2013/09/30

(No.2066): 週末の進捗の共有(VI)


土曜の早朝、iPhoneのgmailアプリを起動すると
deweyメンバーのtai-raザッフルハンガー氏より
おめぇの稚拙曲に音を足してやったから聴きやがれ
この天地万物の創造主イエン・ガファンベルフ王の
しもべとなって汝捗捗しく我の袂へ誘(いざな)おう
と入電があった。

直ちに平伏しこれを平定すると思われたが
やんごとなき見習いに遭い一両日とて叶わぬと
書き残し、辞す。


日曜夜。
ようやくを以て、クラウドよりダウンロード。
拝聴仕るも、聴き覚えのあるものとの心積もりは
果たして導かれず、そこには拙屑曲を包容する
見果てぬ妖艶な彩りを宿したレイヤーが
映されていた。

行ける。
これで行けると確信した。


deweyの制作はいよいよ佳境をむかえる。





2013/09/27

(No.2065): YMO/BGMの和式便所の白人(おっさん)


私が入った便所は建物内にある公衆便所風。
小便器がいくつかあり大便個室も二つ三つある
白いしっくい壁の便所。

一つの個室に入る。今から大便をする。
和式便器。白い便器。
便器まで一段、階段風になって
少し高くなっている。
昔はこんな便所ばっかりだったなぁ。
床は当然板。木製。
便器の「蓋」ははじめからなかった。


ここが、「YMO/BGM」の便所だ。
瞬時に「ラップ現象」にしようと思った。
おそらくここを使用する人々は
「バレエ」とか「音楽の計画」とか
あるいは「UT」とか「マス」「CUE」
「カモフラージュ」などを選択するに違いない。

そこで私は敢えて、いや、それどころか
YMO/BGMで一番好きな曲はどれかと聞かれたら
ためらいなくこう答えるだろう
「ラップ現象です」と。
そのくらいの規模だから、瞬時に
「ラップ現象」と思ったのだ。

ズボンを脱ぎ、パンツを降ろす。
しゃがみこみながら
this is only a rumour I heard so I don't know
how much truth it has but it seems...
と歌い始めた。

唐突にしかし必然として外に人の気配がする。

個室ドアの隙間が明らかに人の影で色が
変わっているのがわかる。
そう、ドアのまん前に誰かが立っている。

上から覗かれるのではないだろうか
という心配はにわかに現実となる。
ドアの上部から側頭部に毛髪がいくらか
残っている程度の禿げたおっさんがにゅうと
顔を出したのだ。
そのおっさんは白人の外人だった。
見たこともないおっさんだ。

その外人のおっさんは
両腕をドアの上部にあてがい
まるで鉄棒の逆上がりをする前に棒の上に
あがってくるような塩梅で、ぐわーと勢いよく
ドアの上部に上半身を露見させた。

おっさんは上半身裸だった。
胸毛が若干茶色か金色っぽい。
痩せているでもなく太っているでもなく
また筋肉質でもない。


私は「ノー!ノー!」と叫びながら
なんでノックしねぇんだこいつ、
と思った。

しかし
おそらくもう数秒で尋常ではない事態に
陥るだろうということが予想できたので
脱出する算段を始めた。

眼前のドアのカギをすぐに開けなければ
なるまい。ドアのカギはスライド式のものだ。
これをすぐに開けなければ、
はやく開けなければ、
と思った刹那

おっさんがそのままの体勢で
個室の中に足から飛び込んできた。
おっさんは私の真横に立った。

その白人の外人のおっさんは全裸だった。
私はカギを開けるのも忘れて絶叫した。


・・・


猛烈な尿意と自分の発した叫び声の残響で
目が覚めた。






2013/09/25

(No.2064): MH4候由。


iOS7の細身に変身したその姿に
少なからず感動を覚えた後
著しく屈強な珈琲豆を一つ鼻の穴へ納め
その足で隣人の扉を激しく叩きした刹那
まるで濃い口醤油製造を生業としている
従兄の顔のような仕草で
モンスターハンター4の続きを打つ。
しこたまと藪から棒にMH4の続きを打つ。


今作はストーリー性の充実が図られているが
私は懐疑的な想いを抱いている。
モンスターハンターにどれほどのストーリーが
必要というのか。モンスターハンターとは、
既に出来あがっている物語を作者の意図通りに
忠実になぞっていく所謂ロールプレイングとは
異なり、ステージの設定はあるにせよ
あくまでも個々のプレイヤー自身が己の物語を
構築、展開してゆくという認識である。

従って、ストーリーなどとはt


あいや、待たれぃ。
貴殿は何か勘違いをされてはおらぬか。
あれはストーリーであってストーリーでは、ぬ。
ゲームシステムの簡潔な取説的有り様とござ
候へど、断じてストーリーでは、ぬ。
いや、重ねて言うならば、貴殿も2ndGからの
芸達者なれば存じ候由。
貴殿のホンモノの物語について。



嗚呼、そうであった。
失念していた。
今作モンスターハンター4において
大量のゲーム要素や仕組みやカラクリに我々は
翻弄されていたのだ。
全てのストーリーは本当のホンモノの
モンスターハンター4の真髄のために用意された
カリカチュアだったのだ。
つまり
本当の物語はエンドロールが流れてから始まるのだ。
そうだ、モンスターハンターとはそういう世界だった。





2013/09/23

(No.2063): キミの物語は突発的ツー行くノダという不思議な言葉で展開できる


或る日、わたくしはdeweyのために全てのdeweyのために
技量の全てを充当する術を匠に兼ね備えたわたくしの
わたくしとしての有り様を慎ましく展開しながら
奇抜な日常の一つのアレとして成就し全うしたのです。





いつしか絶海へ絶海へと誘う風と匂いといくばくかの秩序を
調合しなければ障壁の罠と遊具の掟を値踏みしはじめますので
静かな海を渡る船の人となりました。





数珠の恩恵も遠い過去のものと想いを馳せらざるを得えませぬ。
苦行を幾重にも覆いかぶせた尋常を逸する駆動の試練に耐えます。
一時の苦難もそれは血肉の証しとなるでしょう。





年輪の所為でもあるが所為でもありませぬ。
健やかに雑な接続はすました顔で日常を刻むものです。
土や砂も錆や虫も研磨や熱も雨や雪も風や太陽も秒単位の変化に
万象は全能の手の内にあることを知ります。













2013/09/19

(No.2062): アイフォーンてぇやつ


アイフォーン五シーだの五エスだのと
巷では話題になってるってぇますが
あたくしは、どれもあんまし食指が
動かねぇってやつで。
どうしてってそりゃ、あたくしは
もう持ってますからねぇ。
素の五てぇのを。
もうこれで十分なんで。

アイオーエス七てぇのも今日から
ダウンロードできるてぇますし、
あたくしはまだ落としちゃいませんが
そういうものは、ちょくちょくと
ダウンロードしてアプデを
してますから、
ガワを新しくするってぇのも
まだ早ぇかと。

ちょいと聞きおよんだ話しじゃ
なんでもアイオーエス七てぇのは
出来のわりぃアンドロイドみたいだ
てぇ話しで、
それだったらも少しあんべぇを
みようてぇはらで。


それと先達てからドコモが参戦
したてぇますが
どんなあんべぇになるのか
対岸から見物てぇやつで。
キャリアについちゃぁ別段どこか
贔屓てぇなぁねぇんですが
市場が活性化するってぇのは
わりぃことじゃねぇ気がしますんで。


こんな騒ぎもアンチアップル派に
とっちゃぁたかがアイフォーンごときで
何を浮かれてやがんでぇぐらいのことぁ
捲し立てていやしょう。
だいてぇ、馬鹿の一つ覚えじゃあるめぇし
猫も杓子もアイフォーン持ってやがって、
と啖呵の一つも切りたくなるってもんで。


あたくしはアップルだからという
わけでもねぇんですが、
奴らの作るモノてぇのがちょいと琴線に
触れるてぇやつで。
くだらねぇことぁ真顔で作ってる
ってぇのが鉢が合うんじゃねぇかと。

例えりゃぁ
ロック解除のスライドスイッチを
力任せに指でなぞるてぇと勢い余って
バウンドしちまって解除できねぇ(註1)
って動きを初めて実装してのは
アイフォーンだってぇ話で。

そんなこたぁロックを解除するってぇ時に
いらねぇはずなのに、作っちまう。
今じゃどのスマホもそんなあんべぇらしいが
一番最初にやったてぇのが粋なんで。



まぁなんだろうが
アイオーエス七が評判よくねぇんで
逆にアップデートしちまって
どんだけひでぇもんか、
あつらえてみたくなってきたてぇやつで。




(編集註1)
バウンドというよりスライドが奥まで
行かなかった場合、戻ってくる動きのこと。
勢いがあっても奥まで行けば解除できる。




2013/09/18

(No.2061): シオンの二輪と星位の寸法。


消耗品をとっかえひっかえしながら
今や25,400kmを越えている我が六級号。
別名をducati monster696と申す。
それは何だろうという読者のために
今更ながらに記すならば
排気量696ccのイタリア産の
オートバイなんである、二輪である。

さて
自動車であれば総走行距離10万キロなど
割と普通のことであろうし、20万キロという
ツワモノもいらっしゃることは周知している。
翻って、オートバイについては
その総走行距離の稼ぎという値は
どのような塩梅式が適切なのだろう。


筆者の現在の25,400kmなどというのは
まだまだひよっこなのか
しかし、キミ、中古車市場の動向を
鑑みれば、そこにある値には
やれ800kmだの1,600kmだの多くても
4,000kmだの8,000kmだのといった
極めて少量の走行距離群しかお見かけ
しない体ときている。

しかし、ワシは言う。
そんな距離など何ほどのものかと。
しっかりとメインテナンスを
メイン  テ  (ン) ナン  ス を
施してさえいれば、しっかりと応えてくれる
そういう工業製品であるとシオン時ている。

「シオン時ている」というのは
「信じている」の古代語である。

シオンは一足飛びの連鎖を末路に取り、
揚々と立ち上がる、煙幕の砦と化す。
人々の確信は、堅牢と律し、
たちどころに包容の内に配す。
けだし、我々は星位の寸法を探し、廻し、舞う。

つまり、次の点検12月の(12カ月点検)では
ガッツリと消耗品交換が待ちかまえている
ということと等価。




金が、ぬ。






2013/09/17

(No.2060): 全てに目覚めた、その時


怪獣図鑑などに付属していたソノシート以外で
初めて買ってもらったレコードは、おそらく
皆川おさむ「黒猫のタンゴ」かもしれない。
筆者が小学校1年かそこら。
33回転のドーナツ盤だと思う。
同じ頃にピンキーとキラーズ「恋の季節」。
今思うとこれは買ってもらったというより
親が買ったのだろう。

自分のお金で初めて買ったレコードは、
小学5年頃だと思う、ヘンリーマンシーニ楽団の
「刑事コロンボのテーマ」
45回転のEP盤レコード、いわゆるシングル盤。
同じく、初めて買ったLPレコードは、
おそらく、映画サントラの「ドラゴンへの道」。
当時小学六年生の筆者はこの主題歌を熱唱した。

サントラ系の嗜好が下火を迎えると
「がきデカ」のテーマソングのEP盤を買い
「え、こまわり君、こまわり君、君の相談はなんなの
え?うんうん、練馬変態倶楽部について知りたいの?
それはねこまわり君、
とーっても言い難いことなんだけどもね
花には雄しべと雌しべがあるでしょ
雄しべは雌しべがいないと寂しくて眠れないの
でもね雌しべがいればいるで眠れないの忙しくて
え?何で忙しいかって? 
君はなかなかするどい質問をするねー
それはね、めくるめく愛の世界っていうか
こんなこんなつの、痺(しんび)れる状況がたんまにあって、
もしもしもしもし、こまわり君!こまわり君!
君の声は妙に男心をそそるねぇッ 」
と、ムチャクセイキョウ先生の物まねで語り尽くし
その勢いで中学生になったら数学や英語や国語や
社会や理科では赤点を取りまくり、放課後残って
補習やるぞーと先生に言われガムを噛みながら
やってたら、
おめぇなにガム噛みながらやってんだよって
往復ビンタさせられて、半泣きになったので
オールナイトニッポンを聴きまくり
そんな中でイーグルス「ホテルカリフォルニア」を
シングル盤レコードで買って、
所ジョージの「ムーンナイトセレナーデ」を皮切りに
高校時代にかけて1979年まで所ジョージの
全てのLPレコードを買いまくり
大学に入った1981年にYMO/BGMを買って、
全てに覚醒する。





2013/09/15

(No.2059): 心象進捗報告(dewey 新譜制作の巻)


Ableton Live9を基盤としそれぞれが数小節の
クリップを作って、クラウド経由で共有プロジェクトへ
貼って行く。
両者環境ではプラグイン等での違いがあるため
全てオーディオファイルとして書き出したものを
クリップとする。

tai-ra氏の作ったクリップを聴き、それにインスパイア
された新たな風景を創作する作業が楽しい。
順当に受け答えるよりも、意外性を好む傾向に
ある我々は来るべくターンに備える。
音象とシーケンスとの総合的時空間を両者で
チャッチボールしている、という体である。

心象として、このような創作活動に身を置いていると
嘗て、4つのトラックしかなかった時代に仲間達と
試行錯誤しながら作ったホゲホゲバカテクノが
想起される。
翻り今では距離も時間も超越した夢のような環境を
享受できている。
しかし心意気だけは昔と寸分違わぬつもりだ。
なぜなら、筆者は学生時代テクノやってたよー的な
リターンクリエイターなんかではなく
30年も連綿とバカ的に続けてきた屑現役野郎だからだ。
よって社会的地位最下位。




2013/09/12

(No.2058): 3DSLLステルフィ


以前リアル集会所において
狩友から3DSLLを見せてもらい
画面広いいけど
なんだ画像粗いなーとか
重そうだなーとか
高ぇなー(価格)とか
そんな印象しかなかったものだから
先日家電量販店で3DSLLでMH3Gを
デモプレイした際の衝撃的な印象と
きたら健全なまでの操作感と
画面の綺麗さとそんなに重くない
という実感と、なにはともあれ
あの画面の広さに急激に
物欲フラグが挺立したものだから
それがトリガーとなって
得体の知れない力に突き動かされ
新宿西口ヨドバシ・ゲーム館にて
これくだせぇこれを売ってくだせぇと
なかば衝動的に自動書記の如き
滞りなく購入せり。

3DSLL


別な入り用で取っておいた
なけなしのキンスが
眼前であっという間に散財した。

嗚呼、気持ちがいい。






MH4の準備万端。





2013/09/11

(No.2057): だっせー懐古趣味だとか風を装いながら最新のdewey情報をお届けする巻


だっせー懐古趣味だとか、
昔を懐かしがっているおっさんのクソブログだとか
風を装いながら、最新のdewey情報をお届けする巻。



筆者が音楽制作というか多重録音というか
自宅録音というか、そんな世界に足を踏み入れたのは
大学2年生あたりの1982年頃だ。

前年1981年にYMO / BGMやらYMO / テクノデリックやら
KRAFTWERK / ComputerWorldやらがリリースされて
それらに触発された事実は大きい。
と書くと軽薄そうでその深さが感じられにくいが
その衝撃たるや、それまでの人生で経験のないくらいの
感覚だったのを覚えている。

そして、
「”音楽の計画”の神々しさよ!」とか
「”ラップ現象”のボイス痺れるぅー」とか
「”カムフラージュ”のリズムちびりそう」とか
「”マス”の完璧テクノこれがテクノ」とか
「”来たるべきもの”の無限音階カッケー」とか

いつしか同じような嗜好を持つ連中が集うようになった。

時を同じくして筆者は4TRのMTRを丸井のローンで購入。
これを機に皆が集まってはレコーディングと称して
得体の知れない変態音響の類やトホホテクノ歌謡などの
作品を録音していった。
時にはラジオコント風なものを録音したり
時には音楽ではなく四コマ漫画を描きあったりした。


そして、当時のレコーディングは今と随分と違う。

筆者の環境はカセットテープを媒体とした4トラックの
マルチトラックレコーダーである。
つまり
1トラックに1音だとすれば4つの音しか録音できない。
例えば
Tr1:ドラム
Tr2:ベース
Tr3:ギター
Tr4:歌
でおしまいだ。

これではあまりにも詮無いので、所謂ピンポン録音
というものを行う。
ピンポン録音とは既に録音した複数のトラックを
ステレオまたはモノラルにミックスし
それを空いているトラックへ録音することを指す。
例えば
最初にTr1のドラムとTr2のベースを録音したら
これらをミックスしてTr3へ録音する。
即ち
空いたTr1とTr2にはまた別なものを録音できる。
こんな具合に録音するのだが、
ピンポンの回数が多くなると最初に録音した音が
コモってくる。
だから初回録音時に高域を上げておくとか
ピンポン録音する時に高域をあげるなどの措置を行う。

だから録音計画的なものを事前に描いていないと
最後の最後で窮することがある。
例えば、
やべぇー、トラックなくてボーカル録音できないじゃん
とか。

そういう時は、
一回2Mixで別なカセットに録音して
それをTr1、Tr2へさらに録音してTr3、Tr4へ
歌を入れるとか、そういう手間がかかった。
そんなことざらにやった。



翻って、現代のレコーディング環境をみると。
夢のようだ。


当時24Trレコーディングなどというもの自体
我々から見れば垂涎ものであり憧れであった。
だいたいStuderの24Trテレコなんて数百万円とか
超高級外車並みの値段だった。

ところが今じゃ24Trどころか、
コンピュータのメモリの許す限り何トラックだって
録音できる。
コンプやリミッタや数々のエフェクタ類だって
使い放題。
しかも、録音失敗したらUNDOすりゃいいじゃん。
間違って消しちゃっても、UNDOすりゃ復活するし。
非破壊編集とか。
音源だってソフトウエア化しちゃって
お手軽このうえない。
まさにデスクトップミュージックだ。


しかし、なんだろう
何かが物足りない。





結論:
だっせー懐古趣味だとか、
昔を懐かしがっているおっさんのクソブログだとか
風を装った昔を懐かしがっているおっさんのクソブログの巻



忘れてた、よ。dewey最新情報。

この物足りなさを埋めるべく
deweyは現在レコーディング中です。





2013/09/10

(No.2056): ドキュメント変換の罠(遠い目をしながら)


過日、せっせと打った拙屑ブログ用の原稿を
GoogleDriveへドキュメント変換をかましながら
アップしたと思いねぇ。

帰宅後、
そのファイルをMacBookからブラウザで
見てみるってぇと文字が化け化けてぇやつで。
そんなこたぁ百も千も万も承知之介よ、
ダウンロードさえすりゃ文字化けも直るてぇ寸法よ。
そんなことくれぇおいらぁ知ってるんでぇ。

そそくさとダウンロードして、落ちて来たやつを
こうして開いてみるってぇと、・・
まだ文字が化ッけ化けになってるんで。

へっへっ、そんなこたぁ生まれるめぇから
百も千も万も承知之介てぇやつで
文字コード変換するってぇと
綺麗すっぱりと、こうして、直るってぇ話しだ。


Shift-JIS →→ UTF-8 変換


ぜんぜん文字化けしてるんですけど。まだ。




ねぇねぇこれ知ってる?
スター・ウォーズ「ジェダイの復讐」の最後の方で
惑星エンドアの電磁シールド基地の入り口で
帝国側と戦闘に陥っている時、レイアとハン・ソロが
入口のところでシャッターを開けようとしていて、
「わかった、これだ!」とかハン・ソロが叫んで
コードを繋いだら、二重だった外側のシャッターが
逆に閉まっちゃったっていうクダリ。

その時のハン・ソロやレイアの気持ちと等価です。今。




べらぼうめこんちくしょうって喧嘩売ったって
はじまりゃしねぇんで、
てぇしたことぁ打っちゃいめぇがよ、糞みてぇな
そんななりしてやがるから、うっちゃったって
そりゃかまいやしねぇんだがよ、
はばかりながらぁ2時間以上もかかって書いた
屑文ってやつだがよ、そりゃ浮かばれやしねぇんだが
Googleドキュメント変換なんか金輪際やらねぇってことよ
わかったかこの金隠し野郎がッ。



(日本語訳)
GoogleDriveへテキスト変換でアップロードしたら
文字化けで使い物になりませんでした。
結局文字コード変換もできませんでした。

三行で済む話だ。





2013/09/08

(No.2055): 動画編集への長い長い道のり


筆者は音楽制作を含む音関係の制作に携わって
今年で30年目である。細く長く連綿と続けているだけ
という消極的ながらもやはり音の取り扱いに関する知識、
ノウハウはそれなりに蓄えており、実践できていると自負する。
特に近年のコンピュータを使用した音の取り扱いについても
自分の得意とするツールの中ではあるが同様である。

ところが、映像をコンピュータで取り扱うことに関しては
実はほぼ素人に近い。
どうにかだましながらフリーの編集ソフトなんかで
日曜日のお父さん程度のことしかできない。

最近はyoutubeへdeweyライブ楽曲をアップする
という作業も多いので、そこそこには対応しているつもりだ。
しかし、専門的な 例えばビデオコーデックの種類だとか
そういうものの選択肢を提示された場合、
どれが正しい選択なのか、判断できないのだ。
グーグル先生にお伺いもたてるのは当然として
それでも、結果に問題がある場合も多い。



過日8/26のdeweyライブ。
このセットリストでは最後のライブであり、加えて
ライブ内容も充実したものだったので是非とも
youtubeへアップしておきたい。

DVDからMacへファイルとして落とす。
そのファイルを動画編集ソフトへ読み込む。
曲単位に切り出す。
たったこれだけの作業なのに、未だできないのだ。


先ず、ファイルにした際、拡張子aviにしたのが
よくなかった。

aviはMacのQTでは純正コーデック外で再生できない。
仕方が無いのでVLCというフリーソフトを使って
拡張子MOVへ変換する。
その際、秒数指定でソースの一部分を切り出せる
というオプション機能を知り、やってみるが
全然切り出せない。
開始秒数と終了秒数を入力するのだが
切り出される動画は最初から1秒程度の極端に
短い動画になってしまう。
だいたい、開始秒数もあってないじゃん。
さっぱりわからん。

もういい。次。
だったら、MOVのライブ全体のファイルを
iMovieに読み込ませて、切り出せばいい。
読み込みは正常に完了した。
念のためここでライブ動画全体をチェックしてみる。
すると、3曲目の途中から音がばっさりと
消えているではないか。
完全に無音になっている。
またまたー? と思って、ソースのaviを確認するが
こちらにはちゃーんと音は入っている。
MOVでないほうがいいのか、と思い、
MP4形式等にしたりいろいろ試すが何度やっても
同じ場所から無音になってしまう。
aviをそのまま読み込ませればいいじゃん
って思ったでしょ
でもaviはQT同様iMovieでは読めないのです。


絶望した。
あたしの手に負えない。

てか、avi以外のファイル形式に最初っから
やり直せという話しだろう。
きっとそうだ。
あーめんどい、めんどくせー、
また何時間かかるんだー
あーめんd

面倒臭いことが幸せなんだよ。






2013/09/05

(No.2054): グルーヴの経緯


僕がそそる画像をくれないかい。
僕がぐつとくる画像をくれないかい。
暮れない日のあるうちに。




ひんよ、ひんよ、ひんよと鳴る
チッポイハットの音が、
実は無意識化のビート根幹を成す
全てのヴェールだということに
気付くまで三年はかかる。

すなわち、
小尻の低音と際立つ高域に
装飾された弾力キックの存在ったら
誰でも知るところとして分かりやすいこと
このうえなし。
だけどもさ、実は全体のグルーヴを
司る魔法の味付けはそんなマジョリティの
素養にはない。
絶妙なるひんよひにょハットとの定位にのみ
構成する全ての駒の配置の妙が際立つのである。



今日はここまで。





2013/09/04

(No.2053): ガンランス竜撃砲使いの光と影


国民的ゲームとか言われて久しい、かの
モンスターハンターとかいうゲームに
うつつを抜かしている輩が右にも左にも
いるご時世だというのだが、いったい全体
モンスターハンターなどというゲームのどこに
的を突く魅力があるというのだろうかという
素朴な疑問を投げ掲げているうちに、たかが
ゲームの端くれに企業がコラボして便乗したり、
発売前からモンスター情報リークしまくりで、
新しいゲーム要素もやり込み要素満載的で
ソロ狩りもそこそこ物語性を持たせて且つ
今度はわざわざ別ルートを用意せずとも
デフォルトでWiFi接続すりゃネットで狩友とは
もちろん、知らない人とでも一緒に狩れる
という塩梅式で、とはいっても当然アドホック
通信でのリアル集会所も今まで通りやれる
という寸法だし、いやいやなんといっても
新しい武器や、いや、そも新しいモンスターの
ゴア・マガラとかガララアジャラとか
ザボアザギルとか、そうそうあとあの厄介な
テオ・テスカトルが復活するとか、
そしてキリンも登場するらしいし、
いやあんたそれよりもイャンクック先生も
ご登場されるとの報を聞かされた日にゃ俄然
張り切ってヨドバシドットコムでばっちり予約
購入して延期延期の末ようやく再来週の
9月14日、満を持して発売されるという事態に
僕はもう待ちきれない心持ちです。

モンスターハンター4

2年は遊べる!







2013/09/02

(No.2052): 晃一郎と吉之助(提唱会始末)


暦は長月に入ったとはいえ、このうだる暑さに
晃一郎は二階の部屋の通りに面した一尺ほどの
小窓を開け放ち、それでも足りずに襖も
階下の木戸も開け放ち、そして部屋の真ん中で
褌一つで大の字で突っ伏していた。

昨日買って来た氷塊を階下のひむろ(氷室)に預けて
いたが、この暑さで溶けちまうんじゃねぇだろうか。
溶けるめぇに喰っちまわねぇと。
砕いて口に放り込むってぇと随分と溜飲は
下がるだろう。
そう思って晃一郎が起き上がろうとすると
丁度階下の木戸の辺りからばたばたと足音が聞こえた。



「お、こいつぁ、おあつらえだぜ。。
おい! 吉公ッ! おめぇすまねぇが
しむろっから氷の一つも砕いて持ってきて
くんねぇかい」

晃一郎は上半身だけ起き上がって階段の下へ
届くように声を張り上げた。
すると階段の下で草履を脱ぎながら
吉之助が声を上げた。

「え、晃さん! なんでおいらだってわかったんで」

そう言うと吉之助は階段をあがってきた。

「おい、なに手ぶらで上がってきやがんでぇ
しむろっから氷持って来いって言ったろう」
「あ、めんぼくねぇ、忘れていやした」
「瞬きほどのことじゃねぇか」




菱形模様のガラスの器に入れた砕いた氷を
晃一郎と吉之助は畳の上に胡坐をかいて
頬張っている。
晃一郎は今は浴衣を羽織っている。

「あ、晃さん、ついに上げなすったね」
「あにお?」
「エイブルトンライブのこってすよ、九にあげた?」
「おうよ、提唱会も終わったてぇやつよ」

畳の上に無造作にMacBookAirとTASCAMの
オーディオインターフェイスが転がっている。
MacBookAirに映し出されているAbletonLive9の
アレンジウインドウを眺めながら吉之助は言った。

「提唱会ねぇ・・、
嗚呼今思い出しても鳥肌ぁ立っちまう」
「あんだって、おめぇ何を今更浮かれてやがんで」
「だって晃さん、あの軍装の二人の立ち居振る舞い
観やしたか」
「そりゃおめぇ、奴らの術にはまっちまったのさ」
「じゅ、術?」

器の氷はもうほとんどが溶けてしまった。
底に残った氷水を一気に口へ流し込んでから
晃一郎は続けた。

「奴らぁハッタリを得意としているれんじゅうだぜ、
手八丁なんざぁ朝飯めぇさ」
「だけども舞台の二人を思い出すってぇと、
おいらどうも気が漫ろになっちまって、
もうどうにもこうにも、仕方ねぇってやつで」
「そら見ろ、そいつが奴らの術なんでぇ。
そうやって無垢を誘い込むってぇ寸法なんだぜ」
「次の提唱会はいつなんで?」

晃一郎は立ち上がると通りに面した一尺ほどの
小窓から顔を出した。

「陽が傾くってぇといくぶん和らぐか」
「ねぇ、晃さん、次はいつなんで?」

晃一郎は吉之助を振り返って言った。

「おいらが聞いたとこによるってぇと
そいつあ晦日のあんべぇになるてぇ話だ」
「み、晦日ぁ?、そいつぁまたでぇぶ先だなぁ」
「だがよ、それまでに録を成すてぇ話も聞いたぜ」
「なんです録てぇな」

晃一郎は畳の上のMacBookAirの前に胡坐をかいて
AbletonLive9を操作しだした。



「録を成すてぇな、こういうことよ」
「めんぼくねぇが、トンチはからっきしなんで」
「トンチなんかじゃぁねぇよ、エイブルトンライブ
を使って音を残すってぇこった」
「残すったって、そりゃどうやって聴けるんで?」
「シーデーにプレスするってぇんだ」
「シーデー!」
「そいつぁ、そのシーデーはおいらでも買えるんですかい」
「そういうこともやるってぇ話は聞いたがな」

そこまで言うと晃一郎は立ちあがって浴衣に
帯を締めた。

「これから、おいやさん(銭湯)、使いに行くが
おめぇはどうする」
「おいらもちっとエイブルトンライブさわってら」
「そうかい」

晃一郎は手拭を帯に引っ掛けて階段を降りて行った。


市電の走る表通りに出ると、風はいくぶん乾いた涼しさを
伴っていた。
路面電車の軌道脇に生える犬っころ草が、市電の風で
たなびいている。晃一郎は歩きながら秋口の風情が
ゆっくりと満ちていくのを感じていた。






2013/09/01

(No.2051): 週末の進捗の共有(V)


(1)
電網上でdeweyのレコーディングの打ち合わせを打つ。
世界の情勢を鑑みつつ各人作業を集約する日に
ミックスダウンも行うという匠的な日程をブッキングする。

(2)
DUCATI Monster696は9ヶ月約6000kmも
プラグ交換していなかったことに気付き、この
酷暑の中、ナップスでプラグ交換を実施。
実はナップスかドカ屋ディーラか寸でまで迷った。

(3)
ようやくAbleton Liveをバージョン9にアップデートした。
四半世紀以上も使ってきたCubaseからLiveに乗り換えて
2年経つが最近になってやっと概念と操作性に慣れてきた。
LiveはCubaseよりもより直感的なツールで
事前の策がなくても思い付く音要素をどんどん記録できる。
ただしセッションビューにおける時間軸からの解放という
概念に慣れるまでには時間を要する。

(4)
dewey音源制作の作業。
早くもtai-raさんより素材の一部が送られて来たので
こちらも何か仕込むべくアイデアを練る。
Google翻訳の人工音声でアイスランド語をしゃべらせ
それをiPhoneでマイク録音し、その音ファイルを
gmail経由でMacのAbleton Live9へ取り込んだ。
Google翻訳のアイスランド語音声が
意外とプリミティブな機械Voiceでニヤついた。