2011/11/30

(No.1563): 配信実験


何かに突き動かされながら
USTREAMにアカウントを作ったのが昨夜。
MacBookから配信するフリーソフトも落とし
軽く触ってみるが、思いのほかわかりやすく
且つ快適なのでAbletonLive8の難解さが
身に沁みる。

なぜ、今まで積極的に利用しなかったのだろうか
USTREAM。
こんなにお手軽に、事が運ぶのなら。
いろいろな事ができるではないか。

その第一弾。
来月、deweyのスタジオがあるので
そこで練習風景でも試しにライブ配信してみよう。
いや、まてよ。
ライブ配信なら、いっそのこと、
ライブをやってしまおう、リハーサルスタジオで。
そうだ、こりゃいい。
スタジオライブだ。
なんで、今まで気付かなかったんだ。
いや、待て。
そんなことやってる人達は
掃いて捨てるほど大勢いる。
何も新しい事でもなんでもない。
実際、
自分の身に降り掛かってくると
そういうことに頓着がなくなって
しまうから不思議だ。

そんなことよりも、
スタジオで音を出している状況を
ミニライブ然として配信するという方向で
悶々と考えを巡らす。
巡らせているうちに、ハタと気付いた。

今回のdeweyのフォーメーションは
全員がMacBook with AbletonLive8
を実装する予定なのだ。
つまり、MacBookがUSTの配信では
使えないのだ。
MacBookが楽器になるので。
外部カメラや何やらを張り巡らせれば
使えない事もないだろうが、
そんな面倒くさいことはしたくないし
Live8を走らせながらUSTライブ配信
という状況でパワー不足が心配だ。

するってぇと、他にUSTライブ配信できる
デバイスが必要だ。

あった。
iPhone4という素晴らしいデバイスが。
早速、フリー配信アプリをDLしてみる。
USTREAM Broadcasterというアプリ。
使えそう。

しかしiPhoneで配信した場合
どのくらいのクオリティなのだろうか。

テストしてみよう。

何のオチもなく、何の面白みもない
ただ単にiPhoneでUSTが
どの程度できるものなのかを
試したくてテストで配信してみた。

なお、これは実験なので、
音声はiPhone内蔵のマイクから
拾った音のみである。
これ↓
test live

wifi環境下で行ったので現場で
FON等の無料アクセスポイントがないと
少々厳しいかもしれない。
でも、やってみよう。







2011/11/29

(No.1562): 厲兌公孫


Edyってユーロ・ドル・エンの
頭文字だったのね、
と今更ながらに知った昨今、
どうしても皆様にお伝えしたい事柄を
今からつつがなく書こうとしている。


いわゆるツボ。
体のあちこちにあるとされているツボ。
ツボを押すことで体にいろいろな
変化を齎せるという。
正直に言うと筆者は前々から
胡散くせぇなぁと思っていたのだ。
ツボなんぞ。

ところがである。
過日、胃の調子が芳しくなく
軽い吐き気と膨満感的な症状で
難儀していた夜のこと。

太田胃散を服用しても
苦しくて居たたまれず、何か苦痛を
開放できる術はないものだろうか
とネットなどを回遊していた。
胃もたれや胸焼け、吐き気止め的な
ツボの紹介のサイトがあちこちにあった。
藁をもつかむ思いで
それらツボを試してみたのだ。


実感した。
ツボってすごい。
ちゃんと効いたのだ。

もちろん効き方は薬とは違って
直接緩和してくるようなものでは
ないのだが、
実感として楽になったのは事実だ。


筆者が試したツボは以下の通り。


厲兌(れいだ)
これが一番効いたと思う。
胃腸が急に活発に活動を開始した感じ。


次いで
「解谿(かいけい)」
ツボ紹介のサイトがうまく見つからないが
場所は足の甲の足首のちょっと上辺りの
筋のとこ。
江戸時代なんかだとちょうど
わらじの結び目の場所になり、
そこが刺激されて長旅でも
整腸できたとの由。
実は胃腸のツボじゃなさそうだけど・・


最後に
公孫(こうそん)
吐き気止めに効果があるとのこと。


厲兌(れいだ)をマッサージしていたら
おなかがグルグル言い出して
急激に消化されていくのが実感できた。
屁の数も急激に増えて
ガスが抜けていった感じ。

いくつかのツボは覚えておくと
旅先などで重宝しそうだと心底思った。







2011/11/28

(No.1561): 無責任憚


クァーッやんなっちゃった俺ぇー!
と鼻息荒くまくし立てた昨日の今日
如何お過ごしでしょうか。
お過ごしでございましょうや。

さて、
今から26年前、その当時でも既に
結成30周年として世に君臨していた
ハナ肇とクレイジーキャッツ。

1985年、今から26年前、
確か、銀座の映画館で数日間に渡り
30周年記念興行として、数々の映画が
上映されており、筆者はそれを観に行った。
無責任シリーズはもとより
馬鹿タン(※)も上映していたと記憶している。

無責任シリーズでは映画のオープニング、
劇場のスクリーンに大写しで
「植木 等」の名前が出ると観客は
歓声と拍手喝采でそれを迎えた。

26年前でさえ、そんな熱狂的ファンが
大勢いたのも事実だが、
若い身空で(当時筆者は22歳)なんで今頃
クレイジーキャッツなの?
と後ろ指をさされたのも事実だ。

ハナ肇とクレイジーキャッツが
主に活躍した年代は60年代だった。
筆者は幼児期だったのでその頃の記憶は
ほとんどない。
だから本当は70年代のゲバゲバ90分的な
「アッと驚く為五郎」ぐらいが
筆者のリアルタイムなのだ。
だから60年代の無責任シリーズや
その当時の楽曲については大人になってから
知った口なのだ。


そんな名曲を一揃い、つい先月あたり
まとめて購入した。
ちゃんと聴くのは25年ぶりくらいだった。

懐かしさもあったが、
今更ながらに、楽曲及び歌唱の完成度の高さに
度肝を抜かれた。
作詞は青島幸男、作曲は萩原哲晶。
このコンビで数々の名曲が誕生している。

youtubeから拾いもの。








「あんた誰」は青島萩原コンビじゃなかった?ね?でもいい曲。



(※)馬鹿タン
馬鹿がタンクでやって来る
主演:ハナ肇







2011/11/27

(No.1560): 同士密会


金曜日、テクノエレエレ系同士でもあり
且つFIAT Panda100HPオーナー同士である
小ちるさんが休暇を利用して東京へ来るというので
午後の仕事は全てぶん投げて北参道駅前へ馳せ参じる。
そういえば前回はdeweyのライブに
わざわざ来て頂いたのだった。
筆者は当然、FIAT Panda100HPで駆って来たので
同乗して頂き、先ずはいつものイタ雑へ向かう。

「突然行くと言われても買う物もありません」
「ですよねー」
「ガラスコーティングを」
「クラッチリレーズ交換で」
「LEDライト」
「タイヤ交換を」
という有意義な時間を過ごす。

筆者はなんとなくイタリア産フィアットマークを冠した
レギューラーコーヒー豆(挽いたやつ)を買う。
こんなのも売ってたんだ。

その後、小ちるさんご提案の東小金井のカレー屋さん
へ向かう。
開店は18時からというのでゆっくり走りながら
行くのだが、夕方渋滞でちょうど良い頃合いに到着。
しかし、店前まで行くとドアには開店18:30となって
いたため、ヒガコ(東小金井)の南口商店街内
本屋で時間をつぶすがつぶせない。
「あーどうしましょう寒いッ」
「どうしましょうかー寒いっ」
「フィアットフェスタ、伊那に戻らないかなー」
「いやまったくそうです、伊那に戻らないかなー」
「同じ日程ならタイコクラブ行きましょうよ」
「オールですよね」
「オールです」
「パンダリーノッ」
「パンダリーノッ」
「ライジングサンに」
「ライジングサンへ」
「フジロックで」
「フジロックが」

さて、カレー屋さん。
東小金井の「インド富士」というお店。
セットメニューで、2種のカレーが選択できるとのことで
筆者はチキンカレーと冬野菜のカレーを選択

これが、大変美味かった。
チキンカレーは黒こしょうがごろごろと入っており
比較的辛かったがさっぱりした後味。
冬野菜カレーは野菜の甘みが印象的なやわらかいカレー
どちらも抜群に美味かった。
お米は細長いタイプのもの。
ちなみにナンはない。米のみ。

仕上げにチャイ(小)を頼む。
これが、少々癖があったが、
これが本格的なチャイなのだろう。
甘い紅茶牛乳プラス沈香のようなお香の味がした。
筆者的にはちょっとダメな部類の飲み物だった。
勉強になりましたぁ。
(↑クレイジーキャッツの悲しき我が心の節で)

都内在住のお身内の方の家に行くとのことで
小ちるさんを三鷹駅までお送りし散開する。






2011/11/24

(No.1559): 同人伊車


東京モーターショーにフィアット不出展について
フィアットのオフィシャルサイトに何か詫び的な
情報でも掲載されていないものだろうかと
鼻息荒く久々に覗いてみれば、
案の定、東京モーターショーのモーの字も
見当たらないのでアセロラドリンクを
一気飲みしつつ、サイト内回遊していたら
CASA FIATなるオーナー専用サイトがオープン
しているのを発見する。

フィアット車のオーナーなら車種問わずに
誰でも参加できるという。
所謂、フィアットオーナーに特化したSNSだ。
こんなものにいちいち入っちゃらんねぇぜ
と言いながらカチャカチャと登録情報を入力する。
車体番号等を入力し、データベースに照合するらしく
オーナー以外は登録できない仕組みになっている。

登録完了し、ログインしてみたが
サーバースペック不足か
webサーバのチューニング不足か
ページ遷移が重過ぎる。
本当に重い。
且つ、日記だのコミュニティだのといった
某SNSのような塩梅式であり、
コミュニティは二つ三つあるようだが
まだまだ始まったばかりという塩梅式。

オーナー同士の情報交換の場
と謳っているので、実際、コミュニティ内で
活発にやりとりされなければ意味がないなぁ
という印象だ。
おまえがやれよ。
いや、僕ぁちょっと。。
あ、用事を思い出したそいじゃねーぴゅー
そんな塩梅式。

それでも現在410名ほどが登録しているという。
これからなのか、それとも尻切れになるのか
乞うご期待的な塩梅式。
Panda100HPオーナーって何名登録してるんだろう。
そんな塩梅式。







2011/11/23

(No.1558): 異才噺人


Twitterにおいて午後のTLに
立川談志さんご逝去の書き込みを見る。
しかし、情報が錯綜していて本当のところが
不明なままだったが、夕方近くなって正式に
報道されたのを確認する。

過日、落語の話しを拙コラムに書いた際、
立川談志さんのことを少し書いた。
偲びつつ今一度、Youtubeにあがっている
談志さんの落語を見る。
落語にまくらは不要と言っている談志師匠の
まくらだけで半分を費やすという体。
動画ファイルの2/3の後半くらいから
ようやく本編が始まる。
本編が始まった途端、まさに幕が開くが如く
目の前に映像が広がる技。
古典を演じたら天才。
しかしまくらの破天荒加減といったら
良く思わない人達も沢山いただろうと察する。

もちろん筆者は好きだ。
結果的に「すべっている」とわかる話しでも
自分の世界に取り込んでしまうから
談志ワールドではそれもまた構成部品の
一つなのだろうと思う。
4文字放送禁止用語を言ったとしても。

そんなアウトローでありながら
古典噺の実力は天才的という異端児。
もう出てこないだろうかこういう天才は。
合掌。






2011/11/21

(No.1557): 失敗動画


何を思ったのか
六級改号別名ducati m696プラプラに
iPhone用ホルダを付けそれで走行動画を
撮ろうと算段したのだが、実際やってみたら
惨憺たる結果に終わった。
どのうように惨憺たる結果だったかは
実際の動画をご覧頂こう。




問題は、振動による画面の揺れだ。
なんだこの変形空間は。
びよんびよんびよよーんと
街路樹がしなる。
謎の世界。
見ようによると、画期的な動画エフェクトである。

構図も意図した物ではなかった。
本当はメーターブリッジを下に映し込んで
エンジン回転数の動きでもと思っていた。
だいたいメーターブリッジが写っていれば
DUCATI だとわかるだろうし。

だいたい、これじゃDUCATI M696+だって
わからんじゃないか。
マニアの人なら、画面中央から下部に写っている
フロントミニカウルの透明シールドで
ひょっとすっとDUCATI M696+?
だとわかるくらいだろう。

課題多し。







2011/11/20

(No.1556): 生八気付


新しいオーディオインターフェイスを引っさげて
AbletonLive8をこねくりまわすが
その暴虐の仕打ちさえ甘んじて許す。
戸川純の歌詞のようになっていても
全然気にしない、そーゆー体で臨む。

地声を録音してそれを切り刻むか
フォルマントをぐちゃぐちゃにして
無理矢理ビートに合わせる事で
この世の物とは思えない、奇怪な音響を
作り出そうと思い立つ。

SHURE SM57をオーディオインターフェイスに
接続しようとしたが、残念ながらXLR-XLRの
ケーブルが手元になかったので、
XLR-TRSフォンのケーブルで
一旦ベリンガーミキサーに立ち上げて、
そこからオーディオインターフェイスへ
入力することにした。これなら丁度、
ミキサーのヘッドアンプも使用できる。

AbletonLive8で初めて外音を録音する。
まだ概念が完全に理解できていない。
マイクの音がアレンジビューに
録音(記録)されているのはわかるが、
同時再生していた他のクリップも
アレンジビューに記録(録音)されている。
尤も、この動きは過日2Mix出力用に
作業したおりの過程で記録された
アレンジビューのそれであるので、
動きは納得しているのだがしかし、
プレイバックしながらの録音時に
毎回毎回アレが記録されて
出来上がってんじゃ、
やりにくくてしょうがあんめい。

そこのところは、お前ぇさん
いってぇどうゆう了見なんでぇ。
言ってみろこの会議中に発言しながらも
途中で何話してるのか自分でもわかんなくなって
もうにっちもさっちもどうにもこうにも
いかなくなって気が遠くなりかけた事が
ある人とは親近感を覚える野郎がッ。

マジで気が遠くなりかけた。


生物の発する音は人工物ではなく
生きているフォルマントだ。







2011/11/19

(No.1555): 新音出入


手っ取り早く記(しる)そう。
Ableton Live8をMacBookにて走らせていたが
次期deweyやらの構想と妄想と目標のために
素のMacBookでは二者間の同期ができず
頃合いを見てMIDI SYNC必須との由。
従って、
素のMacBookでは二者間の同期ができず
頃合いを見てMIDI SYNCにて接続の儀。
従って、
そのためのデバイスとして
過日拙屑コラムにも記した通り
理に叶ったオーディオインターフェイス兼
MIDIインターフェイスのくだりは
記憶に新しい。

そんなこんな塩梅式を照らし合わせると
こんな作業環境を構築するに至る。

しからずんば、やはり未だにAbleton Live8の
こーゆーことしたいんだけど
どーすればいいのー
といった根本的な疑問が堆く積み上がったと思いねぇ。
おいコラ、てめぇこんな読みずれぇ文章へらへら
書いてんじゃねぇよこの腐れ消費期限切れ二口しか
飲んでない紙パック牛乳野郎がッ
捨てるのも忍びないけど、期限切れて5日経ってる
けどちょっと自信がないよオイラ何時だって自信なんか
ないさ、そうさ、オイラのやることなんてみんな
信じてないさ、だからオイラ旅に出るんだ
追わないでくれ、誰も追う訳ねぇや
そんなオイラもk

見るも無惨。







2011/11/18

(No.1554): 生卵雑話


何をやっても役立たずな筆者がお送りする
今日のアジェンダです。

・生卵憚

白状すると筆者は生卵が苦手だ。
黄身は大丈夫だが、白身のあの
にゅるにゅるとしたところが
どうにもこうにも苦手なのだ。

「卵かけご飯」という料理がある。
実際、何度も食べたことがある。
この旨さは知っている。

しかし自宅ではまず食べない。
しかし例えば、
旅館やホテルでの朝食。
添えてある細長い焼き海苔と
一緒にかっ込む旨さよ。
そんな時は
苦手な白身のぷりゅんとした物体も
いつの間にか平らげている。
しかし自宅ではまず食べない。


先日、仕事での外出時のこと。
皆でお昼ごはんで「松屋」に入った。
生野菜も食いたいなーと思い、筆者は
生野菜セットと牛丼(並)の食券を購入。

運ばれてきた品物を見て驚いた。
サラダと一緒に別の卵用器に乗った
生卵が出てきたのだ。
そうか、「セット」というのは
このことかと合点する。

しかし、筆者は
「松屋?松屋に来たら毎回このセットよ」
的な身のこなしを意識しながら
卵を割り、軽くかき混ぜてから、いや
入念にかき混ぜてから
牛丼の上へ流し込んだ。

おそらく通の人は、
そのまま牛丼に割り入れるのだろうが
その絵を想像するだけでも
身震いしそうだったので
専用器の中で白身と黄身が一体と
なるようにぐるんぐるんかき混ぜたのだ。

白状すると、牛丼に生卵をかけて
食べたのは今回が初めてだった。

なんちゅうー美味さだ。
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが、
全体的な美味しさが勝った。
食わず嫌いとはよく言ったもんだ。
しつこいようだが
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが。

なお、ゆで卵はむしろ好物だ。
「塩」をおいしく味わうにはゆで卵だ。



生卵が苦手だが牛丼にかけて喰ったら
うまかった。
一行で済む話だ。








2011/11/17

(No.1553): 人が無機物と一体化してゆく漫画


その漫画を読んだのは筆者が小学校5年か
6年だったか。
今から37年ほど前になるか。
H君から借りた漫画雑誌。
名前は覚えていないが、確か
週刊漫画雑誌の別冊的なものだった記憶がある。
その漫画は、人が無機物と一体化してゆく
という凄まじいお話で、なんといっても、
その絵が強烈だったので、
少年だった筆者の心に
焼き付いたのだった。

話しは少し逸れる。
数週間前、新宿紀伊国屋の漫画売り場で
なにげなく物色していたら一人の漫画家の
漫画が目にとまった。
その漫画家とは諸星大二郎氏。
何か懐かしい絵図に、あー昔そういえば
うーん、なんだったっけ
どっかで見たなー
という思いで悶々とした。

暫くして、あれが小学校時分に読んだ
件(くだん)の漫画の作者だったことを思い出す。

そうしたら、無性に件(くだん)の漫画が
読みたくなってきた。
タイトルすら忘れている。
いくつかの本屋で探しまくるが
思い出せない。

ネットで調べたら、タイトルはすぐにわかった。
「生物都市」というタイトルだった。
画像検索で一枚だけ見つけた
次は本の入手の算段を模索している。
今ここ。







2011/11/16

(No.1552): 押下変換


世に問う。
以下の用件を満たすオーディオインターフェイスを欲す。

・オーディオ入出力:2in 2out
 XLRやTRSフォンなんかだったらなおさら良い
・MIDI入出力:1in 1out で十分
・USB2.0対応で外部電源不要のバスパワー駆動
・MacOSXに対応(これは当たり前ちゃ当たり前)
・24bit/48KHz 以上に対応していること
・価格は1万円以下

あった。
TASCAM US-122MKII

この製品はほとんどの要件を満たしている。
唯一、価格が若干超えてしまうのだが、
しかし某有名機材通販サイトで確認すると
送料込みで予算額に数百円超えてしまうだけだ。
試しに他の店、例えば新宿西口に大店舗を持つ
某家電量販店の楽器売り場価格を確認したら
予算額に6,000円以上も上回ってしまう。

某有名機材通販サイトでの在庫ステータスは
潤沢との由。
カートに放り込み、決済ボタンをプチコンと
押下する気持ちも晴れやかなる夜空の下
なんで「おうか」って打って「謳歌」だったり
「応化」とか「桜花」とかしかないのだ、
「押下」って変換できないじゃないか
ことえりの馬鹿ぁッ。

と思ったけど、excite日本語辞書で
調べてみたら「押下」って単語がないなー
IT業界の言葉なのか?
いやいやそんなこたぁあるめぇよ。
まぁどうでもいいや。

えーっと、何の話しだったっけ。
あ、そうそう、そういうわけなんで
平さん、準備OKです。







2011/11/15

(No.1551): 林檎傅育


今年4月、ひょんなことから買った
Apple MacBookだが、もう手放せない状況に
なっていることを告げる。

そもそも、objective-cの神様の元、
正しくお清めしようと、そういう算段で
手に入れたMacBookであるが、ところが
富士Qドドンパに匹敵するほどの急加速を伴って
すわ音楽方面へ移行したのが
初夏だったか盛夏だったかという塩梅式。

実はこのMacBook、4月に買ってから、
上述に至るまであまり使用していなかった。
ところがである。
CYRKONやdeweyなどのライブ仕込み関係で
使い始めたのが運の尽き、
一旦使い始めると、快適加減に魅入られ、
Windowsには戻れなくなってしまった。

過日、Mac評を打った記事をへろへろと
記したのは記憶に新しいが
実際、フォントが綺麗だとか、そういうことも
素敵なのだが、最近改めて感心しているのが
起動時間と終了時間である。

だってあーた、
起動時間:29秒
終了時間:6秒
だ。

たった今、実測した正真正銘の結果だ。
この時勢、驚異的だ。

翻って、筆者のWindowsのノートPC。
既に5年選手だが、起動し使用できる状態に
なるまでに、そうさな有に3分はかかる。
これでも速い方かも。
実際、起動はするものの、
バックグラウンドでの各種サービスが
わらわらと立ち上がっている最中なので、
起動直後、ブラウザを立ち上げようものなら
そりゃもう遅っいったらありゃしない。

ブラウザの起動にそれ用の何某がさらに
わらわらと動き出すので余計遅くなるのだ。
何で俺はもうちょっと待てなかったのだくそー
という心持ちになった御仁は
筆者だけではなかろう。

だから、
WindowsとMacBookが並んでいる状況で
電源ボタンを押下する確立は
MacBookがすこぶる高い。

あと素敵なのが、
MacBookのようなノート型にある、
パッド部だ。
ここはiPhoneのそれの如く、
指技がいろいろ使える。
筆者が一番便利だと思う機能は
二本指でツーと上から下になぞると
ウインドウがスクロールできる事。
このユーザーインターフェイスを知ると
戻れなくなる。

ただ、MacBookがそんなに全部が良いものか
といえばもちろん違う。
今、気になっているのは「ことえり」の
変換能力が乏しいことだ。
学習や辞書登録などでチューニングすれば
それなりのものになるのだろうが、
Windowsで使用している
Google日本語入力だと変換データベースが
豊富だし、変換内容がタイムリーだ。
え?Mac版があるって?
流石です。

おまけ
ユーティリティというフォルダの中に
ターミナル.appがある。
UnixとかLinuxっぽい
WindowsでいうDOS窓的なもの。
試しにLinuxコマンドをいくつか叩いてみたら
ちゃんと使えた。
MacでCUIも不思議な感じ。









2011/11/14

(No.1550): 我慢大会


雨の夜、六級改号別名ducati m696を
駆る。
雨だから乗らないとか、
濡れるから乗らないとか、
冬は寒いから乗らないとか、
夏は暑いから乗らないとか、
それじゃあんたいつのるんだね。

ずぶ濡れ上等。
パンツまでぐっしょり。
最高だ。
単車乗り冥利に尽きる。

冬は冬で、街を歩くのさえ著しく厳しい
外気温2度だろうが、駆る。
苦しい。
辛い。お、俺って。。ばかか

もはや寒いのを通り越して、痛い。
そう、グローブなど焼け石に水、
そも焼け石だったらどんなに良いか
それくらい、痛いくらい寒いのだ
冬のオートバイは。
手が感覚なくなる。
しかし辛いが、駆る。
宿命。


過日、
深夜のJR中央線通勤快速高尾行き車内。
遅延により著しく混んでいる。
体が浮くほど混んでいる車内。
ぎゅうぎゅう詰めだ。

そんな電車内で、
携帯で馬鹿デカイ声で電話している馬鹿女、
無理矢理iPadやiPhoneを見ている馬鹿男、
3行くらいしか読めないんじゃないか
と思うくらい丸めた新聞に顔を
へばりつけている馬鹿おやぢ、
カバンが当たっているとか
どうでもいいことで大声で喧嘩言い合い
している馬鹿な大人達。

なんで我慢できないのだ。
たかだか数分〜数十分のことだろう。
それくらい、おとなしくできないのか。
知らない他人に向かって
てめぇ糞シネとか大声張り上げて、
そんな君達を、もうこの世のありったけの
ショボイ言葉で生き埋めにしましょう。

それにしても
本当に我慢できない連中が多すぎる。
そんな連中には真冬のバイクがお勧め。
少しは我慢して下さい。


ちょっとニュアンスは異なるが会社でも。
自分と違う意見が出ると理詰めで自分の
ストーリーに仕立てようとする奴。
しかもそんな奴に限って正論で攻め込んでくるから
始末に負えない。
少しの我慢で、異なる意見を再考するくらいの
器量があってもいいんじゃないか。
自分だけが正しいと思ってる残念な人は
好きじゃない。
式神を放ちたくなる。





2011/11/13

(No.1549): 六級返却


六級改号別名ducati m696
2回目の12ヶ月点検の儀、完了。

思いのほか、いや予定調和的に
四諭吉円という殺伐とした値段に
心安らぐほど肝をつぶした。

以下、覚え書き記録也。
DUCATI Monster696+ 2010y
走行距離12,100km
2回目の12ヶ月点検諸々の顛末は
以下の通り。

12ヶ月点検一式:25,000円
(約25項目点検調整)
オイル(SHELL ADVANCE VSX 3L):6,900円
オイルフィルター:1,920円
オイルストレーナーガスケット:60円
ドレンガスケット:30円
エアフィルター:3,140円
フューエルフィルター:3,710円
他、部品値引きなど:-798円


くだんのタイヤパンク修理の塩梅はどんな
もんでしょうかと確認してもらっていたが
空気漏れも一切なく問題はないとのことだった。
出先での修理では出べそ的ゴムが
びょーんとなっていたが、
キチンとカットしてくれていたため
最初、パンクの位置がわからなかったくらいだ。

点検後、数十キロを走行。
点検前とさほど変わらないが
エンジン音というか排気音が
若干変化したような気がする。
具体的にどう変わったのか表現が困難だが
強いて言うなら、
排気音の周波数帯域に変化があったように思う。
70Hz前後が強調されつつ、
800Hz及び2KHzあたりにピークがある。
中高域はデスモ機構機械音の影響
ではないかと察する。

つまり
基本的にはどうしようもなく
絶好調であります。





2011/11/11

(No.1548): 戦生感想


直後のライブ感想書き殴りにつき
誤字脱字ご容赦。

BATTLES、ライブ。
渋谷AXにて。
オープニングアクト、にせんねんもんだい。

にせんねんもんだい、このバンド、名前すら
薄らとしか知らなかったのだが
女性3人組、ドラム、ベース、ギター/シンセ
というまるでdewey_2ndのような陣営。
BATTLESと同じ手法による音出し。
ミニマル人力テクノというにはあまりにも
ロック的な感じ。
素敵な音楽だと思うけど、
好んで足を運ぶ事はなさそう。
後半、飽きてきちゃった。
もうちょっと1曲を短くして
変化をつけるといいかなー
個人的には。


BATTLES。
今年のフジロックで初見だったが
ワンマンではやはりフェスとは違って
勢い以外のフォースを感じた。

シーケンスはリアルサンプリング或いは
ルーパーによるその場で作成する曲と
あらかじめ仕込まれた曲の2種類あると見た。

どちらにせよ、ドラマーのジョン・ステニアーさん
ヘッドフォンなしでよくモニターできていると思う。
コロガシ的なモニターがハット下に設置されてあった。
見ていると音量調整も手元でできるらしかったので
あれでシーケンスをモニターしているのだろう。

汗だく。
頭上2mくらいのところにシンバル。
ハットの位置もすこぶる高い。
逆に椅子が低め。
キック、スネア、タム、フロアのセット。
それらによって独特のフォーム。

下手のデイヴ・コノプカさんはベース、ギター
それとシーケンス作成等、エフェクト系。
上手のイアン・ウィリアムスさんは
ギター、シンセなど。

どこからか仕込みなのかどこからがリアルなのか
判別難しく、全てが渾然一体となっている。
とにかく、
ジョンさんの超絶プレイが目に焼き付く。
あれだけ大汗かいて、
長時間まるでドラムマシンのように
叩いていてよくぶっ倒れないものだと感心する。
筆者ならもって7分くらいだ。








2011/11/10

(No.1547): 生八出力


CYRKONエビタさんより課題が与えられていた2曲
について、Ableton Live8を弄りながら
ようやく2Mixを出力した。

もうほとんど音楽作品ではなく、Ableton Live8の
操作方法と概念と赤飯をまとめてこねくり回した
という塩梅式。
そんな愚鈍な作品であるが諸々の事情で一般公開は
できない感じなので。
次の機会にて。




2011/11/09

(No.1546): ドド四界


Dodo NKishiさんの数々の作品。
ありがたいことにご本人のオフィシャルな
YouTubeページにて堪能できる。
愉悦至極。

以前にも取り上げた「one thing」も含めて
今一度、お気に入りの作品を掲載する。
一人多重録音を映像動画で行うという手法にも
まして、氏の卓越した各種楽器演奏技術、歌唱力
ユーモアも、作品全体の質の高さに現れる。
できれば、ドラムを叩く氏の姿を大写しで
お願いしたいところだ。
次回はドラム叩きながら歌って欲しい。
mouse on marsのライブのように。






















2011/11/08

(No.1545): 四八馬鹿


しかし、
つくづく会社の人々と話が合わないことに
痛感する。
会社の人というよりも、一般的な社会人と
言い直しても当たらずとも遠からずといった
塩梅である。

すなわち、年代の違いはあるにせよ、
会社の方々の嗜好ベクトルの指し示す方向と、
筆者のそれとはかなり隔たりがある
ということなのだ。

例えば、漫画の話しになったときのこと。
週刊少年ジャンプ云々
ドラゴンボールが云々
週刊漫画誌は学生の頃よく読んだなー
あとヤングなんとか(名前失念)とか
なんとかかんとか(完全に失念)とか
(大人向けの漫画劇画的な週刊漫画誌)
は今でもよく読むなー。

もう全然ついてゆけん。
話しの輪に入れない。
だから無理矢理
ねぇねぇ「ガロ」って知ってる?
と、試しに聞いてみた。

あーなんか聞いたことありますよ
読んだことないけど。
なら、まだ可愛げがある。
なんすかそれ。喫茶店?
というリアクションに
それを言うならバンド?とか聞け
と思ってしまう。

あと、何ともない世間話についても
もう全然違う。
例えば、
週末訪れた家電量販店でwifiルータを
購入した経緯についての蘊蓄話し。
話しの中に仕事関係の事も少し
からませたりしながらのハイソサエティ。

君たちに筆者と旧友Nとのアラフィフ
会話を聞かせてあげたいくらいだ。
真のアラフィフ会話をな。

うんどばばーん
うひゃひゃひゃひゃ
あん、あんた、あん
行きますか
じゃ、たのむわ
ぎょむへ、ふぉ、むん

こーゆー単語で会話する。

(ハナ肇とクレージーキャッツ
馬鹿は死んでも直らない)
を聴きながら





2011/11/07

(No.1544): 呪詛点検


薄給の身の上でいつまで二輪も四輪も
転がしてやがるんでぇなどと、
まったくいけしゃぁしゃぁとごたくを
並べている暇があったら
おっさんあんたのその腹の脂肪塊を奇麗さっぱり
削ぎ落としてから言えってんだ
この横っつべりアンギラス野郎がッ。

顛末はこうだ。
はたして昼の弁当を求めて
件(くだん)の中華料理サンプクの軒先で
同僚のO君と弁当を注文し佇んでいると思いねぇ。
つと手元のiPhoneの着信履歴に
ドカ屋さん(DUCATIディーラ)から
今しがた入電ありアンド留守録ありとの報。
留守録を聞くと、現在12ヶ月点検入庫中の
六級改号別名ducati m696+に交換部品が
二つ発生したとの由。連絡乞う。とのこと。
折り返しこちらから電話。

「交換部品とは?」
「エアフィルタとフューエルフィルタです」
「あーはいはい、交換お願いします」
「わかりました」
「ちなみに、フィルタはおいくらくらいでしょうや」
「えーと3,000円くらいです」
「はいはい了解です」
「それで点検トータルではよんまん△%*円です」
「むぐへッ、よ、よんまん?・・・・・・・」
「もしもし」
「・・・・・・」
「もしもーし」
「ず、ず、ずいぶんかかるんですね・・」
「はー、12ヶ月点検で2万6千某円、オイルとフィルターで
1万某、それと先ほどのエアフィルタなどで
合計で4万某・・某・・某・」

いつ電話を切ったのか覚えていない。
4万の呼び声が遠く雷鳴のようにしばらく響いており
実際、いくらだったのか思い出せないくらいだ。

たかが、12ヶ月点検で4万って
と思って、去年の12ヶ月点検の請求書を
確認してみた。
そしたら、36,570円だった。
なんだー、大差ないじゃん。
あっはっはっは
エアフィルタとフューエルフィルタ代が
プラスになったくらいじゃん。

何ビビってんのよ。
書くネタができて嬉しい、とか
ポジティブシンキングで
いっちょうヴァーっと行くかー!

宝くじ当たれ。





2011/11/06

(No.1543): 消耗雑記


平沢進さんのツイートに貼ってあった
新しいボーカルブース内の写真に写っている
ミキサーはベリンガーの安価なやつ。
過日、筆者がdeweyやCYRKONでのライブ向け
ステージミキサーとして購入したこれよりも
若干安い。
といっても、方や4,480円、方や5,380円である。

それにしても
一昔いや二昔前なら考えられない価格だ。
以前、この拙屑コラムでも記したが、
安かろう悪かろうではないから驚く。
レコーディングにおけるシビアなSN比云々と
言われればそれまでだが
少なくともライブ使用においての入力数、入力仕様、
そしてEQの掛かり具合、信号経路仕様
(例えばヘッドフォン別出力とか)
など運用上全く問題ない。
同様のスペックで1980年代だったら
少なくとも桁が一つ違っていただろう。
下手すりゃ、10万円コースである。

だいたい、
平沢進さんですらモニター用ミキサーとして
使っておられる。
実際は鎮西さんのアドバイスだろうけど。
それだけ信頼性が高いということだろう。
とはいえ安いから不具合があっても
まぁいいかという割り切りもできる製品。
という新しいカテゴリが生まれる。
半分消耗品的な。




それにしても、昨日も殴り書いたLaunchPad。
これを並べてライブという図。
メンバーは皆、16×16個の自照式ボタンを
指で演奏する。明滅と点灯、緑、黄、
オレンジ等の色彩が刻々と変化する。
ことラップトップライブにありがちな
静的なステージが錯覚的・動的なステージへと
遷移できるのではないか。
要修行。





2011/11/05

(No.1542): 生八集会


deweyの次回の戦略として
新たな環境を構築せんがために
Ableton Live8勉強会を
新宿の飲茶喫茶店にて行う。

「特になにも用事はないです」
「何の思いもありません」
「オートメーションを記録するのです」
「セッションビューのいじり具合が
アレンジビューに録音されるのです」
「そういうことだったですね」
LaunchPadです」
「LaunchPad見に行きましょう」

がぜん、講義は白熱し
飲茶店内で音を出しつつ、Live8を弄る

「ソフマップに楽器屋が」
「ないです」
「ヨドバシの楽器売り場」
「ないです」
「それではまた」
「解散」






2011/11/04

(No.1541): 東京車催


東京モーターショーの出展リスト
最初に発表になった頃、
これからだからまだ載ってないだけだよねー
そうだよねーなんて思ってたら
既に開催1ヶ月をきった今の状況でも
この有様ということは、
間違いないのでしょうか。すなわち、
フィアット社は出展しない
ということなのでしょうか。

フィアットどころではない。
四輪のイタリア車のメーカーは
一つもエントリーがないではないか。
フィアット、アバルト、アルファロメオ、
ランチア、ランボルギーニ、フェラーリ、
そしてマセラティ。
一つもない。
なんと華のないショーだ。

前に観たランボルギーニのあの
エモイワレヌ現実離れしたブース。
そういう非日常を味わいたいのに
出展しないとはなにごとぞ。

フィアットなんぞ、あんた、
FIAT500チンクチェントの宣伝とか
もうばんばん出来るっていうのに
何やってんすか、まったく。
FIAT500自体、せっかく大衆的ヒット車に
なっているというのに
モーターショーに出展しないなんて、
一体どうゆう決断なわけ?
全然わからん。
出展にかかるコストに見合う見返りが
少ないということなのだろうか。

そういえば、ジュネーブモーターショーでは
パンダの新しいモデルが発表になったといった
記事を目にしたことがある。
東京モーターショーへの出展はフィアット社にとって
メリットがなく、やはり主力であるヨーロッパでの
発表の方がメリットが大きいという判断なのだろう。
日本マーケットは無視か。

フィアット車がいないショーなんて
醤油をかけない納豆のようだ。




2011/11/03

(No.1540): 点検入庫


六級改号別名DUCATI M696+の件(くだん)の
前輪タイヤネジ刺さり事件を踏まえつつ、
走行距離12,100kmを超えた
定期点検の季節が巡ってきた最初の祝日は、
先ずは土と油と埃と虫が織り成す
旅の蟠った汚れを落とすために水掛洗車を遂行する。

洗車後、奇麗になった車体に火を入れ、そして
洗車の残り水分を乾かすついでに、どれどれ、
ドカ屋さんへ点検予約でもしに行って、
その帰りにでも遠回りになるがナップスに
寄ったりして、一端の単車趣味祝日リーマンきどり
を装おうかと算段したと思いねぇ。

出掛けに、
ひょっとするとイキナリ本日点検やっちゃうような
そんな展開になった時用の待つ時間のための
文庫本でも持って行こうかな、
などと一瞬考えたのだが、
いやいや今日は予約だけしかできないだろう
と踏みとどまり、
本は持たずにライジャケだけ羽織って出掛けた。

ところが、ドカ屋さんに行ってみると
予想に反して予想以上の展開になった。

「12ヶ月点検の予約に来たんですけどー」
「本日置いて行かれますか」
「え?今日ですか!?このまま?」
「はい」
「っていうか12ヶ月点検って預ける式でしたっけ?」
「はいお預かり式です」
「あーそっか忘れてた預けるのかー」
「今日お預かりすれば、えーと19日にはお渡しできます」
「ずいぶんかかりますね」
「最近急に混んできちゃいまして。。」
「そんぢゃお願いします、置いてきます」
「お預かりします」
「前輪にネジが刺さって」
「はう、どこですか」
「ここです」
「フロントタイヤは珍しいです」
「そうなんですか」
「出先だったのでバイク屋さんで修理しました」
「空気漏れはなさそうですね」
「この出っ張りはこのままなんですかね」
「この出っ張りはこのままです」
「一体化は。。」
「しかしタイヤ交換したばっかりですよね」
「そーです。殴って下さい」
「パンクタイヤは交換時期が早まりますよ」
「うぐぐ」






2011/11/02

(No.1539): 興憶世界


なるほど、合点が行く。
一般的に齢四十八にもなる人というのは
「ちゃんと」している人ばかりだ。
積み重ねた年齢に見合う経験や実績があって
それを持って年下へは良きアドバイスを授け
仕事では真摯で且つ積極的な取り組みをみせる
そういう年代である。
まず持って、社会のリーダー的なそんな年代だ。

ところが筆者の場合まったくもって、
落ちこぼれというワードがしっくりくる。
実際、中学生の時分から「落ちこぼれ」だった。
それが連綿と続いているに過ぎない。
根がちゃらんぽらんだからなどという理由は
理由にさえならないことを知らない。
会議中に平気でボケる。
そのくせその場しのぎには長ける。
何事も不完全で燻っている。

そんな昨今、ある真理に行き当たった。
「記録力」と「アドリブ」。
この二つの要素が得意な人は成功する人だ
ということを。

記憶力。
全て頭に入れておくことがベストだが
メモなどで補完しリードタイムが短ければ
概ね問題ないだろう。
筆者は健忘症かと思うくらいすぐ忘れる。
昨日の昼飯も覚えてない。

アドリブ。
別の言い方をするなら
「頭の回転が速い人」ということだ。
空気を読みつつ現状で最良と思われる回答を
即座にポンポンと答えられること。
しかも、上述の「記憶力」とコラボレーションすれば
より一層の破壊力を生む。
筆者は仕事も音楽もアドリブに弱い。
頭の回転が超絶遅い。
遅過ぎて他の人についていけない。


記憶力などは言うに及ばず、
アドリブが利く人というのは
分析能力にも優れており
困難な状況でもそれを打破するための
知恵が生まれる。
従って、
記憶力とアドリブに長けている人は
あいつはデキル奴だ、
この案件はあの人に頼もう、
じゃ君が主担当で、
彼に任せれば安心だよ、
というような信頼を勝ち得ることが出来る。

こんな屁のような屑糞コラムを執筆しているようでは
とても太刀打ちできそうもない。
だから放屁放尿でもして寝るのが一番だ。
つくづく筆者には関係ない世界だ。




2011/11/01

(No.1538): 自己啓発


AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)のスリップオン
吸気も変えないとだめなんだろうか。
しかしこれくらいの押し出し感もないものが
いいなー欲しいなー、
そんなにうるさくなくて、低音がいい感じ
らしい、いいなー欲しいなー、
といった色気を出している場合ではない。
なぜなら走行距離12,100kmオーバー
となりつつあり、且つ定期点検の時期に
入ってきているのだ。
六級改号別名ducati monster696++の人。

近日中に素敵な点検入庫にて、
つい先日も入庫したよなーあれは夢だったのか
夢でしたでしょうかとお伺いしながら
またしても1枚、いやいや2枚以上の万券が
出て行く事になるのだろうか、
どうなのだろう、そうなるのだろう、
だって、あんた、エンジンオイルと
フィルターも交換しないと、
なんたって前回から3000kmは
既に走っちゃってるのだから。

そして、なにより昨日の拙馬鹿屑コラムで
カミングアウトした通り、
フロントタイヤには木ネジ穴を塞ぐための
ゴム栓が収まっておりまするが、
朝や夜の指圧による空気圧確認においては、
全く問題なし、という状況において
日程をば、日程をば、決めっそ。

あーそれにしても、
仕事の文章もこんなんだったら楽だなー。
日本語文法も、ビジネス文章も、
意味のある言葉も、泣き笑いも、鳥そぼろも
さくらでんぶも、鼻水のついたハンケチも
ぜーんぶゴミ箱に投棄。
こんな文章ばっかり書いてるから
会議とかで発言がテキトーになるのかな。
最高だわ。

しかし、休みの日まで仕事関係のセミナーとか
フォーラムとか行くって、尊敬しちゃうよ。
悪いけどぜんぜん興味ないや。
自己啓発力、ゼロ。あっはっはっは。