2008/09/30

(No.580): NHKBS2軌跡の噺


プンスカさんのNHK-BS2出演の動画を見る。

テレビ出演者達に至近距離で視姦されながらも
気負うこともなさげにいつものような
閃光爆音電子音響パフォーマンスを
繰り広げられたプンスカさんに
速やかに一票を投じる

残念ながら番組は見ることができなかったが
放送動画で無事見ることができた。
よかった。よかった。

インタビューも文字で掲載されている。

再放送は10月3日(金曜日)NHK BS-HI 11:00〜11:39との由。


テレビだからなのか、音のメリハリが良い。
というか、いつもは生のまさにライブそのままの
「音」を聴いていたが、
録画録音編集されたある意味完全パッケージ然とした
状態となったプンスカさんライブには、
ライブとはまた違った「音」の発見があった。
返す返すなかなか興味深い事象である。







2008/09/29

(No.579): 怨霊の国の噺


千年以上も前、日本の政を司る連中は
普通に怨霊を恐れていた。
自分たちの野望の為に、
もっといえば欲の為に、
ライバルを殺す。

非道な事をやるたびに
それとは相反し
自分たちが陥れた連中の魂を恐れる。

怨霊の恐ろしさに、都(首都)を他の場所へ
移すことまでしている。

そこまでしても、なお、欲望のために
人を陥れ、そして殺す。
そして、その怨霊を恐れる。

この矛盾した営みの心理とは
如何なるものであろう。

恐れるあまり、怨霊を神さまとして崇め奉る。
日本は怨霊の国といっても過言ではない。

八百万の神とはよく言ったものである。








2008/09/28

(No.578): FIATYAMAHAの噺


MotoGPを戦うYAMAHAチーム。
周知の通り昨年からスポンサーとして
FIATが参戦している。

このMotoGPマシン、YZR-M1のペイントには
ルパン三世が。


FIAT YAMAHA YZR-M1 di Jorge Lorenzo con l’immagine di Lupin III sulla carena


なぜなら、タンク上部にはFIAT500のロゴが。



しかも、このチームのペイントには
こんなものまである。




そして、本日
お見事。








2008/09/26

(No.577): ニュー1100の噺


696からのアップ。
Monster1100がDUCATI.comにて発表になったとの由。

くだんの696と同一フォルム。
空冷。



噂では水冷マシンも出るとのこと。

今日は短筆。







2008/09/25

(No.576): 続・正調革パンへの道の噺


革パンが来る。早い。迅速。
開封する。
思ったより、全然良い品である。
これで16800円は、すごい。

確かにナップスなどで売っている3万円台の革パンとを
記憶の中で比べると、確かに肌触りとか
革の質感は、やや劣るように感じるが、



しかし、16800円で、これだけの品質であれば
もう文句のつけようがない。
くだんの19500円(在庫処分で7000円)のものより
断然こちらの方が秀でていると感じる。

さっそく履く。
サイズがちょっと心配であったが、
やはりちょっと小さ目であったか。
尻と腿は革パンらしくぴっちり感であるが、
ウエストが若干きつい。

うんこしゃがみをすると、けっこうキツイ。
交換か?(この店はサイズ交換OK)とも思ったが
ただ、この上のサイズだと尻と腿が余りそうな塩梅。
履いているうちにこなれてくるだろうか。

裾上げを自分でやる。
ちょっと長めに。
ハサミでジョキジョキ切っただけ。
革なのでほつれもないし、切りっぱなし。

ぱなし。







2008/09/24

(No.575): リバーススティックとコクドの噺


巻ばかりが貯まる一方。
怒涛のドラム教習。
ここ数日は、アクセント移動の練習で
16分音符のエクササイズと3連譜のエクササイズを
リバース・スティッキングを加えて
そればかりをやっている。

新たな教則を紐解いている余裕も無く
ただ只管に打つ。

本当に、こんなことで
基礎が身に付いているのだろうか。

さぁ、そんな邪念は便所へ流し
メトロノームは130でトライトライ。



何でそうなるのッうひゃひゃひゃ


最後はBPM80で、確実に。





タイミングベルトが気になる。
一体、何キロ走行で交換すればいいのか。
単純に走行距離ではないのか。
的確なそういう情報を知りたい。
DUCATI M400 タイミングベルト交換でググる。

なるほど。

伊ドカティの詔は2万キロで交換との由。
しかし、日本のディーラーでは車検の毎に交換
しているらしい。
日本は車検時に2万キロを超えている固体が
非常に少ない所為とのこと。

しかし、推奨交換時期は常用回転域で
かなり違うとの意見もある。

現在、筆者の固体は14300キロ。
レブまで回したこともなし。
まだ大丈夫か。







2008/09/23

(No.574): 正調革パンへの道の噺


ヘルメットのシールドを買いにナップスへ赴く。
くだんのARAI PROFILE用のシールド。
ちょびっとだけスモークの入ったライトスモークにする。
7~8千円するかと思ったが3800円程であった。

ついでに革パンツを見る。
品薄。
普通のストレート系のものが3種類しかない。
ゴールドウイン、デグナー、あと一つはBEEというメーカー。
ゴールドウイン 39900円。
デグナー 30450円。
BEE 7000円!!

おえッ、なッななせんえんッ?!
ゼロの数を数え直す。
いちじゅうひゃくせん、7000円だった。

値札が貼りなおされており、在庫処分品のようだ。
それでも定価は19500円だった。
革パンで19500円ってのは存分に安いが、
さらに7000円というのは、もう試しに買っても全然OKな値段。

速やかに試着する。
が、サイズがSとLしかない。

取り敢えず、Sを履く。
く、苦しい・・ 前のボタンがしめられない。
うえに、尻が小さい。

Lを履く。
ぶかぶか。こぶしが2個くらい入ってしまう。
極端すぎる。
なるほど、7000円だ。

デグナーの革パン。
わりといい製品である。仕立てもしっかりとしている。
革自体も品質は悪くなさそう。
それでも3万円台は革パンとしては最低ラインなんだろうな
と思いつつ、試着。
筆者はウエストのサイズがたぶん31インチだと思う。
31インチがない。
30インチと32インチはあったので
32インチを試着してみる。

履き心地はよいのだが、やはり若干フィット感が足らない。
もともと革パンの類はぴっちりと履いたほうが良さそうだが
ちょっと余ってしまってイマイチか。
やはりここは31インチを試したいところだ。

ゴールドウインの革パン。
この中では一番高いだけあって一番良さそう。
31インチもあった。
が、やはり4万円になんなんとするのでここは冷静に却下。

7000円の革パン、話のタネにでも欲しいが
SもLも筆者には合致しなかった。
残念至極。

その揚力をそのままに、ついにここの革パン
プチッと購入。
こうなることは数百年前からわかっていた。
最高だ。







2008/09/22

(No.573): 二輪リンク三昧の噺


メタルギア4にも登場した。
Triumph STREET TRIPLE
横並び二灯が素敵。

意外に軽い。
Triumph DAYTONA 675
意外と小さいのが素敵。

楽しそう。
Kawasaki Ninja 250R
250排気量が素敵。

カタチが変。
DUCATI Monster 696
やっぱり変なとこが素敵。

職人の技。
PAIR SLOPE WORK BOOTS
拘りが素敵。

シンプルでいいぞ。
DUCATI APPAREL Monster Leather Jacket
ロゴなしが素敵。








2008/09/21

(No.572): 料金所の500と続きを打つ噺


法事。
台風だというので一日延期したのが裏目に出た。
雨の中、お経を聞く。

途中の富士吉田料金所でブルーグレーのNEW FIAT500を見る。
速い。
本日は筆者は国産セダンのETC非搭載車だったので
料金所でもたもたしていたら見失ってしまった。

確かに、NewPandaよりも見る機会が多いかもしれない。
NEW FIAT500。



Cubaseを打つ。続き。
3連のリズム。
初期のロックンロールにあるような高速BPMの
3連中抜きシャッフルというものは
王道といえば王道であり、即ち、ノリが大変によい。
なるほど真面目な菊池君も腰を振るわけだ。

このノリをそのままに、しかし
BPMは110程度まで落とし、
中抜きなしの正統3連で、いかにエレクトロな
踊れるブルーヴを見出せるか、
奥の深い研究である。
先ずは。







2008/09/20

(No.571): Cubase4バージョンアップとか打つ噺


台風一過なのでCubase4のバージョンアップ作業を行う。
4.5.2という新しいバージョンになったとのこと。
今回はsteinbergサイトからダウンロードするという方法。
windows版は114MB。
それでも30分ほどで落ちる。

ライセンス用ドングルのドライバも
それに併せてバージョンアップとのことで
一緒にダウンロードする。


今回のバージョンアップでは11種類の新機能が
搭載されていた。
その中でも目玉なのは「VST Sound」の導入であろう。

VST Soundとは、簡単に言えばVST3の規格で統一される
音楽制作に関するあらゆるパーツの統合環境である。
それは、オーディオだったり、VSTiだったり
MIDIファイルだったり、ビデオだったり、ループだったり。

そして、最も注目されるものが
そのVST Sound用のVST Sound Collection Vol.1を無償で
ダウンロードできることである。

VST Sound Collection Vol.1はコンテンツ、サウンド、
ループを集めたもので、Sonic Reality社が作った
HALion One用のインストゥルメントが45種類と
Grand Pianoを搭載し、さらにBig Fish Audio社による
250のドラム・ループなどを実装しているとのこと。

その合計サイズは 1.6 GB超。
218MBのファイルを5個ダウンロードし、
専用アプリケーションによって結合処理をし、
インストールするというやりかたである。

これは、流石にまだ落としていない。
数時間、半日、いや一日がかりとなろう。



久々に、Cubaseで音楽を作る。
が、リズムはまたしても3連。
いやー勉強になるなードラムの。
3連で小気味のよい、ダンストラックが創れないものだろうか
と、いろいろ試行錯誤しながら
かちこちと打つ。

その成果はいずれ発表しよう。







2008/09/19

(No.570): やっぱり左始まりの噺


恩讐のドラム教習。
No7あたりから、課題が難しくて
出来なくなりつつあるが、
恐いもの見たさの勢いでNo11を紐解く。

No10までの教習では、特に非利き手に対する
訓練はなく、とにかく利き手で完全にマスター
させることを主眼としていた。
No11から、いよいよ左右均衡を注力した
非利き手の訓練が始まるとのこと。

さて、
どのような目から鱗のエクササイズなのだろうと
嬉々としてメールを読み進める。

しかし鱗は全く落ちなかった。
即ち、非利き手から打ち始めるという、所謂
有名な左手始まり(右利きの人は)のエクササイズであった。
リバース・スティッキングと呼ぶ。
今までの全てのパターン、エクササイズを左手で始めよ
という詔である。

ドラム演奏において、そも大前提として非利き手の運動は
利き手の運動と等価でなくてはならないとのこと。
即ち、
特に右利きの人にとっては、非常に苦しい訓練を積む必要がある。
それが、左開始。それしか、方法はないという。

ちなみに、左利きの人は日常生活でも非利き手(右手)を
使わざるを得ない状況が多く、そのため左利きの人は
右利きの人よりも左右バランス訓練においては
有利なのだと言う。
一方、右利きの人にとってはこの左右均衡バランスが
「鬼門」となる。

特に、10代の若い身空であればいざ知らず、
四十も半ばのおっさんでは底が知れるというもの。
今からでは、左手を右手のようにするなどということが
果たして出来るものなのだろうか。


雑念を払いつつ、左手始まりを粛々と練習する。
左手で始まっているだけでパターン自体が
変わるわけではないのに、この得体の知れない
心許なさはどこから去来するのだろう。

拍頭にアクセントのあるパターンでさえ
とつとつとぎくしゃくしてしまう。
裏にアクセントのあるパターンでは
とたんにシドロモドロになり、ビートを見失ってしまう。

しかも、何故か、足がついていけない。
カウントもいつのまにか唄えていない。

脳内のシナプス活動がせわしない感じを実感する。
もっとも老化防止には良さそうな訓練である。







2008/09/18

(No.569): 追憶のラジオ劇場の噺


ネットラジオというものがある。
インターネットでリアルタイム(若干の時差はあるが)にて
音楽やら音声やらを配信できる仕組みのことである。
文字通りインターネットを使ったラジオである。
ストリーミング放送などとも呼ばれる。
誰でも放送ができ、しかも不特定多数の人に配信できる。
全く凄い世の中になったものである。




筆者が中学生の頃(1976年前後)は深夜放送が全盛期であった。
深夜放送のDJ(ディスクジョッキー)に憧れていたりもした。
時代的にはパーソナリティという呼び方をされ始めた頃だろう。
それだから、当時、筆者の仲間内ではラジオ放送ごっこが
随分と流行っていた。

どういうものかというと、
録音できるラジカセを使って、カセットテープに自分達の放送を
録音するのである。
マイクに向かってしゃべり、音楽をかける時は一旦停めて、
レコードから音楽をテープに録る。

しゃべる内容は、学校のこととか、エロ話しとか
笑い話とかそんなどうでもいいことばかり。

ちゃんとCMも入る。
CMはホンモノのラジオから録音したものを
別のカセットから再生して、録音していた。

そのうち、ホンモノのラジオ放送とごっこ放送の
ある違いに気が付く。
ホンモノは音楽が流れている時にDJの声が重なることがある、
あれはどうやっているのだろうと思った。

調べると、ミキサーというもので音を混ぜているのだと知る。

その頃、筆者の家にあったステレオには
レコードの音と接続したマイクの音を混ぜてカセットテープへ録音できる
という、カンペキに理に適った機能が備わっていた。
そういう機能があることなど全然知らないで普通のラジカセだけで
やっていた。
ある時、その機能を偶然発見した。
そりゃもう嬉々として皆で大々的なラジオ放送ごっこを実施したものである。
土曜の夜に筆者家に集まり、夜を徹して放送ごっこをやる。
徹夜を初めて体験したのもこの頃か。


それから暫くして、FMトランスミッターというものの存在を知る。
微弱電波のFM送信が可能な機械である。
所謂ミニFM局である。無性に欲しくなる。
これがあればホンモノの「放送」ができると確信する。
科学技術に貢献するのだという意味不明な理屈で
親を騙してSONY製のFMトランスミッターを買ってもらう。
1万円くらいだったか。当時の価格で。

これにはミキサーも内蔵されており、レコードプレイヤーを
つなげれば、音と声をミックスして送信できた。
出力をラジカセに繋げれば、送信しつつ同時に
録音することも可能であった。

しかし、この機械の素晴らしいところは
なんといって、ホンモノの「放送」ができるところにある。
放送スケジュールを作成し、1日30分の糞のような放送をはじめた。
微弱電波なので半径100m程度までしか届かない。
(昔の免許不要の送信機は今よりも出力が大きかった)
電波が届くと思われる範囲で、町内会用の掲示板に
あろうことか手作りポスターまで張り出した。


そして、一ヶ月で飽きた。


ミニFM局ごっこも忘れ去られたある日、
友達の妹から町内会掲示板に張り出されていた、
けったいなポスターのことについて聞かれた。

「ってポスター貼ってあったの知ってる?
FMスタンの大放送って書いてあったんだけど、
「放送」の字が「枚送」ってなってんの、あはっ
何だったんだろーそんでスタンって何だろうー」

「・・なんだろう・・ね・・」

(註釈:スタンとは当時の筆者のあだ名をちょっとひねったものであった)







2008/09/17

(No.568): ヘルメットとマイスペの噺


オートバイのヘルメットを新調した。
ARAIのPROFILE。
25%OFF実施中のナップスにて、
決算セール最終日に滑り込み購入。



欲しかったブルー系色のMサイズがなかったが
現場で見たこのグレー系色もいいなと思い
Mサイズも在庫ありとのことで決める。

今まで使用していたものはSHOEIの一番安い
フルフェイスだったのだが、装着心地はけっこう良かった。
しかし、新しいこのヘルメット。
流石に快適性に関連するベンチレーション機能は
今までのヘルメットより断然素晴らしい。
細かい配慮がされているという印象。
可動部分もカチャカチャと小気味良い。

内装も全て着脱可能なので洗うことも
交換することもできる。
いや、普通のフルフェイスはほとんどそういう仕様のようだが
今まで筆者が使っていたヘルメットは内装の一切が
着脱できなかった。
それだけでも素敵なことである。
ちょっとだけグレードがあがっただけだが恩恵甚だしい。

気になる機能。
エアロフラップ4
活性炭入りフィルタ
サイズ微調整

そして、シールド可動部用のグリスが付属していた。
いいなぁ、こういうコダワリ。
うふふ。






マイスペースでは拙stereogimmikのページにて
細々と音楽を配信している。
更新もままならず、同じ楽曲を随分と長い間放置している。

マイスペースは世界が舞台であるため
訪問者の国籍も多様を極める。
ヨーロッパがわりと多いか。

週に1回程度の割合で
フレンドリクエストが来る。
ほとんどは、同じような音楽を作っている
ミュージシャンであるが、一般の人もいる。

そのような方々のページを訪れ
彼らの創る楽曲を聴く度に、不思議な感慨を抱く。

筆者達のような極東の冴えない音楽が
こうして海を渡って、時間と空間を越えて
たぶん人生で一度も会うことも無い世界の人々に
聴いてもらえる、或いは聴くことができるという奇跡。

本当に世界は広い。







2008/09/16

(No.567): ドラム教習実践1の噺


昨日のdeweyスタジオ。
よく考えたらドラムの通信教育を始めてから
初めてのドラムセットであった。

ドラム教習で習ったとおり、
先ずはスローン(ドラム椅子)の位置合わせをする。
概ね膝の上2~3センチほどの位置に椅子のヘッドが
来るように調整する。自分の基準を覚えた。
今までよりもかなり低い。
スネアの位置は今までよりもずいぶんと高い位置に。

これが、教習における自分の定位置となっている。

ところが、いざ叩き出すと
ドラム教習のあれやこれやなどは一斉に吹っ飛ぶ。
グリップも滅茶苦茶ならストロークも滅茶苦茶。
そして、力む。
ドラム教習では、あれほど叩き込まれた数々の教訓も
数秒で水泡と帰す。

その原因は、おそらく、全てにおいて練習不足である
ということに尽きる。特に足技の練習不足により
足に注力してしまい、体全体が力んでしまっている。
わかっているのだが如何ともし難い。

最もまだまだドラム教習も全然こなせていないのだから
当然と言えば当然。
せいぜいシロウトに毛が1.5本程生えた程度である。

叩くのではなく、落とす。
筋肉はスティックを上げるときに使う。

実際、そんなことできやしない。







2008/09/15

(No.566): dewey、バージョン2始動の噺


くだんのベーシスト募集により
無事にベースさんが加入してくれた。

dewey、バージョン2の始動。
3人deweyの初スタジオ練習なり。



スタジオに入るに当たり何をやるか。
メールにて打ち合わせを行う。
いきなり曲を創作するということも出来ないので
まずはスタジオで音合わせを兼ねて
やってみたい曲を出し合う。

1曲はdeweyのオリジナル曲、もう1曲は
なんと「music plans 音楽の計画」に決まった。
知る人ぞ知る1981年YMO/BGMの楽曲である。

まさか、四半世紀も聴いてきたこの曲を
しかもドラムでやるなんて
嬉しさの余り、午前中でシゴトをほっぽらかし
放屁しながらそそくさとスタジオへ向かう。

筆者が20年前にライブでやったときはキーボードだったが
今回はドラム。
YMOの81年ウインターライブでのこの曲のドラムは
高橋ユキヒロ氏がうまく再現しつつ叩いているのだが
スネアの16分音符ダブルがあり、少々難しい。

実際、スタジオでの練習で筆者は
なんのことはないフツーの8ビートを叩いているという
体たらくである。

しかし、驚いたのはベースのkeiさん。
ウインターーライブの細野さんベースを完コピしているではないか。
すごい、すごいぞ。

しかも、今回のdeweyから基本仕込みなし(打ち込みなし)
全て生演奏で臨む。
従って、バキバキのエレエレもウニョウニョのデレデレとなる。

3ピースで生演奏の「音楽の計画」。
自分で言うのもアレだけど
いいぞ、いい、これはウケる。
と思う。

deweyページちょっと修正。







2008/09/14

(No.565): 衝撃の菓子の噺


裏切られ感をリアルに体験したいと思うなら
是非とも直輸入菓子を食べることをお薦めする。
輸入雑貨店にて普通に取り扱っている欧州系の菓子。

フランス製のフルーツキャンディなるものを買う。

こんな不味いモノ久しぶりに食べた。
口に入れた瞬間、吐き出した。

シュガーフリーということも関係があるのかもしれないが
これは日本人の味覚では対応することが困難である。

人工的な味付けの不味さ、化学薬品的な甘味成分の不味さ
予想に反したネチャネチャとした食感の不味さ
これほどまでに、不味さの洪水を味わえるなど
そうそうあることではない。

是非ともお試しを。







2008/09/13

(No.564): 連休初日の四つの噺


三連休の初日は当然仕事。
朝、普通にブロロン出勤する。
道はがらがら。
荷物を積んだツーリングに向かうバイクは皆、反対車線を走る。





サンレコ10月号流し読み。
oasisのリアム・ギャラガー氏のインタビュー。
今度のoasisの新譜は基本一発録りだという。
元々荒いUKロックだったが、
さらにライブ感を持つ作品なのだろうか。
リアム氏はコンピュータでの編集には
かなり否定派であるようだ。


EQの特集。
特にドラムへのEQは非常に興味深い。
ポイントとなる周波数、帯域、ゲインが参考値として
掲載されているので実践的である。





細野さんの「FLYING SAUCER 1947」はアルバム全編を通して
特殊な空気感がある。
それは空気そのものを録音しているということにも
多少関係が有ると思われるが、
全体を通して帯域というものが、非常に狭い印象である。
中低域が際立っている。

1950年代のリボンマイクによる細野さんボーカル録りにも
特徴されるように、「セピア色の音」という表現が相応しい。

音楽をプロデュースするという作業は、信念と責任に
挟まれた困難な仕事だと筆者は思う。
即ち、くだんの「FLYING SAUCER 1947」の
サウンド・プロデュースにおいて、
極端な「中域のデフォルメ」、それに伴う「歪み」を、
どのように商業的且つ音楽的に昇華させるべきかという難問に対し、
それを滞りなく実現させている点である。

iPod再生しているその楽曲が
先進的ハイクオリティの音響を持つ楽曲に挟まれていたとしても
何ら遜色なく存在感をアッピールできている。




残り後5kmの地点で、ゲリラ豪雨。
あれ、道が濡れてるな、雨でも降ったのかなと
小金井公園を抜けた市境近辺の道をブロロンと
ニーグリップも小気味よく疾走していたと思いねえ。
その僅か3秒後にボタボタという表現に相応しいような
大粒の雨がどじゃーと見舞う。
今年5回目のゲリラ豪雨に遭う。

もー洗車したばっかじゃん。





嗚呼最高だ。







2008/09/12

(No.563): 黒い二輪横並びと理解不能の噺


世の中には何を言っているのか
まったくわけがわからない、理解できない
事柄というものがある。

その代表的なものが「CERNのLHC」である。
去る9月10日に稼動開始。
世界最大・最強の粒子加速器
「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」


LHCとはスイスとフランスに跨る
周回長27kmのトンネル上の施設である。
このトンネル内で2つの陽子ビームを互いに
逆方向に周回させ、光速の近くまで加速させ、
2つの粒子を衝突させる。
衝突させることで、未知の粒子を発生させ、
137億年前の宇宙誕生ビッグバンを
極小スケールで再現させることができるのだという。
衝突は1秒間に6億回にも達するらしい。

この施設が稼動すると、極小ブラックホールが発生し、
地球が飲み込まれてしまうのではないか、
という噂もあったようだが
実際はそんなことは全くなく、稼動は成功だったという。

この施設からのデータは世界の主だった研究者へ
ネットワークを通じて配信されているとのこと。
今まで机上でのみ論じられていた様々な仮説が
この実験により実証されたり、
或いは、予想だにしない人類にとっての
新発見が齎される可能性もあるという。

世の中には何を言っているのか
まったくわけがわからない、理解できない
事柄というものがある。




お、この音は。
隣に滑り込んできたオートバイ。
黒のDUCATI Monster S4R。

筆者の黒いM400と信号待ち停止線、
それぞれの車線で停まっている。
大きさこそM400とさほど変わらないが
アイドリングの音が全然違う。
当たり前だが。
乾式クラッチの音と、テルミニョーニの
片側2本出しマフラの重低音。

威圧感が凄まじい。

ちょっとS4Rは日常の足としては
乗れないなぁとつくづく思う。
とっておきのツーリングとかならいいけど。

せいぜい696だよなぁ。
と、思っていると信号が青に。

S4Rは独特の機械音と排気音を奏でながら
韋駄天の如く疾走していった。







2008/09/11

(No.562): 恒例二輪物欲指南とワンセグの噺


25%オフ中とのことで
いい加減ヘルメットを新調しようかと算段する。
現在使用中のヘルメットはSHOEIの一番安いフルフェイス。
内装を取り外すことができないモデルなので中が異様に汚い。
で、今度はARAIのヘルメットにしようかと思っている。



今のところ、候補これ。
ナップスで試着してみた印象もわりとよかった。





このレザーのジャケット。
ドカティアパレルであるが、くだんのDUCATIロゴがどこにもない。
しかも、このジャケットの名はモンスターというらしい。
背中もまっさらなら、かなり食指が動く。



一見してドカアパとはわからないところがいい。
くやしいが、やはり、全体的なデザインはセンスがいいと思う。





買った。DSテレビ。
よく映る。これが所謂ワンセグか。



今のところDSのソフトは
KORG DS10とDSテレビ のみ。

最高だ。







2008/09/10

(No.561): クラーベを比べるの噺


怒涛のドラム教習。練習。

なんだ、クラーヴェって昔から無意識に
やっていたパターンではないか、と気付いた。

クラーベには沢山種類があるようだが、その中の一つが
筆者が昔から手癖の如く身体が覚えていたパターンと同一であった。
しかし、パターンは同一なのだが、打ち方が全く異なっていた。
ソンクラーベのツースリーは下のパターンである。

RlrL rlRl rlRl Rlrl

(文字一つが16分音符)
(R:アクセントストロークの右)
(L:アクセントストロークの左)
(r:タップストロークの右)
(l:タップストロークの左)




ちなみに、くだんの筆者手癖リズムが下のパターンである。

LrrL rrLr rrLr Lr△△

(文字一つが16分音符)
(L:大きい音の左)
(r:小さい音の右)
(△:休符)
アクセントが左だけ、で且つ右は細かく刻んでいるだけ。
しかも最後は休符。


双方とも聴いてみれば一目瞭然、いや一聴瞭然である。
つまり、鳴る音は同じである。

練習してみると、左右交互の本来のクラーベの方が
はるかに良い。当たり前だが。
しかもこれは感覚的にやりやすかったので
只管黙々と練習する。

それにしてもクラーベはカウントを歌うと
とたんに全く出来なくなる。
アクセントの位置につられてしまって歌えないのだ。
ただ、キック足で4分頭は、このクラーベのパターンであれば
なんとか出来るようになった。
しかし、こちらも2拍4拍にハット足を入れると、
とたんに滅茶苦茶になる。

日々訓練あるのみ。
夜の砂場で回す。




16分音符でのアクセント移動が難しい。
即ち、下の譜のような練習。

Rlrl ×4
rLrl ×4
rlRl ×4
rlrL ×4

特に2番目の「rLrl」が難しい。
1打目右のタップストロークと
2打目左のアクセントストロークとの組み合わせが
塩梅悪い。

なんか、こう、「グワシ」がぴくぴく痙攣して
できそうでできない、そんなニュアンス。

右足のキック4分打ちをやりながら
もちろんカウントを歌いながらの練習であるが
右足キックがアクセントの移動とともに影響されてしまう。

邪念、雑念を全て払い、
ただただ時間を刻むことに専念するのだ。



このアクセント移動というのは
非常に実戦的でドラムパターンとしても
十分使えそうなものだと感じた。

特に、3連譜におけるアクセント移動は
得意分野になりつつあるほどに打ちやすい。

Rlr Lrl ×2
rLr lRl ×2
Rlr Lrl ×2
rlR lrL ×2

なぜか3連は左のアクセントストロークも
わりと綺麗にできるのである。
4分のキックも問題ない。

バスの駅から放つ。







2008/09/09

(No.560): 二輪四輪三選の噺


edieがKawasaki W400に乗り換えた。
白いタンクのクロームメッキバージョンで限定版との由。
W400を間近で見たが、あのエンジン造詣は素晴らしい。
嘗てのエストレヤをも凌駕する美しさだ。
クロームメッキバージョンのおかげでメカニカルな雰囲気を
より一層醸し出している。
ニ本横並びのバーチカルツインエンジン、秀逸の意匠は
兄貴分W650と等しく存在感充分である。
しかも最後のキャブ車でもある。



マフラーはキャプトンマフラーの二本出し。
排気音は非常に静かである。これにはちょっと驚いた。
エンジン動作の金属音も少なく、マフラーからの排気音も本当に小さい。
エンジンを始動しても傍から見ていると、
えっこれでエンジンかかってるのッ
と思ってしまう程静かである。

後付したハーフカウル然とした
ウインドウスクリーンも似合っている。





旧友Nより携帯eメール着信。
彼はアルファロメオ147に乗っている。
車検なのだという。



「バッテリーは自分で交換したいのだが、おまえさんは
プントの時どうしたのか言ってみろこのアルキメデスッ」
と聞いてきたので
「オートバックスでボッシュ製のバッテリーに交換したが
おまえさんもボッシュだろボンネット開けてみろこのタイガーバームッ」
と返信する。

次いで、
「そんで、もう、車検代見積り、25万円ッ」
とのこと。

1回目の車検、且つ走行距離6000km程度。
それで、この見積り。
恐ろしい値段だ。
アルファロメオだからだろうか。
ディーラー価格だからだろうか。
と、調べてみると
たしかプントを川口TRUCCOさんに車検出した時は
21万円くらいだった。
しっかし高けぇなぁと返信したものの
まぁだいたいそんなものなのか。





DUCATI M400を洗車。ゲリラ豪雨走行も数回。
だから綺麗に洗車をしてあげる。
ざっばざっばと洗う。
クルマ用洗剤をたっぷりとどこもかしこもおかまいなしに
ざっばざっばと洗う。



チェーン清掃も抜かりなく。
今回はちゃんとクリーナーで汚れを落とした。
いつものモチュール製チェーンルブを拭いて仕上げ。


翌日、エンジンをかける。
かからない。
セルがまわるが一向に点火する気配が無い。
いつもならチョーク全開で一発始動なのだが。

やばい、
洗車の時にどっかに水が入ったっぽい。
吸気系の部分に水が入ったのだろうか。
或いはガソリンタンクのフタの隙間から水が入ったのだろうか。
プラグのネジの隙間からか。

全てを吹っ飛ばすように
チョーク全開+アクセルあおりで再度セル回し。
ブリリリと点火しはじめたので
やおらアクセルをグァヴァッと開けると
ズドドドンーとエンジンがかかった。

平常。







2008/09/08

(No.559): 散発の散髪の噺


髪を切りに床屋へ赴く。
その床屋は筆者は一見の客。
昭和に残された塩梅の店。
椅子は3つ。
おばさんが一人で営業。
もちろん、予約なんぞ必要なし。

先客あり。
老人。男性。
店のおばさんの声が馬鹿でかい。
客の老人の声はしょぼしょぼ。
無口。
店のおばさんは饒舌。

「外環を通ったらわりと近いのよ」
「次男坊に高いところの物、取ってもらう」
「蛍光灯の取替えなんかもうできやしないよウシャシャシャ」
「水周りなんか高くって直せないわッ」

世間話。
おばさん大声。
客は無口。
「あーそう、ふんふん」と相槌のみ。


おまたせッの声で筆者の番になる。
「ツーブロックでお願いします」
「長さはどうします?」
「あ、あのツーブロックわかります?」
「わかりますよ、だから中の長さはどうします」
「あうう、短くお願いします」
「円形脱毛症がここと、ここにあります」
「ふーん、あ、だから段カットにするのね」
「まぁ、そうっすね」

一見の客には流石に無口になった。
ラジオもつけずに無音の中、
ひたすらにカシャカシャとハサミの音だけが響く。

突然
「あらーとれちゃったよ」
「!?」
「これ、ほら、ネジが。もうダメねぇ」

と、ハサミを見せられる。
ふと、周りを見てみると
ガムテで補修してあるハサミもあるようだ。


どうやら経営はカツカツらしい。
備品はどれも補修のあとがある。
今座っているこの椅子もヨレヨレである。

洗髪も終わり、最後の仕上げをやってもらっている時
常連さんと思われる男性が来店。
同様に老人。

「あら、アキちゃんは連れてきてないの今日」
「あ、いないよ」
「あら、そう」
「ご主人どうよ、その後、入院したの?」
「それが、もう入院も断ったのよ」
「なんで」
「もう、最後は家でって」
「ほうそうかい、そりゃたいへんだな」
「入ったってもうだめだからね」

そう言うおばさんが気丈に見えるものの
よれよれの備品がなんとも痛ましく
また訪れてみようかとも思った。

しかし、やはりこの手の床屋での
ツーブロックはどうも塩梅がよくない。
最高だ。







2008/09/07

(No.558): 昔限定を解除した人々の噺


某SNSの大型二輪免許コミュで。
数十年前、限定解除された方々がやおらトピを立てられた。

その内容をかいつまむと以下の通りである。
現在は、大型二輪は教習所で取ることが出来る。
昔は試験場しかなく、しかも限定解除をなるべく取らせない
という国の方針があったため試験も大変に難しかったという。
だから、今の若者が二輪免許も無いのに教習所で大型免許を
すぐに取り、扱いもできないリッターバイクを買ったはいいが
持て余している。
それだからライテクもない。
マナーもない。
メンテナンスもできない。
小僧はすっこんでいろ。
そういう主旨のトピである。


人生最初のバイクが1000ccですと交差点をフラフラと
右折していたり、教習所で何を教わってきたのか
首を傾げたくなるような酷いマナーだったり
そういう場面に出くわすとあながち外れてはおるまい
という気にもなる。

しかし、しかしである。
このトピを投稿した方々と同じ世代として恥かしい限りである。
筆者はこれら気炎を吐いている世代の終盤とほぼ同世代である。
筆者よりも年上の方々が、このような意見を公の場で
発言しているという事実に先ず持って驚愕した。


確かに20年も30年も前に、難しい限定解除試験に
合格した方々の誇りは尊重するに値すると思う。
実際、すごいなと思う。

しかし、そんなことをこれっぱっこもお首に出さず、
ライディングやマナーを通して我々二輪若輩者に
お手本となる行いをされている方もいるはず。
このトピを投稿した方々が、
そういう粋でいなせな限定解除世代に
なってはもらえないものだろうかと心底思う。

限定解除にせえ、試験場一発にせえ、教習所にせえ
与えられる資格は同じだ。

あとは本人の心意気だけである。







2008/09/05

(No.557): 四輪車目撃頻度比較の噺


さて、とんとご無沙汰してしまっているFIAT車噺を一席。

昨今は街でNEW FIAT500を見掛けるようになってきた。
とは言ってももちろん、BMW MINIのように或いは
ルノーカングーのように頻繁に目撃するわけではない。

そんな状況下で東京都内における筆者嗜好四輪車目撃頻度に関する公式を
独断と偏見に基づき以下に発表する。



1. 主要FIAT車目撃頻度比較式
100HP < NEW.Panda < NEW.500 < MULTIPLA < G.Punto < Punto, Panda


2. 主要欧州四輪メーカー目撃頻度比較式
SB < CE < FT < VL < RM < RN < PG < BM < MM, AR < MB, VW

(メーカー略称)
SB SAAB
CE CITROEN
FT FIAT
VL VOLVO
RM ROVER MINI
RN RENAULT
PG PEUGEOT
BM BMW
MM BMW MINI
AR ALFA ROMEO
MB MERCEDES
VW VOLKSWAGEN



以下、解説。
1. 主要FIAT車目撃頻度比較式

100HPはもとよりニューパンダ車全般の出現頻度が
NEW500よりもムルティプラよりも低いという設定である。
実際、ニューパンダは見ない。
グラプンは、けっこう見るようになった。今朝も見た。
しかしダントツは旧パンダであろう。
2代目プントとほぼ互角といったところか。
旧パンダもまだまだその姿を見かけることだろう。


2. 主要欧州四輪メーカー目撃頻度比較式
これは難しかった。
あくまでも筆者が目撃した記憶により構築したものであり
その信憑性は無いに等しい。

サーブは前より見かけなくなった。
残念ながら我らのフィアットは下から3番目である。
街で見かけるとはいえ、やはり他のメジャーメーカーと
出現率を比較するならば、圧倒的に弱い。
シトロエンよりは見かけるとは思うが。

健闘著しいのはローバーミニであろう。
旧パンダ同様、造られていないうえに
会社自体もなくなってしまった。
にしては、街中でよく見かける。
(ローバーはまだあるが、今のローバーは
ミニを扱っていた当時とは別物)

BMWに引き取られたというが、筆者はあれは
ローバーミニをモチーフとした
全く別なクルマという見識である。
全く別物。
イギリスがドイツになったのも理由。
むしろ、同じフィアットの血を受け継ぐ
旧パンダ→新パンダの方が同一血統と見なせる。

ルノーとプジョーはその出現率はほぼ互角であろう。
若干プジョーが上か。307cc、よく見る。

やはり忘れてはいけないのはアルファロメオだろう。
フィアットオートジャパンの稼ぎ頭である。
とにかく、街に出ればよく見かける。
BMW MINIと同じくらいの出現率と出した。

そして一番はフォルクスワーゲンとメルセデスであろう。
なんであんなに走っているのだろう。
特にメルセデス。メルセデスは国産車よりも多い。







2008/09/04

(No.556): 足が入ったとたんに回路切断すること


怒涛のドラム教習。練習。

7回目あたりから徐々に難しさを増し、
課題一つやるだけで2週間以上かけているという
体たらくペースにおいて
ようやく10回目のメールを紐解いてみる。

いよいよ、足技の練習。読み進めるうちに、
さっそく大変な過ちを犯していたことが判明した。

前回、足技の事前準備として
左足などによる4分音符頭のタイミングで
かかとの上げ下げを指示されていたが
これはリズムキープのためのゴーストモーションである
と、思っていたのだが、全く違った。
むしろゴーストモーションは全面否定された。

このスクールでは、リズムをキープするために身体的な
或いは物理的な要素で補おうとすることを否定している。
ではどのようにリズムをキープするのかというと
「心」なのだという。
心の高揚を通してそれがやがて体の動きに変化する。
これを踊り(ダンス)といい、このダンスを通して
リズムをキープするのだという。

広義に解釈するならば、ゴーストモーションに見られる
左足上げ下げにせえ、頭をがくがく上下に振るにせえ、
それがリズムにノるダンスと考えればよく、
最終的にはそもビートのウネリ、タメ、所謂グルーヴに
昇華させるものだという。
従って、リズム全体から感じ取るフィーリングによって
リズム、テンポをキープするということなのだそうだ。
早い話、ノレってことだろう。


さて、
それでは前回の足4分打ち練習とはどのような目的であったのか。
それはキック、ハイハットの練習の元ネタであった。
今回はキックは4分打ち、2拍、4拍にハットをオープンにするという
オンビートと2拍ウラ、4拍ウラのオフビート、足技の基本形を学ぶ。

足技だけであれば、何の問題もない。
ところが、上半身は今まで習得してきた各ストロークモーションの
様々なパターンの練習を行う。
上半身と下半身の動きがそれぞれ影響しないようにする。

もう、全然出来ない。
ドラムの真骨頂。つまり手足バラバラに動かす。
ことごとく出来ない。
今まで使ったこともない神経回路がブロロンと
始動するのだが、一瞬にしてブチンブチンと
回路切断されていることを如実に感じる。


さらに今回からクラーベを練習に取り入れる。
ソンクラーベのツースリーと、スリーツーというもの。

クラーベとはラテン音楽、特にキューバの音楽などで使われる
主たるリズムスタイルを表すパターンのことである。
説明によると、クラーベは楽曲のアレンジ上の効果を
目的としているものではなく、
あくまでも「リズムの鍵または要(かなめ)」として機能している
とのこと。
まぁ心意気ということだろうか。

クラーベ。
ちょっとやってみて、数分で諦める。
アクセントストロークとタップストロークが混ざってしまう。
そもそも、クラーベのパターンが覚えられない。
しかもカウントを歌いつつなんて難しくて出来ない。
足も入れろだと?
そんなん無理無理。


はい終了。



おかしい。
ドラムってこんなに難しかったっけ。







2008/09/03

(No.555): 駐屯地内・喫茶○○○で働いたこと


某陸上自衛隊駐屯地内・喫茶○○○。
筆者が後にも先にも唯一飲食系のアルバイトで
給仕として携わったお店である。
大学1年の時だから、1981年の夏である。


某陸上自衛隊の駐屯地敷地内に存する。
喫茶店なのだが、飲み物以外に昼、夜問わず定食も出す。
アルコールはなかったと思う。

当然、お客さんは全て自衛官である。
その自衛官、昼と夜で客層が全く異なるのが面白い。
即ち、昼は金糸も映える階級章を軍服の胸や肩に
沢山貼り付けたお偉いさんの方々。年齢はおっさんばかり。
それと、女性自衛官。

一転して夜は、太もものような上腕二頭筋を持つ
若い男性自衛官ばかり。
しかも、夜は勤務時間外らしく、ランニングやTシャツだけなので
その体躯がより一層際立って見える。

ちょうど、テレビゲーム(インベーダー)が流行っている頃で
ゲーム画面が備わっている喫茶店用アーケードゲームテーブルも
数台配備されていた。
若い自衛官は、百円玉を積み上げてもくもくとやっていた。


喫茶○○○は料理などを調理するおやじさんと
その奥さんで切り盛りしていた。
筆者は昼時の3時間程度と夜の3時間ほどの出勤だった。

ここのおやじさんは、元渡世人だったという。
渡世人といえば響きはいいが、所謂やくざである。
今は堅気になっているが、肩口まで黒々とした刺青を
しょっているのを一回だけ見かけたことがあった。

おやじさんは50歳を少し越えたあたりだろうか、
筆者よりも背が低く小太りであったが、
怒ると恐そうなイカツイ顔であった。
が、一度も叱られたこともなく、いつも穏やかで
背中にモンモンをしょっているなどとは到底思えない人だった。
奥さんからウチの人は酷かったんだよと昔話を聞かされた。
懲役に落ちたことも一度や二度ではないらしい。
どのような経緯で、陸上自衛隊駐屯地内にお店を構えたのか。
それは知らない。


そのおやじさんの作る、夏ナスのひき肉はさみ揚げ。
未だに覚えている。
醤油をかけて、白米とともにあつあつを食べる。
美味過ぎる。
まかない食は、お客さんに出す普通の定食だった。
好きなものを注文できた。

夏ナスのひき肉はさみ揚げ。お願いします。


この年の8月初旬、友人3人と与論島へ行った。
貝でできたつる下げ式のインテリア飾りを買って
喫茶○○○へのお土産とした。

そのお土産を渡したら、おやじさんがものすごく顔をほころばせて
ありがとう、ありがとう、と喜んでいたのを覚えている。







2008/09/02

(No.554): IT3ネタ綴ること


IE8ベータ2版にアップデートしてみる。
ミクシィの文字が馬鹿デカクなった。
ヤフー天気がカーソル砂時計で白ページのまま。
真っ黒なページ、ここはどこだ。
ゴミかと思ったら極小文字、小さくて読めない。
福田首相も辞めるわけだ。

二日目でアンインストール。




筆者が使用している3つあるメアドのうち、
一番古いメアドのメールボックスを三日ぶりに覗く。
786通。
そのうち779通はスパムだった。
「貴普。フ連絡吹。キきました 」
だとぉ?


筆者が使用している3つあるメアドのうち、
ニ番目に古いメアドのメールボックスを二日ぶりに覗く。
433通。
そのうち428通はスパムだった。
「とa。ッa。□、な甘い出堰。「a。オてみませa。ゥ? 」
だとぉ?




グーグル地図の新機能、ストリートビュー。
実際、使ってってみると便利この上ない。

初めての道の状況を確認することははもちろんだが
見知った道の周辺、見知った目的地の周辺でも
詳しく記憶していないことが多く、
そういう場合、
あれ、あすこの交差点って信号あったっけとか、
あれ、あすこの歩道ってバイク停められそうかなとか、
あれ、あすこの店ってどんな外見だったっけとか
まさに、その場所を直接見ることが出来るので大変便利である。

永福町大勝軒の周辺を見る。



大きな地図で見る

やっぱ停められないよなぁバイク。









2008/09/01

(No.553): deweyと二輪と大勝軒を密会すること


一向に円形ハゲに髪が生えそろう気配がないので
次回deweyの構想を大声で語り合うために
二輪大勝軒密会を執り行う。

平さんと筆者二輪駐車場にて待ち合わせ。
お互いブロロンと二輪2台併走して
甲州街道から井の頭通りへ入り永福町の大勝軒まで行く。

お店の真横へつけたものの
トイメンの交番のお巡りさんにガン見される。
エンジンを切り粛々と歩道を二輪を押して歩くdewey二人。

裏の四輪駐車場へ入れる。
四輪駐車場だが二輪を停めても違和感が無い。

さて、大勝軒。
もういまさら言うことは無い。
ラーメンであってラーメンではない。




久々、本店の味はもう間違いは無かった。
しかし麺の量(二玉半)は、この歳では少々きつい。
平さんにちょっと食べてもらった。

その後、場所を緑モスへ移し
次回deweyについて大声で語り合う。
だいたいの方向性が見えてきたので
お互いの二輪を撮り合いつつ散開。







しかし、大勝軒。相変わらず口の中を火傷する。
最高だ。