2011/12/31

(No.1591): 大晦日譚


まもなく、2011年が締まる。
2012年へ繋がる。
連綿。
スイッチ。

さらさらと流れるように。
あと、五分。

倍音と供に。

2011/12/30

(No.1590): 年末配信


DJな塩梅式-02
これを書いているのは実施前の某。
このコラムアップ後にスタートしようという
趣向だ。

新たな動画も仕込んだし、あとは曲を流すだけだ。
と思っていたのだが、やはり似非ミュージシャンとしては
ただ流すよりは何かやりたいと思う。
やはり件(くだん)のAbletonLive8をこれでもかと
こねくり回せないものだろうかと、
しばしシステム構成を検討する。

思いついたのは、音源を流しつつ、別系統で
リアルタイムにAbletonLive8のエフェクトを
かけられないだろうかという事。
問題は元ネタのあるiTunesとAbletonLive8は
同じMacBook内に共存しているので、それぞれの
音を別系統で取り扱うことができるだろうか
ということだった。

DTMやレコーディングをやられている方なら
お分かりだと思うが、音を外部へ出力するためには
ドライバが必要で、それがPC内蔵スピーカーとか
USB接続オーディオインターフェイスとか
そういう機器を動かしている。
iTunesとAbletonLive8は実は別々のドライバで
音を出力している。
つまり、以下のような経路を敷けば
リアルタイムにエフェクトがかけられるのではないかと
思い至った。

iTunes → MacBook内蔵のラインアウト →
オーディオインターフェイスのラインイン →
AbletonLive8のインプット →
オーディオインターフェイスのラインアウト →
ミキサー

つまり
同じ筐体の中でまったく別系統として音を
取り扱う事ができるのだ。

実際、試してみたら、ズバリ大正解だった。
iTunesで再生している音をAbletonLive8にて
リアルタイムにエフェクトがかけられた。
ここでポイントなのはAbletonLive8に
音源をファイルとして読み込ませてはいない
ということだ。
ただ、インから入ってアウトから出て行くだけ。


では参りましょうぞ。






2011/12/29

(No.1589): 仕事奉納


さぁやってまいりました、
馬鹿屑糞コラムリバイバルショー。
今回は2010年12月19日の馬鹿コラムから
抜粋してみましょう。

それではいってみましょう
どーん。

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香水屋さん。
なんか丸い小さい瓶に入った黒い水で
ラベルに DUCATI 696 って書いてある。
香水屋さんよ、香水屋さん。
そんなのあったら目を疑うよね。普通。

で、お客は興味津々で匂いを嗅ぐわけ。
すると、あの696臭が
ぶわーと鼻をえぐるっていう寸法。

「ゴホエッゴホッゲゥッ」とかなんとか言って
咳き込むわけよ、客(28歳OL)は。

な、なにこれーッ


なんて言って驚愕する。
いいなー。
でも実際、仄かに匂うからいいのかもね。
確かに、あの匂いが強烈的だったら引くだろうな。
最高だ。

街でその香水付けてる人。
一瞬、696の匂いが立つわけ。通りすがり的に。

で、筆者は「お、696じゃん」みたいな。


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仕事納め。
しかし、今年は諸々立て込んでおり
年始は始業日よりも前に休日出勤する予定。

この塩梅で行くと5月のゴールデンウイークは
なくなるかも。一切。
皆、戦々恐々としている、
と書きたいところだが逆にウキウキしている
ように見える輩が多い。
「こりゃゴールデンウイークなんぞねぇーな
あっはっはっは」

強烈な仕事の所為で一種の麻薬のような、
或いは同じ境遇の仲間としての一体感的な
そういう意識が高揚感に繋がっているのだろう。

逆境に陥りそうでも
笑いが絶えないのはいいことだが、
デスマーチにだけは注意したい。

注意したいと言ったところで筆者は
組織の末端最下層のネジ1本に過ぎないので
どうにもできないが。







2011/12/28

(No.1588): 直感礼法


イーウーバーバー。
イチゴーハチハチの中国語の日本読版。



今年もあと数日にて、
この拙コラムの四文字タイトルからも
ようやく解放される。
たまたま今年の元日のコラムに
四文字漢字をつけたものだから、それが
そのまま一年中を通して使われることになり
いや、自分の自由な決め事だから
いつでもご破算にしてもよいのだが
逆天邪鬼的性格により一年間は続けようと
そういう塩梅式であった。

タイトルを見ただけじゃ何の話だか
さっぱりわかんない。
このタイトルの所為で読者が随分と減った
という話も聞く。
なるほど、
コメントの書き込みもグッと減るわけだ。
5ヶ月以上コメントなしだ。
いい塩梅だ。





例えば、上記のような課題。
すなわち「読者の減った原因の一つが
意味不明な四文字漢字タイトル」
だったとしたら、
その潰れかかったブログを立て直すために
先ずは分かりやすいタイトルに変えよう
という方針が出るだろう。
普通の人なら。
しかも例えばそれが商用サイト等の企業
であればなおさらだろう。
いや企業なら最初っからそんなタイトルは
却下され採用されるはずはない。
つまりそうすることで集客につながる
のであればそうするし、
須く理屈に沿って、論理的に物事を
進めてゆくのが真っ当な活動なのだろう。

しかし、筆者はそうではない。
右脳の赴くままに立ち居振る舞っている。
筆者の場合、全ての根源は直感であり、
感覚である。
細部に集中しながら俯瞰する心意気を持ちたい。
おそらく左脳の人には理解困難だろう。

故スティーブ・ジョブズ氏も言っている。
「直感を大切にせよ」と。







2011/12/27

(No.1587): 四輪酔狂


過日、会社の人とたまたまクルマの話しになり
エフオピさんは何に乗っているんですかと聞かれ、
鼻を膨らましながらこう言った。
僕ぁ、フィアットのパンダひゃくエイチピーって
いうのに乗ってますと答えた。
おそらく10人に聞かれたらそのうち一人として
そのクルマが何であるのかわからないだろう。
案の定、わからなさそうだったので
フィアットのニューパンダの種類です
と付け加えたのだが、そもそもフィアットは
もとより、ニューパンダ自体もよーわからん
ときているので、いつものテキトー王子が
ここぞとばかりにお出ましになられ、
テキトーにその場を繕った。

その際、マニュアルなんですと話すと
えーマニュアル車なんですか!
と驚かれる。

日本ではクルマはオートマチックが当たり前に
なっているので、マニュアル車というのは
かなり特異であり、マニアック或いは
商業車という印象があるようだ。
しかも最近の若い子はマニュアル車自体も
見た事がないかもしれない。
バスでさえオートマチックの時代だ。

「もうオートマチック車は駄目です」
「え?運転できないんですか?」
「いえいえ運転できます。実家はオートマですし」
「駄目って?」
「つまんないんです」
「は?つまらない、とは?」
「いや、運転するのが苦痛なんすよオートマだと」
「楽じゃないですかオートマ」
「それが嫌なんです」
「クルマなんて走りゃいいじゃないすか」
「もう君とは住む次元が違うようだ」
「意味がわかりません」
「あのクリープ現象だけは我慢できん」
「渋滞の時便利ですよ」
「自分の意思と技量で動かしたいのだ」
「いちいちクラッチ踏むのなんて嫌ですよ」
「君には半クラッチの美学なんて到底理解
できぬだろう」
「できませんよ」
「まぁ聞け。アクセルを踏まずにアイドリング
だけの動力で、半クラッチのみでそろーり
そろーりと自動車を操る事など君にはできまい」
「だから、できませんよ、うぜーな」
「君にはそういう半クラッチの美学はないのかね」
「あるわけないしょ、うっせーよジジィ」
「シフトチェンジのダイナミズムに
君は恍惚としないというのかね」
「いちいち面倒くせーなー」
「君はただただ三葉虫のようなアクセルペダルを
踏むだけかね、そんな状況で君は満足かね」
「もう帰る」
「おぬしの左足が僕もペダルを踏みたいと
泣いておるぞ」
「気色悪ッ、なんやおっさん、変態か」
「あーわしゃ変態じゃ。変態のマニュアル車魂じゃ」
「シネッ!ボケッ!」
「あー楽s







2011/12/26

(No.1586): 落剥二輪


果たしてこんなにも剥がれ易いものなのだろうか。
拙六級改号のタンク左側デカールの存在。

DUCATI MONSTERの「S」の字が
ただしく「ビローンあんた誰」状態に陥っている
のを
発見した時は、外気温3度の大気中を十分に
駆っていた矢先のことであり、且つ赤信号で
停車中だった矢先のことであり、
且つそれぞれが十二分に整然と機能していた
矢先であり、つと落とした目線の先の
「ビローンあんた誰」状態に陥っている
「S」の字が、小指を立てた勝利宣言のように
ピンと中空を貫いているアラマシに
「はうッ」と膝を付くほどの驚愕を覚えた。

何を言うとるんですか、あんた。
たかが、シールの切れっ端じゃあないすか。
なんちゅうことはない。
いっそ、MONSTERのデカールを全て
剥がしてしまいやしょうか。
それか、「S」の字だけ剥がして
MON TER でいいじゃん。もう。
いやいや、待て。
それよりも「S」の字を直接タンクに
マジックで書いてしまえばいいではないか。
灰色のマジックかなんかで。こう。
おうそれはいいそれはいい。
おいおい待て待て待ちたまへ。
それは違うだろ。方向が。全然。


と、ここまでを0.02秒で思考する。


デカール如きであたふたしてる場合じゃねぇぞ。
戦歴の証として、このままにしておく。
戦歴?馬鹿だ。





久々に古いハーレーのハンドシフト車と並走した。
参考サイト
上記写真ではシフトレバーがタンクに
取り付けられているが、今日見たマシンは
それよりももう少し前方のフレームに
取り付けられていた。上記サイトによると
それはポリス仕様というらしい。

しかも、「クラッチペダルがシーソータイプの
ロッカーでなく、踏み込むと切れてスプリングで
戻るクルマと同じタイプ」
だそうだから、こりゃ大変だわ。
スーサイドクラッチというやつか。

ギアが後ろにあると鞭を入れる仕草に似ているから
ジョッキーと呼ばれるが
このタイプは前方にレバーがある。
でも片手で運転しないといけないのは同じ。

ライダーは30代か40代の男性。全身黒尽くめ。
ヘルメットはジェット型のつや消し黒。
そしてお決まりの、鎖チェーン系が
お尻ポケットから伸びている。
上はもふもふしたダウンジャケット風だが
下は黒い厚手のジーンズか。
そして革のごっつい黒いブーツ。
古いハーレーには似合っている。

しかし一番のポイントは
ハンドルの真ん中ヘッドライトの上あたりに
縛り付けてあるピンク色のクマちゃんの絵の
ハンカチでくるまれたお弁当だった。









2011/12/25

(No.1585): 撮影組上


次回以降の筆者ソロ.Ustream.Live配信と
dewey.Ustream.Live配信で使用するサブ画面用の
撮影を行う。
今回は4つのカテゴリで撮影した。

一つは常に動きのある機械操作風景
一つは流れる点景
一つは高い鉄筋の組み上げ静物
一つは古い木造の組み上げ静物
加えて検討中の未撮影カテゴリとして
液体の仕草、大気の精霊などがある。

先ずは「常に動きのある機械操作風景」の
数カットを集め編集。
6分ほどにまとめ、QuickTimeで書き出す。
が25分もかかったうえ、視聴してみたら
絵がビット落ちのようにガタガタで
使えたもんじゃない。

UstreamProducerはQTとWindowsMediaのみ
読み込めるので、気を利かしてQTで書き出して
みたのだが裏目に出た。
先の「DJな塩梅式ver1.0」でのサブ画面は
最初Mpeg2で書き出し、その後コンバータツールで
QTに変換したものなのだが
こちらのほうが絵が細密で奇麗だった。
なので、同じ手順でやり直す。

ここしばらくはサブ画面用の動画編集と
コンパイルでフル稼働しつつ
しかし六級改号には火を入れ駆る。半裸で。








2011/12/23

(No.1584): 二三配信


「DJな塩梅式」ver1.0 終了。
16時頃に1時間程度、ver0.9を試す。
思いのほか、順調に配信できたが
あとで録画したものを見たら聴いたら
Rチャンネルの音のみがセンターで出ていた。
調べてみたら配信側のWindowsマシンの
入力がモノラル仕様だった。

23:30から本番としてvr1.0を配信した。
50分程度。
サブ画面の動画は筆者がiPhoneで撮影した
六級改号舐め回し接写と空を流れる雲、
風になびくそてつの木。
というもの。
これは今後いろいろ増やして行くという
塩梅式。

Ustream Producerは無料版でも
リアル生カメラの他に静止画や
ファイルとなっている動画をサブ画面で
扱うことができる。
これを利用して生カメラ+別撮り動画の
構成で配信したという塩梅式。

iPhoneから再生できるかと試してみたが
確かにQTと認識して再生しようと動くのだが
真っ黒で何も写らない。
おい、ガセだったのかという塩梅式。
課題。

なお
画面生カメラ背景にある機材はコンプとか
EQ付きプリアンプなど。
一応通していたりする。
ちなみに今回配信した楽曲は全て
dewey、CYRKON、そしてstereogimmikの楽曲。
今後も自分たちの楽曲をつつがなく配信する塩梅式。

録画したのでアーカイブはこちらな塩梅式。
http://www.ustream.tv/recorded/19338398








2011/12/22

(No.1583): 実験再生


USB webカメラ購入。
静止画800万画素動画200万画素。
5900円。
こんなんで全然十分。

Windowsマシンに接続。
UstreamProducerを起動したら
自動的に認識。
素敵すぎる諸々の調整パラメータに
悶絶する。

テストとして明日、USTREAM 配信予定
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1
iTunesプレイ一人deweyの巻。
2011/12/23 時間未定。
Twitterにてアナウンス。







2011/12/21

(No.1582): 遅窓一興


いったい何時間待たせるんだ
と思えるほどの気の遠くなる時間。
筆者所有のWindowsのノートPCの起動時間。

小便して野菜ジュース飲んで
泉昌之「食の軍師」を1話を読んでいる間に
ようやく立ち上がって、ガラガラとHDDが
フル回転している。
その状態でおもむろにブラウザを
立ち上げるのだが、泉昌之「食の軍師」を
引き続き2話ほど流し読みして、
ようやくホーム画面が出てくる
といったこの重さは何トンあるのか
化石化しそうな時間だ。

筆者のMacBookの起動時間は21秒だ。
片や5分30秒、片や20秒。
勝負にもならんわ。


そんなイキサツにつき、本日は久々に
Windowsマシンでこの拙屑コラムを執筆している。

家ではここ数カ月MacBookで過ごしてきたので
入力が慣れない。
会社ではもちろんWindowsだが、
ノートPCの家PCでは手癖が完全にMac手に
なってしまったようだ。

例えば、2バイト文字と1バイト文字入力切替。
MacではShift+Ctrl+;で1バイト文字、
Shift+Ctrl+Jで日本語入力の切り替えだが
Windowsでもそのキーを無意識に押してしまう。


さて、なぜWindowsマシンを立ち上げたかといえば
件(くだん)のUstream Producerを使った配信を
このWindowsマシンで担ってもらうためだ。
そのための諸々検証実験的なことをやろうと
思ったのだ。
思ったのだが、重要で肝心な事に気付いた。

接続するカメラが一台もないじゃん。
終了。


USBカメラ、USBカメラ、USBカメラ
数千円クラスので十分のUSBカメラ。

なお、無料版のUstream Producerは
1台のカメラしかサポートしていない。
複数台のカメラを使う場合は、
ライセンスを購入する必要がある。
ライセンスは、2,000~3,000円くらいなのかと
思っていたら日本円で16,000円以上もするのだ。
3DSが買えちゃう感じ。
一番高機能のUstream Producerだともっと高い。

もちろんそんな大金を出せないので
無料のまま行く所存。

なお、アプリケーションとしては、
カメラ1台なので、やはりDJ的な一人ライブを
考えている。
いや、ライブというよりは完全にDJだ。
曲をかけるだけ。
一人DJはAbletonLive8ではなく、
iTunesで再生するだけとか。そんな塩梅式。

こういう番組は吐いて捨てるほどある。
埋もれるのもまた一興。



既製楽曲と自前楽曲の
ニッチなサウンドと
とほほテクノエレエレで。
近日放送予定。







2011/12/20

(No.1581): 失格発言


エフオピ・ワールドへようこそ。

筆者は一般の社会人のように
アドリブで構成を組み立てながら
論理的に話す話術を持っていない。
何を伝えたいのか、何を言いたいのか
取っ掛かりの事象のみが頭に浮かぶと
やたらめったら突き進んでしまうため
聞き手の理解がまったく得られない上に
へんてこに勘違いされる場合が多い。

自分が話している途中で、ちょっと待て
俺は何を言いたかったんだっけ
という自問自答の窮地に追い込まれる事が
度々ある。

しかもそれは、同僚や友人達との会話なら
全然問題はない。むしろ得意げになって
言いたい事忘れちゃったやーとおどけて
笑いの一つでも取れれば儲け物だ。

しかし問題なのは、これが仕事で客先との
会議の場合だ。
すなわち、
話すきっかけの単語を想い描いた時
帰着すべき最終地点を見いだす前に
机上発言空間へ一歩躍り出てしまうのだ。
だから、
やべ、この話しは一体どうやって
終わらせればいいんじゃと動転し
着地点を見失う。

いや、正確には言うならば
当初、着地すべき場所は朧げながら
脳内スクリーンに映し出されているのだ。
ところが、話しているうちに、
それが形を作る前に前頭葉の奥深くに
埋没してしまうのだ。
一度埋没すると時間をかけないと
舞い戻ってこないのだ。
流石に10分も20分も待つ訳にはいかない。

だからエフオピ・フロントマンは言う。

えー、ですから、で、ですから。。
えー、あー、えー、えー
(心の声:ありゃ、やべぇ、やばいぞ、
何がやばいってあんた、
結局何を言おうと思っていたか
結論をどこに持って行けば良かったのか
奇麗さっぱり忘れちまったじゃねぇか
あっはっはっ、
笑ってる場合じゃぁねぇぞ
さぁどうする、
どうするよエフオピさんよ、
この窮地をどう乗り切る、
えーい、もうこなったら
伝家の宝刀、「テキトー王子」降臨ッ!
そいやー!
僕は「テキトー王子」さ、
なんだってテキトーでいいのさ、
今しゃべってる内容だって実はテキトー
なのさ、
みんなうんうんって聞いてる風だけど
どうせ、
オメェ何言ってるかちっともわかんねぇよ
って思ってるに決まってるから
テキトーに締めちゃえばいいよ、そらッ)

と、ということなんです。

一同「・・・・・・」


聞き手はおそらくこう思っていることだろう。
こいつ、また、
わけわかんねぇこと言ってるよ。
けっ、全然駄目だ、こいつ。
失格。

著しくそう思われたい。
エフオピ・ワールドへようこそ。







2011/12/19

(No.1580): 配信顛末


先ず持って、USTライブ配信の件。
先ず持って、なんで4分くらいしか配信・録画
できなかったんだろう。
その理由が知りたい。
昨日の拙コラムにも書いたがiPhoneでの配信
だったが、なんかエラーメッセージが出ていたのだ。
カメラもといiPhoneを壁ぎりぎりのところに設置
していたので、覗き込んでも近過ぎて文字が
ぜんぜん見えなかった
という言い訳にもならない理由で
メッセージの内容が不明なままだ。

途中で落ちた(アベンド)ということなのだろうか。
iPhoneの容量不足かとも思ったが
配信アプリの動きを見てると
ローカルに動画を書き込んでいるというよりは
そのままクラウドへデータを送っている
という印象だ。
無料アカウントだと5分以内のみ配信許可
とかだったりして。
そんなオチなのか。どうなのか。

くだんのiPhoneからは見られないという件も
あるので、次回はUSTREAM Producerで配信したい。
だからたぶんLive8を走らせながら配信アプリも
同時に走らせるという塩梅式で。

これは実は大丈夫のような気がしてならない。
しかしこの場合、問題はカメラだ。
動画撮影できて、MacBookにカメラ取り付けないと。
USBカメラとかなのかしら。
ググったら一発

なるほど。
USTREAM Producerだと内蔵iSightカメラと
外付けUSBカメラを切り替えられるのか。
なおさら好都合だ。

さぁいっちょうヴァーと行くかー






2011/12/18

(No.1579): 配信総括


12/17 土曜日
11:00
黄色のベンザを左の鼻の穴に挿入しつつ
MacBookとTASCAMオーディオインターフェイスと
iXZとシールド10本とMIDIケーブル1本と
ベリンガーのミキサーとカメラ三脚と
キーボードスタンドとstereogimmikで使ってた
それ用のテーブルとそしてiPhoneを
滞りなくFIAT Panda100HPに詰め込む。


15:00
代々木ノア着。
クルマから重いスタンドなどを降ろしていたら
平さんも到着。
クルマをコインパに停めるや否やきびすを返して
スタジオへ頭頂部を削りながら突入。

受付のお兄さんに無線LANを使わせて頂きたいのですが
IDとパスワードをお教え頂けますでしょうかと問うと
ほにゃららほにゃだ覚えろこの左鼻完全閉鎖野郎がッ
と親切に教えて頂く。


15:10
ははーいやー、このスタジヨはマジで
レコーディングのコントロールルームですね
いやいやー、すげーすげー、ほーほー
と感想を言い合う。


16:10
セッティングに1時間を要する
そもそも2台のMacBookと二つのAbletonLive8の
同期という事を初めて試すという塩梅式。
紆余曲折(やっぱり再起動とか)しながら
同期演奏することができた。
それが、あんた、このLive8の同期って
すこぶる楽しい。


16:25
iPhoneをカメラスタンドにセットして
構図もなんとなく決めて。
そいじゃーテストしてみましょうや
やりましょうやりましょう。


dewey.Studio.Live.ver0.9

なんか全然大丈夫ですね。
すげー配信されてますねーかっけー
勝ったも同然ですね
あっはっはっは


17:01
あ、時間ですので本番ってことで一つ。
いきましょういきましょう。


dewey.Studio.Live.ver1.0



17:26
もう、この辺で終わりにしやしょう。
終わりにしやしょう。
iPhoneの配信アプリを停めにいったら
なんかエラーメッセージが出てる。
ぬお、と確認もせずにOKボタン押下。
ええー、配信できてなかった?
録画されてなかったー?
マジですかーえーそんなー
と、慌てふためいて己のMacBookにて
USTREAMを確認したら、一応配信されており
動画もアップされていた。
しかーし、25分ほど演奏したにもかかわらず
たった4分ちょっとしか録画されていないじゃん
えーなんでー
そんなー
不条理ー
ということはたぶん
配信もたった4分間だったのだろう。
あっはっはっは
でも、僕たち動きがないから4分くらいが
丁度いいかもねー
あっはっはっは
惨敗。
負けた。
今更ながらではあるが、
後半の盛り上がり方が大変素敵だったので、
本当に惜しい事をした。なぜなら
もう二度とあの演奏はできないからだ。


17:36
その後、腑に落ちなさを集めながら
じゃーさー3分くらいのちょびっとだけ
配信してみましょうよー。


dewey.Studio.Live.ver1.1



17:55
這々の体で退散。
いやー勉強になりました。

これだけはわかった。
2台のMacBookと二つのAbletonLive8の同期。
これ最強で最響。
次回の方向性は定まった。

追伸;
あと、アレ、カメラの台数増やさないと
見てる人飽きちゃうと思う。
その場合スイッチやる人がいないと駄目だけど。
そもそもカメラがねーや。
特に手元というか機材関係をアップ写しとかの
絵も挿入しないとなーと思うのです。








2011/12/16

(No.1578): 明日配信


明日は初めての試みであるスタジオライブで
iPhoneによるUSTREAM生配信の儀を執り行う。
先週からここ数日まで
無線LANでWIFIがどうしただの、
iPhoneへの音入力はどうするだの、
ミキサーのFX SENDで送るだの、
iPhoneフォルダをマウントした
カメラスタンドがどうしただの
といった環境周りばかりまくしたてていた
のだがそんなことより、あんた、
ライブ用のネタっていうか仕込みっていうか
そもそも楽曲の制作的な本業活動は
一体どうなっているのだ、え?
どうなっているのだとゆっている。

はい、まったくもってやっておりません。
しかし心配はいりません。
この世の物とは思えないほどの
イカしたエレエレやギャニュギャニュを
創り出そう、ひり出そうという心意気で
スタジオライブの2時間前から
極限まで集中力を高めて作り込む
という体をキメる所存であります。



黄色のベンザを左の鼻の穴に挿入しながら。
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2011/12/17 (sat) 17:00 - 17:30
dewey.Studio.Live.USTREAM [ @YoyogiNoah ]
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

ちなみにiPhoneユーザーの人は視聴することが
できないのです。
USTREAM Producerというアプリケーションで
配信しなければいけないらしいのですが、
これはPCまたはMacのソフトなので
今回のようにiPhoneで配信する場合は使えません。
iPhoneで配信するのにiPhoneで見られないって
どーゆーことよ。

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2011/12/15

(No.1577): 五時間半


客先にて13:30から19:00まで
ほぼぶっ続けで5時間半の打ち合わせ。
健康体ならまだ持ち堪えられるが
今日はもう、ノド痛がピークで
気が遠くなりそうになった。
というか気が遠くなった。

会議前半に何度かメインで話したのだが
実はあの時既にノドがエライ事になってて
声を出すどころじゃなかったんだけど
そこは一応、大人だし、社会人だし
取り繕いながらなんとかやったのだが、
もう痛くて痛くて、
マジで途中で気が遠くなりかけた。

だから、もう何を喋ったのか
よく覚えていない。
しかも左の鼻は完全に閉じた。
右もどうにか通る程なので
ぱくぱく口でのみ呼吸するはめになる。
会議途中で酸欠気味になる。

ハァハァすいません、
鼻が詰まってノドが痛いので
帰らせて下さい。
って言えたらどんなに素敵だろうと
心底思った。

お前何言ってんだ、ふざけんな座ってろ
このあんぽんたん鼻づまり野郎がッ。

あーうれしい。




左の鼻が完全に閉じながら。
--------------------------------------------------
2011/12/17 (sat) 17:00 - 17:30
dewey.Studio.Live.USTREAM [ @YoyogiNoah ]
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

だいたい、iPhoneで配信しててバッテリー切れで
3分で終了とかしたりして。
それか、USTアプリが落ちたのに知らずに
馬鹿みたいにライブやってて
終わってみたら結局配信できてなかったじゃん!
っていうオチとか。
最高だ。
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2011/12/14

(No.1576): 八点頂円


家の無線LANルータの調子が悪い。
いや、正確に言うならADSLモデムの方かもしれない。
3回に1回の割合でインターネットに接続できなくなる。
そんな時、無線LANルータのLEDインジケータの
ADSLモデムセッションが消灯しているのだ。
見たところADSLモデムも無線LANルータも
正常っぽく見えるのだが。
ADSLモデムを何回か電源を入れ直す事で復旧する。



流れを変えられる人は説得力がある。
思考の行方がことさらに明確で
それを辿る事で、誰もが納得する境地になる。
ともすると想いも寄らぬ展開を示すが、
一同が思考を切り替えている間に
新たな回路を繋ぎ合わせ堀を埋める。
直感と論理の分配が絶妙。
八点の頂はほぼ円の形状をとる。

そんな人は成功するらしい。




っていうかさぁ、
いろいろめんどくせーなー
いっちょうヴァーっといくかー
--------------------------------------------------
2011/12/17 (sat) 17:00 - 17:30
dewey.Studio.Live.USTREAM [ @YoyogiNoah ]
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

MacBook
AbletonLive8
MIDI-SYNC
iPhone
taira
fop

--------------------------------------------------






2011/12/13

(No.1575): 演奏目録


そりでは、スタジオライブのお話をしよう。
平さんと筆者がそれぞれMacBookを持ちよる。
2台のMacBookにはAbletonLive8。

それぞれが自分のネタを出しながら
曲を作りながら探りながら進行するだろう。
ポイントは同期だ。
まさか手動ポン出して同期するわけにもいかない。
オーディオインターフェイスに付いている
MIDIを使って同期させるつもり。
どちらかがマスターどちらかがスレーブ。

そしてUSTREAMでの配信を行う。
ライブの生放送。
スタジオには無線LAN完備だから
WIFIでばっちり配信できるだろう。
たぶん。

今回借りたスタジオの部屋はいつもの
ドラムセットのある部屋ではなく、
レコーディング時のコントロールルーム的な部屋なので
ちょっと面白い事ができそうな塩梅式。


懸案事項1
そもそも同期できなかった場合。
踊り狂う。

懸案事項2
最上階の部屋だから無線LANが届かないんすけど。
踊り狂う。


--------------------------------------------------
2011/12/17 (sat) 17:00 - 17:30
dewey Studio Live by USTREAM (@YoyogiNoah)
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

普段は鍵盤燕尾服と太鼓白衣でトホホガレージテクノだけど、
今回はMIDI同期したMacBook2台でAbletonLive8を
ギャニュギャニュと弄ったあげくに7階の窓から
放物線投棄するといった実験的なスタジオライブをお届けします。
iPhoneで撮影配信するぞ!
見てねッ

test → wifi test live ver1.02

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2011/12/12

(No.1574): 配信告知


あーあー、テステス。。

今週の土曜日です。17時からです。
デューイです。deweyです。ライブです。
スタジオでライブやります。
USTREAMで配信します。生です。ライブです。
生放送します。録画もします。ライブでライブです。
ギャニュギャニュです。

以下、番宣。

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2011/12/17 (sat) 17:00 - 17:30
dewey.studio.Live.USTREAM [ @ YoyogiNoah ]
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

普段はキーボードさんとドラムさんでガレージテクノだけど、
今回はMacBook2台でギャニュギャニュ・エレクトロで実験的な
スタジオライブをお届けします。
iPhoneで撮影配信予定!
見てねッ

test → wifi test live ver1.02

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2011/12/11

(No.1573): 表敬民家


実は数年前からとても気になっている家がある。
五日市街道沿い東京都某所に存するある民家。

その民家を見る度に心が一際に落ち着くのだ。
うまく表現できないのだが、
強いてあげるなら「落ち着く」ともいえるし
「わくわくする」とも言える。
いずれにしても、非常に気持ちのよい気分に
してくれる民家、建物なのだ。
うむ。
そうだ、ともすれば「懐かしい」という心象を
伴っている事にも気付く。

その民家の構造は、おそらく昭和三十年代以前の
平均的な間取りなのではないかと思う。
一見すると、大工さん、或いは工務店のような
佇まいを見せる。
その民家の身なりはこうだ。

道に面して、ガラス戸が横並びしており
(このガラスも波打っている古いもの)
その内側が縁側然として三和土にもなっており
すぐ上は板の間と思われる。そして襖を隔てて
その奥には畳の居間らしき部屋がある。
しかも、特徴的なのは縁側然とした板の間の
端には急な階段がしつらえてあり、
上階へ続いている。
つまり所謂玄関はなく、くだんの板の間というか
縁側というかガラス戸の横並びというかが
つまり玄関の体をなしており、
しかも夜になるとそのガラス戸の横並びの
軒下に、丸い球状の白濁ガラスに電灯が一つ
灯っているのだ。

そういうわけで、ちょいちょいその民家前を
クルマやバイクで通過しているのだが、
たまたまそこを通っているだけなので
わざわざ停まって、じろじろ家の中を
覗くわけにもいかず、だから、上記の詳細な仕様は
この数年の間にそこを通過するほんの1秒足らずの
内に様々な情報を摂取しようと努めた結果なのだ。

筆者の勝手な想いとしては、どうかこの先も、
改築などをせずにあの佇まいのままで頂きたい
と願うばかりだ。
筆者にとってこれほど心安らぐ建築物はない。
なぜか無性に懐かしさが込み上げてくる。

いつだったか、ステテコ姿のおじいさんが
居間に座って一杯やっているところを
一瞬見かけたときは、あん時ぁ、
涙が出そうになった。
まるであの時代がそのまま
切り取られたかのようだったからだ。






2011/12/10

(No.1572): 気概一献


数多ビジネス書、自己啓発ものとか、IT関連の専門書も。
申し訳ないがまったく受け付けない。
お話として、心に響かないからだ。
しかし、興味のある分野においては著しく受け入れる。
まったく勝って極まりないことだが、事実だから
しょうがない。
興味のある分野例えば、
神社と人との関係とか、
タンタルコンデンサの効能とか
公開プロキシサーバの需要とか
路面電車のポイント構造解説とか
駄菓子屋の戸棚に並べる商品配列とか。

例えば、仕事を進める上でどうしても必要な知識。
しかし自分にとっては何の興味もなく魅力もない
知識だとしても「仕事」というベースにある限り、
そんなことは理由になるはずもなく、
つまり「お勉強」しなければならないという状況で
普通の大人なら、我慢してでもやり通すはずだ。
なんとかポジティブに考え、そもそれを
モチベーションとしてやり通すという気概。
それは、社会人として当たり前の気概だ。

どこで道を踏み外したのだろうか。
そんなことに何の魅力も感じない体になってしまった。







2011/12/09

(No.1571): 熊猫入庫


クソ寒い雪か霙かそぼ降る中をパンダ車、
通称FIAT Panda100HPの12ヶ月点検で
フィアット屋さんを訪ない、パンダ車入庫。
この前、クラッチリレーズ交換したばかりなのに。
今年はバイクもクルマも入庫多いなー。

担当のメカさんがにこやかに
ちょっと見積もり作ってみましたーなどと
持ってきた見積書の金額を見た刹那、
その場ではぐれスライムと化し、
ずさささーと逃げだそうとするのを
グツと堪えて、ちょいと、あんた
この金額はなんねッと顔を真っ赤に
染めながら、江戸弁でまくしたてる。
10万某円。
どこの世界に12ヶ月点検ではいはいと
10万円も払う馬鹿がいるのかね。

明細を見ると余分なものがいろいろあったので
そいつらは全てお引き取り願った。
・バッテリー
・ワイパーブレード
・花粉フィルター
・エンジン内部洗浄ほにゃらら
以上で部品代と工賃で約5万円分は削った。

しかし、結局残り5万数千円の見積もりになった。
主な内訳は以下の通り。
・基本的な法定点検まわりの工賃など 約33,000円
・エンジンオイル+フィルタ交換 約9,000円
・ドライブベルト交換 約7000円
・ミッションオイル交換 約6000円
合計 約55,000円

約半分にしたがこれでもかなり高い。
が、実はこの行きつけのお店が12月で閉店する。
最後だからやっておくかという感じ。
次回からは池袋店か世田谷店。
それと、オートバックスね。安いから。

バッテリーはオートバックスで換えよう。
バッテリーは確かに寿命があって
突然死するから、注意が必要なんだが
(以前経験あり)ディーラーでやるよりは安いだろう。
まぁ来年の夏前でいいと思っている。




話しは変わるんだけどさー
USTだけど、代々木ノアは無線LAN使えるんだってー。
やたーこれで生放送できるしぃ。







2011/12/08

(No.1570): 有無試験


USTREAM のテスト実施。
iPhone4で撮影。
音入力は昨日記したTASCAM iXZを使用。

先ずは、懸案のWIFI環境をカットし、
3G回線のみでUSTライブ配信した場合の塩梅を試した。
no wifi test live v1.01

なるほど。
先ず画質が粗い。
当たり前と言えば当たり前。
それと、これは後でWIFIでテストして気付いたが
撮影される範囲が狭い。
動画品質はコマ落ちが頻発する。
まぁ携帯電話の電波で送っているので
こんなものか。


続いて、WIFIをONにしてやってみた。
wifi test live ver1.02

もう全然違う。
画質は奇麗。(3G回線より)
撮影範囲も広い。
iPhoneの位置を後ろに下げないと
フレームにうまく入らなかったくらいだ。

総論。
一つわかった事は、オーディオの品質は
3G回線でもWIFIでも変わらない。
これは先ず良かった事。
しかし、やはり断然、WIFI環境の方が良い。

スタジオライブは代々木ノアで行うのだが
おそらくWIFIスポットはないだろう。
下手すれば電波もあまり入らなかったら
やばいな。
まぁその時は、録画方式に切り替えよう。
ライブなのにライブ(生放送)じゃなくなるけど。
いいか。

あ、そうそう忘れてた。
TASCAM iXZ、こいつは全然問題なし。
ノイズもなくクリア。
ただしモノラル入力なので音像は若干変化する。
ベリンガーミキサーのFX SENDで接続したのだが
実質問題はなかった。

本番も同じ構成で臨む。







2011/12/07

(No.1569): 外部入力


洋服ダンスの奥の方に約27年間も蟠った
バブル的な肩パッドツイードジャケットや
4つボタンきっちりUK的ジャケットや
埃まみれ元は何色?的ウールジャケット
などが、有象無象にぶら下がっている様は
まるで局所的残骸80'sなのでiPhone用
オーディオインターフェイスを仕入れる。
TASCAM iXZ

正確にはオーディオインターフェイス
というよりも、外部入力アダプター
といった方が近いだろう。

iPhoneはプラグからの入力の場合は
モノラル入力となる。
本機には1chのモノラル入力があり、
形状はXLRのバランス入力とフォンタイプの
アンバランスのライン入力が一つの
プラグになっている所謂コンボタイプだ。
この入力がそのままiPhoneへと送られる。

ちょいと驚いたのは
XLRはファンタム電源対応で
コンデンサマイクも使用可能というところ。
しかも、ファンタム電源にはなんと
乾電池を使用するのだ。
だから電池を入れる場所がある。
単三2本を使用。そして電池使用時には、
マイクプリアンプも動作し、これで
入力ゲインの調整が可能となる。

電池を入れなくても使用可能。
その場合はファンタム電源と入力ゲイン
調整は使えないが、ライン入力と
ダイナミックマイクは使用可能だ。
なお入力インプットモードは
マイクとラインの切り替えスイッチがある。
ヘッドフォン出力もある。

この辺りの仕様は流石に
レコーディング機材メーカーだけある。
他の製品ではあくまでもiPhoneのアクセサリ
的な製品ばかりで、あまり心に響かなかった。
しかもこれで5000円以下だ。(税込み)


とかなんとか言いながら
実はまだ使用していないのだ。

以下、本機を使用したイベント告知。
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2011/12/17 (sat) 17:00-17:30
dewey Studio Live by USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/dewey-live1

普段はキーボード君とドラム君でガレージテクノだけど、
MacBook2台でギャニュギャニュ・エレクトロな実験的な
スタジオライブをお届けします。iPhoneで撮影配信予定!
-----------------------------------------






2011/12/06

(No.1568): 複雑怪奇


理数系の人はIT業界に向いている
などというのは大きな間違いだ。

筆者の古い友人などからお前は
理系だったから、コンピュータ関係の
仕事で良かったよなぁ
などと言われることがあるが
それは、キミ、大きな勘違いだよと
言ってあげよう。

一般の人が思うIT業界人っていうのは
たぶん、こんな人なんではないだろうか。
PCの前でカチャカチャとキーボードを
叩いてプログラミングをしている
寝る間も惜しんで的だったり
食べ物とかアイスクリームとか残骸が
デスクの周りに散乱してたり的な
そんな人達。
しかもデブ。

コンピュータシステムの開発というのは、
プログラミングだけではない。
プログラミングというのは開発工程の
一つに過ぎない。
どのようなプログラムを作るのかという
設計が必要になる。
そもその設計というもの、いや設計に至るまでの
工程こそがシステム開発のキモといっても
過言ではあるまい。

どういうことかというと、つまり、
システム化の目的は何なのかということ。

受託開発を例にとると。
例えば今までの仕事のやり方だと○○費
(コスト)がかかるからコスト削減したい
という目的であるなら、
今、何が問題になっていて、
どこをどう改善すればコストが下がるのか
といった業務分析をしなければならない。

そこから要件を定義し、大凡何をやるのか
というお題目を作る。
次に入出力どうするとか扱うデータの事とか
画面はどうするとか、そんな仕様を考える。
次にもうちょっと細かいところを詰めたり
実装する際の設計書的なものを
作ったりする。
そしてようやくプログラミング。
その次は今の順の逆でそれぞれの工程に
対するテストを行う。

実際はもっと複雑怪奇であり、
上記例とは別な開発手法もあるが
簡単になぞるとシステム開発とは
上記のような工程を踏むものだ。


しからば問う。
一体この工程のどこに
理数系の得意な人集まれッ!的な
要素があるというのだろうか。

理数系というよりは、ヒアリング能力
業務分析能力、問題解決能力などの
コミュニケーションスキル及び
それらをとりまとめた
ドキュメンテーションスキルを多く
必要とする。

そして最も重要なスキルは、
システム化を図るその業務の知識が
システム化を希望している顧客なみに
必要になるということだ。

つまり、
例えば化粧品屋さんのシステムなら
化粧品屋さんにならなければならないし、
魚屋さんのシステムなら魚屋さんに
ならなければならない、ということだ。
そうしなければその業務の問題点も
見えてこない。


だから、何系というものでもないだろうが
理数系だから向いている
ということではないのだ。







2011/12/05

(No.1567): 眼鏡使用


国津神と天津神をそれぞれに拝みつつ、
MacBookの液晶モニターにへばりついている
トウモロコシのカスに、
民宿「サテライト白夜」の無重力室を
予約しておいて下さいませんか、ませんか、
と懇願してみた夜、やっぱり冬のオートバイは
「御富みぃ〜御富みぃ〜 寒いぃなぁ〜りぃ〜」
と泣き叫ぶ。

六級改号別名ducati m696+のその前傾姿勢は
慣れてしまえばそれほどの厳しさはない。
しかし、あつらえたはずのそれが
思い通りの位置に存しない場合、何やら
乗りにくい事この上ない。

前傾姿勢により、厳しく吟味されるのが首だ。
顔を前面に向ける必要があるため、
首に負担が来る。
しかし、本来は顎を引き、上目遣いにて
前方を見据えるのが正しいフォームだ。
だから、さほど首の負担はないはずだ。

しかし、筆者のこのアンバランスの
種はなんだろうと訝しんでいたが
ようやく原因が分かった。
それは「眼鏡」だった。

筆者は運転免許においては
「眼鏡使用」オプションであるので
必ず眼鏡を装着する。
最近は加齢の所為で、
普段でも眼鏡をかけている時が多い。

話しを戻す。
この眼鏡の所為で、顎を引いて上目遣いにて
前方を睨む的なことができなくなっていたのだ。
眼鏡のレンズ面積が小さいのと、加えて
かけている位置で「上目遣い」をすると
視界がレンズの外になってしまうのだ。
つまり、裸眼になってしまうということだ。

だから、レンズ内に収まるようにした場合は
顎を引かずに顔を前面に置いてしまう。
これを解決するには以下の二通りの方法があろう。
一つはコンタクトレンズに変える。
もう一つはフィンガーファイブのアキラ君のような
眼鏡に変える。

コンタクトは問題外。つけたことない。
特にバイクの場合、埃でも入ろうものなら自滅だ。

すると選択肢は一つしかない。
すなわち、アキラ君メガネの適用である。

さぁ、アキラ君メガネを買いに街へ繰り出そう。
さぁ、アキラ君メガネを買いに街へ繰り出そう。







2011/12/04

(No.1566): 週末二選


土曜日
忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー感度サイコー!!!
半分お話仕立てにはなっているものの
過去ナニワ・サリバン・ショーに出演した
沢山のミュージシャン達とともに
実質、清志郎さんのライブ映像で綴る
ナニワサリバンショークロニクル的映画。
今更ながらにいろんなジャンルの人達と
様々なセッションをしていたことがわかる。

しかし間寛平はいいとしても
松たか子ってどんな関係なんでしょうか。
間寛平と細野さんのツーショットのシーンは
見ててなんか切なくなった。

セッションで筆者が一番良かったと思ったのは
ハナレグミとの「君が僕を知ってる」
アレンジがとっても好みだ。

観終わった後、
私は今、忌野清志郎さんのライブを観ていた
という感覚になっていた。
生き続けてるなーと。

新宿WALD9の10Fにはナニサリカフェが。
その入り口のポスター



日曜日
DUCATIアパレルの歳末セール的な催し。
普段は存分にお高いDUCATIアパレルであるので
こういった下層低所得者向けお情け企画があると
ついつい足を向けてしまう。
とはいうものの、80%や90%オフとかそんな
夢のようなお話があるわけもなく
多くても30程度、だいたいは20%オフ。
従って、やはり良いものは、オフといえども
それなりのお値段なのだ。

下層低所得者としてはやはり数千円までオフっている
Tシャツの部類であるとか、そんな塩梅式で手を打つ。

最終日だったので、サイズもXLとかデカイものばかり
イタリア採寸なのでその巨大たるやただ事ではない。
筆者サイズの残っているものから物色した結果
これを買ったという顛末。








2011/12/02

(No.1565): 配信予告


UST探訪。
おい、やい、そんな探訪なんぞしてるばやいか。
それで、チミは、その何かエイブ、
エイブルトンライブエイトのやり方は
もうわかったんだろうな、え、しっかりと
どうなんだ、まさかまだ右も左もわかんねぇのに
一丁前にチミは、エイブルトンをそっちに
うっちゃって、USTなんぞに
うつつをぬかしてるんじゃなかろうな、え、
どうなんだ、チミ、え、どうなんだよとゆっている。

という塩梅式で我々は突き進むのみである。

USTにイベント予定を登録
2011/12/17 17:00-17:30
studio live








2011/12/01

(No.1564): 外部集音


やあやあ、どれどれ、と件(くだん)の
iPhone4でUSTREAM某の研究。
課題は二つ。

一つは、オフライン状態では再生できる
環境とできない環境があることが
わかったことだ。
昨日トホホ撮影した動画をテスト配信
且つ録画したのだが
PCでは再生できるのだがiPhoneでは
再生できない。
それはエラーではなく再生プレイ画面に
「この番組は現在オフラインです云々〜」
が表示されて再生できないのだ。
しかし、他の、例えば平沢さんの
監視5万秒などはオフライン中でも
iPhoneで再生することができた。

USTREAMの各種設定のパラメータに
オフエア設定(オフライン設定の意だと思う)
というものがあり、その設定は
「録画済み番組を再生」
になっているので、
録画した動画が再生できるはずなのだが。
いや、確かにPCでは出来ている。
iPhoneで出来ないのは何か理由があるのだろう。
ひょっとすると、有料サービスを得ないと
駄目だったりするのだろうか。

しかし、まぁ取り敢えず、この問題は
PCであれば見る事が出来るので
基本、放置することにした。


二つ目。
iPhoneをUSTのメインマシンとした場合
特に、音楽ライブを配信するといった場合
さすがにiPhone先生の内蔵マイクでは
如何ともし難い。

ここはそれ、それ用の、つまり
いっちゃんぴったりくるデバイスがきっと
あるだろうと電網を徘徊する。
が徘徊するまでもなく、ここはひとつ
いつもの千葉県に存する件(くだん)の
音楽機材通販サイトを調べてみる。
あるわあるわ。

一通り精査した結果、次の3社の製品の
どれかで手を打ちたい。

TASCAM iXZ

Peavey AmpKit LiNK

IK MULTIMEDIA iRig

iRigはシンプルで良さそうだが
金額的にiXZと数百円しか違わないので
機能が勝るiXZの方がお買い得感はありそうだ。
マイクが直接挿せるし、ファントム電源まで
ついてる。
もっとも今回は持ち込みのミキサーで
筆者の出力と平さんの出力やらを
全てまとめてAUX SENDで外出しして
それをiPhoneへ送ろうと思っている。
従ってLine入力となるのでマイクは使わない。
しかしあれば今後もいろいろ使えそうだ。

ちなみにAmpKit LiNKは他の2製品よりも
かなり安い。
が、ちょいと信頼度に自信がないのでパス。








2011/11/30

(No.1563): 配信実験


何かに突き動かされながら
USTREAMにアカウントを作ったのが昨夜。
MacBookから配信するフリーソフトも落とし
軽く触ってみるが、思いのほかわかりやすく
且つ快適なのでAbletonLive8の難解さが
身に沁みる。

なぜ、今まで積極的に利用しなかったのだろうか
USTREAM。
こんなにお手軽に、事が運ぶのなら。
いろいろな事ができるではないか。

その第一弾。
来月、deweyのスタジオがあるので
そこで練習風景でも試しにライブ配信してみよう。
いや、まてよ。
ライブ配信なら、いっそのこと、
ライブをやってしまおう、リハーサルスタジオで。
そうだ、こりゃいい。
スタジオライブだ。
なんで、今まで気付かなかったんだ。
いや、待て。
そんなことやってる人達は
掃いて捨てるほど大勢いる。
何も新しい事でもなんでもない。
実際、
自分の身に降り掛かってくると
そういうことに頓着がなくなって
しまうから不思議だ。

そんなことよりも、
スタジオで音を出している状況を
ミニライブ然として配信するという方向で
悶々と考えを巡らす。
巡らせているうちに、ハタと気付いた。

今回のdeweyのフォーメーションは
全員がMacBook with AbletonLive8
を実装する予定なのだ。
つまり、MacBookがUSTの配信では
使えないのだ。
MacBookが楽器になるので。
外部カメラや何やらを張り巡らせれば
使えない事もないだろうが、
そんな面倒くさいことはしたくないし
Live8を走らせながらUSTライブ配信
という状況でパワー不足が心配だ。

するってぇと、他にUSTライブ配信できる
デバイスが必要だ。

あった。
iPhone4という素晴らしいデバイスが。
早速、フリー配信アプリをDLしてみる。
USTREAM Broadcasterというアプリ。
使えそう。

しかしiPhoneで配信した場合
どのくらいのクオリティなのだろうか。

テストしてみよう。

何のオチもなく、何の面白みもない
ただ単にiPhoneでUSTが
どの程度できるものなのかを
試したくてテストで配信してみた。

なお、これは実験なので、
音声はiPhone内蔵のマイクから
拾った音のみである。
これ↓
test live

wifi環境下で行ったので現場で
FON等の無料アクセスポイントがないと
少々厳しいかもしれない。
でも、やってみよう。







2011/11/29

(No.1562): 厲兌公孫


Edyってユーロ・ドル・エンの
頭文字だったのね、
と今更ながらに知った昨今、
どうしても皆様にお伝えしたい事柄を
今からつつがなく書こうとしている。


いわゆるツボ。
体のあちこちにあるとされているツボ。
ツボを押すことで体にいろいろな
変化を齎せるという。
正直に言うと筆者は前々から
胡散くせぇなぁと思っていたのだ。
ツボなんぞ。

ところがである。
過日、胃の調子が芳しくなく
軽い吐き気と膨満感的な症状で
難儀していた夜のこと。

太田胃散を服用しても
苦しくて居たたまれず、何か苦痛を
開放できる術はないものだろうか
とネットなどを回遊していた。
胃もたれや胸焼け、吐き気止め的な
ツボの紹介のサイトがあちこちにあった。
藁をもつかむ思いで
それらツボを試してみたのだ。


実感した。
ツボってすごい。
ちゃんと効いたのだ。

もちろん効き方は薬とは違って
直接緩和してくるようなものでは
ないのだが、
実感として楽になったのは事実だ。


筆者が試したツボは以下の通り。


厲兌(れいだ)
これが一番効いたと思う。
胃腸が急に活発に活動を開始した感じ。


次いで
「解谿(かいけい)」
ツボ紹介のサイトがうまく見つからないが
場所は足の甲の足首のちょっと上辺りの
筋のとこ。
江戸時代なんかだとちょうど
わらじの結び目の場所になり、
そこが刺激されて長旅でも
整腸できたとの由。
実は胃腸のツボじゃなさそうだけど・・


最後に
公孫(こうそん)
吐き気止めに効果があるとのこと。


厲兌(れいだ)をマッサージしていたら
おなかがグルグル言い出して
急激に消化されていくのが実感できた。
屁の数も急激に増えて
ガスが抜けていった感じ。

いくつかのツボは覚えておくと
旅先などで重宝しそうだと心底思った。







2011/11/28

(No.1561): 無責任憚


クァーッやんなっちゃった俺ぇー!
と鼻息荒くまくし立てた昨日の今日
如何お過ごしでしょうか。
お過ごしでございましょうや。

さて、
今から26年前、その当時でも既に
結成30周年として世に君臨していた
ハナ肇とクレイジーキャッツ。

1985年、今から26年前、
確か、銀座の映画館で数日間に渡り
30周年記念興行として、数々の映画が
上映されており、筆者はそれを観に行った。
無責任シリーズはもとより
馬鹿タン(※)も上映していたと記憶している。

無責任シリーズでは映画のオープニング、
劇場のスクリーンに大写しで
「植木 等」の名前が出ると観客は
歓声と拍手喝采でそれを迎えた。

26年前でさえ、そんな熱狂的ファンが
大勢いたのも事実だが、
若い身空で(当時筆者は22歳)なんで今頃
クレイジーキャッツなの?
と後ろ指をさされたのも事実だ。

ハナ肇とクレイジーキャッツが
主に活躍した年代は60年代だった。
筆者は幼児期だったのでその頃の記憶は
ほとんどない。
だから本当は70年代のゲバゲバ90分的な
「アッと驚く為五郎」ぐらいが
筆者のリアルタイムなのだ。
だから60年代の無責任シリーズや
その当時の楽曲については大人になってから
知った口なのだ。


そんな名曲を一揃い、つい先月あたり
まとめて購入した。
ちゃんと聴くのは25年ぶりくらいだった。

懐かしさもあったが、
今更ながらに、楽曲及び歌唱の完成度の高さに
度肝を抜かれた。
作詞は青島幸男、作曲は萩原哲晶。
このコンビで数々の名曲が誕生している。

youtubeから拾いもの。








「あんた誰」は青島萩原コンビじゃなかった?ね?でもいい曲。



(※)馬鹿タン
馬鹿がタンクでやって来る
主演:ハナ肇







2011/11/27

(No.1560): 同士密会


金曜日、テクノエレエレ系同士でもあり
且つFIAT Panda100HPオーナー同士である
小ちるさんが休暇を利用して東京へ来るというので
午後の仕事は全てぶん投げて北参道駅前へ馳せ参じる。
そういえば前回はdeweyのライブに
わざわざ来て頂いたのだった。
筆者は当然、FIAT Panda100HPで駆って来たので
同乗して頂き、先ずはいつものイタ雑へ向かう。

「突然行くと言われても買う物もありません」
「ですよねー」
「ガラスコーティングを」
「クラッチリレーズ交換で」
「LEDライト」
「タイヤ交換を」
という有意義な時間を過ごす。

筆者はなんとなくイタリア産フィアットマークを冠した
レギューラーコーヒー豆(挽いたやつ)を買う。
こんなのも売ってたんだ。

その後、小ちるさんご提案の東小金井のカレー屋さん
へ向かう。
開店は18時からというのでゆっくり走りながら
行くのだが、夕方渋滞でちょうど良い頃合いに到着。
しかし、店前まで行くとドアには開店18:30となって
いたため、ヒガコ(東小金井)の南口商店街内
本屋で時間をつぶすがつぶせない。
「あーどうしましょう寒いッ」
「どうしましょうかー寒いっ」
「フィアットフェスタ、伊那に戻らないかなー」
「いやまったくそうです、伊那に戻らないかなー」
「同じ日程ならタイコクラブ行きましょうよ」
「オールですよね」
「オールです」
「パンダリーノッ」
「パンダリーノッ」
「ライジングサンに」
「ライジングサンへ」
「フジロックで」
「フジロックが」

さて、カレー屋さん。
東小金井の「インド富士」というお店。
セットメニューで、2種のカレーが選択できるとのことで
筆者はチキンカレーと冬野菜のカレーを選択

これが、大変美味かった。
チキンカレーは黒こしょうがごろごろと入っており
比較的辛かったがさっぱりした後味。
冬野菜カレーは野菜の甘みが印象的なやわらかいカレー
どちらも抜群に美味かった。
お米は細長いタイプのもの。
ちなみにナンはない。米のみ。

仕上げにチャイ(小)を頼む。
これが、少々癖があったが、
これが本格的なチャイなのだろう。
甘い紅茶牛乳プラス沈香のようなお香の味がした。
筆者的にはちょっとダメな部類の飲み物だった。
勉強になりましたぁ。
(↑クレイジーキャッツの悲しき我が心の節で)

都内在住のお身内の方の家に行くとのことで
小ちるさんを三鷹駅までお送りし散開する。






2011/11/24

(No.1559): 同人伊車


東京モーターショーにフィアット不出展について
フィアットのオフィシャルサイトに何か詫び的な
情報でも掲載されていないものだろうかと
鼻息荒く久々に覗いてみれば、
案の定、東京モーターショーのモーの字も
見当たらないのでアセロラドリンクを
一気飲みしつつ、サイト内回遊していたら
CASA FIATなるオーナー専用サイトがオープン
しているのを発見する。

フィアット車のオーナーなら車種問わずに
誰でも参加できるという。
所謂、フィアットオーナーに特化したSNSだ。
こんなものにいちいち入っちゃらんねぇぜ
と言いながらカチャカチャと登録情報を入力する。
車体番号等を入力し、データベースに照合するらしく
オーナー以外は登録できない仕組みになっている。

登録完了し、ログインしてみたが
サーバースペック不足か
webサーバのチューニング不足か
ページ遷移が重過ぎる。
本当に重い。
且つ、日記だのコミュニティだのといった
某SNSのような塩梅式であり、
コミュニティは二つ三つあるようだが
まだまだ始まったばかりという塩梅式。

オーナー同士の情報交換の場
と謳っているので、実際、コミュニティ内で
活発にやりとりされなければ意味がないなぁ
という印象だ。
おまえがやれよ。
いや、僕ぁちょっと。。
あ、用事を思い出したそいじゃねーぴゅー
そんな塩梅式。

それでも現在410名ほどが登録しているという。
これからなのか、それとも尻切れになるのか
乞うご期待的な塩梅式。
Panda100HPオーナーって何名登録してるんだろう。
そんな塩梅式。







2011/11/23

(No.1558): 異才噺人


Twitterにおいて午後のTLに
立川談志さんご逝去の書き込みを見る。
しかし、情報が錯綜していて本当のところが
不明なままだったが、夕方近くなって正式に
報道されたのを確認する。

過日、落語の話しを拙コラムに書いた際、
立川談志さんのことを少し書いた。
偲びつつ今一度、Youtubeにあがっている
談志さんの落語を見る。
落語にまくらは不要と言っている談志師匠の
まくらだけで半分を費やすという体。
動画ファイルの2/3の後半くらいから
ようやく本編が始まる。
本編が始まった途端、まさに幕が開くが如く
目の前に映像が広がる技。
古典を演じたら天才。
しかしまくらの破天荒加減といったら
良く思わない人達も沢山いただろうと察する。

もちろん筆者は好きだ。
結果的に「すべっている」とわかる話しでも
自分の世界に取り込んでしまうから
談志ワールドではそれもまた構成部品の
一つなのだろうと思う。
4文字放送禁止用語を言ったとしても。

そんなアウトローでありながら
古典噺の実力は天才的という異端児。
もう出てこないだろうかこういう天才は。
合掌。






2011/11/21

(No.1557): 失敗動画


何を思ったのか
六級改号別名ducati m696プラプラに
iPhone用ホルダを付けそれで走行動画を
撮ろうと算段したのだが、実際やってみたら
惨憺たる結果に終わった。
どのうように惨憺たる結果だったかは
実際の動画をご覧頂こう。




問題は、振動による画面の揺れだ。
なんだこの変形空間は。
びよんびよんびよよーんと
街路樹がしなる。
謎の世界。
見ようによると、画期的な動画エフェクトである。

構図も意図した物ではなかった。
本当はメーターブリッジを下に映し込んで
エンジン回転数の動きでもと思っていた。
だいたいメーターブリッジが写っていれば
DUCATI だとわかるだろうし。

だいたい、これじゃDUCATI M696+だって
わからんじゃないか。
マニアの人なら、画面中央から下部に写っている
フロントミニカウルの透明シールドで
ひょっとすっとDUCATI M696+?
だとわかるくらいだろう。

課題多し。







2011/11/20

(No.1556): 生八気付


新しいオーディオインターフェイスを引っさげて
AbletonLive8をこねくりまわすが
その暴虐の仕打ちさえ甘んじて許す。
戸川純の歌詞のようになっていても
全然気にしない、そーゆー体で臨む。

地声を録音してそれを切り刻むか
フォルマントをぐちゃぐちゃにして
無理矢理ビートに合わせる事で
この世の物とは思えない、奇怪な音響を
作り出そうと思い立つ。

SHURE SM57をオーディオインターフェイスに
接続しようとしたが、残念ながらXLR-XLRの
ケーブルが手元になかったので、
XLR-TRSフォンのケーブルで
一旦ベリンガーミキサーに立ち上げて、
そこからオーディオインターフェイスへ
入力することにした。これなら丁度、
ミキサーのヘッドアンプも使用できる。

AbletonLive8で初めて外音を録音する。
まだ概念が完全に理解できていない。
マイクの音がアレンジビューに
録音(記録)されているのはわかるが、
同時再生していた他のクリップも
アレンジビューに記録(録音)されている。
尤も、この動きは過日2Mix出力用に
作業したおりの過程で記録された
アレンジビューのそれであるので、
動きは納得しているのだがしかし、
プレイバックしながらの録音時に
毎回毎回アレが記録されて
出来上がってんじゃ、
やりにくくてしょうがあんめい。

そこのところは、お前ぇさん
いってぇどうゆう了見なんでぇ。
言ってみろこの会議中に発言しながらも
途中で何話してるのか自分でもわかんなくなって
もうにっちもさっちもどうにもこうにも
いかなくなって気が遠くなりかけた事が
ある人とは親近感を覚える野郎がッ。

マジで気が遠くなりかけた。


生物の発する音は人工物ではなく
生きているフォルマントだ。







2011/11/19

(No.1555): 新音出入


手っ取り早く記(しる)そう。
Ableton Live8をMacBookにて走らせていたが
次期deweyやらの構想と妄想と目標のために
素のMacBookでは二者間の同期ができず
頃合いを見てMIDI SYNC必須との由。
従って、
素のMacBookでは二者間の同期ができず
頃合いを見てMIDI SYNCにて接続の儀。
従って、
そのためのデバイスとして
過日拙屑コラムにも記した通り
理に叶ったオーディオインターフェイス兼
MIDIインターフェイスのくだりは
記憶に新しい。

そんなこんな塩梅式を照らし合わせると
こんな作業環境を構築するに至る。

しからずんば、やはり未だにAbleton Live8の
こーゆーことしたいんだけど
どーすればいいのー
といった根本的な疑問が堆く積み上がったと思いねぇ。
おいコラ、てめぇこんな読みずれぇ文章へらへら
書いてんじゃねぇよこの腐れ消費期限切れ二口しか
飲んでない紙パック牛乳野郎がッ
捨てるのも忍びないけど、期限切れて5日経ってる
けどちょっと自信がないよオイラ何時だって自信なんか
ないさ、そうさ、オイラのやることなんてみんな
信じてないさ、だからオイラ旅に出るんだ
追わないでくれ、誰も追う訳ねぇや
そんなオイラもk

見るも無惨。







2011/11/18

(No.1554): 生卵雑話


何をやっても役立たずな筆者がお送りする
今日のアジェンダです。

・生卵憚

白状すると筆者は生卵が苦手だ。
黄身は大丈夫だが、白身のあの
にゅるにゅるとしたところが
どうにもこうにも苦手なのだ。

「卵かけご飯」という料理がある。
実際、何度も食べたことがある。
この旨さは知っている。

しかし自宅ではまず食べない。
しかし例えば、
旅館やホテルでの朝食。
添えてある細長い焼き海苔と
一緒にかっ込む旨さよ。
そんな時は
苦手な白身のぷりゅんとした物体も
いつの間にか平らげている。
しかし自宅ではまず食べない。


先日、仕事での外出時のこと。
皆でお昼ごはんで「松屋」に入った。
生野菜も食いたいなーと思い、筆者は
生野菜セットと牛丼(並)の食券を購入。

運ばれてきた品物を見て驚いた。
サラダと一緒に別の卵用器に乗った
生卵が出てきたのだ。
そうか、「セット」というのは
このことかと合点する。

しかし、筆者は
「松屋?松屋に来たら毎回このセットよ」
的な身のこなしを意識しながら
卵を割り、軽くかき混ぜてから、いや
入念にかき混ぜてから
牛丼の上へ流し込んだ。

おそらく通の人は、
そのまま牛丼に割り入れるのだろうが
その絵を想像するだけでも
身震いしそうだったので
専用器の中で白身と黄身が一体と
なるようにぐるんぐるんかき混ぜたのだ。

白状すると、牛丼に生卵をかけて
食べたのは今回が初めてだった。

なんちゅうー美味さだ。
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが、
全体的な美味しさが勝った。
食わず嫌いとはよく言ったもんだ。
しつこいようだが
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが。

なお、ゆで卵はむしろ好物だ。
「塩」をおいしく味わうにはゆで卵だ。



生卵が苦手だが牛丼にかけて喰ったら
うまかった。
一行で済む話だ。








2011/11/17

(No.1553): 人が無機物と一体化してゆく漫画


その漫画を読んだのは筆者が小学校5年か
6年だったか。
今から37年ほど前になるか。
H君から借りた漫画雑誌。
名前は覚えていないが、確か
週刊漫画雑誌の別冊的なものだった記憶がある。
その漫画は、人が無機物と一体化してゆく
という凄まじいお話で、なんといっても、
その絵が強烈だったので、
少年だった筆者の心に
焼き付いたのだった。

話しは少し逸れる。
数週間前、新宿紀伊国屋の漫画売り場で
なにげなく物色していたら一人の漫画家の
漫画が目にとまった。
その漫画家とは諸星大二郎氏。
何か懐かしい絵図に、あー昔そういえば
うーん、なんだったっけ
どっかで見たなー
という思いで悶々とした。

暫くして、あれが小学校時分に読んだ
件(くだん)の漫画の作者だったことを思い出す。

そうしたら、無性に件(くだん)の漫画が
読みたくなってきた。
タイトルすら忘れている。
いくつかの本屋で探しまくるが
思い出せない。

ネットで調べたら、タイトルはすぐにわかった。
「生物都市」というタイトルだった。
画像検索で一枚だけ見つけた
次は本の入手の算段を模索している。
今ここ。







2011/11/16

(No.1552): 押下変換


世に問う。
以下の用件を満たすオーディオインターフェイスを欲す。

・オーディオ入出力:2in 2out
 XLRやTRSフォンなんかだったらなおさら良い
・MIDI入出力:1in 1out で十分
・USB2.0対応で外部電源不要のバスパワー駆動
・MacOSXに対応(これは当たり前ちゃ当たり前)
・24bit/48KHz 以上に対応していること
・価格は1万円以下

あった。
TASCAM US-122MKII

この製品はほとんどの要件を満たしている。
唯一、価格が若干超えてしまうのだが、
しかし某有名機材通販サイトで確認すると
送料込みで予算額に数百円超えてしまうだけだ。
試しに他の店、例えば新宿西口に大店舗を持つ
某家電量販店の楽器売り場価格を確認したら
予算額に6,000円以上も上回ってしまう。

某有名機材通販サイトでの在庫ステータスは
潤沢との由。
カートに放り込み、決済ボタンをプチコンと
押下する気持ちも晴れやかなる夜空の下
なんで「おうか」って打って「謳歌」だったり
「応化」とか「桜花」とかしかないのだ、
「押下」って変換できないじゃないか
ことえりの馬鹿ぁッ。

と思ったけど、excite日本語辞書で
調べてみたら「押下」って単語がないなー
IT業界の言葉なのか?
いやいやそんなこたぁあるめぇよ。
まぁどうでもいいや。

えーっと、何の話しだったっけ。
あ、そうそう、そういうわけなんで
平さん、準備OKです。







2011/11/15

(No.1551): 林檎傅育


今年4月、ひょんなことから買った
Apple MacBookだが、もう手放せない状況に
なっていることを告げる。

そもそも、objective-cの神様の元、
正しくお清めしようと、そういう算段で
手に入れたMacBookであるが、ところが
富士Qドドンパに匹敵するほどの急加速を伴って
すわ音楽方面へ移行したのが
初夏だったか盛夏だったかという塩梅式。

実はこのMacBook、4月に買ってから、
上述に至るまであまり使用していなかった。
ところがである。
CYRKONやdeweyなどのライブ仕込み関係で
使い始めたのが運の尽き、
一旦使い始めると、快適加減に魅入られ、
Windowsには戻れなくなってしまった。

過日、Mac評を打った記事をへろへろと
記したのは記憶に新しいが
実際、フォントが綺麗だとか、そういうことも
素敵なのだが、最近改めて感心しているのが
起動時間と終了時間である。

だってあーた、
起動時間:29秒
終了時間:6秒
だ。

たった今、実測した正真正銘の結果だ。
この時勢、驚異的だ。

翻って、筆者のWindowsのノートPC。
既に5年選手だが、起動し使用できる状態に
なるまでに、そうさな有に3分はかかる。
これでも速い方かも。
実際、起動はするものの、
バックグラウンドでの各種サービスが
わらわらと立ち上がっている最中なので、
起動直後、ブラウザを立ち上げようものなら
そりゃもう遅っいったらありゃしない。

ブラウザの起動にそれ用の何某がさらに
わらわらと動き出すので余計遅くなるのだ。
何で俺はもうちょっと待てなかったのだくそー
という心持ちになった御仁は
筆者だけではなかろう。

だから、
WindowsとMacBookが並んでいる状況で
電源ボタンを押下する確立は
MacBookがすこぶる高い。

あと素敵なのが、
MacBookのようなノート型にある、
パッド部だ。
ここはiPhoneのそれの如く、
指技がいろいろ使える。
筆者が一番便利だと思う機能は
二本指でツーと上から下になぞると
ウインドウがスクロールできる事。
このユーザーインターフェイスを知ると
戻れなくなる。

ただ、MacBookがそんなに全部が良いものか
といえばもちろん違う。
今、気になっているのは「ことえり」の
変換能力が乏しいことだ。
学習や辞書登録などでチューニングすれば
それなりのものになるのだろうが、
Windowsで使用している
Google日本語入力だと変換データベースが
豊富だし、変換内容がタイムリーだ。
え?Mac版があるって?
流石です。

おまけ
ユーティリティというフォルダの中に
ターミナル.appがある。
UnixとかLinuxっぽい
WindowsでいうDOS窓的なもの。
試しにLinuxコマンドをいくつか叩いてみたら
ちゃんと使えた。
MacでCUIも不思議な感じ。









2011/11/14

(No.1550): 我慢大会


雨の夜、六級改号別名ducati m696を
駆る。
雨だから乗らないとか、
濡れるから乗らないとか、
冬は寒いから乗らないとか、
夏は暑いから乗らないとか、
それじゃあんたいつのるんだね。

ずぶ濡れ上等。
パンツまでぐっしょり。
最高だ。
単車乗り冥利に尽きる。

冬は冬で、街を歩くのさえ著しく厳しい
外気温2度だろうが、駆る。
苦しい。
辛い。お、俺って。。ばかか

もはや寒いのを通り越して、痛い。
そう、グローブなど焼け石に水、
そも焼け石だったらどんなに良いか
それくらい、痛いくらい寒いのだ
冬のオートバイは。
手が感覚なくなる。
しかし辛いが、駆る。
宿命。


過日、
深夜のJR中央線通勤快速高尾行き車内。
遅延により著しく混んでいる。
体が浮くほど混んでいる車内。
ぎゅうぎゅう詰めだ。

そんな電車内で、
携帯で馬鹿デカイ声で電話している馬鹿女、
無理矢理iPadやiPhoneを見ている馬鹿男、
3行くらいしか読めないんじゃないか
と思うくらい丸めた新聞に顔を
へばりつけている馬鹿おやぢ、
カバンが当たっているとか
どうでもいいことで大声で喧嘩言い合い
している馬鹿な大人達。

なんで我慢できないのだ。
たかだか数分〜数十分のことだろう。
それくらい、おとなしくできないのか。
知らない他人に向かって
てめぇ糞シネとか大声張り上げて、
そんな君達を、もうこの世のありったけの
ショボイ言葉で生き埋めにしましょう。

それにしても
本当に我慢できない連中が多すぎる。
そんな連中には真冬のバイクがお勧め。
少しは我慢して下さい。


ちょっとニュアンスは異なるが会社でも。
自分と違う意見が出ると理詰めで自分の
ストーリーに仕立てようとする奴。
しかもそんな奴に限って正論で攻め込んでくるから
始末に負えない。
少しの我慢で、異なる意見を再考するくらいの
器量があってもいいんじゃないか。
自分だけが正しいと思ってる残念な人は
好きじゃない。
式神を放ちたくなる。





2011/11/13

(No.1549): 六級返却


六級改号別名ducati m696
2回目の12ヶ月点検の儀、完了。

思いのほか、いや予定調和的に
四諭吉円という殺伐とした値段に
心安らぐほど肝をつぶした。

以下、覚え書き記録也。
DUCATI Monster696+ 2010y
走行距離12,100km
2回目の12ヶ月点検諸々の顛末は
以下の通り。

12ヶ月点検一式:25,000円
(約25項目点検調整)
オイル(SHELL ADVANCE VSX 3L):6,900円
オイルフィルター:1,920円
オイルストレーナーガスケット:60円
ドレンガスケット:30円
エアフィルター:3,140円
フューエルフィルター:3,710円
他、部品値引きなど:-798円


くだんのタイヤパンク修理の塩梅はどんな
もんでしょうかと確認してもらっていたが
空気漏れも一切なく問題はないとのことだった。
出先での修理では出べそ的ゴムが
びょーんとなっていたが、
キチンとカットしてくれていたため
最初、パンクの位置がわからなかったくらいだ。

点検後、数十キロを走行。
点検前とさほど変わらないが
エンジン音というか排気音が
若干変化したような気がする。
具体的にどう変わったのか表現が困難だが
強いて言うなら、
排気音の周波数帯域に変化があったように思う。
70Hz前後が強調されつつ、
800Hz及び2KHzあたりにピークがある。
中高域はデスモ機構機械音の影響
ではないかと察する。

つまり
基本的にはどうしようもなく
絶好調であります。





2011/11/11

(No.1548): 戦生感想


直後のライブ感想書き殴りにつき
誤字脱字ご容赦。

BATTLES、ライブ。
渋谷AXにて。
オープニングアクト、にせんねんもんだい。

にせんねんもんだい、このバンド、名前すら
薄らとしか知らなかったのだが
女性3人組、ドラム、ベース、ギター/シンセ
というまるでdewey_2ndのような陣営。
BATTLESと同じ手法による音出し。
ミニマル人力テクノというにはあまりにも
ロック的な感じ。
素敵な音楽だと思うけど、
好んで足を運ぶ事はなさそう。
後半、飽きてきちゃった。
もうちょっと1曲を短くして
変化をつけるといいかなー
個人的には。


BATTLES。
今年のフジロックで初見だったが
ワンマンではやはりフェスとは違って
勢い以外のフォースを感じた。

シーケンスはリアルサンプリング或いは
ルーパーによるその場で作成する曲と
あらかじめ仕込まれた曲の2種類あると見た。

どちらにせよ、ドラマーのジョン・ステニアーさん
ヘッドフォンなしでよくモニターできていると思う。
コロガシ的なモニターがハット下に設置されてあった。
見ていると音量調整も手元でできるらしかったので
あれでシーケンスをモニターしているのだろう。

汗だく。
頭上2mくらいのところにシンバル。
ハットの位置もすこぶる高い。
逆に椅子が低め。
キック、スネア、タム、フロアのセット。
それらによって独特のフォーム。

下手のデイヴ・コノプカさんはベース、ギター
それとシーケンス作成等、エフェクト系。
上手のイアン・ウィリアムスさんは
ギター、シンセなど。

どこからか仕込みなのかどこからがリアルなのか
判別難しく、全てが渾然一体となっている。
とにかく、
ジョンさんの超絶プレイが目に焼き付く。
あれだけ大汗かいて、
長時間まるでドラムマシンのように
叩いていてよくぶっ倒れないものだと感心する。
筆者ならもって7分くらいだ。








2011/11/10

(No.1547): 生八出力


CYRKONエビタさんより課題が与えられていた2曲
について、Ableton Live8を弄りながら
ようやく2Mixを出力した。

もうほとんど音楽作品ではなく、Ableton Live8の
操作方法と概念と赤飯をまとめてこねくり回した
という塩梅式。
そんな愚鈍な作品であるが諸々の事情で一般公開は
できない感じなので。
次の機会にて。




2011/11/09

(No.1546): ドド四界


Dodo NKishiさんの数々の作品。
ありがたいことにご本人のオフィシャルな
YouTubeページにて堪能できる。
愉悦至極。

以前にも取り上げた「one thing」も含めて
今一度、お気に入りの作品を掲載する。
一人多重録音を映像動画で行うという手法にも
まして、氏の卓越した各種楽器演奏技術、歌唱力
ユーモアも、作品全体の質の高さに現れる。
できれば、ドラムを叩く氏の姿を大写しで
お願いしたいところだ。
次回はドラム叩きながら歌って欲しい。
mouse on marsのライブのように。






















2011/11/08

(No.1545): 四八馬鹿


しかし、
つくづく会社の人々と話が合わないことに
痛感する。
会社の人というよりも、一般的な社会人と
言い直しても当たらずとも遠からずといった
塩梅である。

すなわち、年代の違いはあるにせよ、
会社の方々の嗜好ベクトルの指し示す方向と、
筆者のそれとはかなり隔たりがある
ということなのだ。

例えば、漫画の話しになったときのこと。
週刊少年ジャンプ云々
ドラゴンボールが云々
週刊漫画誌は学生の頃よく読んだなー
あとヤングなんとか(名前失念)とか
なんとかかんとか(完全に失念)とか
(大人向けの漫画劇画的な週刊漫画誌)
は今でもよく読むなー。

もう全然ついてゆけん。
話しの輪に入れない。
だから無理矢理
ねぇねぇ「ガロ」って知ってる?
と、試しに聞いてみた。

あーなんか聞いたことありますよ
読んだことないけど。
なら、まだ可愛げがある。
なんすかそれ。喫茶店?
というリアクションに
それを言うならバンド?とか聞け
と思ってしまう。

あと、何ともない世間話についても
もう全然違う。
例えば、
週末訪れた家電量販店でwifiルータを
購入した経緯についての蘊蓄話し。
話しの中に仕事関係の事も少し
からませたりしながらのハイソサエティ。

君たちに筆者と旧友Nとのアラフィフ
会話を聞かせてあげたいくらいだ。
真のアラフィフ会話をな。

うんどばばーん
うひゃひゃひゃひゃ
あん、あんた、あん
行きますか
じゃ、たのむわ
ぎょむへ、ふぉ、むん

こーゆー単語で会話する。

(ハナ肇とクレージーキャッツ
馬鹿は死んでも直らない)
を聴きながら





2011/11/07

(No.1544): 呪詛点検


薄給の身の上でいつまで二輪も四輪も
転がしてやがるんでぇなどと、
まったくいけしゃぁしゃぁとごたくを
並べている暇があったら
おっさんあんたのその腹の脂肪塊を奇麗さっぱり
削ぎ落としてから言えってんだ
この横っつべりアンギラス野郎がッ。

顛末はこうだ。
はたして昼の弁当を求めて
件(くだん)の中華料理サンプクの軒先で
同僚のO君と弁当を注文し佇んでいると思いねぇ。
つと手元のiPhoneの着信履歴に
ドカ屋さん(DUCATIディーラ)から
今しがた入電ありアンド留守録ありとの報。
留守録を聞くと、現在12ヶ月点検入庫中の
六級改号別名ducati m696+に交換部品が
二つ発生したとの由。連絡乞う。とのこと。
折り返しこちらから電話。

「交換部品とは?」
「エアフィルタとフューエルフィルタです」
「あーはいはい、交換お願いします」
「わかりました」
「ちなみに、フィルタはおいくらくらいでしょうや」
「えーと3,000円くらいです」
「はいはい了解です」
「それで点検トータルではよんまん△%*円です」
「むぐへッ、よ、よんまん?・・・・・・・」
「もしもし」
「・・・・・・」
「もしもーし」
「ず、ず、ずいぶんかかるんですね・・」
「はー、12ヶ月点検で2万6千某円、オイルとフィルターで
1万某、それと先ほどのエアフィルタなどで
合計で4万某・・某・・某・」

いつ電話を切ったのか覚えていない。
4万の呼び声が遠く雷鳴のようにしばらく響いており
実際、いくらだったのか思い出せないくらいだ。

たかが、12ヶ月点検で4万って
と思って、去年の12ヶ月点検の請求書を
確認してみた。
そしたら、36,570円だった。
なんだー、大差ないじゃん。
あっはっはっは
エアフィルタとフューエルフィルタ代が
プラスになったくらいじゃん。

何ビビってんのよ。
書くネタができて嬉しい、とか
ポジティブシンキングで
いっちょうヴァーっと行くかー!

宝くじ当たれ。





2011/11/06

(No.1543): 消耗雑記


平沢進さんのツイートに貼ってあった
新しいボーカルブース内の写真に写っている
ミキサーはベリンガーの安価なやつ。
過日、筆者がdeweyやCYRKONでのライブ向け
ステージミキサーとして購入したこれよりも
若干安い。
といっても、方や4,480円、方や5,380円である。

それにしても
一昔いや二昔前なら考えられない価格だ。
以前、この拙屑コラムでも記したが、
安かろう悪かろうではないから驚く。
レコーディングにおけるシビアなSN比云々と
言われればそれまでだが
少なくともライブ使用においての入力数、入力仕様、
そしてEQの掛かり具合、信号経路仕様
(例えばヘッドフォン別出力とか)
など運用上全く問題ない。
同様のスペックで1980年代だったら
少なくとも桁が一つ違っていただろう。
下手すりゃ、10万円コースである。

だいたい、
平沢進さんですらモニター用ミキサーとして
使っておられる。
実際は鎮西さんのアドバイスだろうけど。
それだけ信頼性が高いということだろう。
とはいえ安いから不具合があっても
まぁいいかという割り切りもできる製品。
という新しいカテゴリが生まれる。
半分消耗品的な。




それにしても、昨日も殴り書いたLaunchPad。
これを並べてライブという図。
メンバーは皆、16×16個の自照式ボタンを
指で演奏する。明滅と点灯、緑、黄、
オレンジ等の色彩が刻々と変化する。
ことラップトップライブにありがちな
静的なステージが錯覚的・動的なステージへと
遷移できるのではないか。
要修行。





2011/11/05

(No.1542): 生八集会


deweyの次回の戦略として
新たな環境を構築せんがために
Ableton Live8勉強会を
新宿の飲茶喫茶店にて行う。

「特になにも用事はないです」
「何の思いもありません」
「オートメーションを記録するのです」
「セッションビューのいじり具合が
アレンジビューに録音されるのです」
「そういうことだったですね」
LaunchPadです」
「LaunchPad見に行きましょう」

がぜん、講義は白熱し
飲茶店内で音を出しつつ、Live8を弄る

「ソフマップに楽器屋が」
「ないです」
「ヨドバシの楽器売り場」
「ないです」
「それではまた」
「解散」






2011/11/04

(No.1541): 東京車催


東京モーターショーの出展リスト
最初に発表になった頃、
これからだからまだ載ってないだけだよねー
そうだよねーなんて思ってたら
既に開催1ヶ月をきった今の状況でも
この有様ということは、
間違いないのでしょうか。すなわち、
フィアット社は出展しない
ということなのでしょうか。

フィアットどころではない。
四輪のイタリア車のメーカーは
一つもエントリーがないではないか。
フィアット、アバルト、アルファロメオ、
ランチア、ランボルギーニ、フェラーリ、
そしてマセラティ。
一つもない。
なんと華のないショーだ。

前に観たランボルギーニのあの
エモイワレヌ現実離れしたブース。
そういう非日常を味わいたいのに
出展しないとはなにごとぞ。

フィアットなんぞ、あんた、
FIAT500チンクチェントの宣伝とか
もうばんばん出来るっていうのに
何やってんすか、まったく。
FIAT500自体、せっかく大衆的ヒット車に
なっているというのに
モーターショーに出展しないなんて、
一体どうゆう決断なわけ?
全然わからん。
出展にかかるコストに見合う見返りが
少ないということなのだろうか。

そういえば、ジュネーブモーターショーでは
パンダの新しいモデルが発表になったといった
記事を目にしたことがある。
東京モーターショーへの出展はフィアット社にとって
メリットがなく、やはり主力であるヨーロッパでの
発表の方がメリットが大きいという判断なのだろう。
日本マーケットは無視か。

フィアット車がいないショーなんて
醤油をかけない納豆のようだ。




2011/11/03

(No.1540): 点検入庫


六級改号別名DUCATI M696+の件(くだん)の
前輪タイヤネジ刺さり事件を踏まえつつ、
走行距離12,100kmを超えた
定期点検の季節が巡ってきた最初の祝日は、
先ずは土と油と埃と虫が織り成す
旅の蟠った汚れを落とすために水掛洗車を遂行する。

洗車後、奇麗になった車体に火を入れ、そして
洗車の残り水分を乾かすついでに、どれどれ、
ドカ屋さんへ点検予約でもしに行って、
その帰りにでも遠回りになるがナップスに
寄ったりして、一端の単車趣味祝日リーマンきどり
を装おうかと算段したと思いねぇ。

出掛けに、
ひょっとするとイキナリ本日点検やっちゃうような
そんな展開になった時用の待つ時間のための
文庫本でも持って行こうかな、
などと一瞬考えたのだが、
いやいや今日は予約だけしかできないだろう
と踏みとどまり、
本は持たずにライジャケだけ羽織って出掛けた。

ところが、ドカ屋さんに行ってみると
予想に反して予想以上の展開になった。

「12ヶ月点検の予約に来たんですけどー」
「本日置いて行かれますか」
「え?今日ですか!?このまま?」
「はい」
「っていうか12ヶ月点検って預ける式でしたっけ?」
「はいお預かり式です」
「あーそっか忘れてた預けるのかー」
「今日お預かりすれば、えーと19日にはお渡しできます」
「ずいぶんかかりますね」
「最近急に混んできちゃいまして。。」
「そんぢゃお願いします、置いてきます」
「お預かりします」
「前輪にネジが刺さって」
「はう、どこですか」
「ここです」
「フロントタイヤは珍しいです」
「そうなんですか」
「出先だったのでバイク屋さんで修理しました」
「空気漏れはなさそうですね」
「この出っ張りはこのままなんですかね」
「この出っ張りはこのままです」
「一体化は。。」
「しかしタイヤ交換したばっかりですよね」
「そーです。殴って下さい」
「パンクタイヤは交換時期が早まりますよ」
「うぐぐ」






2011/11/02

(No.1539): 興憶世界


なるほど、合点が行く。
一般的に齢四十八にもなる人というのは
「ちゃんと」している人ばかりだ。
積み重ねた年齢に見合う経験や実績があって
それを持って年下へは良きアドバイスを授け
仕事では真摯で且つ積極的な取り組みをみせる
そういう年代である。
まず持って、社会のリーダー的なそんな年代だ。

ところが筆者の場合まったくもって、
落ちこぼれというワードがしっくりくる。
実際、中学生の時分から「落ちこぼれ」だった。
それが連綿と続いているに過ぎない。
根がちゃらんぽらんだからなどという理由は
理由にさえならないことを知らない。
会議中に平気でボケる。
そのくせその場しのぎには長ける。
何事も不完全で燻っている。

そんな昨今、ある真理に行き当たった。
「記録力」と「アドリブ」。
この二つの要素が得意な人は成功する人だ
ということを。

記憶力。
全て頭に入れておくことがベストだが
メモなどで補完しリードタイムが短ければ
概ね問題ないだろう。
筆者は健忘症かと思うくらいすぐ忘れる。
昨日の昼飯も覚えてない。

アドリブ。
別の言い方をするなら
「頭の回転が速い人」ということだ。
空気を読みつつ現状で最良と思われる回答を
即座にポンポンと答えられること。
しかも、上述の「記憶力」とコラボレーションすれば
より一層の破壊力を生む。
筆者は仕事も音楽もアドリブに弱い。
頭の回転が超絶遅い。
遅過ぎて他の人についていけない。


記憶力などは言うに及ばず、
アドリブが利く人というのは
分析能力にも優れており
困難な状況でもそれを打破するための
知恵が生まれる。
従って、
記憶力とアドリブに長けている人は
あいつはデキル奴だ、
この案件はあの人に頼もう、
じゃ君が主担当で、
彼に任せれば安心だよ、
というような信頼を勝ち得ることが出来る。

こんな屁のような屑糞コラムを執筆しているようでは
とても太刀打ちできそうもない。
だから放屁放尿でもして寝るのが一番だ。
つくづく筆者には関係ない世界だ。




2011/11/01

(No.1538): 自己啓発


AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)のスリップオン
吸気も変えないとだめなんだろうか。
しかしこれくらいの押し出し感もないものが
いいなー欲しいなー、
そんなにうるさくなくて、低音がいい感じ
らしい、いいなー欲しいなー、
といった色気を出している場合ではない。
なぜなら走行距離12,100kmオーバー
となりつつあり、且つ定期点検の時期に
入ってきているのだ。
六級改号別名ducati monster696++の人。

近日中に素敵な点検入庫にて、
つい先日も入庫したよなーあれは夢だったのか
夢でしたでしょうかとお伺いしながら
またしても1枚、いやいや2枚以上の万券が
出て行く事になるのだろうか、
どうなのだろう、そうなるのだろう、
だって、あんた、エンジンオイルと
フィルターも交換しないと、
なんたって前回から3000kmは
既に走っちゃってるのだから。

そして、なにより昨日の拙馬鹿屑コラムで
カミングアウトした通り、
フロントタイヤには木ネジ穴を塞ぐための
ゴム栓が収まっておりまするが、
朝や夜の指圧による空気圧確認においては、
全く問題なし、という状況において
日程をば、日程をば、決めっそ。

あーそれにしても、
仕事の文章もこんなんだったら楽だなー。
日本語文法も、ビジネス文章も、
意味のある言葉も、泣き笑いも、鳥そぼろも
さくらでんぶも、鼻水のついたハンケチも
ぜーんぶゴミ箱に投棄。
こんな文章ばっかり書いてるから
会議とかで発言がテキトーになるのかな。
最高だわ。

しかし、休みの日まで仕事関係のセミナーとか
フォーラムとか行くって、尊敬しちゃうよ。
悪いけどぜんぜん興味ないや。
自己啓発力、ゼロ。あっはっはっは。




2011/10/31

(No.1537): 螺子刺突


朝、某所にて六級改号別名ducati m696+を
動かそうとずりずりと後退させたら、
フロントタイヤに松ぼっくりが貼り付いていたので、
おほほほ、こりゃまた風流な、と独りごちながら
しゃがみ込んだと思いねぇ。
指でほいと触っただけで松ぼっくりは、
すとんと地面に落ちたのだが松ぼっくりが
貼り付いていたそのすぐ下あたりのタイヤに、
あるはずのない光景を目の当たりにした。

ネジだ。
ネジの頭が奇麗に貼り付いている。
貼り付いているのではなく、刺さっている。
タイヤに。フロントタイヤに。
8月末に交換したばかりの新品のタイヤに。
8月末に交換したばかりの新品のミシュランの
タイヤに。
8月末に交換したばかりの何万円もした
新品のミシュランのタイヤに。

絶叫する。

ひとしきり絶叫したあと、しかし、なんでまた
こんなことにと物思いに耽る。
最近この辺りでバイク盗難が発生したんですよ
と聞いていたので、もしや夜間、やられたのか、
とも思ったが、ネジの刺さっていた位置からして
タイヤの角度はちょうど地面あたりだったし
ハンドルロックはもちろん、ギアも1速に
入れておいたし、何より動いた跡がなかった。

だいたいパンクさせるつもりならタイヤの横に
穴を開けるだろう。ネジの刺さっている位置から
考えて、筆者が走行時に踏んでしまったのだろう。
なぜなら、タイヤの頭頂部ちょっと左付近
だったからだ。
そして、且つ、そのネジの頭は平型プラスネジ
(木ネジ)なのだが、その頭が走行跡で
ならされているのだ。
この状態で、
高速とかびゅんびゅんと走ったのだ。

絶叫する。

ひとしきり絶叫したあと、冷静に鑑みると
ネジは刺さってはいるが、空気は全く
抜けていないことに気付く。
不幸中の幸いだ。
出先のことだったのでバイク屋さんを探す。
街の自転車屋さんでホンダの原付なんかも
扱っているお店を発見する

すいません、ネジが刺さっちゃったんですけど
修理して下さいと懇願する。

早口の初老の主人が親切に応対。
もうドカティだとか何だとか関係ない。
チューブレスタイヤのパンク修理なんぞ
わしゃもう40年もやってるんだ。
だから頼もしく感じるはずだったのだが
なんか手つきがちょっと大丈夫かなー
といった塩梅式でゴム製三角錐的な部品を
緑色の接着剤的なものでぐりぐりと
パンク穴に差し込まれ、ハイで来ました。
ネジを抜いた直後、シューシュー抜ける
空気にちょっと慌てちゃってたり。

でべそ的なぼっこり部分を残したまま
このまま走ってれば一体になりますと
聞いていたのだが、あれから
200Km以上は走ったているはずだが
一向に「一体化」しない。
しかし空気はぜんぜん漏れていない。

もうちょっと走れば一体化するかしらん。





2011/10/30

(No.1536): 海辺生活


著しく体力と気力が消耗しているので
さっさと終わらせて落ちる事にする。
すなわち、
薮から棒に素晴らしいコースを立案する。
実施。
案の定、ボカァ天才じゃないだろうか
と馬鹿丸出しの回答を二つ三つ放り出したので
列挙する。
・海上の二輪再び
・海岸線のワインディング、全て忘れる
・海の洞窟、船旅
・ネジが留められたタイヤ
・出会い、おじさんおばさん、商売丸出し
・海の国津神
・凍える雨の峠越え

詳細は後日。
でわ、明日もはりきってー






2011/10/28

(No.1535): 挑戦主義


おそらくは適材適所にはなるだろう。
実際、筆者もそう発言し、
他意のないことを強調したつもりだ。
しかし、本心は違う。

もう今までの環境とかそういうのはいいんじゃないかと
せっかく新しいことができるのに、何で今更、
同じような内容をやろうとするのか。
とは言うものの、確かに既存と同様であれば
いろいろ周りが見えるというメリットはある。
正確な見積もりもできるし、何より実績がある。
スキルがある。
特に、カットオーバーが決まっている場合は
それが最優先になるだろうし、そうなればその中で
実現できる方法が選択されるべきだ。
定石として。
だから、理屈はわかっているつもりだ。

しかし、それを踏まえたとしてもだ。
変わっていかなくては将来がないと思うのだ。
だから、そんなことを毎回やっていたら
いつまでたっても変われないではないか。
時には冒険も必要だ。

お前が責任とるわけではないから
そんな軽口が言えるのだ。と聞こえる。
そうだ。その通り。当たり前だ。
だから、むしろ言い募るのだ。

せっかくのチャンスではないか。
そうそうあるものじゃない。
変わるのだ。
食わず嫌いはもう止めよう。
新しい事に挑戦するのは勇気のいることだ。
でもだから面白いんじゃないか。
いつやるかって?
今でしょう。





2011/10/27

(No.1534): 難解生八


あうーあうー、もう盛り沢山で、素敵ー
すてきー
あうー、あうー

気でもふれたか、ついに。
と勘違いしてしまいそうなほどの高機能なのだ。
Ableton Live8。
細かなマイナーバージョンアップもあり
現在は8.2.6という。

過日、おもむろにダウンロードしつつ、そのページには
他に無償で2GB音源10月31日までフリーDLとの文言に
すわこうしちゃおれんと、だらりんだらりんと落として、
落としたその「物体」をクリックしようものなら
勝手にLive8が起動しつつ、インストールしますか
などと聞いてくるものだから、え?ってどういう意味
どーゆー意味なんすか、もう齢四十八のこの
最近腹回りが少々気になってきた正調おっさんの
このシナプス加減ではどうにもこうにも
さっぱりと要領を得ない塩梅式にて
Live8本体アプリにずぶずぶずぶと
このフリーダム2GB音源15,000個以上の音源ファイルを
組み込むというのですか
組み込んでしまうというのですか
それでは、それで是非ともお願い致しましょう
と鼻息を荒げて、インストールボタンをポチンと押せば
ざくざくざくとプログレスバーがバーバーとゆっくり時間をかけて
して、にしらは出来上がったそのアプリの容量がさぞかし
さぞかし、もう、2GBなんぞすっかり超えていよう
どれだけの大きさに成長したのか、楽しみだわい、と
覗いてみりゃ、あんた、ぜんぜん増えてないじゃん
どこにインストールされたんすか、長時間かかって
でも、Live8のブラウザ画面にはすっかり現れているのだが
色気を出して×ボタンを押したら
もうどこへ行ったのやら、行方知れず
と思ったら、なんか奥の方にありそうな感じで

つまり、

今日のこの拙屑難解コラムと同様に
もう、ぱりさつムツカシイのであります。

あ、なんだぁーそういうことだったんだー
あっはっはっ
って早く言いたい。大声で。





2011/10/26

(No.1533): 他転車憚


自転車の歩道走行禁止のニュース
歩道を自転車が走るのは禁止されるので
自ずと車道を走行することになるのだろう。
現状でも、車道を走行している自転車は多いが
車道を走るなら、是非とも交通規則は守って
欲しいと切に願う。

オートバイやクルマで日々公道を走っていて
思うことがある。
自転車がどれだけ真面目に交通ルールを守って
いるだろうか、ということを。
特に、通勤などでMTBやスポーツタイプ系の
自転車に乗ってる人。
先ず、赤信号で止まっている自転車が少ない。
赤信号無視違反ばっかり。
ちゃんと交通ルールを守って止まっている
自転車もいるのに。

しかも、一番危険なのは
赤信号交差点で止まっているクルマの右側から
回り込む形で前へ走り出ること。
これは数えきれないくらい経験している。
特に、青信号になる直前に突然、右側後方から
ビャーと飛び出して、自分の前を通って
左側前方へ向けて走り去るので何度も
ヒヤッとしたことがある。

前方はもとより左右を確認して発車するのが、
オートバイやクルマの規則なので、
これで自転車を轢いてしまったら、
オートバイやクルマが概ね悪いということに
なってしまうだろう。

もしもここで人が飛び出してきたらとか
もしもここで自転車が飛び出してきたら
という事態を考慮して安全運転するのは当たり前で
あるのだが、しかし、それでも、
発車時に突如右後方から飛び出してくる自転車には
躊躇なく驚いてしまう。
だから、せめて信号だけは守ってほしい。

わかる。
確かに、オートバイは道の左側を走行して、
無理に四輪を追い越したり、交差点でも車線間で
止まっていたり、停止線無視だったり
交差点30m内で車線変更したり、といった
交通違反をする輩も多いのは間違いない事実だ。

だから一概に自転車が悪いのではない。
そんな迷惑オートバイを避けようとしている
自転車も多いと思う。
むしろ、だから信号を守って自身の安全を
確保してもらいたい。
オートバイもクルマもそして自転車もだ。
そして、可能なら車道には自転車専用レーンを
作ってもらいたいところだ。
全部は無理だけど。
ここはオートバイは走ったらダメなのよ。
あと、
自転車だって違反すればいろいろある


ちなみに
自転車の運転免許制度には筆者も賛成だ。
小学生でも試験に合格すれば
免許は取れるようにすればいい。
カッコイイ。
オレ、免許持ってんだぜーとか
学校で自慢できる。
一目置かれる。









2011/10/25

(No.1532): 要約四界



dubstep bass with triggered kick


タイム感の申し子。
ダブと生きる。



Vermona Mono Lancet Demonstration


貧者なミニマル物語。
バリアブル教授の生活。



monofon | doepfer dark time


或いは展開を挟む。
ステップとステップの行方。



waiting for MEET THE KNOBBERS liveset!!!


ベッドルームクリエイターの変遷。
深夜3時の定石とベッソ臨界。





2011/10/24

(No.1531): 四→五憚


iTunesで足でまとったあと、
ここぞとばかりにiPhone4にiOS5の
アップデートを執り行う。

至極、簡単。iTunesを立ち上げ、
MacBookにiPhone4を接続する。
すると、勝手に、
バージョンアップするか問い合わせが来るので
ダウンロードしてインストールを選択する。

そしてそのまま放置。
インストーラーが勝手にいろいろやってくれる。
あー便利だ。
最初のバックアップの時間にもよるが
小一時間程度だったろうか。
そんなにかかってなかったか?忘れた。


そして、初回のiOS5起動時は
ウイザード形式での各種設定を行う画面が
立ち上がっている。
AppleIDの入力を促される。
いつものIDを入力したら、セキュリティのために
メールアドレス形式でなければだめ
とのメッセージが表示される。

筆者の既存AppleIDはそうじゃなかった。
しかたなく、もう一つのiPhoneアプリ開発用で
登録してあったAppleID(これはメアド形式)
を入力。
しかし今度はパスワードが弾かれた。
パスワードを忘れた。
仕方なくパスワードを変えてから再度トライ。
今度は無事通過した。

そしていくつかの設定後、
晴れてiOS5が使用可能となった。

おもむろにiPodを覗く。空っぽ。
ビデオを覗く。空っぽ。
アプリを起動すると一瞬で異常終了。
全てのアプリを試すが全て同じ。
iPhone4を真っ二つにへし折り
二階の窓から、世界の平和を願って
放物線投棄。

終了。



ここで終了したら平和は訪れないので
気を取りなおして、iTunesでiPhoneの中身を
みてみる。
iPhoneデバイスを選択し、容量確認のための
データ種別に色分けされているバーグラフを
確認する。
音楽データもアプリも全て無い。
しかし、「その他ファイル」などという
得体のしれない領域が数GBも存在している。
なんかバックアップ的なものなのかどうなの。

もうなんかよくわからなくなったので
恐怖の「同期」ボタンを押下する。
何のためらいもなく。
もはや何者かに操られている。

するとどうだろう、一瞬にして、先の
「その他ファイル」が消えて、
その分の領域が音楽データや動画データに
変化したではないか。

すわ、確認してみると
全てが元通りに戻っている。


ぜんぜんもんだいないよ。







2011/10/23

(No.1530): 窓→林檎


iPhone4のOSをiOS5にアップデートしようと思い立つ。
が、その前にやっておきたいことがあった。
iTunesの諸々を、WindowsからMacBookに移行する
ということなのだ。
今後はApple関係は全て、MacBookにお任せしたい。
であるからして、iTunesの諸々も引っ越し願うという
塩梅式である。

最新のiTunesには「ホームシェアリング」という共有
機能がある。これは同一ネットワーク内のiTunesを
複数のコンピュータで共有できるという仕組みである。
これを使えば、異機種間でのデータ移行も簡単に行えるのだ。

すなわち、Windows側のiTunesをマスターとして
Mac側はログインする的な形となる。
Mac側のiTunesにwin側のデータが表示されるので
そこから音ファイルや動画ファイルを選択して
D&Dすればいい。
アプリもコピーするのを忘れずに。
(※アプリはiPhoneからwinのiTunesへコピーね)
コピー時間はけっこうかかるが待っていれば
そのうち終わる。

コピー完了後、iPhoneをMac側に接続し、iTunesの
同期を実行。
現在のiPhoneと中身は同じはずだから何も起きない
と思っていたら、進行状況に何故か
「アプリの削除〜云々」が出ている。。
ぬほ?んほ?と訝しんでいると
購入アプリが全て奇麗さっぱりとなくなってしまった!
ちゃーんと、アプリもコピーしておいたのに!
どぼじてッ
焦る。

iTunes内でアプリをiPhoneデバイスの上にD&Dして
インストール。
結局新規インストールになってしまった。
おかげで今までの設定内容とか全部白紙。
一番ショックだったのは、画像ファイルが消えてしまったこと。
筆者はカメラロールではなく、写真管理アプリを使っていたので
保存画像ファイルも全て消えてしまった。
通常写真を撮るとカメラロールに常に保存されるのだが、
筆者の場合アプリで管理した写真は、容量の都合で
カメラロールからは手動で消していたのだ。
ショック。。。

なんとか復旧できないものかと調べたら、
iTunesのバックアップファイルからリストアできるらしい
7月前半のバックアップファイルがあったので
そこからカメラロールの画像ファイルをいくつか復旧できた。
しかし、大事な写真と動画が数十枚復旧できなかった。
むっむむ。。

そんなこんなで出鼻を挫かれた格好なのだが
その後、iPhone4にiOS5を入れた顛末については明日。

そいじゃ。




2011/10/22

(No.1529): 二郎生郎


ことラーメンという食べ物に関して
何度かこの屑コラムにも殴り書いているように
ラーメン嗜好(指向)というものは人それぞれに
すこぶる細かいものだ。
特定のラーメンに対しヘビーなマニアに
なるほど、アンチ派や一見などを嫌う傾向にある。
それほどベクトルの角度は鋭い。
なので、角度はゆるゆるの方向で記す。


筆者の嗜好に合致するラーメンといえば
今更聞きたくねぇや感をまるごと背負い込みつつ
言い募るなら、以下の通りである。

・永福町大勝軒
・永福町大勝軒を祖に持つ全ての大勝軒
・草むら(永福町大勝軒の祖であり且つ別系)
・中華そば みたか(江ぐちニアリーイコール)


次点として80年代にしこたま訪れた
うまいラーメンショップ系列のねぎラーメン
それと、マンシュウぎょうざ系列の味噌ラーメン。


ところで、ラーメン二郎。
実は筆者は大変魅力的なラーメンだと思っている。
しかし、これまで一度として食したことがない。
だからランキングにすら載せられないのだ。
食べてみたい。

筆者宅近所にもお店は存在し、常時客が列を
なしているのを確認しているし、
そも例の注文時のコールであるとかも承知している。
そういう所謂「仕来り」的なことも
敷居が高い理由の一つなのだが、やはり恐るべきは
あの量とアブラの凄さではないだろうか。
少食の筆者であれば
せいぜい1/3が限度かと思っている。

過日、dewey平さんが練習前に食し、スタジオで
卒倒していたという場面を目の当たりにしている。
あの平さんをしてどれだけ過酷な食べ物であるのだろう。
その時は心底思った。

一見がちょいと食べるということが辛そうな
ラーメンというのも面白い。
が、未だに食べる勇気が出ないのだ。

ちなみにこのサイト ラーメン二郎PC店は必見。
見てるだけで満腹だ。









2011/10/21

(No.1528): 夢記絶界


最初は緩い登りだったが進むにつれ
傾斜角がキツくなってきた。
天気は晴れ。
青空に白い雲が流れている。
どこかの山というか高原というか。

周りに高い木立はなく、道の両脇には
ツツジ然とした背の低い植物が
どこまでも茂っている。
花は咲いていない。
道は未舗装。
土とも砂利とも違い、粒の細かい砂の
ようなものがパラパラと存し、
しかし、地面は固い。
薄い薄い茶色。

あまりの急な坂に体を地面へ押し付ける。
そうしないと下へ滑り落ちそうだ。
頂上は見えている。
その先には蒼空と雲が流れている。
坂はさらに急角度になってきた。
もはや体を密着させ、踏ん張らないと
転げ落ちる。

落ちそうなので、道の脇にある
ツツジ然とした植物にしがみつく。
ここから先は、坂の角度が90度を越えて
反り返っているではないか。
もはや坂という名詞では立ちいかない。
崖だ。

あと一かきすれば頂上に登れる。
しかし、
ツツジ然とした植物にしがみつくのが
精一杯で、もはやこれ以上、先に
手を伸ばすことができない。

そう思っていると真横を青年が
颯爽と駆け上がって行くではないか。
ズサササーと砂埃を巻き上げながら
頂上の上に消えた。
その青年は淡い紫色の線のチェックの
カッターシャツに白い運動靴を履いていた。
(上まであがれて)すごいなー
いいなーと羨望している。


そうこうしていると大地がグゴゴゴゴと
動き始めだではないか。
あなやッ
反り返る角度がさらに増してきた。
限界だ。
もう冷や汗をかきながら、もはやこれまで
と思い、ツツジ然とした植物をグツと掴み
エイヤッと体を反転させて上へ伸び上がった。


物凄い尿意で目覚める。
放屁&放尿後、二度寝。









2011/10/20

(No.1527): 生八鍛錬


おい、おまえ、一体いつになったら
ちゃんとやれるんだ、おい、
おい、とゆっている。
ははッ何のお話しでございましょうか。
そんなこともわからんでのこのこわしの前に
やって来たというのかこの揉み上げ表具野郎がッ
オまえオまえドしてヤらねダつつヤらねダつつ
という先頭アクセントの3連符で
まくし立ててからのAbleton Live8何某。

先ずは、過日CYRKONエビタさんより送られてきた
素材MP3の2曲を、チュートリアル的にLive8にて
あーでもないこーでもないと弄っている。

しかし、どうにもこうにも良い塩梅にならない。
良い塩梅というのは、つまり、
ぐッちゃぐちゃに磨り潰してペースト状にして、
皮の固いパンの上に塗り塗りして、
塩と黒胡椒を一振りし、270度加熱済みの
オーブンへ投入後14~5分焼き上げる式の音塊。


オーディオエフェクトをいろいろ試しながら
ぐちゃぐちゃ加減を体験していく。
CubaseにはないVSTもあってなかなか興味深い。
エフェクタの選択はエフェクター毎ではなく、
場面に特化したプリセットが登録されている。
例えば、キックにかけるEQ、2Mix用に設定された
リミッターとか。

トラックの概念はCubaseと同じなので
ぐちゃぐちゃ加減の種類を増やすには
トラックを増やさなければならない。
ただし、延々再生しつつその中で
リアルタイムでエフェクト等の抜き差し、
且つパラメタの加減などを操作した
その過程の音自体を外部に保存できるなら
それが、焼き上がった証左だ。

ただし、同じ事をもう一度やって欲しい
というリクエストには応えることが難しい。
何故なら、アレンジビューへの録音や、
オートメーションを書く、といったことを行えば
トータルリコールは可能なのだろうが、
筆者の今のスキルではそれはできないからだ。
まるで
四半世紀以上前の筆者の制作環境のようである。
即ち、メモリのないモノフォニックシンセで
一期一会的な音色を作り出す所業に似ている。
あの音、どうやって作ったっけ、という始末。



おいおい、何を言い出すかと思えば、
これが欲しいだのと、10年早いわッ
その前に基本くらいマスターしろ。
ははッ御意。


ちらッ
でもかっこいいなー。。







2011/10/19

(No.1526): 常時逓伝


それにしても、
1年前に一体誰が予想しただろうか。
日常的に生活圏の放射線量を
計測することになろうとは。


暁に喰み、黄昏に散る。
違命の果ては、三界の壁。






<レギュラー陣>

・その一(髭のセパハン)
黒のYAMAHA SR400。
リアフェンダーを外し
(或いは小さいものに交換?)、
そしてセパレートハンドルを装着。
このセパハンの垂れ角がキツイ。
40度くらいは下を向いている感じ。
タンクに干渉しないのか。
ライダーは髭を蓄えた三十路後半
と思しき男性。
肩掛けカバン(防水)と半分ライダー
専用防具的な感じのする扮装。
靴はブーツ。
運転はわりと真面目だが
無理な追い抜きをすることもある。




・そのニ(虚勢の虎)
メーカー不明、国産原付2種。
改造箇所なし。
めがね顔のおじさんライダー。
といっても
筆者よりも若干若い気がする。
四十前半くらいか。雨でもないのに
黒いレインスーツ系を着用。
かなり粗い運転だったが、
大人しい乗り方に激変した。
おそらく捕まって残り点数が厳しいとみた。
しかし
最近また粗暴が目立つようになっている。




・その三(白の轟音姫)
白のYAMAHAドラッグスタークラシック。
30歳代前半と思われる髪の長い
女性ライダー。
マフラーを替えているのか
かなりうるさい排気音。
遠くからそれとわかる音。
ハンドルも交換したのだろう
左右に大きく張り出している。
白のライダージャケットの腕には
西部劇のガンマンのような短冊ひらひらが
ついている。
大きく張り出したハンドルの所為か
至極安全運転。




・その四(我儘ムルティ)
赤のDUCATI ムルティストラーダ。
見たところフルノーマル。
ライダーは不明。おそらく男性。
後方から韋駄天の如く抜き去るシーン多数。
運転はかなり粗い。車線無視。
無理な割り込み多し。




・その五(六級で十分だ)
黒のDUCATI モンスター696+。
ハンドルを高さノーマルでショートに替え
ミラーはイモラに、シートをドカパフォに
変更。
ライダーは四十代後半の冴えない男。
股間の状況を常に気にとめつつ
運転はメリハリを心掛けている。
低速バランスとニーグリップに拘る。











2011/10/18

(No.1525): 以後仮想


2007年頃に日本でも取りざたされた件。
すなわちリンデンラボのセカンドライフ(SL)。
公式サイト wiki

やり始めた頃の拙屑コラムにも
いくつかの記事を読むことが出来る。
2007年~2008年くらいまでは筆者も活発に
活動していた。
些かに土地を取得し、8部屋の二階建て
アパートを自作し、アパートの賃貸事業を
展開していた。
後に、土地も扱うようになった。
(結局売れなかったけど)

最盛期には、アパートは満室御礼状態で
日本人以外の住人もいたりでけっこう
賑やかだった。

しかし、その後インする時間がだんだん
減ってきて、去年には512sqmの自宅のみを残し
全ての土地を処分した。
今年などは2回程しかインしていない。


あれほど各種メディアからも注目されていた
セカンドライフは今どうなっているのだろう。

今のセカンドライフに関するブログや記事いくつか
(2008年当時の記事も含む)

セカンドライフの失敗から学ぶユーザビリティ
今セカンドライフはどうなっているのか?実際に始めてみた
セカンドライフは成長を続けていた
Second Lifeは終わらない
増えるユーザー、成長する経済



平等をきすため否定的な記事と肯定的な記事を貼った。

何が起こったのか。
2008年あたりから、参入していた大企業が
ぞくぞくと撤退をはじめ
そしてユーザー達は一様に「つまんねぇッ」、
「時間の無駄ッ」「何をすりゃいいんだッ」という
捨て台詞と共に去って行った。
そして昨年は
SecondLife運営のLinden Lab、CEOが退任
SecondLife運営会社が従業員を削減
といったニュースもあった。



そんななか昨日、久々にSLにインした。
MacBookから。
Macからは初めてだったが、ビューワーアプリを
ダウンロードし、ログインするまでたったの数分。
何の問題もなく自宅前に出現した。
新しいビューワーのおかげなのか
以前にもまして描画もさくさくと動き、
随分と軽い。

人が減ったと聞いていたわりには
筆者自宅周辺には7~8人が活動していた。
これだけいれば十分だ。
筆者の自宅があるのはメインランドのAxelという
名前のSIMで、レーティング区分General(昔のPG)
である。
ちなみにここら辺りは日本人は滅多にいない。

久々に戻ってみれば、自宅庭に誰かのクルマが
捨て置かれていた。
ポルシェだった。
ここに置かれては困るので返却してあげた。

しばらく辺りを飛行してみる。
(SLではプレイヤーは空を飛べる)
随分と景観が変わっていた、特に気になったのは
立ち入り禁止設定の土地が増えていること。
あっちもこっちも。
だから飛んでててもすぐに境界ラインに
ぶつかってしまう。
ふーん。

懐にある、お気に入りURLから
日本人SIMへテレポートする。
もうすっかり様変わりでもしているだろう
と、思っていたのだが
驚くべき華麗に昔の日本の街が再現されており
長屋然としたものが全てショッピングモールに
なっていた。
しかし、23時なのに人っ子一人いない。
それでも、懐かしくていろいろ見て回る。

噂によると、一般人はみな退会してしまい、
残っているのは3Dクリエイター等の方々が
多いという。あとは物好きな輩など。

筆者は3Dクリエイターではないが、
この世界に何か惹かれるものを感じてしまうのだ。
何故そのように思うのか、その原因が
わからないので未だ留まっている。

最期にこちらのブログを紹介。
現役のSLer様と思われる。
2011年にセカンドライフを始める人へ










2011/10/17

(No.1524): 昭和物品


昭和非合理的素敵生活物品の探検シリーズ。
其ノ二。


・汲み取り便所の蓋

いやいや、これは極めて合理的な仕様である。
何故なら、汲み取り式所以に開口部からの糞尿臭
を遮断させるための「蓋」だからだ。
筆者宅では、確か木の蓋だった。
取っ手が四角い木片になってて蓋自体は木の板。
そういえば、「蓋」は用を足している最中は
どこに置いておくんだっけ。
横の壁とかに立て掛けるんだっけ?
忘れちゃった。



・汲み取り便所の戸

金かくし便器正面の壁下部に、
もう床ぎりぎりの位置に建具として
高さ三寸程の引き戸が左右一対に
備えられているのだ。
それを開ければ、外の世界だ。
つまりしゃがんでいる前方下部に戸があり
それを開けることで空気が入れ替えられる
という趣向だ。

この扉はそういう使い方なのか、
或いは便所の飾りなのか、
目的は定かではないが、実は筆者はこの建具が
大変好きだった。
子供の頃、うんこしながらよく開け閉めした。
通常の引き戸のミニチュアのようなものだが
ちゃんと開閉出来るし、作りも見事だったので
子供心に妖怪の出入り口ではないかと
思っていた。




「便所の蓋」と「戸」
「ちり紙」と「ちり紙の台」も写っている





・汲み取り便所の煙突

汲み取り式便所の糞尿を溜める便槽が埋まっている
上に立っているもの。
頭頂部には傘がついており、
扇風機みたいな羽がカラカラと回る式の煙突。
おそらく、便槽から発生するガスの類を抜く
ための装置だと思う。
消臭の意味合いもあるかもしれない。
従って、極めて合理的なものだ。
全然非合理ではない。
少々趣旨とは異なるがそれもまた良い塩梅だ。




こういうもの










2011/10/16

(No.1523): 非携帯憚


iPhone4S、予約一日だけで100万台(世界で)。
蓋をあけてみたらこんな塩梅式だった。
ことAppleという会社には世界中にアンチ派も大勢いる
というのに、この勢いは商売的に考えたら、
ガチで大勝ちしたのと同義だろう。

日本もついにauでも発売したし、
ガチで「売れる」商品という図式は
揺るぎないものとして、しかし、内情は
Appleからの条件などで、
四苦八苦といったところだろうか。
au、SBの合戦が個人的には楽しみだ。
やはりライバルがいなければ消費者への還元も少ない。


さて、筆者は去年の夏前頃からiPhone4を使っている。
iPhone4にするまではauの0円ケイタイだった。
0円ケイタイというのはいわゆるガラケーとも違う。
すなわち、
ワンセグもお財布ケータイも何にもついていない
ただのメール&電話機能のみの、
何世代も前のケータイのことなのだ。
だから、筆者にとって、ケータイというのは
メールが使えればあとは必要がない。
電話なんかもほとんどしない。
まして、「ケータイ」についている
それ以上の機能など全く興味もない。

だから、ケータイは捨てた。
もう必要ない。
ケータイを捨てて、iPhoneにした。
iPhoneは筆者にとってケータイではない。
iPodのような音楽プレイヤーとか或いは
Macintoshの一種というカテゴリだ。

メール機能自体がおまけ的存在で、
電話などはおまけのおまけのおまけくらい
なくてもいい。
メインはやはり音楽プレイヤーだったり、
電子楽器アプリだったり、Twitterクライアントだったり
動的な地図帳だったり、デジカメだったり、調べもの用の
ブラウザだったり、アプリ開発関係の諸々だったり
つまりそういうもの。

しかし、そんな機能を飲み込むべく、
筆者がiPhone4で一番気に入っているのは、
Retinaディスプレイだ。
この美しさを見てしまうと、他のスマートフォンの液晶や
ガラケーの液晶に薄い白い膜が一枚がかかっているように
見えてしまう。
いや冗談ではなく、本当にそう見える。
それほど鮮烈だ。

その次に気に入っているのはバッテリーの持ち時間だ。
普通に一日使っていて、70%を切ることがほとんどない。
電波強度が貧弱な地域の場合は比較的電力消費が
激しいが、それでも50%台くらいしか経験がない。

信じられないかもしれないが、筆者の場合
朝出掛けに100%満充電なら夕方になってようやく
95%くらいになっている、という状況がほとんどだ。
日常だったら3日くらいは普通に持つだろう。

ちなみに、4Sにはしない予定。(希望的観測)
筆者の場合、4で十分。(希望的観測)
でもiOS5にはいずれアップデートする予定。





2011/10/14

(No.1522): 旧態街佇


事情で山梨方面を訪なう。
復路、少し遠回りをする。

いつも使用している高速道路には乗らず、
下道で回ってみる。
奇麗なバイパスができていて
ああ、イマイチな道になってしまったなと
思っていたのだが、数キロ進むと
昔の旧道然とした国道に戻った。

途中、いくつかの街では昔の佇まいが
ちりぽりと散見できてはいたが、
やはり2011年ともなれば、
ほとんどが新しい街に生まれ変わっていた。

そして、T市に入ったのだが、
街全体の佇まいに息を飲んだ。
というのも、そもそもT市というのは
そこそこ大きい街であるし、
それこそ新しい町づくりが行われている街
と、ずっとそう思っていた。

ところが、主要国道が目抜いた軒が並ぶ
街の中心街において、一世代いや二世代前
ともいえるほどの街の佇まいが
繰り広げられていた。

あのタバコ屋の佇まいはなんだ。
昭和三十年代ぢゃないか
あの雑貨店の家屋ははなんだ、
昭和三十年代ではあるまいか
いや、建物ばかりではない。
扱っている商品がまるで年代物ばかりではないか。

もちろん、最近オープンしたと思われる
小奇麗なシャレたお店も存在している。
しかし、圧倒的に昔の佇まいの軒が
連綿と続いているのである。
角を曲がっても、まっすぐ行っても、
もう街全体が、そんな塩梅式なのである。

これは、今度、旧友Nとじっくりと調査を
しに来ないとならないだろうと誓った。
普段、高速道路ではこのあたりなどは一気に
通り過ぎてしまっていた場所である。
高速の下にこのような素敵な街が存在していたとは。。

いや、実を言うと今から15年ほど前、
それこそ旧友Nと別件でここを通った際、
「見知らぬ街の床屋で散髪しよう」
というイベントを執り行った街だったことを思い出した。
しかしあの時は今ほど、この街の素敵さ
を感じ取れなかった。

なお、今回その床屋さんも発見したが、
しかし既に店をたたんだようだった。







2011/10/12

(No.1521): 林檎雲海


実は最近の拙屑コラム(これ)の執筆は
MacBookでやらかしている。
それは、くだんのAbleton Live8を某しないと
いけないので、某ついでにWindowsマシンを
いちいち立ち上げるのが面倒だからなのである。
こういう日本語文法がちょっとアレな塩梅もまた
オツなところだ。

さて、
巷ではくだんのiPhone4Sを試してみました的な
記事などもちらほら散見できるご時世、
どんな塩梅式なのでしょうかとつらつらと
読み込んでみると、やはり、キーワードは
iOS5とiCloudである。

筆者は特にiCloudに関心を寄せる。
無料のストレージサービスは掃いて捨てるほど
あるが、それらとはやはり一線を画す仕組みのようだ。
しかも説明によると、Appleデバイス以外にも
Windowsマシンからでさえも使用できるというのだ。

写真や動画、音楽データ以外でも
連絡先、カレンダー、Eメールなどのデータを
クラウドに保存でき、それを自分の他の
デバイスからでも利用できる。

例えば
iPhoneで撮影した写真をその場でMacからでも
閲覧でき、且つMac上で編集したものを
iPhoneでも見られるとか、
iPhoneで撮影した動画をその場でiPadからでも
鑑賞できるとか
そういった使い方ができる。
つまり、iPhoneからiPadへデータを移動したり
或いはコピーしたりすることなく共有できている的な
塩梅式なのである。

そして、特筆すべきはこれら一連の動作の中で
どこかのサーバーにログインしたり、認証したり
する作業が一切なく、全てはいつも通りのやり方で
良いというのだ。
つまり、
ユーザーはクラウドを意識することなくクラウドを
利用できる。
ただし、5GBという範囲である。
それ以上は有償である。

このモデルこそ、真のクラウドを実現できている
のではないかと思う。
元々クラウドというのは、自前でサーバーを運用する
ことが専門的で難しいため、
サーバー管理をしなくても利用したいといった
ニーズが形になったサービスである。
従って、iCloudはただしくそれを実現できた
クラウドサービスの一つだと思う。





2011/10/11

(No.1520): 小津二編


筆者は
1953年 小津安二郎監督の「東京物語」に
笠智衆演じる主人公の平山周吉の次男で
戦死した昌二の妻、原節子演じる平山紀子が
務める会社の風景に、ひどく心を寄せている。

すなわち、皆一様にデスクに座り
パチパチパチとソロバンを弾いているだけ
なのだ。
一体何の仕事なのだろうか。
ちなみに電話は各自の机にはなく、
壁に掛けてある電話機だ。
誠に落ち着く風景だ。
あすこで働きたい。


筆者は
1959年 小津安二郎監督「お早よう」の
舞台となっている東京新興住宅地の
5軒並びの建売住宅の風景に、
ひどく心を寄せている。

すなわち、お腹を壊してパンツを
汚してしまう子供を叱りつける杉村春子と、
オナラが呼びかけられた声と勘違いして
何よと何度も聞き返す高橋とよに、
心が和んでいるのだ。
誠に落ち着く風景だ。
あすこに住みたい。











2011/10/10

(No.1519): 本田終了


ホンダ、二輪終了のお知らせ
というのはこの記事のコメントの大多数が
ホンダへの苦情であるからして。

どちらかといえば筆者もコメント群に賛同する。
確かに、オートバイの市場はニッチであると思う。
それだからこそ作り手はバイク作りの心意気を
我々にみせて欲しいのだ。
こんなこと言われちゃったらミモフタモナイ。

コメントにもあったが、DUCATIやBMWや
HDは作り手自身もバイク乗りでバイクが好きで、
そんな連中がとことん納得して作っているのだ。
この記事を読むと今のホンダはバイク好き、
或はバイク乗りがバイクを作っていないのではないか
と思えてしまう。

確かに筆者も高出力高回転バイクがいいとは思わない。
しかし、
DUCATIやBMWなどを「盆栽のようなもの」
と発言しているこの人は、おそらく
DUCATIに乗ったことがないのだろう。
そんな盆栽のようなバイクは
「ホンダには作るのは無理」と言っているが、
当たり前だ。心意気の次元が違う。
取締常務執行役員だか何だか知らないが
もしかしたら、このおっさんは
二輪の免許すら持っていないのではないだろうか。
今すぐ出直してこい。

と、いいたいところだが、文末の
「700ccエンジンを新開発」は気になる。
素敵な排気量だと思う。
だから、粋なバイク、作ってよ。
そのホンダの素晴らしい技術で。期待しています。






2011/10/08

(No.1518): 昭和入庫


パンダ車別名FIAT Panda100HPの
クラッチリレーズシリンダー交換のため
フィアットディーラーを訪なう。

過日グリスアップを施してからは
顕著な不具合をみせていないのだが
1年前からの症状であり、やはり長時間
または渋滞時などでシリンダーが暖まると
クラッチペダル踏み込み奥に抵抗を感じるし、
戻りも渋くなってくる、であるからして
ここで部品交換によって完全に
払拭したいという心持ちだ。

土曜午後のフィアットディーラーには
何組かのお客さんもおり
やはりFIAT500人気の衰えはまだ感じられない。
店内展示車両のほとんどがFIAT500シリーズで
埋め尽くされている。
アルファロメオは2台くらいだったか。
パンダなど、面影すらない。

パンダ車を入庫させ、JRの駅まで歩く。
駅までの裏道はお気に入りのコース。
そのコースの途中に、
昭和の面影が小さく残っている場所がある。
昭和30年代に建てられたと思しき木造の
民家があるのだ。
その家屋の雨戸の造形が素晴らしい。
写真を撮ろうと思ったが、お店でもなく
普通に人がお住まいの民家なので写真は
遠慮した。

ちなみに、
この街は北側の一部が古道具屋街でも
有名なのだが、そういったお店の
店構えなどにはそれっぽい昭和の匂いを
感じさせる作りが多い。
しかし、このお宅は古道具屋さんではなく
ただの普通の民家のその佇まいが
なんともいえず自然の存在感なのだ。

筆者の子供の頃、昭和40年代前半では
こんな風な家ばっかりだったように思う。
そういえば筆者自宅もそうだったなーと
感慨深い。

ちなみに、この民家の少し先に
やはり昭和30年代〜40年代のものであろう
住所看板のホーロー看板が板塀に
打ち付けられている場所がある。
住所表記が昔のままだと思われる。
極めてレアだ。

それにしても、
東京23区内であるにもかかわらず、
このあたりはよい環境が残っていると思う。





2011/10/07

(No.1517): 二十人格


先日朝、地元私鉄ホームにていつものように
旧友Nに会う。


n 「あんたに問う。坂田なんとか」

f 「さかた?」

n 「昔あんたに聴かせてもらった坂田なんとかの
アルバムを探しているんだけどさ」

f 「坂田って坂田マンボ之介?うふふ」

n 「誰?ちがうちがう、臭せェッこれ腐ってる
とかさコントみたいのが入っているやつ、
ラーメン屋かなんかの」

f 「あーあー、坂田明ねあったあった!」

n 「そ!坂田明!あれさ何ていうアルバムだっけ」

f 「懐かしいねーあんたあれ僕達が高校の時だよ
タイトルなんだっけかー忘れた」

n 「臭せェッこれ腐ってるとか言ってるやつ」

f 「トラック運転手で轢き殺すぞババァとかも
入ってるやつな、何ってったっけ」

n 「いっひっひっひ、そんなのもあったね」

f 「確か、高校ん時に友達から借りたんだったよ
でテープに録音したのをあんたに聴かせたんだと
思うよ、よくまー覚えてたね」

n 「あんたネットで探してみてよ、聴きたいや」

f 「わかったけど、あんた坂田明ってジャズ
ミュージシャンだよ」

n 「あーそうだった、知ってた」

f 「確かミジンコ研究家でもあった」

n 「あ、それも聞いたことある」

f 「タモリとかそっち方面の関係もあったよね」

n 「あんたそのアルバムのタイトル知りたい」

f 「僕も知りたい」


48歳のおっさん2名が朝の通勤時の駅のホームで
こんなやりとりをしていると思いねぇ。
こんな大人にやぁ金輪際成りたかねぇ
といったオーラをびんびんと発する通勤客。

事後、ググったら一発。
坂田明/20人格 だった。

スネークマンショーよろしく、ギャグ的なコント
と音楽がサンドイッチされているアルバム。
この時点で曲をまだ聴いていないので
記憶のみだが、相当面白い。
ジャズ本来を楽しみにしていた場合は
すこぶるがっかりする作品だ。
このアルバムは1980年らしいから、
高校3年生の時だ。


そりでは
さっそく音を見つけに出よう。







2011/10/06

(No.1516): 偉容偉功


Steve Jobs氏が亡くなった。
奇しくもお亡くなりになった10月6日は
(現地時間は5日)
iPhone4Sの発表の翌日だった。
「5」ではなく「4S」だったのは
For Steveという意味だったのか。

本日、ネット上を流れた数々のメッセージは
ジョブス氏を惜しむ声で埋め尽くされていた。
好き嫌いは別にして、いろいろな意味で
偉業を成し遂げた人であろう。
惜しまれて当然である。

ガレージから世界一の企業に成ったという
経営戦略手腕よりも、筆者は氏の技術者と
芸術家との両方の能力が開花した
初代Macintoshの世界観に強烈な印象を
持っている。

それは、たかが工業製品でありながら
熱狂的なファンを世界中で数多く獲得し、
そして彼らがMacエヴァンジェリストとして
布教していた、という事実からわかるように
その世界観は他者(社)と一線を画していた。

吐露すると、筆者は嘗て稀代の
Macエヴァンジェリストだった。
かれこれもう20年も前の話になる。
この話はこの拙屑コラムでも幾度となく
扱ったお題なので、目にしたことも
あると思うが、追悼の意を込めて改めて記す。


筆者のファーストアップルは
1990年のMacintosh Classicである。



Cubaseを走らせるためのコピュータとして
導入したが、それ以降Macintoshという
魔法の虜になり、続け様にMacintosh LC、
Macintosh IISi、PowerBook270c、と導入した。

しかし仕事の関係から、それ以降は
Windowsの人となる。

2003年頃にiPodminiを求め、
久しぶりにApple製品を手にする。
選曲時のクルクルと指で回す動作に
Appleらしい新鮮味を覚える。

2010年、携帯電話をiPhone4に替える。
賛否両論ある操作性でも
ここかしこにAppleらしさが出ている。

例えば、操作ロックを解除する
ロック解除のソフトウエア・レバー。
左から右方向へ指でなぞれば
レバーが右側へ動きロックは解除する。
しかし、勢いつけて右へビュッと
指を動かすと、一旦右側へ行ったレバーが
反動で跳ね返って来てロック解除されずに
戻って来るのだ。

システム要件から考えれば
「レバーを右へ動かしてロック解除」
としただけで機能は満足させられる筈なのに
加えて
「ユーザーが力よく動かした場合は
反動でレバーを元に戻す」
「しかも重力を考えてちゃーんと
バウンドさせてね」

などというロック解除の機能には
関係のない要素を組み込んでいる。
これがAppleという会社の品質なのだ。


そして今年、約15年ぶりに
Appleコンピュータを買った。MacBookだ。
ハードウエアの完成度に驚く。
MacOSXも初めて触った。
長年のOS戦争でWindowsもMacOSも
それなりに成熟しており
どちらが使いやすいとかということは
あまりなくなったように思う。

しかし、やはりMacOSはWindowsにはない
世界観を持っている。
好例はフォントだ。
例えばブラウザでサイトのページを見る。
見慣れたWindowsでは別に何も感じないが
同じページをMacで見ると違和感に気付く。
MacOSではフォントが美しいのだ。

Macで見たあと、Windowsで見ると
まるでコンピュータ黎明期のような
ゴツゴツビット荒削りフォントだったことに
気付く筈だ。

イラレやフォトショ系アプリでなければ
別にゴツゴツフォントでも問題はないのだが
こういうところを拘っている姿勢が
すなわちジョブスAppleなのだと思う。

ジョブス氏亡き後もAppleにはこの世界観を
是非とも踏襲していって頂きたいと願う。
スティーブン・ポール・ジョブズ氏の
ご冥福をお祈りいたします。









2011/10/05

(No.1515): 音楽具備


おーい、聞こえるー?

といういつもの枕で始めながら
粛々と打つ。

筆者はSteinberg Cubaseを20年以上
使ってきた。
だからCubaseでの作業は自分の庭を
散策するかの如くであり、
やりたいことが音楽的思考のまま
解決できる。
どうやれば実現可能かということを
調べる必要がない。
これは創造過程において強大な力である。

翻って、Ableton Live8においては
初心者マークを3枚くらい額に貼って
おきたい心境のスキルしかない。

未だに
セッションビューとアレンジビューの
関係が自分の言葉で説明できない。
こういうことをやりたいんだけど
そのためにはどうすればいいのか
という逆引き的な問い合わせを
ネット上に投げると、スペシャリストの
方々が教えてくれる。
そういう手法を駆使しつつ
正規のマニュアルを読みつつ
実際の作業を行いつつ
試行錯誤の繰り返しである。


まだ満足に曲を制作するという段階には
到達できていないが、Ableton Live8を
ここまで弄ってきた感触を列挙すると
概ね以下の通りである。

・機能が豊富すぎて全体を把握し難い
・直感的なUIであるが、基本概念を
 抑えておかないと何もできない
・オーディオファイルのBPM合わせの処理
 (ワープ機能)は秀逸
・MIDI打ち込みがし難い
・エフェクトのインサートはD&Dで直感的
・制作なのかライブ用なのか目的を
 はっきりさせておかないと作業し難い

こんな感じだろうか。

そもそも
Ableton Liveには「PCDJ」という言葉が
よく用いられるように、DJツール的な
要素を色濃く感じる。
一応はDAWというカテゴリでありながら
CubaseやLogic、ProToolsなどとは
別ジャンルのソフトウエアだと思う。
何はともあれ新しいことに挑戦するのは
楽しい。



Ableton Live8 難しいけど面白い。
一行で済む話だ。








2011/10/04

(No.1514): 心乃旅路


今朝の拙twitterにも書いたのだが
最近、といっても既に1年近くになるか
毎朝、駅までの道の途中で見かける
おっさんの話し。

そのおっさんは、毎朝筆者の歩く道の
途中にあるセブンイレブンの横からひょいと
出てくる。
いつも白っぽい麻のジャケットに
青黒いズボンを穿いている。
既に涼しくなったにもかかわらず
まだ麻のジャケットを着ている。
鞄の類は持たずに手ぶら。

毛髪はかなり少ない。
禿といえばそういうジャンルだろう。
年齢は60歳を少し越えていると思われる。
割りと大柄な人。


そのおっさんは毎朝、
同じ電車で出掛けて行く。
どこに出掛けているのかは不明だが
会社員風ではある。
しかし、
そのおっさんは変な癖を持っている。

人が何かをやっているとお構いなしに
覗き込むのだ。
或いは、いつもと状況の違う場面に出食わすと
その傍で具にあちこちを凝視するのである。


以前、筆者が駅のホームでiPhoneを使っていたら
顔を至近距離まで近づけて覗き込んできた。
そして無言なのだ。奇声を発することもしない。
その時はうわっなんじゃこのおっさんッ
と思ったが、
すぐに向こうへ歩いて行ってしまった。

ははぁ、この人はこんな風な世界の人なのか
と思ってから、
そのおっさんを観察するようになった。



そして今朝。
何かの施設を建設している工事現場が
駅へ行く途中にあるのだが、
その工事現場で作業員さん達の朝礼の輪の中に
くだんのおっさんが混じっている!のを目撃した。

周りの作業員さん達は、誰?このおっさん的な
オーラびんびん発散させており
親会社の人?土地のオーナー?といった具合に
皆さん顔を見合わせているのだった。


その光景を見て
え?マジ?何やってんのおっさんッ
と思ったらぷふーと笑ってしまった。

そんなとこで朝礼に出てたら電車に間に合わないよ
と思っていたら
いつの間にかちゃーんとホームに現れていた。
流石です。









2011/10/03

(No.1513): 謙虚謙恭


例の「ニュートリノは光速を超える」件に
関して筆者は一つの持論を得た。

現代の科学が万能だとか全能だとか
心のどこかでは妄信していたのだが、
それはやはり全く違っていたのだ。
人間の知性を越える現象は確かに
存在するのだということを確信した。
しかも普通に存在しているのだと。

確かに、
ニュートリノが光よりも速いからといっても
「今の科学」ではそれでタイムマシンが
作れるだの、或いは惑星間ワープ航法が
できるだのといった開発は不可能である。

今回の件でわかったことは
現在の科学の全てが絶対ではなかった
ということだ。
だから、ずっと遠いどこかの惑星の知的生命が
ニュートリノを応用して次元移動の技術を開発
したとしても何の疑問も持たない。
なぜなら我々の科学力など自然の理からみたら
ほんの僅かな部分しか解明できていないと思うからだ。

この先、きっと我々は自然の理を少しずつでも
解き明かしてゆくことだろう。
今までの科学では到底証明できなかった様々な
現象や事象が、どのような仕組みや理論で
成り立っていたのかということが
明らかになってゆくだろう。

我々の存在する世界は
広大な空間と気の遠くなるような時間とが
織り成すこの宇宙の一部であり、
そこには我々が認知可能なレイヤーばかりでは
ないことを理解しよう。

深海の魚が陸の生活を知ることが出来ないのと
同じ理屈だ。
だから我々は謙虚にそして真摯に過ごすべきだ。










2011/10/02

(No.1512): 在庫僅少


FIAT Panda100HPのクラッチ不具合の件。
古くは2010年9月、そして1年後の
2011年9月にクラッチを踏み込むと異音
アンドクラッチ繋ぎ周辺で戻り渋さの症状。

2010年9月の時点ではグリス塗布により
改善完治したが、今回の2011年9月の際には
同様の処置を施したにも関わらず直ぐに再発。

直ぐ加減が半端ではなかった。
フィアット屋ディーラーで対応後
帰路途中であっという間に再発した。

そしてその時は店に戻るのもやっかい
だったので、繰り越して今週末に再び
フィアット屋さんに訪ったという塩梅。

症状としては以下の通り。

・エンジン始動~8kmほどは全く問題ない
・エンジンがというより
 クラッチレリーズシリンダーが
 温まってくると、クラッチペダルを踏んだ時に
 「キーキー」という音がエンジンルームより
 聞こえる
・そのうちクラッチを踏み込んだ奥のほうで
 引っかかるような感触を得る
・さらにその後クラッチを繋ごうとペダルを
 半クラッチ状態まで戻そうとすると
 戻りにくく「渋く」なってくる
・特に渋滞などで半クラッチを多用すると
 すぐに現れる


クラッチレリーズシリンダーの交換が決定。
しかも部品の在庫が1個だけあるという。
100HP専用の部品なので在庫などないと
思っていたが、あった。流石フィアット。


入庫は今週末。








2011/09/30

(No.1511): 情動大学


大学に行かなかった人が想像する
『大学』のイメージとは?

これを読んで、嗚呼自分の時はどうだったかと
振り返ってみる。


大学に行ったのは1981年~1985年だった。
もう30年も前の話だ。
当時を思い出しながら大学のイメージというのを
考えてみる。
あくまでも筆者が通った大学のイメージというか
こんな感じだったなという事柄を列挙する。

・男学生はトホホ系が多い
・女学生は聖子ちゃんカットばかり(時代だ)
・全体的に講義にはわりと出席
・「クラス」とか学級はない
・だから担任もいない
・学生個人自信が授業内容を組み上げていく
・必須と任意の講義を履修し年度内の必要単位を
 積み上げていく式
・筆者は理系だったので英語は1、2年のみ
・第二外国語はドイツ語を履修
・他にフランス語中国語があったのは覚えている
・必須講義を落とすと、翌年も受講義務があった
・卒業までに必要な単位を取らなければいけない
・筆者は理系だったので卒業論文ではなく卒業研究
・学食は安くてチープ
・でも暫くして洒落たカフェっぽいのも作られた
・有名大学と隣接していたのでよく隣の大学の
 学食を使った
・その有名大学の学食は学食だけで3階建ビル
・拙大学は丘というか小山の上にあり、雪が降ると
 鎖に掴まって登る
・軽四輪(360cc)でも通学してた
・駐車場は近所の農家の庭先(日貸し)
・筆者の学科(理工学部電気工学科)は男のみ
・卒研テーマはレーザー光線による変調と復調
・卒研は予定調和の中で行われる仕来り
・卒業できなくてダブってる先輩とかいた
・その先輩と同じ研究室だった
・普通は(優秀な人は)4年生になったらほとんど
 単位は取れてて卒研くらいなのに、せっせと
 2、3年生の講義を受けていた人もいる
・筆者も単位が足らずに4年の時に少し受けてた
・実質的な就職活動は4年になってから
・4年の7月くらいが面接ラッシュ
・卒業生のほとんどが有名電機関連企業F、N、
 Hなどの「子会社」へ就職する
・筆者もFに就職したが1年足らずで退職する








2011/09/29

(No.1510): 呪縛否解


なるほど、本日地味にある方面にだけ
そんな話題が流れていたTL。
すっとこどっこい的な
へらへら加減で覗いていたが
筆者的にも実に本丸の中心を真ん中を
ド貫く塩梅式であった。

すなわち、
YMOのBGMテクノデリックの云々。

もう何を今更感てんこ盛りを
承知の上であえて言いつのりたい。

テクノなど全く知らないまたは興味のない
人々(※)において、
YMOワイエムオーという名前で
思いつく曲はなんだろうか。

(※)
最低でも35歳くらい以上の人々
でないとYMO自体を知らないのでは

と問えば、間違いなくライディーンとか
テクノポリスとかえーと、東風とか、
えーと、まぁ
そういう昔懐かしい世界的にヒットした
家族にも安心して聴かせられる楽曲が
思い浮かぶことだろう。

しかし、その後に制作された
「BGM」と「テクノデリック」という2枚の
アルバムにひどく影響を受けた筆者は
これらのアルバムの楽曲を思い描く。

つまり、
それは言葉で表せるほどの生半可な
影響度合いではない。
特に「BGM」においては
「危険なので距離を置いてBGMのように聴いて」
と謳われるほどの濃い内容の楽曲群なのだ。
筆者の音楽活動の基礎を創り上げた。
そういう楽曲群だ。

「BGM」「テクノデリック」からそれぞれ
1曲をあげよと問われれば
答えがでないだろう。
何故ならこの2枚のアルバムに限っては
状況で嗜好が変化するからである。

あえて今の気分はと問われれば
Mass」と「LIGHT IN DARKNESS
であろうか。

ちなみに年代的には筆者よりももっと若い
それこそ当時小学生や中学生だった世代が
(筆者は当時大学生だった)
多大なる影響を受けたという話をよく聞く。
例えば電気グルーヴの石野卓球しかり。

呪縛は解けない。








2011/09/28

(No.1509): 音楽縮約


はたッと気が付けば
全然音楽やってないではないか。
おい、おい君、おいとゆっている。
全然音楽やってないじゃないか。
どうなっとるんだチミ。
いかんいかん、こんなことじゃいかん。

Cubaseはもとより、ほれ、あの
なんだ、ラ、Live8はどうなってるんだ、
進捗を報告せい、どうなっとるんだチミ。

はッ、
マニュアル30ページで止まっております。

それで、チミ、なんか作ってみたのかね、
Live8で。

はッ、
手遊びのみであります。しゅたッ。

それで、チミ、
Live8でライブはできるスキルは
身についたのかね。え?どうなんだチミ。

はッ、
皆無であります。

しげばッもういい、チミには頼まん。
それで、チミ、ドラム練習はやっているのか
それはちゃーんと毎日やってるんだろうな
もちろん、え?どうなんだ?え?どうなのよ。

はッ、
スティックすら握らないまま既に
1ヶ月半になります。

チ、チミはそれで、twitterとかの
プロフィールによくもドラマーだの
音楽家だのと書けたものだな、
え?おいチミ。何を考えとるんだ。
一体、チミは何を考えとるんだと聞いておる。

はッ、
今は、歯に詰まったネギが
この先臭くならないだろうかといったような
ことをつらつらと考えております。


チ、チ、チミはどうするつもりなんだッ
麩菓子を買いに行こうと算段しておりやす。
ふ菓子というとあれか、四角長いやつで
赤茶の甘いヤツがかかってて
お麩お麩と呼称していたあれか
そうそう十条の駄菓子屋で散々喰ったあれですわ
そういや、細いビニールの管にニッキが詰まった
何ていう名前かわかんない菓子とか
あと、スイカが、西瓜?いや西瓜じゃなくて
酢烏賊だ。
あったなー思い出しただけでもつばが出てくる。
あと梅ジャムとかね。
あーあったあった。
なんかパサパサの平たい薄い偽えびせんの
ようなバルサ材のような煎餅に
梅ジャムつけて喰う。
そうそう。
あの梅ジャムの色は完全にチクロな。
あーそうだ完全にチクロだ。
そういう時代だったな。
そういう時代だった。