂い」。
なんて素敵な匂いなのだ。
この匂いの香水があたらガチ買う。


香水屋さん。
なんか丸い小さい瓶に入った黒い水で
ラベルに DUCATI 696 って書いてある。
香水屋さんよ、香水屋さん。
そんなのあったら目を疑うよね。普通。

で、お客は興味津々で匂いを嗅ぐわけ。
すると、あの696臭が
ぶわーと鼻をえぐるっていう寸法。

「ゴホエッゴホッゲゥッ」とかなんとか言って
咳き込むわけよ、客(28歳OL)は。

な、なにこれーッ


なんて言って驚愕する。
いいなー。
でも実際、仄かに匂うからいいのかもね。
確かに、あの匂いが強烈的だったら引くだろうな。
最高だ。

街でその香水付けてる人。
一瞬、696の匂いが立つわけ。通りすがり的に。

で、筆者は「お、696じゃん」みたいな。










2010/12/17

(No.1283): 先週の怒涛と心意気と


禿げそうな先週の怒涛、
いや実際に、先週は抜け毛の
多いことといったら、
こりゃまた円形に抜けるなと
禿げるなと、案じていたが、
開放の報によりその日を堺に、
一本の抜け毛もなくなった。

いや本当、マジで。

どうですかこの小心者の心意気。

もし万が一再び襲ってきたら
次はキッパリと断る。
お断りする。
御免被る。
まっぴらだ。もう。
体が持たぬ。心が持たぬ。
式神もそうそう届くまい。

伏兵として、新たに舞い込んだシゴトが
こんなにやりがいのあるシゴトと感じるとは。
きっと先週の怒涛の反動だろう。
結果的に
生産性とモチベーションは上がった。




過日、自分のコラムで

「そもそも我々の職種の理とはそういうものだ。
これも真なり。住めば都、習うより慣れよ」

などとキレイ事をほざいていたが

今は全くそんな風に思っていない。
何が、「住めば都、習うより慣れよ」だ。
嫌なものは嫌だ。
決して慣れない。

スキルがつくだと?ふざけるな。
自分に置き換えてモノを言え。
人の心を読め。考えろ。
こんな世の中にしたのはどこのどいつだ。



さて、モンハン、モンハン。

2010/12/16

(No.1282): 底寒と寒夜と


往路。低温。寒夜。
DUCATI六級改号696プラーッス。
今季初のオーバーパンツを履き
昨年買ったPOWERAGE製冬用ライジャケの
具合といったら、大合格点を大挙して
あげちゃう式で、オーバーパンツ、
真冬グローブとともに、二輪乗りボクちゃんの
冬の三大アイテムをここに集結させて駆る。

記憶によると2006年あたりの冬は
もう指先が危険なほど痛かった寒さだったが
ここ数年の冬はさほどでもない気がする。
温暖化という気候変化によるものか
しかし、よく、百何十年ぶりのとか
そういう説明を聞くと、なんだ何百年前も
同じことがあったんじゃん、
つまりそれって、温暖化へ進行してるんじゃなくて
繰り返しってことじゃん?ループ?サイクリック?
という想いを抱く人は多いだろう。


そんな想いを底寒い中を駆っていると
いつの間にか真後ろにバイクが張り付いてきた。
ライト加減や排気音、或いはチラ見の
ミラー越しから想像するとどうやら
原付二種スクーターらしい。
それがやけに近距離で後ろに張り付いている。

逆煽りともいうプレッシャーを後ろから
かけられる。
ぐいぐいとそれはもう凄まじい。
ドダンとダッシュしてみるが
ピタと真後ろにまるで牽引されているが如く
張り付いている。

696cc 80HPの加速はけっして速くはないが
それでもピザーラ三輪スクータよりは
多少速いと思っていたが
原付二種スクーターの機動性及び
瞬発力というのは眼を見張るものがある。
まったく振りほどけない。

それが7kmほど、続く。
ところが威圧がプレッシャーかと思っていたが
どうやらDUCATI696を視姦したいようだ。
何故なら、先に行かそうと思い
左側を空けて四輪の後ろに止まっても
けっして筆者を抜かそうとしないからだ。

最後は、筆者が到着したので
抜かされて終わった。










2010/12/15

(No.1281): 加速パワーと新六級改と


10日以上ぶりに
六級改号DUCATI696プラースで駆る。
先週は12ヶ月点検のために入庫していたので
点検後の本格的出撃である。

オイルはもちろんフィルター交換、
そして懸案のプラグも交換してあるのだが
おそらく、
このフィーリングはその程度のものではなく、
インジェクションのバランス調整の賜物だろうか
という感想を持つ。

即ち、点検前はエンジンがこなれるまでの状態に
なった時でさえ、信号発進時にアクセル開度の
状況によっては、ノッキング的つんのめり的な
瞬間的な不発状態に陥ることがあった。
それが、点検後では、そのような予兆すら
すっかり消え去っており、
アクセル開度の微妙なテンション加減も
かなり抑えこまれているといった塩梅式である。

また、同時に、加速パワー感が増している。
気がする。
これは感覚的なものなので実際はわからない。
軽くなった感じ。軽い分、加速がいいのか。
いや軽くなったわけではない。

という、出口のない無限ループを回遊するも
日本人には辛い前傾姿勢を苦とも思わない
四十代後半の無能無スキル男の顛末を
宝くじを買おうかどうか迷っている暇があったら
買ってしまえ買わないと当たらないという
しごく基本的な常識をあえて持ち出さずとも
東の空を見給え、あすこに流れる一筋の炎は
取りも直さず夕焼け迫るブトーダイダダイの
恩恵を一心に受けたモンジュラス未富山さんの
友人のオキノタダノリさんを君に紹介しようと
思っているのだが、そのコーヒーを
こぼしてくれ、頼む、今すぐ。










2010/12/14

(No.1280): BPMと半オープンと


昨日、久々にマンボ之介さんとやんぐさんとで
スタジオに入った。
このメンツでは8年ぶりくらいだろうか。
初期PCC時代だからおそらくそれくらいだろう。

やんぐさんは筆者のドラム師匠でもあり
二輪そしてドカティの師匠でもある。
今回スタジオではベースを弾いてもらった。
ツインドラムというのも一度はやってみたいが
フツーのスタジオではドラムセットが2台というのは
無理だろう。
何かの機会があれば是非ともドラム同士で
共演してみたいものだ。

久々のギター、ベース、ドラムという構成での
遊びバンドでのスタジオ。
これほど無責任で楽しい音楽はない。
これぞ、バンドという風情だ。
deweyとはまた違った面白さがある。

普段deweyのドラムでは滅多に汗をかかない筆者だが
マンボ之介さんと一緒にやるバンドでは
必ず大汗をかく。
昨日も久々に大汗をかいた。
替えのTシャツを忘れて後悔した。

とにかくBPMが速いのだ。
脱力ならBPM170以上も楽勝だという話もきくが
そんなの迷信。自分にとっては。


で、
どれくらい速いのか、調べてみよう。

ちょうど、iPhoneのサウンドレコーダーアプリで
録音していたのでそれを聞きながら
電子メトロノームでBPMを合わせてみた。

結果、

「トンネル天国」 BPM155
「Route 66」 BPM165


こりゃ、速過ぎる。
あまりにも速いので、ハットはダウンアップ奏法で
8分を刻む感じ。フツーには打てない。
そしてもう打点とかばらばら、タイミングも酷い。
あと、トンネル天国ではわざとハットをオープン気味で
打つのだが、あまりにも汚い音である。
きれいな半オープン音って難しい。



なお、オリジナルを聴いてみた
「トンネル天国」 BPM133 前後だった。

我々の演奏の後聴くと
ものすごいゆっくりに聞こえる。
これでいいのだ。









2010/12/13

(No.1279): 霧雨の日とタイムラインと


いろいろあり過ぎてこんな時間。
今日のタイムライン。


10:30
DUCATI696+六級改号の12ヶ月点検の
出庫日。
小雨の中、上下RSタイチのレインスーツを
着用し、片道約4kmを歩く。
無事に受け取り。
オイル漏れも再シール後カバー組み上げにて対応。
オイル、フィルター交換、
懸案だったプラグも新品へ交換。

ブレーキパッドが若干減りが早いです
注意しておいてくださいとのこと。
御意と辞す。

1週間ぶりにブロロンと駆る。
雨の中。
ああ、やっぱりいい。オートバイ。
しかもこのモンスターのギクシャク感。

雨なので一旦帰宅し、六級改号をしまう。



12:10
会社着。
事態が急変。しかも好転。
曾祖父の遺言通り。
式神を飛ばしただけのことはある。

しかしこの一週間の動転といったら
尋常ではなかった。
そういう理にもかかわらずだ。
もし、万が一また方向が変わったら
次は断固拒否しよう。

でないと
また式神を飛ばさなくてはならなくなる。




19:00
マンボ之介さんヤングさんと
久々のギターバンドでスタジオ
この汗のかきかたは懐かしい。
昔、PCCやフジオフィーバーで散々かいた汗だ。
トンネル天国がまだリフレインしている。
ハットのダウンアップ奏法もだんだんできてきた。



22:00
「プリウスが嫌い」
「プリウス乗りのあのエコ走りだかなんだか邪魔」
「プリウス乗ってボクってエコしてると思ってる奴」
「っていうかエコ嫌い」

2010/12/12

(No.1278): FIAT Panda100HPと車検完了と


FIAT Panda100HPのディーラー初回車検完了。
以下、参考資料として電網へ流すために
概略の内訳を記す。


FIAT Panda100HP (169A3)
2007年型

車検基本整備 45,150
検査代行手数料 10,500
エンジン下回り洗浄 11,550
保安確認検査料 11,550
専用テスター診断 5,250
セーフティ車検パック 8,400
その他 3,672

エンジンオイル交換とエレメント交換 9,533
トランスミッションオイル交換 5,775
ブレーキフルード交換 4,620

重量税と自賠責と印紙 約54,170


合計 170,170

(ディーラー:東京都内フィアット正規代理店)




帰ってきたFIAT Panda100HPは
まったく問題がない。パーフェクトだ。
もともと何も問題はなかったのだが
一点、不具合があったので直したとのこと。

助手席のウインドウを開閉すると
パワーウインドウの可動ローラーの跡らしき
スジがガラスに付着していた。

そういうものだと思っていたが
これは異常だったらしく、跡がつかないように
修正したとのこと。

それくらい。


それにしても、このFIAT Panda100HPは
ひん曲がった筆者のマイノリティ嗜好を以て
何の落ち度もない完成度の高さを誇っている。
この現代社会において極めて稀なクルマである。
好きな理由を以下にあげる。


その一
6速マニュアルという仕様。
もはやマニュアル・トランスミッション以外
全く興味はない。


その二
スポーツモードという変態機構。
正しく二重人格である。
ONの時の加速はオートバイに匹敵する。


その三
小さい。
フィアットの真骨頂。
真髄。伝統。
江戸の粋のセンスと等価。



その四
エコとは無縁。

2010/12/09

(No.1277): 入庫中と続・理と


FIAT Panda100HPをディーラーに車検入庫中。
土曜の受け取りを前に、作業完了連絡が入る。
すなわち、17万円とのこと。
このうち5.4万円は税金等であるが
残りの11.6万円は検査費用とか部品代である。
見積金額とほぼ同じだった。
イタリア車でディーラー車検でこの金額は
まぁ妥当だろう。
もっとも、どちらかというと
5.4万円の方をもっとなんとかしてもらいたい。
国よ。

明細の詳細は出庫したら報告しよう。





さて、いきなり舞い込んだこのシチュエーションで
はっきり申し上げて心は右往左往だ。
普通の人なら右往左往しないほうがおかしい。

しかし、半分は期待というか楽しみというか
極めてポジティブな心象も存在している。
新しい環境へと踏み出せるという期待感。

もちろん半分は朕に出来ることなんだろうか
というネガティブな心持ちもないわけではない。
が、なんとかなるんじゃねぇのという
テキトーさ加減も同時に沸いてきて
それで相殺されているという塩梅式である。



それはそうと、ここの二輪駐車場いいな。
ちょっと高くなるが。


来週中には何か結果が出るだろう。
嗚呼楽しみ。

2010/12/08

(No.1276): 理と第一義と


大どんでん返しがなければ
ちょっと年末にかけて身辺が
かなりばたばたしそうだ。

まぁしかし冷静に考えれば
今年の中盤から会社関係で
荒れ狂う波が押し寄せており
それを被った者や避けた者など
かなり激しい様相であったので
今降りかかっている事象についても
その線上の一つであろう。

且つ、そもそも我々の職種の理とは
そういうものだ。
これも真なり。
住めば都、習うより慣れよ
そういう事。



何はなくとも
近場で二輪駐車場を見つける事が
まずもって第一義とする。


こんな糞コラム書いてるって知ったら
呆れて怒るだろうなー
あっはっはっは
ざまぁみやがれ。









2010/12/07

(No.1275): 想像力と不備と


実写のような高画質なゲームのご時世なのに
ちょっとデフォルメ系な感じの描画。
というかデザイン。

そして、数多くの素材類などは
もはやアイコン表示のみという潔さ。
自分の脳でイメージしろという
想像力を促すメソッド。

旧鎧玉というか武具玉とは、
実態としてどのような物理形状なのか
想像するのも困難だ。

このような試練や困難や不具や不備や
不完全な省略形式などでさえも
そのうち普通の事に思えてくる不思議さ。
そういうコントロールまで計算された
構造に設計されているのか。
このゲーム体系。

monster hunter portable 3rd.












2010/12/06

(No.1274): Boltとfrom the blueと


すぐさま結界を解き 水面へ投棄
波状を崩しながら ボルトの行方


すぐさま結界を解き 堅牢へ廃棄
稜線を描きながら ブルーから問う


すぐさま結界を敷き 良識の繁縷
突き上がる氷中と 組成の円弧と



(C)2010 lumb.fop









2010/12/05

(No.1273): mhp3と仲間と


モンスターハンターポータブル3rd
mhp3
季節は秋とみた。

金曜日、先ずは弊社MH部リスタートの儀。
レギュラー陣マイナス1であったが
新たな要素の塊で且つ全員が同じスキルで
臨むというベストなシチュエーション。

皆、2ndGで鍛えた腕は錆びていない。


2ndGの要素も多くあるが
今回3rdから新たに加わった要素も数多い。
集会所を兼ねる温泉施設。
ネコ飯に代わるものとして
温泉ドリンク、泉質がある。

オトモアイルーはソロでは2匹連れていける。
パーティプレイではハンター2名の場合は
それぞれのオトモアイルーが1匹づつ従えられる。
もちろん今まで通り4人でのパーティプレイは可能。

オトモアイルー用の装備についても
端材という概念で作ることができるようになった。
面倒くさいと思うか深くなったと思うかは
人によるだろう。

舞台やオプション的機能は変わったものの
普遍的概念とルールは変わっていない。



こうしている間にもwikiにはどんどんと
情報が寄せられて更新され続けている。
モンハンはある程度情報を知っていなければ
面白さは感じられないゲームだと思う。
それはゲームとして正しい姿かどうか
なんてのはどうでもいいが
実際そうだから仕様がない。

構造と意味を知っていないと
一体目的は何なのか、目標を見失う。
どうやったら、強くなれるのか
知識がないと成功する確率はすこぶる低い。

そして、何より
一番重要なファクタは「仲間」である。
仲間と一緒にプレイすることで
ゲーム・フレームワークへの影響が違う。
論理的にも物理的にも。

実際、
一人で最後までプレイしろ(もちろん村クエ以外)
と言われたら、それはお断りだ。










2010/12/04

(No.1272): 不公平薄給と物欲惑星と


くだんの
弊社有象無象不可思議降格馬鹿待遇制度により
不公平薄給支給となったので、滞りなく
物欲惑星の妄想大会を開催する。

今回は潔く二品で許す。


その一
DUCATI PERFORMANCE リアバッグ(MAX 18L)M696
いい加減なんとかしなくては。
もう、この製品以外、ないだろう。



その二
KORG WAVEDRUM
いい塩梅のミクスチャを期待する。
もう、生ドラム混合以外、ないだろう。






MHP3
2ndgで鍛えた腕は衰えていない。











2010/12/03

(No.1271): 基本要素と最端と


地球からてんびん座の方向に
光の速さ(秒速30万km:1秒間で地球を7週半)で
巡航し、20年かかってようやく到着する
赤色矮星「Gliese581」。
その周りを回っている惑星の一つに
生命が存在しないなどと誰が言えるだろうか。



12月3日(日本時間)に会見した
NASAの宇宙生命学上の発見の報。
内容は「生命の基本要素を持たない初の生物」
を発見したとのこと。

カリフォルニア州の塩湖で発見された細菌。
DNAを構成する元素にヒ素が組み込まれており
長らく考えられてきた生命の基本要素を持たない
初の生物であるとのこと。

どんな発表なのか、わくわくして待っていた
という人はあまりいなかったかもしれない。
なぜなら直前になって、
また大げさなナサちゃんったら
どうせまた、肩透かしっぽい話なんぢゃね的
風評が電網を駆け巡っていたからだ。

蓋を開けてみたら案の定。やっぱりねー
というオチだった。

とはいうものの生物学専門家の間では
上や下への大騒ぎなのだろうか。
きっとそうだろう。
きっとそうに違いない。
そう思いたい。



これだけ探しても地球外生命体が
見つからないからやっぱりいないんじゃない。
などと思うのは大間違いだ。
それは地球人の驕りだ。
「これだけ探して」なんて言ってるわりには
全宇宙の
0.00000000000000000000000001パーセントに
過ぎまい。
いや、これにさらに0.00000001乗掛けても
足りないほどだ。

宇宙はとにかく広すぎるという
安直なワードでさえ涙が出るほど
広すぎるのだ。


人類が確認している地球から最も遠い天体は
「ヒミコ」である。129億光年先の天体だ。
銀河なのかガスなのかは判明していないという。
宇宙の最端は137億光年くらい先だから
宇宙が誕生して8億年後にできた天体であり
そして、銀河集団の誕生プロセスを裏切った
謎の天体である。

光の速さでさえ129億年もかかる遠さだ。
だいたい太陽系の誕生でさえ
今から46億年前というから
太陽系ができて今までの時間よりもさらに
83億年くらいの時間をかけて進まないと
そのヒミコへは着けないのだ。
もちろん光速で。
それくらい遠い。


そんなことを考えたら
何もないわけがないだろう。

2010/12/01

(No.1270): 車検入庫と旧友Oと


FIAT Panda100HP車検入庫のため
フィアットディーラーを訪なう。
担当さんに暫定的な見積りを作って頂く。
点検及び部品代等で11万円くらい。
必ず掛かる法定費用が5.4万円なので
合計で16.4万円くらい。

前車プントの車検がディーラー以外で
20万円以上になったことを考えれば
ディーラーにしてはまずまずといったところか。

安い車検屋などでは法定費用込みで10万ほど
という話も聞くし、実際、
旧友Nのアルファロメオ147の車検は
8万円ほどだったという。
確かに、安いに越したことはないのだが
将来的に次車への遷移を考えた場合、
ディーラーの点検実績というものが
下取り価格に跳ね返ってくる事実を鑑みれば
今身銭を切るという塩梅式で手を打っても
よかろう。

さらに、次週にはDUCATIスーダラ六級改号696+の
12ヶ月点検という目白押し期間につき。
二輪も四輪も維持費がかかる。
嗚呼最高だ。




昨晩旧友Oに地元私鉄駅ホームにて偶然会う。
旧友Nとともに小学時代からの幼馴染である。
数年前まで盆暮れには近況報告などで
会っていたのだがここ最近はご無沙汰であった。

旧友Oは行政書士+某大学の先生+
某専門学校の先生というセンセイの肩書きの
持ち主で、電網では名前でググることができる人物である。
あとはウィキペディア待ちか。
固い商売のわりには筆者たちとは中学生なみの
会話で、相変わらず時代を感じさせない輩である。

筆者がiPhoneになりメアドが変わったので
教え合ったのだが、別れてから
奴の携帯にメールを送るとエラーが返ってきた。

よくよく見てみると、奴の携帯メアドは
「○○○.@○○○」となっている。
ドットに続いてアットマークというのは
メアド体系としてはダメなんじゃないだろうか。
実際、そういうエラーだった。

電話して聞いてみると、いや間違いないという。
それで今ままで何の問題も起きていないという。
にわかに信じられないのだが、
きっと何か秘密があるに違いない。
「.」ではなく「dot」とか
「.」かと思ってたら液晶画面のドット抜けだったとか。

そのどれでもなかったので結局、PCメールへ送ったが
携帯へは送れずじまい。

そういう普通の日。

2010/11/30

(No.1269): 点検月間と薄給と


左の薬指でほじった鼻くそを
机の下に擦り付けていたことが
ウイキリークスの極秘ファイルに
書いてあったので、大型二輪免許取得から
気付いたら1年経っていた。

新たに追加された免許はその交付日より
1年間、初心者運転期間として
違反時の罰則が厳しい。

とはいえ無事に無事故無違反で過ごせた。
もっとも、ここ20年くらいは
無事故無違反である。
もちろん帯の色はゴールド。


そんなことを考えていたら
明日はFIAT Panda100HPを車検に出す日だった。
車検に。
また、一体いくらかかるのか。
マジで不安。
なぜなら、先般の諸々の諸事情で給料が存分に
減る減るなんてもんじゃなし正しく薄給の体により
財政が逼迫しているからである。
従って、必要最低限で抑えるつもり。
初回車検なのでデーラーに出すが
花粉フィルターだのワイパーブレードなどの
消耗品は消耗してないことにして交換しない。
でもそれくらいか。
バッテリーは去年変えたし。


しかも、あんた、来週はDUCATI 696+の12ヶ月点検だって。
いよいよ怒涛の点検月間突入だ。

いいぞ。
なんか黄ばみ付き白ブリーフ一枚で
町内を走りたくなってきた。今から。
うおーッ



そんなことよりも、あんた
明日12/1はいよいよモンハン3dの発売日である。
滞りなく出荷済フラグが立っている。
よし。


どっちにしろ
うおーッ










2010/11/29

(No.1268): 最終回と三感と


龍馬伝最終回で。

・暗殺シーン
リアル。ほとんど何の演出もなく、
おそらく実時間で終了。
雨の音と怒号のみ。
カット割りと映像自体も、全貌が
把握できないようになっていた。


・突然テロップ
暗殺シーンに突然挿入されたテロップ。
愛媛県知事選挙の結果。
そして当選した中村時広新知事は
元三菱商事社員とのこと(by twitter)


・最終カット1枚前
インパクトのある岩崎弥太郎の死に様。
爆笑。










2010/11/28

(No.1267): 三譚と三節と


久々にmixiに覗こうと思ったら、
ユーザーIDもパスワードも忘れていた。
思いつくものをテキトーに入れたら
ログインできた。
twitterをmixi連携しているので
そちらにコメントやら某が付いていたが
基本放置状態のまま推移させて頂く。


最近は外界とのインターフェイスとして主に
この糞屑コラムとtwitterとマイスペを
利用している。
特に、iPhoneを導入してからは
外界との親和性は豊かなものになった。

即ち
ポータブルなネット端末。
電話はおまけ。
集約装置。
生活圏の小物。
鞄。
ゲームポッド。
スタンド。
本棚。
きな粉餅。
動物園。
信号機。
約束の地。





またシゴトが素頓狂な方向に動き始めた。
1年半以上の成果も何も残さず、
もう何やってんだかもうおまいら頭オカシすぎる
てか馬鹿かマジで金のなる木があるじゃなしって
青島先生の詞ぢゃねぇんだから
何考えてんだまったく信じらんねぇよ
一生やってろボケ嗚呼気持ちイイ。




今週はいろいろなイベントがある。
1日はPanda100HPの車検入庫
1日はモンスターハンターポータブル3d発売日

だ。
うむ。

2010/11/27

(No.1266): 冒涜の掟と罰当たりと


過日の制作より、取り敢えず正式ミックスを終えた。
dewey用として制作したものだが
実はあまりメンバーの担当楽器のことを
考慮していないので、ライブ時はまた別の
アプローチになると思う。

さて、この拙曲であるが
題名を 「law of blasphemy」と付けた。
直訳すると冒涜の掟という意味合いになるが
正式邦題は「罰当たり」としたい。
邦題命名はdewey.平さんである。

ドラム以外の殆どはNordLeadの音である。
ドラムはCubase4の付属VSTi HALionから。
中盤のクリーチャーボイスは筆者の絶叫を
加工したもので、
後半の生活音的なノイズはマイク録音による雑音である。


以上。


ここで聴けます。
dewey myspace

ここでMP3(DL期限付き)










2010/11/25

(No.1265): 夜雨と未濡と


夜遅くには雨が降るので傘を持って
お出掛け下さい
と、朝のJWAVE別所哲也の番組で言っていたので
滞りなくDUCATI696+六級改号で駆る。

案の定、20:30頃からぱらぱらときたかと
思ったら、すぐにザザーと降ってきた。
丁度、復路の走り始め。

久しぶりに雨がタンタンと身体中に刺さる感じを
体験した。
粒立ちのはっきりとした雨の中を
時速60km程度で走行すると
雨粒が身体中に刺さるのだ。
特に、まだ真冬前なのでズボンはフツーのデニム系
裾上げナシ店からそのままの状態のズボンなので
タイツを履いているのもかかわらず
もう、びしょ濡れになった。
しかも、走行中は冷たい。

しかし、驚いたことに。
上半身とグローブは全くといっていいほど
寒くない。
雨の水が少しもしみてこない。
上はペアスロープの繊維ジャケットで
中に防寒インナーを付けてはいるが
一滴たりとも中にしみることはなかった。
防水ではなかったはずだが、すごい。
25kmもふんだんな雨の中の走行を。

グローブは冬用の大型のものだったからだろうか
しかし、ぎりぎりセーフといった塩梅だった。



帰宅後、六級改号拭いて、ジャケットを脱いだら
表面はこの世のものとは思えないほどずぶ濡れだった。
グローブも。
これで、よく中にしみなかったものだと
心底感心する。
もう購入して4年ほど経つが
ペアスロープ、只者じゃない。

なんせこれもん

2010/11/24

(No.1264): プラグ劣化と5555と


DUCATI696+六級改号の走行距離が5555kmを踏む
12月の初旬に12ヶ月点検の予約をしたものの
予約時点から既に1000km近く走ってしまった。

前回3025km時点でオイル交換を行っているので
2500kmを超えてしまったが、まだあと500kmは
行けるだろう。
それよりも、プラグの劣化を感じる。

信号停止時よりの発進において
アクセルを開ける速度によっては
プスンとストールすることがある。
即ち、発進直前にブロンと軽く一発アクセルを
入れるとき、プスンとエンジンが
止まってしまうことがあるのだ。

なぜ、軽く一発アクセルを入れるのかというと
前にも記したように、アクセルワイヤーの張度
というか、アクセルを開ける力加減の調整が
難しいのである。
ワイヤーがかなり強めに引っ張られているので
回し足りない場合や、回し過ぎでブオーンと
エンジンを吹かすか、とか、
もうなんでこんなに極端なのッデスカッデスカッ
と絶叫してしまう。

だから、軽く一発吹かしてから、発進すると
エンジンの回転が落ちる前につなげられるので
スムーズに走る出すことが出来るのだ。
走る出す。
走り出すことが出来るのだ。



そして今日もやらかした。
しかも右折待ちで交差点中央で停まっていた時だ。
右折青信号に変わったので
アクセルを軽く入れたら、プスンカツンといって
エンジンが止まった。
慌てずにセルスタートして2秒後にはブロロンと
エンジンは始動する。

またかッ
これは、プラグの所為だ。
だんだん劣化してきたことは明白。
早く交換したいが、あと2週間待たなければ。

プラグくらい自分で交換できるからやっちまおうか
とも思うが、この場に及んでは
なんとなくディーラーのトルクレンチでキッチリと
純正プラグで納めたいと、そういう気分である。










2010/11/23

(No.1263): BPM70と試聴と


昨日の約束通り、一日スタジオ仕事。
スタジオ機材群を引っ張り出して
先ずはスタジオを作る
アナログミキサーは出さずに、マイクプリを使用した。
ノードリードのアウトをマイクプリのインへ接続し
マイクプリのアウトをオーディオインターフェイスへ接続。

そして、MACKIE BabyHuiを出したのだが、結局使わず
ミックスダウンが主な作業の場合は重宝するが
今日は曲作りと録音がメインなので写真撮影後
片付けてしまった。


昨日、思いついたフレーズは案の定
さっぱり思い出せないので
無から新しいフレーズを創造することにする。
とは言っても、いざ、鍵盤の前に座っても
何も出てくるはずもない。

作る前からBPMは決めていた。
BPM70である。
むちゃくちゃ遅い。
倍になっても140である。
理由はないが、deweyのライブを想定して
速めの曲の間にこいつを挟めば
箸置き的な安らぎの存在になるやもしれず。


ビヨビヨと変な音を出しつつ、
手癖のコードを弾きつつ、
コードの進行をなんとなく繰り返して弾いてみる。
しかしなかなか決まらないので、取り敢えず、
コード進行を4小節ほどの塊のパーツとして
部分的に録音し、オーディオパーツを作る


あとで、これを組み合わせて何とかしようと思う。
ちなみに、MIDIはほとんど使わなかった。
全部手弾きで、音源は全てノードリードとした。
ソフトウエアシンセは使っていない。
同じフレーズでも音色をいろいろ変えて録る。


作ったパーツを時間軸に貼りつけていく。
そしてドラムパターンを考える。
バックビートを基本になるべくクオンタイズかけずに
手打ちで打ち込む。
レイテンシーが酷すぎて、頭がズレズレなので
結局クオンタイズする。

遅いBPMでは王道の16分食いキックを入れ
同じくスネアにも装飾的16分低ベロシティ打ちを
入れた。
ハット系は4種類録音した。
ビートの要になるので、わざとぐでんぐでんにしたり
どりょんどりょんにしたり、へらんへらんにした。

その後、ノードリードで幾つかのサブメロや
ノイズや演芸や落語やコントや巨泉のクイズダービーや
パンシロンアップダウンクイズなんかを
適当にまぜこぜに録音した。

そしてベース録音。
ベースもノードリードだが、
マウスオンマーズのようなこもった低域の太い音で
上物フレーズ毎に重ねていった。
キックとベースのコンビネーションがいい感じになった。

しかしベースをはじめほとんどが手弾きで録音したため
もう弾けない。
MIDIなら譜面のようなものなので内容がわかるが
オーディオになってしまった状態では
もはや内容がわからない。
自分で弾いたにもかかわらずもう弾けない。
どうやって弾いたかも覚えていない。


暫定的ながら出来上がってみたら
だるいアンニュイアンビエントロービートちょとサロン風
という塩梅式となった。
まだ音を入れ足りないが、ライブ用バックトラック
としては多すぎる。
それはまた別ミックスとしよう。

後は、声を入れたい。
ミニマル的な繰り返しがいいかもしれない。

未完成ながら試聴ができるようにした。
ラフミックスなので、バランスもめちゃくちゃ、
エフェクトも一切なし且つノーEQ。
それでもよければ。 

11/29までダウンロード可能です。

Law of blasphemy

2010/11/22

(No.1262): 「making music」と「whats the plan」と


シャワーを浴びている時
ほどよいフレーズが出てきた。
忘れないように何度も口ずさむ。

リズムの感じや裏メロ的な
メロディも出てくる。
忘れないように何度も口ずさみ
脳裏に焼き付ける。

ところが
風呂からあがって30分も経たないうちに
もう忘れてしまった。
今はもうすっかり覚えていない。
二度と現れることはないだろう。
まぼろしのメロディ。


deweyのために、久々にCubaseと
思っていた矢先の出来事だった。
だから明日は、まんじりともせず、
Cubaseに向かうつもりだ。

しかし、無理矢理こじ開けても
陳腐な貧曲しか出来上がらない法則
ということも経験から知っている。

オーディオインターフェイスを
PCにつないで、NordLeadを設置して、
今回はミキサーも出して、
オーディオとMIDIを結線して、スタジオを作る。
音楽制作へ遷移するための儀式だ。

音楽を作る。
何のために。





たかだかこんなちっぽけなところでも
それでも情報規制や得体の知れない
軋轢のような蟠りが存在する。

そしてそれはどこにいっても普遍で顕著だ。










2010/11/21

(No.1261): ガンシャライブと後記と


会社二輪ドラム先達者ヤング氏のバンドのライブを
拝見拝聴しに六本木edgeを訪なう。

事前に、このハコを調べたのだが
六本木の立地にして土曜夜にもかかわらず
通常ブックキングのコストが
大塚の某ハコと同額だった。
六本木と大塚の物価はどうなっているのだ。

サイトを見る限りではオールジャンル対応
のようだが実際ハコの雰囲気はやはりロック系な感じ。
しかも、出演者平均年齢は比較的高いと見た。
お子ちゃまは居なさそう。

ロック系ではあるが、スクリーン常設且つ、
プロジェクターも常設。
と書くと一見VJにも対応していそうだが
スクリーンがそのままステージの幕の代わりにも
なっているのでVJを行う場合は、
演奏者はスクリーンの後ろになってしまう。
それも一興ではあるが。

なので、deweyでも
以外とここはいいかもと思った。
PAの外音もまずまず。
卓がALLEN&HEATHってのもいい。
好きかも。



さて、肝心のライブである。
バンド名はGunmen Showers

噂には聞いていたが、こんなにも面白いとは
思わなかった。
Guns N' Rosesのコピーバンドというよりは
なりきりリスペクトバンド。
人が一生懸命且つ楽しく演奏しているという
基本的なライブの面白さが伝わる
文字通り見ていて楽しいライブだった。

マスターベーションをキャッチにしているわりには
ライブ全体を通して、人に見せる聴かせるという
きっちりとしたエンターティナーぶりを感じる。
大人のバンドだ。

そして、ファンが多いのに驚いた。
久しぶりにライブハウスがほぼ満員になる状況をみた。
PA席へ行く階段のところまで人が埋まっていた。
また見たいという衝動をおこさせる
バンドの佇まいというか、雰囲気というか
そういうものを持っているバンドだと思う。
きっとGuns好きの方にはまた楽しさも倍増なんだろう。


人をかき分けては大げさだが
なんとなく、
フジロックでぷらっと歩いてたら
聞こえてきた音楽に立ち止まり
ステージはるか後方から
見ているような感覚になった。


ガツンガツンという演奏を聴いていたら
はやく自分たちのライブがやりたくなってきた。
deweyの。
ジャンルは全然違うけど、やっぱり音楽って
ある瞬間は共通する空気を持っているんだと思う。

2010/11/19

(No.1260): 234-106と38-450と


アナログ機材時代の変遷。
一応、多重録音機材のみ。
(カセットデッキ2台によるピンポン時代は除く)


一番最初に買ったシステムは
TASCAM234とTASCAM M106という組み合わせだった。
TASCAM234はTASCAM244という大ヒットした
ミキサー内蔵型のカセット4TR MTRから
ミキサー部分を除いた製品だった。
M106は6IN-4OUTだったと思う。










TASCAM234
















TASCAM M106


初期作品の多くはこのシステムで録音した。
1982年~1986年頃まで使った。





次は社会人になって数年後に思い切って
100万円のローン(5年払いくらい)を組んで
購入したTASCAM38とFOSTEX450のシステム。




















TASCAM 38















FOSTEX450




TASCAM38はハーフインチのテープを使う
8TR MTRで、専用の8chのDBXノイズリダクションも
同時購入して、65万円くらいだった。
ヘッドのクリーニングや走行系のメンテナンスが
シビアで、録音前、録音後は必ず掃除していた。
ミキサーはFOSTEX450。
フェーダー長さは80mmくらいだったか。
8-4-2のミキサーだったと思う。
こちらは40万円位だったと思う。
使い込んでいくうちにフェーダーがよくガリった。
最後のほうでは硬くて動きにくくなった。
ランニングコストも高価で、使用するテープは
画像の通りAMPEX456というテープを使っていた。
石橋楽器で確か12800円だったと記憶している。

FOSTEX450との組み合わせは
1986年~1992年頃まで使った。




MACKIEがデビューし、初代のCR1604を購入。
マイクプリの音質が素晴らしく
且つ、全体的に低ノイズ、そして
通すだけで音が太くなる気がした。


















MACKIE CR1604



レコーダーは同じくTASCAM38のまま。
なんせ65万円もしたから元を取るまで使い倒す。
ちなみに、FOSTEX450は当時流行っていたパソコン通信で
知り合った演劇をやっているの方へ売却した。

1992~1995くらい。



1995年以降はRoland VS880(ハードディスクMTR)になり
その後CubaseVSTになった。
ちなみに、Cubaseは1989年より使用している。
Apple Macintosh用で当時はMIDIシーケンサー機能のみだった。

2010/11/18

(No.1259): ドアーズとまぼろしの世界と


映画「ドアーズ/まぼろしの世界」を観る。

この映画は全て当時のままの映像のみで構成されており
まさにドキュメンタリー映画に相応しい内容だった。
脚色されていない。
ドアーズの軌跡。その中で、Jim Morrisonを主軸として
淡々と進行するという映画。
色付けがないあまりに、60年代後半のアメリカの狂気
ともいう時代がリアリティを持って感じ取れる。

音楽の本質とは、ある意味エネルギーなのではないかと思う。
それは伝えるとか想いとかそういう単純な感覚ではなく、
心の置き場所とか或いはまた演じる装いとか、
どこか音楽とは遠くかけ離れたところにある様々な
葛藤の末路なのではないか。

実はそれは音楽ではないと思う。
しかし、60年代後半のアメリカの
泥沼的反戦ドラッグカルチャー草ヒッピーに
浸っていた人々は皆、共有できた本質だったのだろう。

時代に生かされて時代に殺されたという塩梅式を。

ドラム、オルガン、ギター、声。
繰り出されるサウンドに不完全で且つ完璧な演奏と
張り詰めて弛んだ空気とガレージでサイケデリックな
色が形作られる。

この映画、ひどくお薦め。











2010/11/16

(No.1258): 曖昧な日本人とスマイルロックと


久々曖昧な二輪寒風走行。
DUCATIMonster696+六級改号。
しかし予想に反して、曖昧に寒くなかった。
いや、実際は曖昧に寒いのだろうが
ぱっつんぱっつんに曖昧に着込んでいたので
寒さを曖昧に感じなかっただけである。

でも指先も曖昧に凍えなかったから
やっぱりまだまだ曖昧な序の口である。
真冬のあの痛点を脅かす曖昧な鋭利な大気といったら
思い出すだけで曖昧にニヤついてしまう。




往路。
スマイルロックに道を少し変えてみた。
いつもは
甲州街道→井の頭通り→五日市街道→スマイルロック
というルートを通るのだが
甲州街道→東八道路→スマイルロックという
パターンを走る。
これはこれでよく通る道ではあるが
スマイルロック往路においてはほとんどなかった。
しかも、こちらの方が速度的には
スマイルロックかもしれない。
距離はちと遠くなるか。

久しぶりにスマイルロック四輪にあおられた。
眩しいちょっと青みがかった
白いヘッドライトを焚いた
大口径マフラーの白いスマイルロック国産セダンが
筆者後方にピタリと吸いついて。

シゴトとスマイルロックと同じだ。

2010/11/15

(No.1257): サンレコと12月号と


約1年半ぶりにサンレコを買った。
サウンド&レコーディングマガジン。
1981年のキーボードマガジンの増刊号的な
創刊号から連綿と読み続けてきたが
ついに一昨年くらいから途切れ始めてきた。

でここ1年半ほどはすっかりご無沙汰に
なっていたのだが、さすがに
四半世紀以上に渡って携わってきたという
事実からわかるように、この分野の
動向が気になってしまうのは性だろう。

特に読みたい記事があったわけでもないが
発売日に滞りなく購入。

























全然知らなかったが
ちょうど、リミックスコンテスト開催の記事。
久保田麻琴氏監修「高円寺の阿波踊り」の素材による
リミックスコンテスト。
むちゃくちゃ筆者の琴線に触れる。
モチベーションが上がり始めてきた。

年内一杯なので、ゴミのような音塊でも作り
投棄希望と書いて送りつけよう。
どうせ、齢四十後半のテクノ崩れ似非ドラマーの作る
屑音塊など、屁の足しにもならんだろう。

リミックスコンテストももう何回応募しただろうか。
96年頃の細野さんのエコールデホソノも出したな。
懐かしい。


で、今月のサンレコで気になった記事。
あー、えー、特になし。

いや、えーと、あ、そうそう
もう一つのリミックスコンテストの提供者で
agraphという名義で活動している牛尾さんって人の
インタビューはけっこう面白かった。
全然知らない人なのだが。
石野卓球のプログラマーだった人だそうだ。
等身大な印象で真摯に音楽されているのがわかる。

「8小節のエディットに8時間かける」って。
よく煮詰まらないもんだ。
とてもじゃないけど出来ない。

筆者もCubase使いであるが、実は個人的には
もうエディットとかしたくない。
素のままがいい。リアルタイムで。

エディット面倒くさい。

クリエーターが面倒くさいなんて言ってたら
お話にならないどころか、全然駄目なんだろうけど、
本当に面倒くさいから仕様がない。

スティック2本とノードリードとボコーダーがあればいい。
それだけでいい。

2010/11/12

(No.1256): アーカイブとラックケースと


筆者は2002年の4月から日記というか
バカコラムというか糞物語というか
屁文字列というかを
ほぼ毎日気ままに書いている。
最もこの文章を見れば
馬鹿さ加減も一目瞭然である。

たまに、昔書いた文章を読むのだが
まるで人が書いたような文章を読んでいる
錯覚に陥り、時間を忘れて
読み耽ってしまうことがある。

先程も2005年6月あたりから始まった
二輪嗜好の目覚めが、だんだんと湧き上がって、
ついには教習所に通い出すまでを
読み込んでしまった。
手前味噌ながら大層面白かった。

筆者の書き出す内容は嘘八百が多いのだが
この二輪嗜好の想いについては
当時の偽りのない心象であろう。

日本語の文法も遠い外宇宙へ投棄しつつ
今日も、要らぬ屑文章を生産し続けている。




こんなライブ用パッケージのコンセプト機材編。

先ずは、このかなり優れものラックケースを用意。
SKB 19-RSF4U
なんと、ノートPCも含めてマウント可能である。
この中に以下の機材を詰め込む。

・B5版ノートPC with Cubase4
BEHRINGER XENYX 1204USB
JOMOX T-Resonator
KORG microKORG XL
CLASSIC PRO PD12II










2010/11/11

(No.1255): キックとフィルターと


つらつらと気になる機材を紹介。
今回はドイツ、JOMOX社。


MBase 11
キック専用機。
キックに特化してるという潔さがいい。
サンプルを試聴したらいい塩梅のキック多数。
ベース音色も作れる。
ドラムパッドからのトリガーも可能だから
生ドラムとの共演もできそう。


T-Resonator
やっぱりフィルターがキモだと思う。
太い音にしろ、弾力のある音にしろ、
倍音を多く含む音にしろ、薄ボケた音にしろ
輝く音にしろ、シリシリ高周波にしろ、
ブンブン低周波にしろ、
全ては、カットオフとレゾナンスの妙で決まる。











2010/11/10

(No.1254): 妄想と企画と


今日のライブ企画。

タイトルは「一人ワイエムオービージーエム」

コンセプトは以下の通り。

・YMO/BGMをアルバム通りの順番で演奏する。
・演者は一人。
・電子ドラムパッドで一応リズム入れたり
・ヘッドセット付けて一応歌も入れる(でも下手くそ)
・バックトラック音源は事前にcubaseにて制作する。
・それを8トラックにミックスして8TRデジタルMTRへ仕込む。
・フェーダーの上げ下げでちょっとリアルミックスもやる。
・各楽曲は完コピではなく、めちゃくちゃにアレンジする。
・めちゃくちゃ加減が尋常ではない。
・一聴してBGMの曲ってわかんないくらい酷い。
・なんかモコモコしてるだけとか。
・原曲のBPMは全て120だが100とか80とか遅くしたりもしたいので
尺も短くする。
・本当はライブ時にcubase走らせれば、リアルでボコーダーも
使えたんだけど、本番でノートPCだと怖いので諦めた。
・BGM全部やると時間が足らないので選曲と順番は以下の通り。

ballet
music plans
rap phenomena
cue
camouflage
mass


もちろんMCなんか、一切なし。

ただ、少々問題なのは曲間が空くことだ。
MTRで曲を切り替える操作が必要なので
どうしても1分程度空いてしまう。

いや、待て。

そうか、プロジェクトを分けないで
30分の曲として全曲のデータを入れてしまえばいいのか。
これなら曲間なしで行けるぞ。


本当は「UT」やりたいのだが
通常ライブ持ち時間30分では尺をどうにかしても
もう入らないだろうし、そもそも「UT」難しい。

やったとすると、やはり、ドラムで
ドコドコダダンドコドコダダンはやらないとダメだろう。
ディレイ16分でドンドンバンってやったとしても
綺麗に揃わないだろう。テンポキープ必須。
無理。
ドラムはバックトラックに打ち込みしたとしても
教授ピアノを弾く技量はない。
セリフだけしゃべるってのも恥ずかしい。
そんなわけで「UT」は外した。



という企画。









2010/11/09

(No.1253): 火曜日と23時と


毎週火曜日の23時、interFMにて
桑原茂一氏のPIRATE RADIO

元締めだけあって、スネークマンショー
っぽかったりもする回もあるが
ここ最近は「黒い歌謡曲」シリーズ。

取り分け、聞いたことのない
昭和四十~五十ちょっと入る年代の
アンダーグラウンドムード歌謡。

とにかく、物凄い。
あまりの凄まじさに聴き入ってしまう。
呆れるほど、冗談のようで、しかし真剣。

男はやりっ放し女はやられっ放しと
ゴーゴー的に歌いあげたり、
ボビーウイリアムスって歌手名なのに
バリバリ日本人で且つ演歌だったり
何かがやって来るってすごい曲名が
柔らかいムード歌謡だったり
定型的な場末のカラオケスナック風の
デュエットだったり、
グループサウンズ崩れだったり、
味付けなし総天然色音楽だったり、


価値観を見直す機会を与えてくれるラジオ。









2010/11/08

(No.1252): アンチATとシンパMTと


「アクセルとブレーキを踏み間違えて」

ここ最近でも痛ましい事故のニュースで
このフレーズを聞いた。
このフレーズ聞くだけで虫酸が走る。
残念でならない。

もう、オートマチック車なんか廃止しなさい。
オートマチック限定だか何だか意味不明な
ろくに運転できない輩を排出する制度も
金輪際やめよう。

自動車メーカーはエコだがエゴだか
高炭素排出するバッテリー作ってる場合ではない。
クラッチのあるマニュアル車を作りなさい。

クラッチ踏んで、ギアを1速に入れて
半クラッチにしてアクセルとの関係で
自動車を操りなさい。

どこに、アクセルとブレーキを間違える工程があるのだ。
止まろうと思って間違えてアクセル踏んだって
クラッチ繋がってなかったら
エンジンが空回りするだけだ。
己のクラッチの操作次第でエンジンはストールする。
マニュアル車だったら、少なくとも
アクセルとブレーキの踏み間違いでは悲劇は起きない。
百歩譲って起きる確立はすこぶる低い。



昔はみんな、そうやって運転していた。

おばさんもおじさんも青年も女子も。
ヨーロッパでは今でもマニュアル車の方が多い。

トリノ郊外の石畳の上をデコボコの
FIATチンクエチェントに乗ったお婆さんが
颯爽とダブルクラッチ踏みながらトコトコ走る。

リヨンの埃っぽい畑道をキャンバストップを開けて
走行25万キロのシトロエン2CVを駆るお爺さん。



乗らされるのではなく、自らの意思で技術で
操作しなければ、クルマは走らないのだ。
クルマを運転するということは、そういうことだ。


ただし、バス、タクシーなどの仕事用自動車は
この限りではない。
むしろ、仕事用自動車はオートマチック車を薦めたい。
運転手さんはプロだから。









2010/11/07

(No.1251): カプセルと人の想いと


導入した直後、twitterなんてどこが面白いのだ
と思っていた。
そもそも面白さを検証するために始めた方も多いだろう。

筆者も同様で、というより、twitterって
どんなことが出来るのだろうか、
どう関わっていけるのだろうか、
そんなことを漠然と思いながら、いや、
実際はテキトーに鼻くそほじりながら
つまんなかったらやめりゃいいや的実験として
やりはじめた。

一つわかったことがある。
フォロー数が増えてくることでタイムラインの様相が
着実に変化してくるのだ。
筆者の場合、嗜好ベクトルが同一の方、そうでない方
まったく未知の方、或いは企業、といった
単一的ではないので、タイムラインの粒度が
千差万別で激しい。

しかし、それこそが狙いの一つなのだということが
段々わかってきた。
整理されない情報というか、井戸端会議ネタというか
街の声というか、そういうリアルでライブな
「人の想い」を知ることができるという体験。
この体験が、先ずは出発点なのだろう。


ある説によるとフォロー数は最低でも100人は
必要だという。
でないと本来の機能を発揮し始めないのだという。
筆者は現時点で70人ほどであるが、
60人を超えた辺りから、何やら今までの流れとは
少し変化が出始めたと感じた。
何が、どう変わったのか。
それがよくわからない。

タイムラインの進み方は早くなった。
当然人が増えたからだ。
タイムラインが早いと、流れて二度と目にしない
「つぶやき」の数も増えてくる。
そんなことは、むしろ、本来の機能を
そぎ落としてしまっているのではないか
という気持ちにもなる。
しかし、それが変化の一部であることは
間違いないと感じている。
どんな台本の元、この劇は続けられているのか。



万を超えるフォロー数のタイムラインとは
如何なるものか。
一瞬たりとも止まっていない。
常に流れ続けるのだろうか。
そこにどんな意味があるのか。

人の想いの視覚化、
流れ続けて、消えていく意味とは。

2010/11/05

(No.1250): 師走入庫と池袋会合と


もはや世捨人のような
職人のような
ヲタクのような
そんな塩梅式のシゴトで薄給を頂き
なんとか食い繋ぐという体なので
一気にアレとコレを決める。

アレ:FIAT Panda100HPの車検予約

コレ:DUCATI Monster696+ 12ヶ月点検予約

どちらも12月。
六級改号DUCATIM696は早めにオイル交換やら
プラグ交換を行ないたかったので再来週くらいに
入庫したかったのだが、
ものすごく立て込んでいるとのことで
今入庫しても12月頭までかかってしまうとのこと。
しかたなく12月になってからの入庫とした。
12月は幾分空いているらしい。




もはや世捨人のような
ヲタクのような
職人のような
そんな塩梅式のシゴトで薄給を頂き
なんとか食い繋ぐという体なので
以前対バンして頂いた、しかも前回ライブに
お越し頂いたhumanexperience様と池袋にて
お打合せの儀をdewey平さんのダンドリにて。

当方はdeweyを引っさげ、平さんと筆者。
humanexperience様はバンマスのWさんと
ボーカル・キーボードのeさん、お二方。
Wさんがオートバイ乗りでさらに筆者と同じように
本日バイクで来たというので朗らかになる。

VJの諸々をお伺いしつつ
お互いの音楽観を紹介し合う。
LRの片方にバックトラック、片方にクリック
の手法はなるほどと思う。
是非ともご一緒に何かやりましょうと
誓い合い辞す。

しかし、よく考えたらeさんとは
22歳も歳が離れているのかと驚愕した。
皆さん、ちゃんとしているので
一番おっさんな筆者ももっとちゃんと
しなければ
と、少しだけ思った。

と思うこと自体もうぜんぜんダメ。










2010/11/04

(No.1249): 回転とスラロームと


まだ筆者が普通二輪を取ってまもなかった頃
二輪ドラム先達者やんぐ先生が話していた。

「・・そんなとき、今日は乗れてないなと思うんです」


その時は、なるほどそういうこともあるだろう
とは感じていたが、実際、最近確かに「乗れていない」
と思うことが多々ある。

今夜もそうだ。

DUCATI M696+のこの極端とさえ思える低温の大気による
エンジンの回り方のギクシャク感を
多少考慮したとしても、やはり味を出しきっていない
乗れていないと思う。

特に、「曲がる」が駄目だ。

公道において、それが片側3車線大交差点であろうと
裏道の住宅街丁字路であろうと
ガススタンド出口合流左折であろうと
時速30kmでのノンストップ回転であろうと
交差点中央右折待ち後右折であろうと
「曲がる」という動作においては基本どれも同じである。

目線、ニーグリップ、重心、クラッチ、アクセル
停止時からの場合は、概ねリーンアウト
以外は全てリーンウイズ。
全てのワーキングにおいて、基本に則っている。
はずである。

という、基本的に抑えるべきことは承知しているが
「乗れていない」と思われる原因は
おそらくアクセルとクラッチの関係と
回転バランスとのミスマッチではないだろうか
と分析している。

あえて、筆者の技術以外の要素をあげるとするなら
やはりDUCATI M696+の低速時のエンジンギクシャク感
の影響は大きい。
アクセル+クラッチの連携でこのギクシャクを
どこまで均せるかが重要だ。
回転時のGの掛かり具合、速度、などが
回転バランスにも影響する。

回転時クラッチを完全にスパッと切る。
という手法はDUCATIのデスモドロミック機構においては
かなり有効だと思う。
ただし、動力伝達が絶たれた状態なので
バランス喪失には注意したい。

「乗れていない」時は
そういう、いくつかの手法を試しながら
磨くしかない。


乗れている時はこの「曲がる」も気にならないのだが。
おそらく、神のスラロームのような、
あの腰で乗る感覚こそが
実はホンモノなのではないかと思う。

もちろん
まだまだ到達できない。
二輪という乗り物は、なんでこんなにも奥が深いのだ。
素敵。









2010/11/03

(No.1248): M8と秋の空と


DUCATI M696+六級改左衛門之介号
12ヶ月点検の予約を、
直接ドカ屋ディーラでやろうか
そうだそれがいい796の実車も見られるし
いや、ひょっとしたら試乗なんかもできるやもしれん
こうしちゃおれんとドカ革ジャンを羽織り、
最近気に入っているのでさっきも地元ユニクロで
購入したバイクうってつけデニム生地加工
スリムパンツを履きつつ、
ブロロンロンと秋の空の下駆るのであるが
ドカ屋に着いてみれば、ショップ内は電気が消え
サービス工場に至ってはシャッターがガショーンと
落ちているという体で、
すわこれはもしや祭日なのに休みか休みなのか
というわけのわからない禅問答をしつつ
ドカ屋駐車場において、それなりのツイートをし、
それならば、次の訪問先へ行くまでじゃいと
ナップス三鷹東八店を訪う。




くだんのiPhoneケースを取り付けるための
ハンドルクランプなるものを物色する。
すぐに見つかる。
なるほど、ミラーなんかを取り付ける用のものか。
しかし、汎用的に使用できるものもあり
その中から塩梅が良さそうなデイトナ製を購入。

確か、iPhoneケースのベースの金具には
「M8サイズのネジでハンドルクランプに取り付けよ」
という記載があったので
ハンドルクランプの汎用腕に開いているネジ穴を
確認したところ、きっちりと「M8」という記述が。
なるほど、
世界は万事、ハマるようにできているというわけか。

あっはっはと爆笑しながら帰路。

帰宅早々、どれ取り付けましょう
取り付けてみてみよう

と、六角レンチで小気味よくハンドルへ装着する。


肝心のiPhoneケースのベース金具を
取り付ける段になって気付く。

その「M8」サイズのネジを買い忘れたことを



あっはっはと爆笑しながら何もかも投棄する。











2010/11/02

(No.1247): 放送と実装と


ちんたら走行。渋滞。
アクセルオフにてボシュっという音と共に
滑らかにエンジン停止。
クラッチをにぎっていたのでそのまま惰性で
数メートル。
右親指にてセルスタート、何事も無く始動。
そのまま惰性から動力を繋げる朝の井の頭通り。




inter FM 76.1MHz
桑原茂一のPIRATE RADIO
毎週火曜日 23:00-24:00

今、垂れ流されている数多テレビラジオの
どうでもいい放送。
観なくても聴かなくても何の弊害もない。
そんな中にあって唯一、価値観を一にできる
そんなアヴァンチュールな体験を是非。

必聴。




ハンドルクランプを。
そうか。こいつをダミー的に取り付け
その締めネジを諸共、ケースのアッシーに固定すれば
万事解決か。
試してみよう。

iPhoneモバイル実装のアンダーグラウンド。











2010/11/01

(No.1246): 方位と方違と


W800 国内向けがないのは寂しいが
やっぱりすごい。
さすが川崎重工。
800ccか。うむ。

東雲の欠品。



twitterで、
フォローしている人のフォローしている人の
フォローしている人のフォローしているh
というキリのない無限ループを辿っていくと
それはしかし確かに繋がっているという
連鎖の舞台が広がってくる。

南曹に住む。



9億3千万円。
もう会社員なんかやる気しない。
というか、レーベル作る。
ヨーロッパのアンダーグラウンドな
ベッドルーム制小作品を輸入。
あと自分たちの音源も発表。

西刹へ誘う。



真冬になる前にたくさんオートバイに乗る。
いやさ真冬になろうと乗るには違いない。
あれほどの灼熱地獄も冗談のように
気前のいい気温と蝶番の路面。
ずっと昔に、通り抜けた景色と
やり過ごした倍音と。

北枝の植。











2010/10/31

(No.1245): 譜割りと発声と


英語の歌の譜割りの話し。


非常に短い音節にもかかわらず
比較的長い単語が連なっている場合がある。

例えば、
I've got a feeling / the beatles

この曲のポールの歌っている部分で言えば
ご存じの通り、
前半の終わりの、あの絶叫まくし立てフレーズだ。
すなわち

All these years I've been wandering around 
Wondering how come nobody told me
All that I was looking for was somebody who looked
like you

までの長文を僅か3小節と1拍でまくし立てる。

言っておくが、まず歌えない。
というか発音できない。


そして、実は
この曲は後半のジョンの歌っているフレーズにもある。

Everybody let their hair down
Everybody pulled their socks up

練習して慣れれば歌えないことはないのだが

1    1    1            1     1
Everybody pulled their socks up

上記の「1」の箇所が拍だ。
つまり
「Everybody」や「socks up」は2拍分の長さであるのに対し
「pulled their」の2音節は1拍しかない。

これは歌の流れに沿って発音してみればわかるが
発音、発声がけっこう難しい。
しかし、英語の話し言葉で言えば
「pulled their」はカタカナでいえば
プ(ル)デアな感じになるので
ニュアンスとしては1拍で収まる発声なんだろう。
デの部分は舌を噛む手前の感じになるので
ツリそうになる。



あと、
発音アクセントの場所でも譜割りには影響してくる。

for you blue / the beatles

がいい例だろう。
この曲はジョージの名曲で、ブルース3連中抜きの
シャッフルビートで筆者は一番好きだ。

出だしから、食って入る。

Because you're sweet and lovely, girl
I love you

小っ恥ずかしい訳詞はともかく、
「Because」の「Be」はほとんど発音しない。
しているのだが、前小節から食って入るノイズ的な
息遣いとして入る。
「Because」のアクセントはcaの「a」にあるから
そこを拍の頭にしている。

実際はカタカナで書くと

・コズゥユースゥイーテンラヴリグァォー(ル
アラヴュ

となる。

「・」は前小節からの食いの「ビ」を
ビートにのせてノイズっぽく。

もちろん「L」の発音は舌を前歯の裏へ当てて発声するように。
「V」は下唇を軽く噛むように。
「lovely」「girl」の「L」、「Love」
それだけで随分とソレっぽく聴こえる。
お試しを。

2010/10/29

(No.1244): 四節と四話と


最近の若いヤツぁと言われてたと思ったら
いつの間にか言う方になったと今更気付く。
世代とはうつろうものだ。
大人エレベーターを降りる。




888曲入ったiPhoneのiPodをシャッフルで聴いていると
たまに知らない曲がかかる。
しかし、それも僅かの間で、すぐさま何であるか知れる。
音像の定位、ざらつき方が新鮮で
はて、なんだったか、少しだけ不規則な、
でも均等に入る弾力のある拍をしばらく聴いていると
ああ、なんだそうか、そうだったと合点する。




相変わらずエコが地球のためだと言っているCM等を
見ると、蟠る。
自分たち人間のためでしょう。
「エコ意識の高い方」っていう台詞も切ない。
人の「意思」も宇宙の自然の一部なのでは。
つまり、そういうことだ。




11月になったら、順次ダンドリを組む。
即ち、
DUCATI Monster696+ 12ヶ月点検
FIAT Panda100HP 車検
dewey live妄想と楽曲制作
dewey 演奏形態模擬訓練
パラディドル復活練習
立ちドラム購入の仮定
モンハン3d一ヶ月前猛特訓

トリガーを弾く。










2010/10/27

(No.1242): 急冷と苔蘚虫類と


昨日はノートPCのゴミファイル片付けで
出ずっぱりだったので、コラムはTwitterで済ませ
明日の朝つまり今朝はすこぶる低温で
そら真冬のコスチュームをプレイしなければ
詮無いことになるだろうと、やっきになっていた
ロイド眼鏡のブンボロウさんと
若鶏の唐揚げを粘着テープでとめる技を
会得していないといわれる船頭イオイさんが、
執筆中である400字詰め原稿用紙の
書き出しは「苔蘚虫類の袋詰め」ということだったので
昨夜の寒風の中の出来事は全て事実だったのだと絶叫した。


マジで壮絶だった。
薄着だったこともあり、その寒さたるや
尋常ではなかった。嗚呼、なんと心に響かない文言だろう。
この壮絶さ加減をどのように書き連ねれば心に響くのだろう。
というくらい、壮絶だった。

指先の感覚がなくなってしまうのは
外気温1度の夜間走行にて、しばしば体験したことではあるが
それは、1月とか2月とかそういう
本格的な冬という時期のことである。

翻って思い出してくれ。
今は、10月だ。
既に月末とはいえ、10月には違いない。


だいたい、だ。
あれほど苦しめられた真夏のDUCATI Monster696+の
L型空冷696ccデスモドロミック灼熱地獄エンジンを
もってして、
たかだか10月の外気温12~3度の夜間走行で
なんで、油温インジケータの指し示す位置が
目盛りたった2個分のところなのだ。
25km全て走りきった時点で最高温度が目盛り2個って
どうなってんだ。
冬でも走りゃ最低でも目盛り3個だったし、
真夏なんてアイドリングしただけで目盛り2個は
軽く超えていたというのに。
真夏の渋滞では4個だった。いや5個か。

それほどの壮絶な寒さだった。


教訓の完全真冬装備で臨んだ本日。
ぜんぜんさむくない。
人生とはそういうものだ。

2010/10/25

(No.1241): ボルトとマウントと


フィアット車の写真コンテストで優勝した際
賞品であるSONY nav-uであるが、
確かに、便利であり、先ごろの第三活動においても
非常に重宝したことは記憶に新しい。
クルマでの使用において何の問題もない。

このカーナビは内蔵バッテリーでも
使用可能である。
筆者は二輪において数回使用している。
ところが、このバッテリー駆動だと
僅か2時間ほどで使用できなくなってしまうのだ。
ツーリング中ずっと電源を入れっぱなし
というわけではないが、流石にたった2時間で
終了というのは、些かどうかと思う。

そこで、やはり次に出てくるのが
iPhone選手ということになる。
こちらもバッテリーの持ちはあまりかわらない
だろうが、それでも切入が比較的単純で操作感も
すっきりしておりスタンバイ時からの起動も
一瞬なのでiPhoneをマウントできれば面白いかもしれない。

そこで、オートバイ用のボルトマウント仕様の
iPhoneケースを買った。
ケースはナイロン製だが準防水と思われ非常にいい出来だ。
ケースの下部にはハンドルバー取り付け用の
ボタン留め式のベルトが出ている。
これとは別に金属製の部品が2つ。
一つはケースのベースとなる金具、そしてもう一つは
その金具と角度をつけて取り付けることができるアンカー。

で、肝心のボルトマウントのパーツはどれなんだろうと
探したが、ない。
ベースに穴が開いているだけだ。

取説を読むと、別途ボルトとカラーが必要になりますとある
なんのコントだ。












2010/10/24

(No.1240): クイダビと土曜ワイドと


近場ツーリングも楽しい。
午後からは60%降雨確率の曇天でも
はりきって飛び出す心意気が粋だ。

バルルンと排気音を奏でて、革ジャン着て、
今季初めての革グローブなんかも
おろしたりして、レインスーツは持たずに
曇天の下飛び出そう。


道の駅だ。
目的場所を指し示す。

所謂一般道におけるSA、PAに相当する
施設である。
SA、PAは高速道路という都市間を結ぶ脈道ゆえ
意外と広範囲且つ洗練された構成が多い
のに対し、
道の駅というのは、より地域密着型の体を
醸し出しており、ご当地農作物や工芸品の
見本市的な場でもある。

筆者は、SA、PAも、道の駅も
どちらも大層好きだ。
それぞれの特色があり、旅人の心を満たしてくれる。

だから目的場所をSAやPAや道の駅にして
ツーリングするというのも悪くない。
だいたい今では宿泊できるSAも
いくつか存在しているくらいだ。


さて、そういう施設においては筆者は
二輪駐車場の佇まいが好きだ。

特に、
高速道路では250CC以上のバイクしか入れないから
中型~大型バイクばかりである。
クルマの場合、高速道路を走っているからといって
それがツーリングである確率は
芹沢教授に10000点賭けて勝つよりも低いだろう。
しかし、オートバイは違う。
法事で故郷までオートバイのソロ走行というのも
もちろんあるだろうが、
その確率は永六輔が実は女だったという
ニュースが明日の日刊スポーツに載ることよりも
低いだろう。

つまり、オートバイ乗りは、ただ走りたいだけなのだ。
同じムジナ同士の、連帯感があるようなないような
あっては逆に迷惑なんだよという思いと
おおあのバイクって初めて実車みたよとか
そういう複雑さが
法事でこれから実家に帰ります的な半ば強制的移動手段
としてしか機能していないモノとの差である。
つまり、そういうことだ。



帰路。
思ったより激しい雨に打たれる。
革ジャンもびしょ濡れ、
ズボンもびしょ濡れ、
パンツまでびしょ濡れ。

それが、寒いの寒くないのって。
歯がカタカタと鳴っている。

絶好調だった。









2010/10/22

(No.1239): ニューモデルとスパイショットと


来月のミラノのモーターサイクルショーにて
DUCATIのニューモデルが発表されるとのこと。

DUCATI Diavel

上記リンクにもある通り車名はボローニャの訛りで
「悪魔」を意味するDiavelというらしい。
公式な写真は上記リンクやこの下にもあるように
リアからの写真しかないらしいのだが、
数枚のスパイショットが出回っているらしい。





















その一枚がこれ。
















なんか、派手にカスタムしたモンスターに見えなくもない。
写真で見る限り、水冷のようだ。
あと、なんかヘッドライトが変に見える。
ハンドルも後ろにびょーんって伸びてて、変。
タンクの長さが異様に長く見える。
というか、シート位置がものすごく後ろで、
ハンドルまでの距離が遠そう。
関連記事を読むと、パワークルーザー的な
ジャンルであるとしているが、真横写真は
やっぱり超改造モンスターに見えてしまう。

で、パワークルーザーっぽい感じはこの下の写真がそうだろうか。














なんか、ヤマハVMAX風にも見える。
このナンバーの位置、尋常ではない。
日本で車検が通るのだろうか。
テールランプ?兼ウインカ?のデザインもものすごい。
この写真を見ると、片持ちスイングアームというのがわかる。
マフラーも右側に集まってて、エキパイのぐにょぐにょ感の
造形も面白い。
乗ってるライダーさんの形を見ると
全然前傾姿勢ではなく、やはりクルーザーっぽい印象だ。


新しいモデルが加わるのは活気づいていいことだと思う。
が、筆者は特にこのモデルに興味が湧いてきたということはない。
やはりMonsterのような剥き出しのエグっぽさの方が好みだ。

DUCATIには、クルーザー的なマシンがないから

その線を突いていこうという営業戦略なのだろう。
日本導入は来年のいつ頃か。

2010/10/21

(No.1238): 心の帆檣と三首と


昨日の自動車保険の件。
今日、見積書がこなかったらブチ切れ電話の一本でも
してやろうかこの扁平サイズよろず相談窓口めと
勢いづいていると、知らん顔で見積書が届く。

安い。
今のよりも6千円近く安い。
保証内容は殆ど変わらない。
当然、これにする。




12月近辺11月も含めて、この時勢は
いよいよ四輪だの二輪だののマイルストーン的
催し物が開催される時期だ。
即ち、DUCATI M696+の1周年による12ヶ月点検の儀、
且つ
FIAT Panda100HPの車検の儀の
大二本立て上映である。

緊張を強いられる。
出費の。
しかし二輪も四輪もない人生など
サロンパス臭くない旅館の廊下、
ご飯がべちゃべちゃしていない旅館の朝食ようだ。




PSP用のメモリースティックをネットで買う。
4Gで1700円くらい。
これで、あとはおニューのPSPを用意するだけだ。

電車内、四十後半と思われるおっさんリーマンが
真剣に雑誌を読んでいる。
その雑誌に大きな活字で「お供アイルーの・・」
的な文言が垣間見えた。

モンスターハンターポータブル3d
12月1日 解禁。

2010/10/20

(No.1237): ネット見積りと車両検索と


月曜にはお届けできると思います
ってもう、おい、おまえ、今何曜日だと思ってんだ
水曜日、いやさあと30分もすりゃ
木曜日だぞ木曜
ったく、何の連絡すらよこしやしねぇ
てめぇ何様なんだ好きです。



過日、四輪の自動車保険が切れるので
今までの保険屋ではなく、新しくネットでできる
代理店を通さない、いわゆるそういう保険屋に
鞍替しようとダンドリをしているのだが
ネット見積りにおいて、筆者のクルマすなわち
FIAT Panda100HPが、車両検索のデータベースにない
ので、フリーダイアルにて電話し、
これこれこういうわけで、車両検索にないのですが
型式ですか、型式はABA-16914です、
16914でございますね、少々お待ちください
お待たせいたしましたお客様のお車は確かに
登録がございません、
フィアットなんですsフィアットでございますか
並行輸入車でございますか、いえいえディーラー車です
ディーラー車でございますね車名をお教え頂けますでしょうか
フィアットパンダひゃくえいちぴーです
パンダ、パ・ン・ダ でございますね
はいはいパ・ン・ダです ひゃく、イチゼロゼロのひゃくに
アルファベットのエイチ、ピー です
パンダひゃくえいちぴーでございますね
日本全国で300台くらいしかない少ないクルマなんです
おうおうそれは貴重なお車でございますね
それほどでもないです
それではこちらで見積りを作成し、
月曜日には滞りなく郵送できると思います
よろしくお願いします

って言ってから、もう木曜じゃねぇか
てめぇどうなってるんでぇ好きです。


ちなみに、一社だけではなく
都合、4社のネット見積りをやってみたが
全てにおいて、FIAT Panda100HPは
車両検索にて該当なしになった。


最高だ。









2010/10/19

(No.1236): WAVEDRUMと画一と


久々に、これは欲しいという楽器が登場した。
いや、実際は2009年だというから
既に登場していたという体である。

KORG WAVEDRUM


15年前に初代WAVEDRUMがあったが、
その完全リニューアル版。
最初は、単なる電子パーカッション的な
そういうものだろうと思っていたが、
デモ映像や数多YOUTUBEにあがっている
動画を観て、これはちょっと違う方向だ
という印象を受けた。

先ず、ボタンで音が出るのではなく、
実際に演奏するという形態がいい。
そして、単純なインターフェイスでありながら
非常に複雑な演奏と音と表現が可能であるという点。
演奏自体は、素手による演奏はもちろん
スティックによる演奏もできる。

そして、ヘッドを張り替えられるという点も
見逃せない。
黒いモデルの写真はREMO製ヘッドだし。
これだけでもあがる。

しかも、既製のスネアスタンドが使用できる。
筆者は既に持ってるので丁度おあつらえ向きだ。
肝心の音色だが、デモ等を見る限り
さすがKORGの音という感じ。
もちろん、オリジナルの音もシンセサイズ可能だから
フィルターぶるぶるの奇怪な音も作れそうだ。

嗚呼
次回deweyで、使いたい。是非。
しかし問題は、思ったより安くない
ということ。実売5万円強くらいか。


2010/10/18

(No.1235): 第三活動と探索と


第三の活動のこと。

6:55
旧友N宅にFIAT Panda100HPで乗り付ける。
奇声を発し踊りながら乗車する。



10:30
事前リサーチ通り、群馬県松井田から
仕事開始。



10:54
一発目、発見。
記録する。



10:58
立て続けに。
しかも、強烈な一枚。
実はこの左側には「Aワン」が貼ってあった。



12:19
ようやく会えた。
水原弘と由美かおる。
楕円型ではなく、大判の正方形。
貴重。
興奮して皆泣き叫ぶ。



12:56
倉渕温泉。
山間のいで湯。
仕事を一時中断して、浸かることに決定。
非常に好印象。
小奇麗で気持ちがいい。
お湯もやわらか。ただし熱い。
源泉かけ流し。
お薦め。



16:35
渋川市から吉岡町にかけての街道。
取り残された納屋に密集。



17:10
作業終了。

我々は時速40kmで走行中の車内から
0.5秒で駄板との区別を認識できる能力を有している。
それが、この仕事を行うための資格だ。











2010/10/17

(No.1234): アンチPOSとマニアックと


超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか

ご存知、中野ブロードウエイ内にあるレコード屋「メカノ」。
こちらの店長様へのインタビュー記事。

「POSが音楽ジャンルの可能性を殺した」
「POSは売れるものだけ売って、売れないものを切るシステム」
「その結果音楽市場のヒエラルヒーの末端のジャンルは死ぬ」
「死んだジャンルは育たなくなる」
「つまらなくなる」

全く、同意見だ。
しかし耳が痛い。
何故なら筆者に関係のある業界だからだ。
どころかそのまま本丸をぶち抜いている。

POSに管理されるということは
音楽を小売業の扱う商品と同じただの飯の種
としてしか見ていない。
しかも実際にはCDやレコードといった物理的実体のあるもので
それらの物流システムなどを交えて考えると
音楽といえども、ただの小売業の取り扱う商品でしかないのだ。

だから、在庫管理、販売管理で徹底的に無駄のない
店舗経営を導くためのツールとしてPOSを取り巻く
システムというものがある。

というのがつい近年までの道理だった。

しかし、くだんの記事にある通り、大型CDショップでさえ
淘汰されていく時代において
最後に残った勝ち組(という言い方はしたくないが)という枠には
POSなど愚の骨頂とした個人店が堂々の1位優勝となったのだ。
痛快。


そして、キーワードとしてはもう一つ
マニアック
というものがある。


いわく

実はこの店、Perfumeがないんですよ。

―― ほー。そらまたなんで?

あれは消耗品のJ-POPだから。新譜で買取りしても、
3ヵ月もすればブックオフに並んで、すぐ100円になっちゃう。
それを、個人の店で、買取りでやるのは無理なんですよね。

―― 在庫を持った途端、価値が目減りしていくと?

そうですね。それやってたら、今ごろうちは潰れています。

(http://ascii.jp/elem/000/000/561/561848/ 抜粋)




もう、うれしくなる。
痛快。

2010/10/16

(No.1233): dewey打ち上げとカラ鉄と


9:30
自動車保険が切れるので
保険会社を見直す算段をする。
外資系の保険会社のサイトで
見積もりを取る。
見積もりを取ろうとした。
が、
FIAT Panda100HPの型式がデータベースに
なかった。
仕方ないので電話にて見積もりを依頼する。



13:00
六級改を洗車する。
よく考えたら、まもなく納車1年になるというのに
今回で2回目のような気がする。
洗車が。
いいぞ。



16:00
deweyの打ち上げを西新宿にて行う。
次回の構成について絶叫個室にて
2時間にわたり粛々と会議を行う。
実りのある会議だった。
絶叫具合が。










2010/10/15

(No.1232): プチ秋葉原と前職と


前職、といってももう23~4年も前になるが
あのままあの会社に勤めていたら、
今頃どのような塩梅社員になっていただろうか
という不毛な想像をしてみる。


筆者の前職の会社は、
今では有名コンピュータメーカーになってしまったが
その企業の子会社だった。
現在でも子会社だけで200社近くあるのではないだろうか。

大学での専攻が理工学部電気工学科だったこともあり、
先輩も何人も就職しているというのでこの会社へ入った。
内容はハードウエアの設計だ。
筆者が就職したのは1985年であった。
当時の筆者の仕事内容は、銀行向けの
業務用ファクシミリ装置の
漢字データ変換部分の設計であった。

先ず、A3くらいの大きさの設計書に回路図を書く。
基本的にはデジタル回路図なので
ICとかLSIを組み合わせて回路を作る。
ただ、そのICやLSIを駆動させるために
クロック発生の回路等が必要で、そういう部分は
アナログ回路であった。

で、一通り設計書ができると、
別な場所にある同じ会社の支店工場に、
プリント板に配線パターンをエッチングしてもらい、
さらにICやLSIなどのパーツを実装してもらう。

数日後、
出来上がったプリント板に部品がハンダ付けされて
納品されてくる。
プリント板の大きさは、今で言うとAT互換機の
マザーボードくらいの大きさだった。


で、それを設計図通りか、仕様通りか、テストを行う。

何しろ、これが大変だった。
先ず、うまく動かない。

というか、初回通電する際は危険を伴うので
必ず、パターンチェックを行う。
しかしそれでも、動かない。
或いは動くのだが、仕様通りの信号が出力されない。
それが、自分の設計の所為なのか、
それとも配線パターンのミスなのか、
それを見つけるのが大仕事だった。

しかし、それはまだいい。
むしろ、楽しささえあった。
何故なら、職場はプチ秋葉原だったのだから。
見渡すかぎりの広いフロアの壁に備え付けられた
小さな無数の引き出しの中には
抵抗、可変抵抗、コンデンサ、水晶発振子、
トランジスタ、FET、ダイオード、発光ダイオード、
IC、LSI、などが有象無象に在庫されていた。
それらを好きなように使用することができた。
プリント板のパターンをカッターで削ったり、
あるいはリード線でハンダ付けしたり
場合によっては部品を差し替えたり
ハード的にできることをいろいろ試せるのである。
電子部品ヲタクにとっては天国である。

しかし、問題は、
とにかくデスマーチなんてものではなく
やってもやっても仕事が沸いてくることだった。
即ち、毎日23時とか24時とか。
土曜も日曜も出勤だった。
18時になると夕食メニューが配られ、
23時を過ぎると毛布が配られる職場って。

そんなの、辞めるでしょう。普通。


あれから、二十数年の時が流れたが
あのまま勤めていたら一体どうなっちまってただろう。
辞めたきっかけになった喧嘩した先輩や
辞表を破り捨てやがった課長や
分かり合えた同僚達は今どうしているのだろう。

現在、その会社は東証一部上場となり、
会社名も変わり世界的に展開している。

そのまま残ってたら、回路ヲタクで
世界を牛耳っていたかもしれない。
嗚呼辞めて良かった。

2010/10/14

(No.1231): 今だからとまんが日本昔ばなしと


最近のマイブームは「まんが日本昔ばなし」だ。
現在YOUTUBEにはたくさんの作品がアップされている。
1970年代中盤あたりから1980年代にTBS系列で放映していた。
確か土曜だったか。

という、年表を鑑みると、当時筆者は
中学生~大学生にかけてである。
子供向け番組というカテゴリではあったが
見られるときは毎週観ていた。

そして、あれから30年近くたって当時の作品を
見てみると、作品としての品質の高さに
ただただ驚くばかりである。
当時、リアルタイムで見ていたというのに
何も感動などしたことはなかった。
不思議だ。


「まんが日本昔ばなし」のファクター。

毎回、異なる絵描き作者によって得られる
お話のニュアンスの視覚化は、非常に効果的である。
そして何と言っても、
市原悦子氏と常田富士男氏の語りが秀逸の極地である。
まさに、命を吹き込むとはこのことだ。
見てごらんなさい。
風情ある或いは叙情的な絵が、このお二人によって
存在を獲得している。

そして、昔ばなしには、子供だけに通用する
お話しばかりではない。
時には残酷に、或いは恐怖に、そういう要素も
リアリティとしては重要である。
リアリティなど必要ない?
いや、
昔ばなしというお伽話は生活であり教訓であり
現実であるのだ。

一話10分弱という長さも丁度良い。


2010/10/13

(No.1230): SLとmhp3DLと


一日24時間じゃ足らん。

一息に。

帰社後、懸案のsecond Lifeの土地関係の
諸々の作業をやろうと思っているのに
一向にログインできなくなっており、
ディスプレイドライバやらアンインストールだの
再インストールだのを繰り返しながら
情報を電網で拾い集め
隠しファイルの悪さという結論に至り
そんじょそこいらの馬鹿ファイルを全て消し去り
ログインしてから、ようやく本題の土地関係を
わらわらと作業しつつ、同時に
本日より解禁となったモンスターハンターポータブル3の
無料体験版のダウンロードにとりかかるが
PSPのシステムバージョンアップからはじまり
充電不足で一時足止め状態に陥り
ようやくダウンロードが始まったら
今度はsecond Lifeの作業で、土地の分割とか
何やらとか思い出しながらやってるもんだから
モンスターハンターポータブル3が落ちてから
起動もせず、こうしてあたふたとコラムを
殴り打っているということで
今日は店じまい。












2010/10/11

(No.1229): 匂いと晴天と


オートバイ、二輪という乗り物は
なんと良いものなんだろう。
今更に実感した。

特に、絵に描いたような秋晴れ、晴天の下
それが高速道路上であろうと、
遮るものの一点もない360度の上空には
空の青と白と少しのグレーと青と白と
山の緑と紅葉の茶色や黄色
全てが有視界で鮮烈な感動を齎す。

空冷2気筒のドコドコという鼓動と振動と
ヘルメット越しのビュービャーという風切り音
家畜の糞の匂い、草の匂い、焼畑の焦げた匂い
森林のイオン匂、数多風の匂い。
虫が当たる。

単車乗りで良かった。
ありがとう。


2010/10/09

(No.1228): チェーンとライブ動画と


淡々と記す。


雨なのでオートバイのチェーン掃除をする。
DIDのチェーンを
DIDのクリーナーで落として
DIDのチェーンルブで塗布した。





deweyライブの動画を切り出す。
とりあえず、以下の3曲を切り出す。

flohmarkt
no control
scale

タイトル等のスーパーを入れて
フェードインアウト処理のみでmpegへコンパイルした。
滞りなくYOUTUBEへアップロード。

deweyのマイスペースへリンク完了。
ついでに写真も差し替えた。

















2010/10/08

(No.1227): deweyライブとdvdと


dewey 9月25日ライブのDVDを平さんに
送ってもらう。
本日到着。
観る。

率直な感想。
ようやく、本当にようやく、
及第点の帯域に到達した
という実感が湧いた、出来栄えだった。

もちろん、あちこちに踏み外したミスは
あるのだが、それもライブの味である
ということで許してもらえそうな塩梅である。
と手前味噌ながら思う。

現在、マイスペに上がっている
いくつかの動画は
このDVDから抜いて、差し替えたい。


DVDに録音されている音も良い。
音質ではなく、バランスがいい。
以前のとんちんかんな感じではなく
ちゃんと生演奏とバックトラックと唄との
混ざり具合がよくできている。
このバランスでPAされていたと仮定すれば
ライブを生で観た方はdeweyの全貌が
把握できたはずである。


そして、筆者の場合、なんといっても
実際の出音の確認を初めて行なったに等しい。
即ち、筆者はドラム演奏中はオケのみを
ヘッドフォンでモニタしているので、
そもそもバンド全体の演奏自体を
聴けないのである。

DVDで、初めて聴いた。

感動した。
こんなシンセが入っていたんだ。
思っていたのと唄がこんなに違っていた。
ベースのこのリフ初めて聴いた。


やべ、deweyって、思ってたよりカッケー。



動画切り出し編集、近日中にアップ予定。



2010/10/07

(No.1226): 全員部長と虚と


このくらいの年齢(四十代後半)になれば、
会社でも社会でもそこそこの役割や地位でもって
大人の立ち居振る舞いをするのが普通だろう。


というのは、実は虚であったのだ。


全ては、子供心が創り上げた幻影だったのだ。

即ち、
自分が子供の頃、中学生や高校生でもいい
その頃、四十代後半の「大人」など
もう雲の上の存在で、それだから
ものすごくちゃんとしてて会社でも偉くて、
部長だったり、社長だったりしたわけだ。

現実は、ぜんぜん違う。
へなちょこ人生だ。
だいたい、四十代後半の大人がみんな部長とかだったら
大変だ。


今でも筆者は中学生の時と同じ時間軸上に居る。
途切れてなどいない、ずっと同じ道だったのだ。
そういう、時間と記憶と意識が連綿と続いている、
続いていく、ということが彼ら子供にはわからないのだ。

ということが、四十後半のこの年齢になって
よくわかった。

そして、きっと20年後も同じなんだろう。
六十代なんて、人間として出来上がっていると
思ってしまうが、実はそうではなく
今の意識がそのまま連続していくのだ。



ドラムはうまくなっていたい。










2010/10/06

(No.1225): 三選と雑駁と


一選

過日のアマチュア無線継続申請関係の顛末。
総務省のサイトから廃止届と開局申請の
ダブル申請でお伺いをたてる。
一度、突き返されたが、修正後再提出にて受理。
申請料は2,900円で済み、
どうにかコールサインは存続できた。

久々に、アマチュア無線を再開してみたくなった。
しかしもう右も左も分からん。




二選

旧友Nと数年ぶりにせどり旅に行くダンドリを打つ。
せどりとはいろいろな解釈があるが、詰まるところ
古物物色の体である。

前回は2002年くらいだったか。
地方都市及び旧道、村落における
主要物1の生息状況と、旧商店における
主要物2の売れ残り在庫状況等を調査する。
今回もコース見立ては筆者。
予想通りの繁盛となるか枯渇の果てを見るか
神のみぞ知る。

久々に、前の晩は興奮して眠れないだろう。
奥地まで行かずとも宝玉のあるを。
全裸で。




三選

mhp3をようやく予約する。
モンスターハンターポータブル3dだ。
電網においては主要な家電量販店サイト、
アマゾン、某サイト、どれもこれも
予約受付終了の案内に打ちひしがれる。

リアル店舗に行けば大丈夫だろうと思っていたが
最後に
「モンスターハンター3 予約」でググってみる。

J電機のサイトがトップに出たので
おもむろに確認すると、まだ予約受付中である。
当然ソッコウで予約購入をポチる。

商品明細
商品名
モンスターハッターポータビリティ3
プラットフォーム;エーパッド


冷や汗が出る。








2010/10/04

(No.1224): M796と所感と


ドカマガって季刊誌になったんだ。
二輪でしかもDUCATIだけなんて
確かに、販売部数少ないだろうに。
毎月は苦しいだろう。しかしせめて隔月でも。
いやもともと隔月だったか。
どうだったか。

ということも忘れるほど
久々にドカマガ(DUCATIマガジン)を買う。
くだんのMonster796がデビューしたので
どんな塩梅なのか見たいと思い買った。


印象は、1100と696の混合型。
型番も796なので、もっともな流れである。
見た目は、696とか1100と変わらないが
あちこちが696ぽかったり1100だったり。

シート高さはやはり696と1100の間で800mm。
そのシートはなんとDUCATIパフォーマンス製の
ローシートを採用。
1100と同じに、オイルクーラー装備、
片持ちスイングアーム、リアタイヤ180。
696と同じにレバー類は4段階可変、
アジャスタなしSHOWAフロントフォーク、
となっている。

本当に混合型だ。

これで、ABSが付いて119万円だから
696+と15万円しか違わない。

インプレを読むと、乗り味は696とも違うし
1100とも違うとのこと。
696のような軽快感と1100のような
鋭いトルク感、
それぞれのいいとこ取りだとのこと。

なるほど、ちょっと乗ってみたい。
もっとも1100は乗ったことがないので
696との比較しかできないが。

しかし、値段も近いし、696との差別化も
案外微妙だし、
セールス的には696と796はどのような
棲み分けにするのだろう。

なんとなくだけど
400とS2Rのように明確な違いはないから
それだったら796にしよう
と思う人のほうが多い気がする。
696も796も大型免許だし。

すると、近い将来696は絶版車になるのかッ
最高だ。









2010/10/03

(No.1223): ライブ写真掲載とプレmhp3と


dewey 9/25ライブの写真を数枚頂いたので
掲載する。

ライブ直後の拙ブログには出演前の
バカ面三人トリオや、
幕の開く前のステージ上の静物やら
そんなものしかアップできていなかった。
ようやく、本編の写真を公開できる。

ライブDVDも録画したので、良い出来の曲は
編集して動画としてyoutubeにアップし、
併せてそれをMySpaceへ掲載リンクする予定である。



















mhp3、いろいろ情報が入ってきて
否が応にも期待感は高まるばかりである。
やはり新しいモンスターは気になる。
ジンオウガ」とか
ティガレックス亜種」とか。
PVで観たティガ亜種の動きや咆哮が尋常でない。
一人じゃとてもできそうもない。
禿げそうだ。

また武器についてもレベル上げ要素の内容や
仕様変更、動作変更等もあるらしいので
こちらも楽しみ。

ユクモ村。


あー、
「Google日本語変換」だと、
「ゆく」って入力しただけで
「ユクモ村」が候補に上がってくる。


ところで今回はネコ飯はなくて、
そのかわり温泉の効能と温泉ドリンクが
それにあたるらしい。
温泉クエストなるものもある。


クエストにG級はなさそうだけど
たぶん、将来的には出るのだろうか。
MHP3Gなんて。

2010/10/01

(No.1222): 千度目と斬鉄と


dewey(デューイ)は、2006年に結成された日本の
オルタネイティブ・ガレージ・テクノバンド。
3ピース構成でノイズ塊のズレたシーケンスと
シンプル生ドラムとベースに、
フェイクピアノと妖艶な唄が乗る。
バンド名は、イギリスのサーカス団や
同性愛者で使われる隠語ポラリ語の
数字の2という意味。


@technopopbotに投稿しようかどうしようか。
一応、インディーズもOKだというので
そういうことにして、そうしようかと。
その投稿の原文。
原稿は129文字以内というので
少し短くしないと。












2010/09/30

(No.1221): 第2のと船と


ということは、つまり、
この星には昼も夜もないということだ。
いや、正確には永遠に昼、永遠に夜という
場所が固定されているということだ。
我々の衛星である月と同じだ。

70度~マイナス30度の範囲だというから
30度~まぁ0度くらいの間の地域を重点的に
調査すれば、何か出てきそうな塩梅だ。


よし、調査しに行こう。


この星までは地球から20光年の距離だという。
つまり1光年=9兆4608億kmだからその20倍
189兆2160億kmである。

光の速さで20年かかるが、光の速さは出せないので
もうちょっと遅い速度の宇宙船で。
太陽系を飛び出すのに必要な速度としては
秒速16.7kmが必要だという。
これは時速では58000km/hである。

じゃ、この船で。

これで航行したとすると、くだんの星へ辿り着く
までに3,262,344,827時間かかる。
年に換算すると約37万2,413年かかる計算だ。

約37万年だ。

人類が誕生してまだ1万年くらいだというのに。
約37万年も宇宙船に乗ってないと着かないのだ。


無理。

2010/09/29

(No.1220): 開け心とNと


旧友Nに会う。
拙ブログではよく登場する人物だが
今一度解説する。
旧友Nとは小学時代からの友人であり
不思議なことに筆者のエポック的な事象に
なぜか絡んでいることが多い男だ。
もう37、8年の付き合いになるだろうか。

朝は時間帯が同じなので地元駅にて
よく会うが、夜は時間がまちまちなので
なかなか会わない。
今日は珍しく、夜の電車内で遭遇した。

たまたま筆者がiPhoneでfoursquareを
やっていたので、旧友Nにfoursquareを
説明する。

「それやばいんじゃねぇの」
「なんで」
「だって自分の家が他人にわかっちゃうじゃねぇか」
「自宅ではやらないよ。てか、自宅をvenue登録しないよ」





思い返せば、初めて乗ったオートバイも
旧友Nがらみだった。
たしか17歳くらいだったか。
旧友Nと共通の友達のYAMAHA SR400の後ろに
乗せられてバンクしろよバンクッと罵られた。
当時はヘルメットもかぶってなかった。
その25年後に二輪の免許を、その後大型二輪まで取り
ドカティなんぞに乗るとは。

大学に入った年に、久しぶりに訪ねてきた旧友Nが
お前さんひょっとして
アマチュア無線なんぞやらかしてるのか?
と聞いてきた時は驚いた。
そうだが、と言うと、
いや、実は俺もやってるんだと言う。
その前年の筆者と同じ時期にアマチュア無線の免許を
取っていたことがわかり、なんと奇遇なと
二人で驚いたものだ。


そして、なんといっても筆者の人生における
ある種の特異点を創りだしたのも彼であった。
それは、忘れもしない大学1年だった1981年の7月、
カセットテープに録音された
「スネークマンショー・急いで口で吸え」を聴いた時だ。

このカセットテープを持ってきたのが旧友Nだった。
面白いテープがあるから聴きたまへと言って
筆者の家に彼が持ってきたのだった。
もちろん、スネークマンショーのギャグを聞け
と持ってきたのだったが
それも当然ハマったのは言うまでもないが
スネークマンショーにサンドイッチされた形で
挿入している音楽もまた心を突き動かされたのである。

急いで口で吸えには
今まで聴いたこともない音楽が満載だった。
特に、磁世紀 開け心を聴いたとき
脱皮した。

まさに開け心である。
こんなわけわからん音楽誰がやってんだ
と、レコード屋に行ってクレジットを見たら
イエローマジックオーケストラと書いてある。
それって、ライディーンとかのバンドだろ
なんでこんな曲を。なんで、なんで、、なんd

以下省略。


その瞬間から音楽活動が始まった。
旧友Nから聴かされなければ
違った人生になっていただろう。




「だって自分の家が他人にわかっちゃうじゃねぇか」
そんなことを思い出しながら受け流していた。

2010/09/28

(No.1219): 本殿(井の頭通り)と奥宮(方南通り)と


久住氏の中華そば江ぐち本にもある通り
美味しいと感じるのは美味しいと感じている
自分であり、他者が必ずしも同じように
美味しいと感じるものではない。
だから、同じ店の同じ食べ物を
旨いと思う人と旨くないと思う人がいても全く
不思議ではない。

永福町・大勝軒が某webサイトの
東京ラーメンランキングで1位となる。
しかし、コメントの内容が凄まじい。
即ち

え?ぜんぜん普通ーてかむしろマズイ、
量が多すぎ、この量客をバカにしてる、
これで1000円?何様?
もう二度と食べない、おいしくない、
並んで食うもんじゃない、
美味いと思ってるやつ味音痴、
どこが?1位なん?
カップヌードルのほうがなんぼかマシ、
評判聞いて行ってみたけど残念なラーメン

とまぁ、散々なコメントの数々。

冒頭のように、美味しいと感じるのは
人それぞれなので、如何にけなされようが
かまわないが、
こんなにアンチ派が多いのに何故に
東京1位になったのだろう。
そこが不思議だ。
できることならひっそりと
偲んでいてもらいたい。
しかも東池袋と勘違いしている輩もいた。


筆者はもちろん
30年以上も食しているものだから
当然、美味いと思っている。
通い詰めたのは永福町本店ではなく
暖簾分け一号店だが。
もはやコレは筆者にとってラーメンなんかではなく、
血肉だ。
筆者の体毛は、あのノビきった「草むら商店」※の麺だ。
筆者の75%は永福町大勝軒でできている。

残りの25%は、
口座残高99円とdewey小休と鼻糞でできていることを
忘れないように。



(※)草むら商店
永福町大勝軒系列店へ麺の製造・供給を行っている聖地。
立地からも考察すると
永福町大勝軒が本殿なら、草むらは奥宮である。

2010/09/27

(No.1218): インライブと楽曲解説と


19:45
そろそろ出番なので、楽屋入りする。
deweyロゴ入の腕章を左腕に装着した
黒い長袖服に着替える。


19:55
転換。
慌しく機材をステージへ搬入する。
筆者はスネアとペダルとMTR関連。

結局、1曲目に出囃子の代わりにやろうと思っていた
アドリブ曲はやらずに
前回ライブ同様の構成に戻すことにした。

機材セットアップ中にPAスタッフの方へ
その旨を伝えると同時に、外音のMTRの音を
リハの時よりデカクして下さいとお願いする。


20:05
本番開始。

0
ZSC + robotvoice
90年代に筆者が作ったZSCという曲に
iPhoneアプリで作ったロボットボイスに
メンバー名を喋らせてそれを混ぜた音響作品。
deweyのライブ開始の出囃子に使っている。

ロボットボイスに自分の名前を呼ばれたら
順にステージにあがるダンドリ。


1
flohmarkt(フローマルクト)

作詩作曲は筆者+edie。stereogimmik名義の曲。
deweyライブ用にメインフレーズやキック、
スネアは音源から抜いてある。
stereogimmikでは唄というかボコーダーは
生演奏するのだが、それを含めて
バックトラック化した。
そこに筆者の音痴生声絶叫と
平さん裏メロハーモニーが重なる。
今回で唯一の歌いながらのドラム。
そして何といってもdeweyのflohmarktは、
keiさんの連綿と続く4分裏ベースが
根幹を成す曲である。


2
No Control(ノーコントロール)

DavidBowieの曲。当ライブで唯一のカバー曲。
バックトラック制作は平さん。
わりと原曲に近い雰囲気があるが
16分のシーケンス感と後半のノイズ塊が
deweyっぽい。
ボーカルは平さん。
あちこちに遊びの要素を入れられるので
同期ものドラマーとしてはとても演奏しやすい曲。
deweyとしては古い楽曲なので完成形に近い演奏だった。


3
午前四時の光

作詩作曲、バックトラック制作は平さん。
筆者はガイド的ノイズ音を付け足している。
ボーカルは平さん。
筆者は電圧の不安定なリズムマシンの如く、
且つ変化球もない直球。歌後のアウトロの
シンセ一発破壊神不協和音がキモ。


4
k-a-d-e-m

作曲者は平さん。アレンジはdewey。
唯一の全て生演奏楽曲。歌なし。
薄いシャッフル系のダウンビートから
曲途中で三拍子になり、主旋律で
再び四拍子に戻るおしゃまな曲。
3人deweyでの一番古い曲だろうか。
円熟を超え、体の動きのみに委ねる。
前回はBPM遅すぎたので今回は
速めのBPMに転じた。



MC
「dewey」の語源について。
正確には以下の通り。

deweyとは
イギリスのサーカス団員、または同性愛者達の間で
使われる隠語ポラリ語で 数字の「2」という意味




MC明け
5
scale(スケール)

作詩作曲、バックトラック制作は平さん。
筆者はガイド的ノイズ音を付け足している。
ボーカルは平さん。
パートごとにかなり色の変化が激しい曲。
それなりにドラムパターンも変化させている。
しかもBPM140で速い。
一番最近に持ち込まれた曲。
アウトロの奇数攻めがキモ。



6
predirect(プリダイレクト)
作詩作曲、バックトラック制作は平さん。
筆者はガイド的ノイズ音を付け足している。
ボーカルは平さん。
中半あたりのkeiさんのチョッパーベースが
かっこいい。
一番音圧のあるバックトラック。
機械的8ビートを連綿と打つのみ。
フロア仕様のガレージテクノ。

あのドラマーいらねんじゃね
マシン置いておけばいんじゃね。
と言われたい。

2010/09/26

(No.1217): プレライブとライブ前と


9月25日土曜日
14:00
大塚Deepaに向かう車中。
道がことのほか混雑し、遅刻するのでは
とハラハラする。

14:33
ようやく大塚Deepa近所のコインパへ車を停める。

14:35
大塚Deepaへ入る。
既に来ていたkeiさんが入り口にいた。
おはようっす平さんもいます?と聞くと
いるけど、しかし・・と言う。
階下のライブハウスに行くとバーのある
歓談ルームで平さんがソファに転がっていた。
ひどい二日酔いです。
何やってんすかライブ当日にッ
という挨拶の後、
これからリハをやるとツイートしに筆者は外へ出る。

15:00
リハーサル開始。
数日前の最終スタジオ練習時に皆で興奮した
ソフトシンセ音にインスパイアされたアドリブ楽曲
をやるというダンドリだったので
そのリハを先ずやる。

ドラム横のモニターから聞こえるのは
全く低音のないシュワシュワという音だった。
これから、練習の時にやった音色とシーケンスに
変わるのだろうと思っていると
一向に変わらない。
ドラムの入るタイミングで躊躇していると
平さんがなんでドラムが入ってこねぇんだ
この薄ら禿野郎ッと言うジェスチャーをするので
しょうがなくドタバタと入る。

ところがkeiさんも前と違うと言うので
これは取り敢えず、おいておいて
通常の楽曲のリハを行う。

MTR使用の楽曲とオール生演奏の楽曲を
それぞれワンコーラス程度行う。
筆者はモニターをヘッドフォンで行っているので
概ね良好。

15:25
リハ終了。

15:45
打ち合わせと軽い食事のために皆でロイホに入る。
先程のアドリブ楽曲について、
あの音色はどうなっているんだなんであんな音を出すんだ
と筆者とkeiさんが平さんを攻め立てる。
いえまったく変えておりませんスタジオ練習時にセーブした
そのままのパッチでやんす
と言うので、この曲はもうできん、カラオケ行くぞカラオケ

17:00
ライブ本番が目前なので皆でカラオケへ入店する。
筆者が歌った曲の一覧。

サイボーグ / P-MODEL
スポーツマン / 細野晴臣
昔の車で乗ってます / 所ジョージ
諦念プシガンガ / 戸川純
風をあつめて / はっぴいえんど
力の唄 / 平沢進
相変わらずさ / 高野寛
Get Back / The Beatles
For You Blue / The Beatles
Two Of Us / The Beatles
I've Got a Feeling / The Beatles
Let It Be / The Beatles
Crippled Inside / John Lennon
Imagine / John Lennon
Scary Monsters / David Bowie
Hotel California / The Eagles

番外
(細野さんの東京ラッシュとウォーリービーズを
keiさんが入れたので、ちょっと歌った)



18:30
精も根も尽き果てたのでライブハウスに戻る。
既にイベントは始まっていた。



続きは明日。




出番直前風景。






















出番直前、楽屋のステージ下手側入り口で待機中。























出番直前、楽屋のステージ下手側入り口で待機中その2。






本番開始1分前のステージ上。
平さん機材群。























本番開始1分前のステージ上。
筆者ドラムまわり。
左下に光ってるのがMTR等機材。

2010/09/25

(No.1216): deweyライブと三部作と


ライブ終了。今は疲れたのであまり書けない。
が、これだけは書こう。
よくできました。
本当によくできた。
来て頂いた方々ありがとうございました。

素晴らしいライブだった。
deweyの今までの集大成的なライブだった。
いや、確かに演奏は完璧ではなかったが
全体のグルーヴとPAの塩梅が
バッチリと噛み合った。

写真などは明日のコラムで掲載する。


取り敢えずこの写真。
ライブ開始直前のステージ上にて撮影
(このハコは緞帳がある)