2019/08/04

(No.2581): フジロック2019譚

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今年は筆者20年目、20回連続のフジロック。
ほぼ毎年前夜祭からの参加。
毎年出演者発表前の1月からチケットを申し込む。
つまりフジロックというイベント自体に魅了された口だ。

最初に行ったのは2000年。この年は苗場に移って2回目だったと思う。
最奥地もまだフィールドオブヘブンまでだったし、ところ天国もキッズランドもボードウォークもなかった。
この頃は前夜祭もなくて2日間開催だったと思う。

午前中から翌朝までどこでもいつでも音楽が鳴ってて、食べ物も美味しくて、深い森の中、石ころだらけの山道歩いて、雨も容赦なく降って、夜は寒くて
とか字面だけだと薄っぺらいが、当時この新しい体験が心に深く深く刻まれた。
ロスに陥りリストバンドを10月頃までしてたこともあった。
この20年でオーディエンスの世代替わりやマナー問題など様々なことがあったが以来毎年欠かさずに行く。

CDでしか聴いたことのない外国の音楽を目の前で生で体験すること。全く知らなかった音楽を生で体験すること。音楽を創る側にとってもこれは非常に貴重な出来事だと思う。


今年のフジロック わたしのお気に入りアクト
1日目
TYCHO
@ホワイトステージ
人力テクノ、いやバックトラックも使いつつかな、
バンド構成でテクノ・エレクトロニック。
ホワイトの重低音環境にぴったり、構成も素晴らしい曲が多かった。
エンターテインメント。

3日目
平沢進+会人(EJIN)
@レッドマーキー
別な意味で感慨深かった。平沢さんがフジロックに出るなんてあり得ないと思っていたから。
楽曲ももちろん申し分なく、白虎野とかフルへとか垂涎もののセットリストをぶちかました。
ただ個人的には音響が少し残念だった。せっかくのレッドマーキーなのに。
曲によっては低音が出すぎてて、タイミングが遅れて聴こえたり、
あとミックスバランスも私にはキックとギターが大き過ぎた。
そもそも平沢さんの声が奥まっていたりバックトラックが聴こえ難い状態になってたりする曲もあり。
筆者はPAの横に居たので試聴的には悪くない場所だったと思うからなおさら。
まぁこれが本番一発のフェスならではとの意見もある。
YouTube配信の音がとても良かったという話なので別ミックスだったのかな。
ただ今年のレッドマーキーは低域がかなり出てるのとシャリシャリ感たぶん2〜3KHzあたり?にピークがあるように感じた。
前年まではもっとまろやかだったと記憶する。


THE COMET IS COMING
@レッドマーキー
ブーミーなキック、存在感あるシーケンス、踊れるテクノの真髄。
深夜枠レッドマーキーのクラブ系の系譜。
かっこよかたー(語彙力)



今年のメインゲート



ケミカルブラザーズのグリーンステージ。
少し離れて大勢のオーディエンス込みでの観覧はグリーンヘッドライナーの醍醐味の一つ。



2日目の大雨のときのホワイトへの森の道
ざくざくと歩く



2日目の大雨で最奥地のカフェドパリ前が池の様相



場外にあった「吉そば」。ちくわ天そば食った。



来年はオリンピックのため 8月開催!
また来年ー





3日目朝 電話で起こされる
鎮Z「雨はどんな?、17号通行止め解除?」
寝ぼけながら部屋のカーテン開ける
私「んが、晴れてます、暑い」
鎮Z「夜は寒い?」
私「寒くはないよ22度くらい」
鎮Z「おーけーこれから出ます、あとで」
私「そいじゃ寝ます」