2013/04/30

(No.1972): テクノ系ドラムにおけるモニター難問


そういえば以前、鎮Zさんとこんな話をした。


「僕はマウスオンマーズっていうドイツの
テクノバンドが好きなんだけど
鎮Zさんマウスオンマーズって知ってます?」

「知らない、どんなの?」

「うーんと、なんか普通の音が無いっていうか
フィルターでぐちゃぐちゃしてるんだけど
すっきりしてるっていうか」(説明ベタ)

「ふーん」

「・・で、ライブも何回も見てるんですけど
ドラマーのドドさんって人、イヤフォンも
ヘッドフォンもつけてないんですよ、
それで、きっちりオケと合わせるの」

「えー、でもそれ絶対クリック聞いてるよ」

「そりゃそうなんでしょうけど、でも
耳に何も着けてないんですよ、
コロガシではあそこまできっちり
合わせられないと思うんです経験上」

「うーん耳にモニター入ってると思うけど・・」


会話の内容はざっとこんな感じだった。
つまり、鎮Zさんいわく
打ち込み系というかバックトラック込みの
生ドラム同期演奏においては
ドラマーは少なからずオケやクリックを
モニターする仕組みがあるということなのだ。
当たり前といえば当たり前だ。


筆者はマウスオンマーズのライブはもう5回
6回?は観ている。しかも最前列とかで。
ドドさんの耳にはイヤフォンもヘッドフォンも
装着していない様子を何度も確認している。
確かに、非常に近い位置にコロガシと
呼ばれるモニタースピーカーはある。
やはりあれでモニターしているのだろうか。

確か、バッファロードーターだったか
のサポートドラムの人は自分の真横左右に
モニタースピーカーを配して、
大音量モニターでオケと合わせている
のは見たことはある。
ドドさんの場合、それとも違う気がするのだ。

テクノ系でドラム演奏した人ならわかると思うが
ほんとうにイヤフォン等でオケやクリックを
モニターしないと同期演奏できない。
普通のドラマーはそれが嫌で
打ち込み系ドラムやらないんだから。
ヘッドフォンすると自分のドラム音が聴こえ難く
なるのだ。










2013/04/29

(No.1971): メンテナンス・スタンドからの離放


来るケプラー22bへの1200光年ツーリングに
向けて吾が六級改号別名ducati-m696plusの
メンテナンスを実施する。
以前(というかつい最近まで)洗車は水洗いアンド
洗剤によりフツーに「洗車」していたのだが、
クイッククロスという洗車用ウェットペーパーを
使うようになってから水洗いはやめた。
下回り用、ボディ用、レザー用と3種類あり
使う部位により使い分ける。
非常に重宝する。

そしてチェーン清掃。
汚れが酷かったのでチェーンクリーナーも使った。
メカニック様よりクリーナーは使わない方がいい
というアドバイスを受けていたが、ウエスで十分に
拭き取りしたし、チェーンルブも拭いた後
拭き取ったので飛び散ることは少ないと踏んでいる。

筆者はチェーン清掃やメンテナンスを行う場合
バイクをメンテナンススタンドに立てている。
このスタンドは一人でも作業できるよう
工夫されていて非常に使いやすい。
下写真の後輪に取り付けている白いスタンドだ。




しかし、本日、全作業が終わってスタンドから
バイクを降ろす際、危うく倒しそうになった。
通常、左側にサイドスタンドを出しているので
メンテナンススタンドから降ろす場合は、
後輪を地面へ降ろした時、一旦水平の位置で静止
してから左側へ倒すのだが
今日は、スタンドから降ろした直後、
重心を失いかけて右側へ持って行かれそうに
なった。
マジで焦った。マジで倒すかと思った。
右側へ持って行かれた刹那、もうダメだと思った。
この感じ、すごく久しぶりだった。
昔M400で立ちゴケした時の感覚が思い出された。
嗚呼倒す!
嗚呼もうクラッチ折れるか!
ウインカーも折れるか!
タンク割れるか(ABS製)
右側にはFIAT Panda100HPのお尻があるから
クルマまで傷つくのか!
ぐああああーーー
と、瞬時に様々な想いが駆け巡ったが
ふんぬとふんばって左側へ取り戻せる事が出来た。
大丈夫だった。
ホッとして脱力した。

ちょっと気を抜くとこれだ。
本当にあと少しでも起こすタイミングが遅かったら
右側へ倒れていただろう。
慣れが一番怖い。肝に銘じた。教訓。
慎重に、謙虚に、しかし自信を持って取り組もう。

勉強になりました。
(「悲しきわがこころ」の石橋エータローさんのモノマネで)




2013/04/28

(No.1970): 四月二十八日の日記


昨日、今日の実績。

快晴連休初日、墓参。
往復共に高速道路の渋滞はほぼ無かった。




二輪前傾姿勢用Oakleyサングラス的
度付き眼鏡の改造。
今はこの有様。




ケプラー22bへの1200光年ツーの準備
その一、オイル交換の儀。
ドカ屋にてSHELL ADVANCE VSXなり。





明日の予定。

ケプラー22bへの1200光年ツーの準備
その二、無水洗車、及びチェーン清掃の儀。

6/24 dewey Liveのための準備。
音の差し替えの妄想。



2013/04/26

(No.1969): 遠巒の廻廊(二)


「菅井と申します」
男は湯のみを私の前に置きながら言った。
確か表札には●田とあったはずだと思い出し
聞き返した。
「す、菅井さん?、●田さんじゃないんですか」
「あぁ、あれは見せかけの名です。
菅井尚之助といいます」
「えーもう、見せかけって何すか?」
「ええ、住民票だのなんだのといったこちら側の
仕組みがありますから」
「仰ってる意味がわかりませんが、
と、とにかくですね、さっき変な電話が
掛かって来て、電話とった場所からここまで歩いて
それで、113歩とか、あーもうとにかくですね、
なんであなた電話の事知ってたんですか」

「確か、エフオピさんでしたね」
「はい。  え、名乗ってないですよねぼく」
「はい」
「な、なんで名前知ってるんです?」
「まぁ、お茶をどうぞ」
「お茶なんていいですよ、教えて下さいよ!
一体何なんですか!このありさまは!」

言ったあと私の憤る呼吸の音がして
しばらくお互いが沈黙した。
そしておもむろに男は自分の湯のみで
ずずと美味しそうにお茶をすすってから
ゆっくりと言った。

「お茶をどうぞ。冷めないうちに。」

我に返った気がして、言われるまま
お茶を少し飲んだ。
うまい、濃い、緑茶だ。

「わたしは、天明三年の生まれなんです。」

「?」
すぐに理解できなかった。
自分の年齢を言っているのか?と思ったが
天明という元号は知らない。
日本の元号じゃなくて韓国とかそっちなのか
などと訝しんでいると。

「天明三年というのは1783年のことです」
「1783年!?」
「はい。今からちょうど230年前です」
「あんた、じゃぁ230歳なのかよ!
ふざけんなよっ、ていうか怖いよあんた!
もう帰るわ」
こいつ頭のおかしいおやじなのか、
こんな密室で何をされるかもわからん
と思い、玄関へ向かおうと立ち上がった。

「エフオピさん、落ち着いてください。
なぜあなたの名前を知っているのか、
なぜあなたが北北東113歩あるいて
この場所へ来たのか、知りたくはないですか」

私は、立ったまま、震えた。
そうだ、何一つ教えてもらっていない。
私は立ったまま、その男、菅井尚之助の顔を
見下ろした。
どうみても230歳には見えないが
しわは多く、特に目じりには幾本もの
しわが刻まれている。
見たところ普通のおじさんにしか見えない。

「いいですか、エフオピさん、
今からお話しすることは全て本当のことです。
座って下さい、大丈夫です。私は
狂人でもありません」
心を読まれたような気がしてぞっとなったが、
確かに頭がおかしい風には見えない。
私は抜いた刀をさやに戻すが如く
すごすごとこたつに舞い戻った。

「私は今年で、という言い方も変ですが
六十一歳になります」
「1783年生まれなのに?」
「はい」
「ちっともわかりません」
「はい、今からお話しします。
天保三年、これは西暦ですと1833年ですが
その年まで私は江戸冬木町で蘭医をしておりました」

もうしょっぱなからぶっ飛んでる。
さっきまでコンビニでアイスでも買おうかしらと
ふらふらやって来ただけだったのに、
今は、知らない家の中で知らないおっさんと
こたつに入って天保時代に江戸で蘭医?を
していたというこの菅井という男の話しを聞いている
というシチュエーションが俄に現実のことなのか
信じ難い。
いや、待てよ、なんかテレビドラマでそんなのが
前にあったな。
そういうのを見て、妄想と現実の区別が
つかなくなった頭のおかしいおっさんなのでは
ないだろうか。
やべ、やっぱり怖くなってきた。
トイレ行くふりして逃げ出そう。
そうしよう。



( 続く )




2013/04/25

(No.1968): チークパッドメガネスリットウレタンカット


皆様方のブログは本当に重宝致します。
なぜなら、
新調した前傾姿勢用OAKLEYのサングラス眼鏡
(15%色付き/両眼視・立体視補正/
プリズム度付きレンズ込み)
において、ヘルメット装着時の着用で
眼鏡のツルが太いったらないのですあなた
だからヘルメット内の位置がもう
上ずっちゃってなんかもうヘルメット内の
チークパッドの眼鏡差し込まれる隙間を
もっとこうぐいぐいと大胆に広げる工夫を
施す必要があると、必要があるということで
ちょいとググったら、瞬時にして
求める情報サイトが見つかりまして
同じ問題をチークパッドの内部ウレタンを
カットすることで眼鏡スリット対応している
というそれは一般の方のブログであり、もう
心底ご丁寧なご案内をして頂きまして
誠にありがとうございます。

そこえ行くってぇと拙屑ブログにおいては
暮らしの知恵どころか胡散臭い
運国際、屁の足しにもならぬ日本語文法を
放物線投棄廃棄処分した猥雑なお話し
ばかりであります故。



ところで懸案だった前傾姿勢時に起こる
視野がレンズの外へ行ってしまう事象であるが
この眼鏡によって完全に払拭できた。
当初の目的は一応達成されたのだった。






2013/04/23

(No.1967): 遠巒の廻廊(一)


iPhoneに見知らぬ番号から着信。
出てみると、若い女性の声で
「そちらエフオピさんの携帯ですか」
と問う。
「さようです」と応えると
「あなたの立っている場所から正確に
北北東の方角に向かって113歩
歩いてその場所から上を見上げて下さい」
と言う。
「え、あんたどちらさま」
「あなたの立っている場所から正確に
北北東の方角に向かって113歩
歩いてその場所から上を見上げて下さい」

私の問いには応えず同じことを
繰り返す。
よく聞くと、合成音声の発音で
あるとわかる。
比較的ゆっくりと話す速度だ。


電子ノイズのようなジーとか
シーとかは聞こえない。
しばらく沈黙していると
「そちらエフオピさんの携帯ですか」
と再び言ってきた。
これも同じ発音である。
合成音声。しかも相当優秀なものだ。
一聴するとほとんど人声だ。
しかし確かに合成音声のそれだ。
フォルマントが機械臭い。

「ちょっと、なにこれ、気持ち悪い」
iPhoneを耳から離し切断ボタンを
押そうとしたら小さなスピーカーから
「あなたの立っている場所から正確に
北北東の方角に向かって113歩
歩いてその場所から上を見上げて下さい」
また聞こえて来た。

建物内にいたらそのまま切っていたかも
しれないが、その時私はコンビニに
買い物に出たところだった。
今立っている場所はそのコンビニの前なのだ。
しかも私はおそらく北向きを正面にしている
ので北北東の方角といえば、
目の前から伸びている道がそうだ。

もう一度耳にあて
「北北東に113歩?ですか」
と言ってみた。
しかし返事はなく無音のまま数秒後
突然電話は切れた。

着信履歴のその番号、局番からすると
K県Y市方面か。
少し勇気を出してその番号に電話してみる。
呼出音もしない、
しばらくすると、ブツプープーとなって
繋がらない。
なんだこれ。


GoogleMapを起動して自分の場所を
確認する。
北北東の方角というと
まさに目の前の道の方向がそうだ。
俄かに信じられないが、
事実だから仕方がない。
その道は車がかろうじてすれ違える
程度の細い道だ。
まわりは住宅街。

113歩っていったって歩幅は
どうするんだろう。
取り敢えず、普通の歩く感じで
113歩歩いてみようと、
そろそろと歩きだした。

何の変哲もない住宅街。
少し歩くと十字路が見えて来た。
113歩だとちょうどあのあたりかしら。
案の定、十字路をほんの少し越えた
あたりだった。

上を見ろと。
夕間暮れの空と電線。
それと隣家の庭から生えている
木の枝が道を隔てる塀を越えて道に
はみ出ているのが見えるくらいだ。

何も変わったものは、ない。
ははは、なんか馬鹿みてぇ
と帰ろうと踵を返した時だった。


「もし」


という声が聞こえた。
辺りを見回すが誰もいない。
遠くで車の走行音がするだけだ。

その場で、じっと聞き耳を立てる。
住宅街の生活音しか聞こえない。
空耳かしら。

しかし、さっき、
はっきり聞こえた。
ちょっとやべぇかも、怖い・・
と思って元の道を戻ろうとすると

「もし、 もし」

とはっきりと聞こえた。
男性の声。これは合成音声ではない。

なによこれ
もう逃げ出そうとした刹那
十字路の角の木が張り出した家の塀から
男が顔を突き出しているのが見えた。
見たこともない人。普通の日本人の男性。
年齢は60歳くらいか。

「もし、あなた」
「は、はい!」
私はその場で飛び上がりそうになった。


「ひょっとして、呼び出されました?」
「は?へ?」
「電話で」
「されましたされました、なんすかこれ」
「ああよかった、いえ、ちょっと、
ここではアレなんであちらへ回ってもらえますか」

そのお宅の玄関の方を指している。
わたしは、無人島だと思っていた場所で
人に会ったような、複雑な感慨に浸りながら
そのお宅の玄関に移動した。

塀で囲まれていたからわからなかったが
よく見ると昭和の面影を残した懐かしい
感じの木造住宅だ。
玄関もドアではなく、引き戸である。
がらがらと開けてさぁどうぞと促される。
少しだけ躊躇しながら私はその家の
玄関の中に入った。
表札には●田とある。


他人の家というのはその家独特の
「匂い」というものがある。
このお宅に入って感じたのは
新しい電化製品の匂いとでもいうか
ハンダ付けで使うフラックスの匂いというか
プリント版にかける薬品の匂いというか
そういう匂いがした。
けっして嫌いな匂いではない。
むしろ好き。
男は黒いセーターに同じく
黒っぽいジャージを履いた格好だった。
このおっさん歳の割には髪はあるほうだな
と思った。白髪交じりだ。

「あなた、呼び出されたのですね」
「いや、ちょっとすいません、
もうわけがわかんなくて」
「そうです、誰でも最初はそうなんです」
「あの電話なんなんですか、っていうか
あなた、何者なんですか、なんで知ってるんです
電話のこと、113歩って何ですか、
北北東ってなんですk」

「落ち着いて下さい、順序があるんで
すぐにはお教えできないのですが」
「ちょ、順序?なんすかもう怖い!」
「怖がらなくても大丈夫です。危険はありません」
「詐欺?新手の勧誘かんなかか?!おい!」
「いえいえ、違います。とにかく
落ち着いて下さい、最初は皆さん取り乱すのです」

玄関では何ですからと、部屋に案内された。
八畳ほどの床の間のある和室。
四月末だというのにこたつが出ている。
掘りごたつ。

「お茶を入れましょうね、話はそれからだ」

男はそういうと部屋から出て行った。
部屋は庭に面しており、縁側を挟んで
障子で仕切られている。
今はその障子が開け放たれており
もう夕方であるが庭が見える。
小さいが綺麗に手入れの行き届いた日本の庭だ。

床の間には軸が一幅掛かっている。
昔の人の書のようだ。
達筆で全く読めない。
その軸の前には静謐な花瓶に一輪の花が
生けてある。
花は小さな釣鐘形をしている。
薄紫色だ。
どれも、しぶい。

畳も古いもののようだが埃一つ落ちていない。
こたつの造作も見事で、その辺りの
ホームセンターで購入したものとは全く違い
名のある職人によるものと思えるほどの造りだ。
こたつぶとんの中から手探りでこたつの足を
触るとごつごつとした彫り物がわかる。
こんなこたつ見たことない。
上板も大きな一枚板だ。

にしては、部屋の明かりは蛍光灯だ。
この部屋に対しては不釣り合いな感じの
それこそホームセンターで買ったような・・
いや、よく見ると、これは相当
年代がかかっている蛍光灯だ。
私の子供の頃によくみたものだ。
あの角ばった傘が懐かしい。



襖が開いて、男が急須と湯呑を
二つ入れた丸いお盆を持って入ってきた。

「さあさあ、お茶をどうぞな」

聞きたいことが山ほどあるが
男は私の気急くのを察してか
あえて緩慢な動作でお茶を煎れ始めた。




( 続く )






2013/04/22

(No.1966): まったくさっぱりと手つかずの状態であります(ライブ告知含む)


6/24ライブのための仕込みを
そろそろやろうと思いながらも
まったくさっぱりと手つかずの状態であります。

前回やった拙曲も少し音を差し替えたり
するつもりでいろいろ構想はあるのですが
まったくさっぱりと手つかずの状態であります。

deweyではそれぞれが作ってきた楽曲に
もう一方の相手が自分の音を足すなどして
完成させる方式で運用しております。
そんな中、今回はさらにtai-raさん新曲も加わり
それを試聴して、おー!何このグリッチ式
パースペクティブテクノはと感嘆しながら
それ用のアイデアがぽよんぽよんと
出て来るのですが
まったくさっぱりと手つかずの状態であります。

やる時は、ものすごい集中してやるんですけど
やらない時は、忘れちゃうくらいやらないんです。
結局、お尻に火がつかないとやらない性分なので
まったくさっぱりと手つかずの状態であります。

毎月、数回もライブをやっているような積極的に
音楽活動を実行しているバンド様達に
おいては、本当に頭の下がる想いであります。
こんな塩梅式にのんべんだらりとしているものですから
まったくさっぱりと手つかずの状態であります。


とかいいながら、告知1回目。

【dewey Live情報】
2013.06.24(MON)
大塚Deepa
OPEN 17:30 START 18:00
ADV/DOOR ¥2000/¥2500
 (23:00~Bar URASHIMA Time to till morning. Entrance Free!!)

[Live]
BUZZ SQUAD
DOOOMBOYS
花とワルツ。
dewey
Lemonade-Launcher
BIG FIRE

[RESIDENT DJ]
Macho
Hoshiya
広ヰ茶魔
おにる 


twitterにて @dewey_lumb_fop までリプ頂ければ
チケット取り置きします。



2013/04/21

(No.1965): 漫画の散文(導入編)


いつぞやも記した記憶があるが筆者は
いわゆる週刊誌の類いは見ない読まない。
週刊何某系。
それと週刊漫画雑誌。
これもぜんぜん読まない。
珍しいことに子供の頃から週刊漫画雑誌は
読まなかった。
いわゆる少年マガジンだの少年チャンピオンだの
少年サンデーなどは読まなかった。

じゃ漫画は読まないのかと言えばノーだ。
読む。むしろ好き。
筆者の場合、週刊誌ではなく単行本化された
ものを買って読んだクチなのだ。
小学校の頃だと「ワイルド7」「最前線」の
望月三起也氏、
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の水木しげる氏、
「うしろの百太郎」のつのだじろう氏などだ。
中学になって知り合いの大学生のお兄ちゃんから
山上たつひこ氏の「喜劇新思想体系」を見せて
もらって性教育(変態系)を受ける。

大学くらいからは月刊ガロにハマった。
筆者大学1年1981年に久住昌之氏と
泉晴紀氏でのコンビ泉昌之のガロでの
デビュー作「夜行」を読んで衝撃を浴びる。
トレンチコートの男が夜行列車内で
幕の内弁当をドラマチックに食べる話し。
当時、これを読んで笑いながら感動しまくった。
こういう世界でいいんだという同じ匂いを
感じた。
それから現在に至まで久住昌之氏関係の
漫画本は必ず購入している。
久住氏ご兄弟のユニットQBBも捨て難いが
やはり泉氏の作画に久住氏のストーリーが
筆者は一番好き。

それと、少し時を置いて興味を持ったのは
つげ義春氏。
つげ氏のほうが活動歴はだんぜん古い
(1950年代貸本時代から)のだが
筆者がときめいて嗜好を向けたのは
80年代になってからだった。
つげ義春氏の本も買いまくって読み漁った。
特に旅ものの話しや晩年のシュールな作品
などが好き。
それとこれは漫画ではないが、つげ義春氏自身
の日記を本にまとめたものがあって
これが非常に面白い。


そして筆者の本棚の一つ。








2013/04/19

(No.1964): dewey式敬礼を考案する


dewey式敬礼を考案するにあたって
以下の必要なものを揃える。

・秩序を排した電解コンデンサ 250μF ×2
・逆さの犬の虹タンタルコンデンサ 30pF ×1
・後ろ手に縛られた金属皮膜抵抗 100kΩ ×1
・ううんちがうのカーボン抵抗 1.5KkΩ ×4
・一昨日の納豆でしょカーボン抵抗 600Ω ×1
・波打つ輪廻の橋トランジスタ2SC945 ×2
・吾は恥の最果てオペアンプNJM4580 ×2


28年前、シンセメーカーK社にいた○君
テクノバンド「近代案出」の○君
連絡乞う。

おいおいなんでも今は
コンピュータ機器関連会社の社長やってるっていうのを
小耳に挟んだぞ。
みんな出世していくなー
僕を残して。

順調だ。



という、dewey式敬礼を。




2013/04/17

(No.1963): 一九六三詛盟一式の不逞


電網辺境の最果てから何のためにもならぬ
屑コラムを定説通りに誰の目にも止まらぬ勢いにて
今日もまたほとほとと綴っている冴えない
うだつの上がらない輩の夥しいトホホ感を
ひっさげるまでもなく唐突に狂おしく文末の行方を
今まさに見届けようと穏やかなそれでいてとろんと
する外気温20度になんなんとする春夜に
吾が六級改号ducati m696の排気音の倍音
豊かな周波数帯域をフルフェイスの内に配しながら
1200光年ツーまでにはオイル交換をしたいのだが
ドカ屋だとまた1.2万ほどのお足が出てゆくのなら
やはりナップスでここはモチュールでも一発入れて
行くくらいの塩梅で構築していってみてはどうか
どうだねキミどうだねとゆっているという
いつもの日本語文法放物線投棄式を携えながら
第1963回の記念碑をここに打ち立てるものとする。

然もありなん。



2013/04/16

(No.1962): 一九六ニ回目の雑慮


さぁやって参りました第1962回目の
屑コラム。
これを西暦で読むとすれば1962年、
年号でいくならば昭和37年である。
これは筆者の誕生年の一つ前となるが、
筆者は早生まれゆえ、学年的に捉まえれば
同じ年と言っても過言ではあるまい。

だからどうした、それが何なんだ。

という身も蓋もないことは言わない方がいい。
つまりさね、あんがたちは
純として生きてゆくしかねぇん。

あんが、待って待ってそれで。

純としてなさ。

どっぺ、そねぇ待づ。

いやは、純でねすと。

ばっずのはてゆうても、些かいに
あんが、のれでもんのそ。

どっぺ、そんの。

よしょ、うしおになりゅぬ。

なはての、ナルガクルガでの?

あいはどっぺ、ナルガクルガはりょして。

あんは、あんは。

あんめ、せげね。



(編集註1)
アーディエ大陸の
ドンドルマからポッケ地方の言葉


(編集註2)
ナルガクルガ
[迅竜]
長い尻尾とブレード状の翼が特徴。
この尻尾からクナイ弾のような逆立った鱗を
飛ばすこともある。
夜間迷彩と思われる黒い体毛に覆われている。
樹海、密林などで目撃され、最近になって
ギルドに把握された。
木の上や茂みなど、暗がりを好んで生息しており、
特に旧密林では姿を捕捉することが難しい。
興奮すると目が赤く発光し、暗闇では
赤い二つの閃光の軌跡だけが宙を舞う。




2013/04/15

(No.1961): Conus社 ALCP-1008 エリハフト


巨人が地中に住み、万物はその巨人引力に
よって引き戻される。
空高く投げたボールも巨人の呼ぶ声にて
地面へと引き戻される。
とは、夏目漱石の劇中物語であるが
この星の上にいれば全ての物質は地球の
中心に向かって吸い寄せられているのは
事実である。

言い回し的には実は正確ではない。
地球地面上の座標系では地球自転により
地軸直角方向に慣性力(遠心力)が発生する。
一方地球中心に向かっている力は引力であり
引力と遠心力の合力が重力となる。

重力には斥力は存在しないとされる。
斥力とは反発し合う力、
例えば磁石のS極同士N極同士が
反発するあの力のことだ。

4つの基本的な物理法則上の力
すなわち
電磁相互作用(電磁気、磁力など)
重力相互作用(万有引力)
弱い相互作用(素粒子間の力など)
強い相互作用(原子核内の核力など)
において斥力がないものは
重力相互作用だけであるという。
(ただし素粒子間の力は引力・斥力
とも違うらしい)

正確には
”存在しない”ということではなく
未発見であったのだ。




重力に相反する力、その斥力を利用した
仕組みの総称を反重力機構と呼ぶ。
圧縮空気を燃焼させその燃焼ガスの
反動によって推進するジェット推進とは
異なり、重力自体を制御することにより
厚い大気圏内移動はもちろん、
静止衛星軌道程度までの上昇を可能と
する反重力機構。

いち早く実用化に向けて動き出した
Conus社からプロトタイプEL1という
アーシメント不活性式重力制御コアが
開発された。
その後、各社から様々な重力制御装置が
発表されていったが、Conus社は
恒星間航行の居住重力制御に特化した
128コア区画分割式の AL-15Hを発表する。

そして現在のConus社では重力制御コアの
独自技術を応用した反重力エンジンを
主軸に置き、
主に惑星の静止衛星軌道上に係留された
恒星間航行巨船と地上間とを行き来
できる小型船シャトルという分野に
おいて躍進を続けている。


参考資料 
http://fixwevlog-nucle-one.blogspot.jp/2012/02/no1640.html





2013/04/14

(No.1960): 一九六○説詛一式


一組織に組入るは路傍に投石し、
果たして軌跡の先で石に遭遇せしむ候なれど、
何となれば、なぜ小生がその投石の軌跡と
同一同様の軌跡に居り、偶然たる必然を
以てして、その何れかに該当するかを
競う有り様にて候。

投石の有り様は様々に図らずも、
格別の仕打ちを被り候へど、中でも小生から
剥奪せしむ二つの理を想へば未だ三年にも
ならんと気障と病むが如く候。

金ではなく小生の小生としての存在の証しを
確かに引き寄せたく過大なる所望にて
神と大気の精霊を奉り、斯様なる処遇の元の
輩を殲滅せしめんと欲し候にて、
奉る式神と精霊の力を全て成就の糧に
昇華致さんと相成り候折柄。

このような有り体でぐずぐずと追って
蔓延ること久しく、
御便宜かと存じ候草々不備。



2013/04/12

(No.1959): 備忘録となりし我が屑糞コラムめ、そこへなおれ


この後暫くのTodoリストをかき集めると
けたたましい状況を認める。
備忘録となりし我が屑糞コラムめ、そこへなおれ。


四月
◇二輪ヘルメット内装交換

過日求めたヘルメットが若干過大故の処置
キツメで実装するが吉。

◇眼鏡受け取りフィッティング
前傾姿勢でも視線を外さない
そうさ外さないさ、僕を信じろ。


◇六級改号ducati-m696チェーン清掃/メンテ
1200光年ツーのためのプレ作業その一
作業内容には洗車も含むが最大のイベントは
フェンダーレスキットへの増締めである。

◇六級改号ducati-m696オイル交換
1200光年ツーのためのプレ作業その二
オイル交換は2月に行ったばかりだが
敢えてこのタイミングで実施する。
ドカ屋でやるかナップスでやるか。
さぁどっちだ。どっちだ。どcc

◇墓参
一月遅れの彼岸に向かう。



五月
◇往復1200光年超ツー

はくちょう座に存する恒星ケプラー22を周回する
惑星ケプラー22bは平均気温は22度である。
ツーリングにはうってつけの場所だ。
地球からの距離は約600光年である。

◇クラフトワーク
オリジナルメンバーはラルフヒュッターさん
しかいなくなってしまった。
見納めになるやもしれず。謹聴します。

◇熊猫百馬力オイル交換
パンダリーノのためのプレ作業
二輪に対し四輪は甘甘でいるのが何故故か
問い質す暇もなくオートバックスにて
欧州鉱物オイルを所望予定。

◇パンダリーノ
フィアットパンダ祭、今回で5回目の参加。
特に何か気張らなければいけないこともなく
非常に無着色なイベントの印象。
パンダ希少種100HPもわんさか見られる。



六月
◇deweyライブ

初制服です僕ら。6/24大塚Deepaで。

◇マウスオンマーズ
今年も当たり年だ。なぜなら
クラフトワークのあとにマウスオンマーズて、
しかもどちらも去年も観られたし。
ドドさんはいなさそうだが。
渋谷wwwにて。



七月
◇フジロック

毎年恒例誰が出るのか知らないし
そういうことには興味はない。
行けば必ず楽しいし苦しい。
そして発見がある。
今年で連続12回参加。




2013/04/11

(No.1958): 矮小クロニクル的嗜癖の支え


気が付けばエレクトロニック音楽を
やりはじめて今年で32年になる。
大学1年だった1981年の7月からだ。
きっかけなどは既に拙屑ブログをはじめ
あちこちで吹聴しているものだから
改めて書くことはしない。

2000年くらいから電子音楽系以外の
ソウルロック昭和歌謡的なバンドで
ドラムをやり始めた。
その後、deweyでもドラムをやった。
がドラマーというよりはやはり
電子雑音響遊技師という呼称が相応しい。
だから、こう呼んでもらおう、
ドラムもちょびっとできる
電子雑音響遊技師と。左三十度で。



さて、筆者は80年代初頭、マイクと
カシオトーンとカセットデッキ2台のみで
変態ゴミ屑電子雑音楽曲を作り始めたのだが
その当初から現在に至るまで概ね変化のない
ポリシーがある。
それは「変」である。

「変」を常に意識しているが、しかし
実際には或いは客観的には
そんなに変じゃないという部分もあるのだが
想いとしては常に「変」を持ち続けたいと
思っている。

別な角度から鑑みるなら
「場違い」「マイノリティ」「売れぬ」
というワードが立つ。
意訳するなら
「聴いたことが(あまり)ない」とか
「なにこれー変なのー」とか
「なにこれーださーい」とか
「わるいけど、もういいや」とか
「もういい、やめろ」とか
「これ以上、やめろ」とか
「やめろといってるだろ」とか

そういうものが渾然一体となった
エモーションを標榜している。


このある種、嗜癖ともとれる感覚は
こと音楽だけでは収まり切れず
生活の至る所で発露していた。
それを知ったのは社会人になって
数十年も経った時だった。
(つまり、つい最近)

音楽以外のシチュエーションで
その嗜癖を持ち出すと、つまり、
ただのさぶいおっさんに映るだけなのだ。
いや、この際だから全てのシチュエーション
でと言い直そうではないか諸君。
わたしは空気の読めない、
変なオッサンなのだ。
そうだただしくさぶいおっさんなのだ。



「アー写とか何アレ ウゼーいらねーウケルー」


嗚呼、なんて最高なんだ。





2013/04/10

(No.1957): 盤面の心躍る光景と準アー写に添えて


しかし、なんだ、
電子楽器機械系のつまみとかボタンとか
スイッチとかノブとかLEDとか
そういったものが夥しく著しく盤面一面に
集約している様子というのは
なんと心躍る光景なのだろう。
なぁキミもそう思うだろう。
すなわち

MFB-DOMINION 1


DOEPFER Dark Energy II


CLAVIA NordLead4


moog MF-101 Lowpass Filter


Sherman Filterbank


arturia minibrute







昨日に引き続き、dewey アー写の第二回。
こちらは準 アー写。
そこはかとないトホホ感と所在なげな空気感。
トホホ感の要素として筆者のテクノカットが挙げられる。
しかしこうやって見ると今時すげーなこのモミアゲ。









とにかくだ、
謹聴のこと。






2013/04/09

(No.1956): アー写の1枚と電子雑音響の説明


dewey アー写のうち先ずは1枚目が決定した。
これ。
空気を一切読まない的な
ちょっと誤解されそうな
きもいー、
これひくわー 
的塩梅式でレッツゴー
うむ、全てに順調だ。









普段、仕事場では音楽について
積極的には語らないのだが
稀に、自分のかかわるライブだとか
音楽だとか、そういう話をする時がある。

その時ほど普通の人と自分が
こうもかけ離れているのか
ということを痛感する。

音楽嗜好は千差万別人それぞれとはいえ
例えば少なくとも筆者の仕事場周りの
ニ、三十人を見渡してみても
誰一人としてギャニュギャニュ電子雑音響
めっちゃ好きっす人など皆無だ。
好き嫌いと言う前に、
そういう音楽の存在自体を知らぬのだ。


そしてまたdewey ver3になってから
自分の役回りを説明するのに
いろいろ手こずる。

例えば、ドラムやってまーす
と言えば、ほほードラムですかー
となるわけで、
例えば、AbletonLiveでLaunchpad
こねくりまわしてまーす
と言っても、
ハァ?おまえ何言ってんの
となるわけです。


コンピュータをいじってます
とか
電子デバイスの操作したり
とか
実際はそういうことなのだが
その言葉の持つ非楽器性特有の
イージーな雰囲気が際立つ。
実際、ライブでは
トラディショナルな楽器演奏とは違った
別の演奏感覚が必要になるものだが
そういう事情までも総括できるような
説明がうまくできない。



過日出させて頂いた
モジュレーションジムでは皆さんほとんどが
非楽器だった。
もちろんドラムやギターもあったが
その全てが新鮮な音楽体験だった。
蛍光灯のノイズとか。
サーキットベンディング系の電子音響とか。
木魚の鳴りとか。
打撃カンと重低音弾幕とか。

こういう音楽があるのだということ。
もっともっと広まってたくさんの人の目に耳に
届いてもらいたいと思う。







2013/04/08

(No.1955): 検眼に1時間半、おっさん同士で見つめ合う話し


過日よりバイク用眼鏡の重要性を説いて
きたように、前傾姿勢における一般的な
眼鏡装着では上目遣いになるため
視線がフレーム外になってしまうという
問題があった。
視界を確保するために首を立てたり
上体を起こしたりしているものだから
首などへの負担も大きい。
そもそもきちんとしたライポジを
つくれない。
これを解決するために前傾姿勢バイクにも
適合する眼鏡(当然度付き)を
作ることにした。

筆者の六級改号別名ducati m696plusは
バーハンドルではあるが
高さはノーマルであり且つハンドル幅を
ショートにしているため普通の
Monster696よりもキツイ前傾姿勢を採る。

しかし今頃なんだねキミは
さよう、既に車検も1回通したあとで
今頃になって前傾姿勢用のめがねめがねー
とまくしたてているキミはトホホ部族だよ
だってみたまえ、会社では後輩に
どんどんと追い抜かれてゆき、
上司は年下ばかりで気付けばキミは一人で
ギャニュギャニュ人生をリアルに
突き進んでいるではないか、だと、
おまえらなんたらリーダーとか
一生やってろクソ社畜ども
とJWAVEで言っていたので
新宿にある眼鏡屋を訪なう。

まくらが長過ぎだ。



くだんの京都のお店が良かったのだが
諸般の事情で断念。
前傾姿勢バイク用に適合する8カーブという
強烈なカーブを持つ度付きサングラス
または眼鏡。
探しまくった。
7eyeというメーカーのメガネが合致した。
これを扱っているお店、
東京では新宿にあった。

このお店、非常にマニアック。
3~4坪くらいしかない狭い店内。
当然フツーの眼鏡もあるのだが
お店全体から醸し出される
「ウチはJINなんとかやZOなんとかの
ような安直やっつけ的な仕事はしませんから」
的な匂いが立ちこめている感じ。
拘る人の店という感じ。

それもそのはず検眼に1時間半を有した。
こんなに細かい検査を受けたのは始めてだ。
様々な機械や器具を使った
非常に細分化した検査だった。
ドイツのなんたら法という検査だという。


ヘルメットを持参していったので
実際にヘルメットをかぶってその上で
購入する眼鏡を付けて視線の確認を行う。
視線がレンズのどこをメインで通過するか
に応じて加工を変えるのだという。
奥が深い。

しかしこの時、
お店の人(男性、おそらく40歳代)が
膝がぶつかるほどの至近距離で
正面に座り、見つめ合うので
視線がかなり泳いでしまった。
なんでおっさん同士でこの距離で
見つめ合わなければならないのだ。



それにしても
今までで一番高価な眼鏡になった。
8カーブの度付きはつくづく高価なので
気を付けてください。





2013/04/07

(No.1954): deweyアー写撮影の顛末


土曜日、爆弾低気圧襲来の報を受け
deweyのアー写撮影の儀を執り行う。
公の場で三脚立ててdewey自分たちで仲良く
タイマーかけてハイチーズ的に撮るのも
なかなか勇気がいることなので
今回はstereogimmikのedieに撮影を依頼した。
撮影はしてやるが構図とかそういうのはそっちで
考えておけわかったかおい聞いてんのかおい
と快く快諾されたので先ずは渋谷区の
某所にある山手線レンガ陸橋の地に集合する。


一の場
deweyの雑音響ミュージックは制服が似合うはずなので
我々は事前に準備した、襟と肩に軍曹階級章を取り付けた
1940年代欧州方面軍軍装に身を包み
一般公道脇の山手線レンガ陸橋の袂に、
一般人から白眼視されながら撮影に励んだ。
遠くで警察官二名が職務質問の機を窺っている。


二の場
移動中に雨が激しさを増す。
台東区某所、明治時代からの洋館にて撮影を求める。
館内(室内)では撮影禁止なので取り敢えず館内を
フツーに見学しましょうということで
一観光客を装い館内に入る。
筆者は小心者ゆえ、軍服は脱いでいたが
tai-raさんは軍服が怖くてdeweyやってられっか
と軍装衣装のまま館内に入る。
肝心の撮影はちゃんと外で行った。
館の正面の構図が大層良かったので
雨の中撮影を敢行する。


三の場
台東区、某古民家カフェ。
飲み物を注文しながら撮影許可をお願いする。
店の中ではなく人物を撮影する旨を伝えたら
許可された。
このカフェは昭和の民家をそのままカフェにした
ものでなかなか趣深い佇まいである。
ここでは楽器(というか電子デバイス)も出して
撮影を行った。


こうして撮影された全107枚から数枚を
ピックアップして、現在、編集作業をしている。
後日掲載予定。

しかし、耐えきれなくて半笑いや爆笑している
写真ばかりで大部分がボツになった。
順調だ。











お茶を飲みながらくつろいでいるdewey
(deweyボツ写真集から転載)


2013/04/05

(No.1953): 自動襖と中庭の六級とTT


CLOSER TO THE EDGE」を観る。
マン島TTレースのドキュメンタリー映画だが
一人のレーサーを主軸にしてTTレースを
様々な視点から俯瞰しているような映画。
ともすると創作に沿った物語という錯覚に陥るが
それは優れたディレクションと
個性的なTTライダー達の成せる技であろう。
これは歴然としたノンフィクションである。
ただのバイクレースの映画ではない。
「毎晩マスかいて寝てるよ、別に罪じゃないだろ」









旅館と思われる室内。
ふすまで仕切られた部屋。
夜ではない。
灯りがなくても明るい。

柱。
柱を境に何部屋も襖で仕切られている。

布団の中。
私は寝ている。
布団をめくって起きる。
布団の上に立ち上がる。

すると、
目の前の襖が勝手に開く。
ゆっくりと。
開いてゆくと隣の部屋が見える
同じく布団の中で男の人が寝ている。
寝ている男の頭の上の襖が
ゆっくりと動いている。

襖が勝手に開いてゆく。
その襖を開けている者は見えない。
ひとりでに襖が動いている。
おそらく座敷わらし系の怪かしの
たぐいがやっているのに違いない
と思う。

「あー!あー!あー!」
私は驚愕の声を発する。

隣の部屋のその寝てた人も
私の声に驚いて起きる。
半身を起している。
自分の頭のすぐ上の襖が
ひとりでに動いている。

「あー!ああー!」
とその人も叫んでいる。




中庭のような場所。
雨上がりの匂い。
洋風な庭。
屋根付きの石畳の道が
コの字で中庭を囲むように続いている。

中庭は芝生のような草。
ところどころに花の咲いていない
花壇。

中庭の中央にバイクが置いてある。
私のDUCATI Monsterと思われるが
細部がはっきりとしない。
黒いバイク。

私は出発準備をしている。
寒くもないのに真冬装備の
準備をしている。
オーバーパンツを履き、
首巻をして厚手のグローブを。

早く駆りたいのに一向に捗らない。



CLOSER TO THE EDGEを観た日の夢。





2013/04/03

(No.1952): 気が付けばぜんぜんドラムやってないことに気が付く


気が付けばドラムをぜんぜん叩いておらぬ。
当然、ドラム練習なんぞも全くやっておらぬ。
あー楽。
いやいや、これでは駄目だ。
このままでは
ドラマーの呼称は降ろさねばならぬ。

いわゆるエア・ドラムならぬ
エア・パラディドル的な
膝とかをパタパタとやるのは
クセになっておるので
そういうことは無意識にやってしまうが
ちゃんとメトロノームを聞いて
練習台でスティック持って
ルーディメンツをやるというものは
もう何か月もやっていない。

いや待て
そもそもドラムセットにも触れていない。

やはり、自宅でも少しでも
感覚を維持するために
練習ドラム兼電子ドラムを導入すべきか。
電子ドラムなんてぜんぜん生ドラムの
練習にもならんよ的な事は
百も承知しているが、
少しでもドラムチックなものが身近に
あれば、ねぇ、そのなんといいましょうか
つまりアレですわ向上心をそそられる
ちゅうか、毎日ドラムれんしう
毎日ドラムれんしう、と日に日に技も
上達の一途を辿るとか
とか、
じゃなくてただ遊びたいだけです。
あすびたいだけでしゅ。

とはいうものの、電子ドラムセットとなれば
そこそこのお値段。
しかも持ち運びできる電子ドラムセット
というものも話題を呼んだのは記憶に新しい。
そんなの欲しいに決まってんじゃん。
金あれば。


とにかくもう
ドラマーというには本職のドラマーさんから
叱られるくらいやってないわけだから
弱小ドラマーという肩書きもやめて
ドラム見習いとか超初心者昨日から始めました
とか
ドラム挫折組総長とか
飲む一日分の野菜
とかに変えようか。




2013/04/02

(No.1951): 小市民の何のこだわりもない食の散文


ゼンマイ式のようにつまみをぐるぐると
回してコンビーフの缶を開け、缶付きのまま
がぶりと頬張ることの美味しさよ。

翌日のことなどもうどうにでもなれ的に
ニンニクのたっぷり入った
今焼き上がったばかりの餃子、
お酢7 醤油2 ラー油1 の配合でいただく。

ゴロゴロとしたじゃがいもと
ぶつ切りのニンジンと申し訳ない程度の
豚コマと既成のカレー粉で作った日本の
昭和カレー、冷や飯の上にかける、
真赤な福神漬けが良く合う。
(2013年)




高校の頃。
最寄り私鉄駅の近所にあったラーメン屋。
場所は東京都S区。
確か「ワンパンチラーメン」というお店だった。
いや、ラーメンの名前がそうだったのか。
学校帰りによく食べた。
特に変わった味ではなく普通の醤油系だ。
今一つ覚えていないが
量が多かったような気もする。
所謂ナルトシナチク海苔系の
昔ながらのラーメンという感じでは
なかった。
筆者はラー油とお酢を入れるのが常だった。
おまえワンパンチおごりな
とか、よく友達同士で言い合った。
(1979年)




大学の頃。
スエヒロのピラフとミートソーススパゲティ。
どちらも量多め。一度に両方喰う。
ピラフは赤いパウダーっぽいのが
かかってて、ちょっと変わった味。
スパゲティの麺はすごく細かった。
(当時はパスタなどという呼び名はなかった)
大学1~2年の頃は周りに車の免許を
持っている奴があまりいなくて、
筆者が運転手役が多かったので
運転したんだからおごれ的な塩梅式でゲット。
自分で喰う時はどちらか一つ。
(1981年)






2013/04/01

(No.1950): 小学生の頃の遊びシリーズ(一)


小学生や中学生の頃は
時間が長く感じた。
当時は学校の授業、時間割、
6時間なんて、もう永遠に思えた。

しかし大人になって考えてみると
1時間の授業なんかせいぜい45分とか
50分で、しかも15時とか16時には
おしまいだ。
大人の50分なんてあっという間だ。
15時なんかあっという間だ。
会社が15時定時だったら
どんなに楽だろうか。
お金を稼ぐのは楽じゃない。


さて、小学生の頃の遊びシリーズ。
小学4年~5年だとすればもう40年も前の話。

【小中高大】
ドッジボールのボールを使って休み時間に
「小中高大」という遊びをしていた。
どんな遊びかと言うと
説明が面倒臭いのでネットにないか調べたら
あった。すごいなーインターネット。
これ

http://red.kakiko.com/mitchy/play/play05.html

誰が考えたのか知らないが筆者のいた
東京都下多摩東部方面では盛んに
遊ばれていた。



【缶蹴り】
「缶蹴り」が流行ってた。
忘れてしまったが
いろいろなローカルルールがあった。
筆者たちはよく墓地の中でやった。
都営のかなり広い霊園。
夕方になると怖かったのがまた面白かった。
チームワークで綺麗に缶が蹴られると
なんか誇らしかった。



【ローラーゲームごっこ】
一時、テレビ(東京12チャンネル)で
ローラーゲームが流行った。
それの影響でローラースケート履いて
「ローラーゲームごっこ」も流行った。
福祉会館と呼ばれる施設の建物前広場が
中央に植え込みがある小さな円形の
道路になっていて
そこをチームに分かれてくるくる回りながら
競争する。流石に殴り合いはしなかった。
しばらく遊んでると
当然大人に叱られて逃げる式。



【酒蓋】
サカブタと発音。
日本酒の一升瓶のフタを集めて
めんこみたいに遊ぶ。
集めるのでコレクションという側面も持つ。
遊び方はめんこのように叩きつけるのではなく、
置いてある相手の酒蓋の端を自分の酒蓋の端で
引っ掛けてクイっとやって裏にすれば勝ち。
従兄のお兄ちゃんが異様に強かった。