2010/10/31

(No.1245): 譜割りと発声と


英語の歌の譜割りの話し。


非常に短い音節にもかかわらず
比較的長い単語が連なっている場合がある。

例えば、
I've got a feeling / the beatles

この曲のポールの歌っている部分で言えば
ご存じの通り、
前半の終わりの、あの絶叫まくし立てフレーズだ。
すなわち

All these years I've been wandering around 
Wondering how come nobody told me
All that I was looking for was somebody who looked
like you

までの長文を僅か3小節と1拍でまくし立てる。

言っておくが、まず歌えない。
というか発音できない。


そして、実は
この曲は後半のジョンの歌っているフレーズにもある。

Everybody let their hair down
Everybody pulled their socks up

練習して慣れれば歌えないことはないのだが

1    1    1            1     1
Everybody pulled their socks up

上記の「1」の箇所が拍だ。
つまり
「Everybody」や「socks up」は2拍分の長さであるのに対し
「pulled their」の2音節は1拍しかない。

これは歌の流れに沿って発音してみればわかるが
発音、発声がけっこう難しい。
しかし、英語の話し言葉で言えば
「pulled their」はカタカナでいえば
プ(ル)デアな感じになるので
ニュアンスとしては1拍で収まる発声なんだろう。
デの部分は舌を噛む手前の感じになるので
ツリそうになる。



あと、
発音アクセントの場所でも譜割りには影響してくる。

for you blue / the beatles

がいい例だろう。
この曲はジョージの名曲で、ブルース3連中抜きの
シャッフルビートで筆者は一番好きだ。

出だしから、食って入る。

Because you're sweet and lovely, girl
I love you

小っ恥ずかしい訳詞はともかく、
「Because」の「Be」はほとんど発音しない。
しているのだが、前小節から食って入るノイズ的な
息遣いとして入る。
「Because」のアクセントはcaの「a」にあるから
そこを拍の頭にしている。

実際はカタカナで書くと

・コズゥユースゥイーテンラヴリグァォー(ル
アラヴュ

となる。

「・」は前小節からの食いの「ビ」を
ビートにのせてノイズっぽく。

もちろん「L」の発音は舌を前歯の裏へ当てて発声するように。
「V」は下唇を軽く噛むように。
「lovely」「girl」の「L」、「Love」
それだけで随分とソレっぽく聴こえる。
お試しを。

2010/10/29

(No.1244): 四節と四話と


最近の若いヤツぁと言われてたと思ったら
いつの間にか言う方になったと今更気付く。
世代とはうつろうものだ。
大人エレベーターを降りる。




888曲入ったiPhoneのiPodをシャッフルで聴いていると
たまに知らない曲がかかる。
しかし、それも僅かの間で、すぐさま何であるか知れる。
音像の定位、ざらつき方が新鮮で
はて、なんだったか、少しだけ不規則な、
でも均等に入る弾力のある拍をしばらく聴いていると
ああ、なんだそうか、そうだったと合点する。




相変わらずエコが地球のためだと言っているCM等を
見ると、蟠る。
自分たち人間のためでしょう。
「エコ意識の高い方」っていう台詞も切ない。
人の「意思」も宇宙の自然の一部なのでは。
つまり、そういうことだ。




11月になったら、順次ダンドリを組む。
即ち、
DUCATI Monster696+ 12ヶ月点検
FIAT Panda100HP 車検
dewey live妄想と楽曲制作
dewey 演奏形態模擬訓練
パラディドル復活練習
立ちドラム購入の仮定
モンハン3d一ヶ月前猛特訓

トリガーを弾く。










2010/10/27

(No.1242): 急冷と苔蘚虫類と


昨日はノートPCのゴミファイル片付けで
出ずっぱりだったので、コラムはTwitterで済ませ
明日の朝つまり今朝はすこぶる低温で
そら真冬のコスチュームをプレイしなければ
詮無いことになるだろうと、やっきになっていた
ロイド眼鏡のブンボロウさんと
若鶏の唐揚げを粘着テープでとめる技を
会得していないといわれる船頭イオイさんが、
執筆中である400字詰め原稿用紙の
書き出しは「苔蘚虫類の袋詰め」ということだったので
昨夜の寒風の中の出来事は全て事実だったのだと絶叫した。


マジで壮絶だった。
薄着だったこともあり、その寒さたるや
尋常ではなかった。嗚呼、なんと心に響かない文言だろう。
この壮絶さ加減をどのように書き連ねれば心に響くのだろう。
というくらい、壮絶だった。

指先の感覚がなくなってしまうのは
外気温1度の夜間走行にて、しばしば体験したことではあるが
それは、1月とか2月とかそういう
本格的な冬という時期のことである。

翻って思い出してくれ。
今は、10月だ。
既に月末とはいえ、10月には違いない。


だいたい、だ。
あれほど苦しめられた真夏のDUCATI Monster696+の
L型空冷696ccデスモドロミック灼熱地獄エンジンを
もってして、
たかだか10月の外気温12~3度の夜間走行で
なんで、油温インジケータの指し示す位置が
目盛りたった2個分のところなのだ。
25km全て走りきった時点で最高温度が目盛り2個って
どうなってんだ。
冬でも走りゃ最低でも目盛り3個だったし、
真夏なんてアイドリングしただけで目盛り2個は
軽く超えていたというのに。
真夏の渋滞では4個だった。いや5個か。

それほどの壮絶な寒さだった。


教訓の完全真冬装備で臨んだ本日。
ぜんぜんさむくない。
人生とはそういうものだ。

2010/10/25

(No.1241): ボルトとマウントと


フィアット車の写真コンテストで優勝した際
賞品であるSONY nav-uであるが、
確かに、便利であり、先ごろの第三活動においても
非常に重宝したことは記憶に新しい。
クルマでの使用において何の問題もない。

このカーナビは内蔵バッテリーでも
使用可能である。
筆者は二輪において数回使用している。
ところが、このバッテリー駆動だと
僅か2時間ほどで使用できなくなってしまうのだ。
ツーリング中ずっと電源を入れっぱなし
というわけではないが、流石にたった2時間で
終了というのは、些かどうかと思う。

そこで、やはり次に出てくるのが
iPhone選手ということになる。
こちらもバッテリーの持ちはあまりかわらない
だろうが、それでも切入が比較的単純で操作感も
すっきりしておりスタンバイ時からの起動も
一瞬なのでiPhoneをマウントできれば面白いかもしれない。

そこで、オートバイ用のボルトマウント仕様の
iPhoneケースを買った。
ケースはナイロン製だが準防水と思われ非常にいい出来だ。
ケースの下部にはハンドルバー取り付け用の
ボタン留め式のベルトが出ている。
これとは別に金属製の部品が2つ。
一つはケースのベースとなる金具、そしてもう一つは
その金具と角度をつけて取り付けることができるアンカー。

で、肝心のボルトマウントのパーツはどれなんだろうと
探したが、ない。
ベースに穴が開いているだけだ。

取説を読むと、別途ボルトとカラーが必要になりますとある
なんのコントだ。












2010/10/24

(No.1240): クイダビと土曜ワイドと


近場ツーリングも楽しい。
午後からは60%降雨確率の曇天でも
はりきって飛び出す心意気が粋だ。

バルルンと排気音を奏でて、革ジャン着て、
今季初めての革グローブなんかも
おろしたりして、レインスーツは持たずに
曇天の下飛び出そう。


道の駅だ。
目的場所を指し示す。

所謂一般道におけるSA、PAに相当する
施設である。
SA、PAは高速道路という都市間を結ぶ脈道ゆえ
意外と広範囲且つ洗練された構成が多い
のに対し、
道の駅というのは、より地域密着型の体を
醸し出しており、ご当地農作物や工芸品の
見本市的な場でもある。

筆者は、SA、PAも、道の駅も
どちらも大層好きだ。
それぞれの特色があり、旅人の心を満たしてくれる。

だから目的場所をSAやPAや道の駅にして
ツーリングするというのも悪くない。
だいたい今では宿泊できるSAも
いくつか存在しているくらいだ。


さて、そういう施設においては筆者は
二輪駐車場の佇まいが好きだ。

特に、
高速道路では250CC以上のバイクしか入れないから
中型~大型バイクばかりである。
クルマの場合、高速道路を走っているからといって
それがツーリングである確率は
芹沢教授に10000点賭けて勝つよりも低いだろう。
しかし、オートバイは違う。
法事で故郷までオートバイのソロ走行というのも
もちろんあるだろうが、
その確率は永六輔が実は女だったという
ニュースが明日の日刊スポーツに載ることよりも
低いだろう。

つまり、オートバイ乗りは、ただ走りたいだけなのだ。
同じムジナ同士の、連帯感があるようなないような
あっては逆に迷惑なんだよという思いと
おおあのバイクって初めて実車みたよとか
そういう複雑さが
法事でこれから実家に帰ります的な半ば強制的移動手段
としてしか機能していないモノとの差である。
つまり、そういうことだ。



帰路。
思ったより激しい雨に打たれる。
革ジャンもびしょ濡れ、
ズボンもびしょ濡れ、
パンツまでびしょ濡れ。

それが、寒いの寒くないのって。
歯がカタカタと鳴っている。

絶好調だった。









2010/10/22

(No.1239): ニューモデルとスパイショットと


来月のミラノのモーターサイクルショーにて
DUCATIのニューモデルが発表されるとのこと。

DUCATI Diavel

上記リンクにもある通り車名はボローニャの訛りで
「悪魔」を意味するDiavelというらしい。
公式な写真は上記リンクやこの下にもあるように
リアからの写真しかないらしいのだが、
数枚のスパイショットが出回っているらしい。





















その一枚がこれ。
















なんか、派手にカスタムしたモンスターに見えなくもない。
写真で見る限り、水冷のようだ。
あと、なんかヘッドライトが変に見える。
ハンドルも後ろにびょーんって伸びてて、変。
タンクの長さが異様に長く見える。
というか、シート位置がものすごく後ろで、
ハンドルまでの距離が遠そう。
関連記事を読むと、パワークルーザー的な
ジャンルであるとしているが、真横写真は
やっぱり超改造モンスターに見えてしまう。

で、パワークルーザーっぽい感じはこの下の写真がそうだろうか。














なんか、ヤマハVMAX風にも見える。
このナンバーの位置、尋常ではない。
日本で車検が通るのだろうか。
テールランプ?兼ウインカ?のデザインもものすごい。
この写真を見ると、片持ちスイングアームというのがわかる。
マフラーも右側に集まってて、エキパイのぐにょぐにょ感の
造形も面白い。
乗ってるライダーさんの形を見ると
全然前傾姿勢ではなく、やはりクルーザーっぽい印象だ。


新しいモデルが加わるのは活気づいていいことだと思う。
が、筆者は特にこのモデルに興味が湧いてきたということはない。
やはりMonsterのような剥き出しのエグっぽさの方が好みだ。

DUCATIには、クルーザー的なマシンがないから

その線を突いていこうという営業戦略なのだろう。
日本導入は来年のいつ頃か。

2010/10/21

(No.1238): 心の帆檣と三首と


昨日の自動車保険の件。
今日、見積書がこなかったらブチ切れ電話の一本でも
してやろうかこの扁平サイズよろず相談窓口めと
勢いづいていると、知らん顔で見積書が届く。

安い。
今のよりも6千円近く安い。
保証内容は殆ど変わらない。
当然、これにする。




12月近辺11月も含めて、この時勢は
いよいよ四輪だの二輪だののマイルストーン的
催し物が開催される時期だ。
即ち、DUCATI M696+の1周年による12ヶ月点検の儀、
且つ
FIAT Panda100HPの車検の儀の
大二本立て上映である。

緊張を強いられる。
出費の。
しかし二輪も四輪もない人生など
サロンパス臭くない旅館の廊下、
ご飯がべちゃべちゃしていない旅館の朝食ようだ。




PSP用のメモリースティックをネットで買う。
4Gで1700円くらい。
これで、あとはおニューのPSPを用意するだけだ。

電車内、四十後半と思われるおっさんリーマンが
真剣に雑誌を読んでいる。
その雑誌に大きな活字で「お供アイルーの・・」
的な文言が垣間見えた。

モンスターハンターポータブル3d
12月1日 解禁。

2010/10/20

(No.1237): ネット見積りと車両検索と


月曜にはお届けできると思います
ってもう、おい、おまえ、今何曜日だと思ってんだ
水曜日、いやさあと30分もすりゃ
木曜日だぞ木曜
ったく、何の連絡すらよこしやしねぇ
てめぇ何様なんだ好きです。



過日、四輪の自動車保険が切れるので
今までの保険屋ではなく、新しくネットでできる
代理店を通さない、いわゆるそういう保険屋に
鞍替しようとダンドリをしているのだが
ネット見積りにおいて、筆者のクルマすなわち
FIAT Panda100HPが、車両検索のデータベースにない
ので、フリーダイアルにて電話し、
これこれこういうわけで、車両検索にないのですが
型式ですか、型式はABA-16914です、
16914でございますね、少々お待ちください
お待たせいたしましたお客様のお車は確かに
登録がございません、
フィアットなんですsフィアットでございますか
並行輸入車でございますか、いえいえディーラー車です
ディーラー車でございますね車名をお教え頂けますでしょうか
フィアットパンダひゃくえいちぴーです
パンダ、パ・ン・ダ でございますね
はいはいパ・ン・ダです ひゃく、イチゼロゼロのひゃくに
アルファベットのエイチ、ピー です
パンダひゃくえいちぴーでございますね
日本全国で300台くらいしかない少ないクルマなんです
おうおうそれは貴重なお車でございますね
それほどでもないです
それではこちらで見積りを作成し、
月曜日には滞りなく郵送できると思います
よろしくお願いします

って言ってから、もう木曜じゃねぇか
てめぇどうなってるんでぇ好きです。


ちなみに、一社だけではなく
都合、4社のネット見積りをやってみたが
全てにおいて、FIAT Panda100HPは
車両検索にて該当なしになった。


最高だ。









2010/10/19

(No.1236): WAVEDRUMと画一と


久々に、これは欲しいという楽器が登場した。
いや、実際は2009年だというから
既に登場していたという体である。

KORG WAVEDRUM


15年前に初代WAVEDRUMがあったが、
その完全リニューアル版。
最初は、単なる電子パーカッション的な
そういうものだろうと思っていたが、
デモ映像や数多YOUTUBEにあがっている
動画を観て、これはちょっと違う方向だ
という印象を受けた。

先ず、ボタンで音が出るのではなく、
実際に演奏するという形態がいい。
そして、単純なインターフェイスでありながら
非常に複雑な演奏と音と表現が可能であるという点。
演奏自体は、素手による演奏はもちろん
スティックによる演奏もできる。

そして、ヘッドを張り替えられるという点も
見逃せない。
黒いモデルの写真はREMO製ヘッドだし。
これだけでもあがる。

しかも、既製のスネアスタンドが使用できる。
筆者は既に持ってるので丁度おあつらえ向きだ。
肝心の音色だが、デモ等を見る限り
さすがKORGの音という感じ。
もちろん、オリジナルの音もシンセサイズ可能だから
フィルターぶるぶるの奇怪な音も作れそうだ。

嗚呼
次回deweyで、使いたい。是非。
しかし問題は、思ったより安くない
ということ。実売5万円強くらいか。


2010/10/18

(No.1235): 第三活動と探索と


第三の活動のこと。

6:55
旧友N宅にFIAT Panda100HPで乗り付ける。
奇声を発し踊りながら乗車する。



10:30
事前リサーチ通り、群馬県松井田から
仕事開始。



10:54
一発目、発見。
記録する。



10:58
立て続けに。
しかも、強烈な一枚。
実はこの左側には「Aワン」が貼ってあった。



12:19
ようやく会えた。
水原弘と由美かおる。
楕円型ではなく、大判の正方形。
貴重。
興奮して皆泣き叫ぶ。



12:56
倉渕温泉。
山間のいで湯。
仕事を一時中断して、浸かることに決定。
非常に好印象。
小奇麗で気持ちがいい。
お湯もやわらか。ただし熱い。
源泉かけ流し。
お薦め。



16:35
渋川市から吉岡町にかけての街道。
取り残された納屋に密集。



17:10
作業終了。

我々は時速40kmで走行中の車内から
0.5秒で駄板との区別を認識できる能力を有している。
それが、この仕事を行うための資格だ。











2010/10/17

(No.1234): アンチPOSとマニアックと


超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか

ご存知、中野ブロードウエイ内にあるレコード屋「メカノ」。
こちらの店長様へのインタビュー記事。

「POSが音楽ジャンルの可能性を殺した」
「POSは売れるものだけ売って、売れないものを切るシステム」
「その結果音楽市場のヒエラルヒーの末端のジャンルは死ぬ」
「死んだジャンルは育たなくなる」
「つまらなくなる」

全く、同意見だ。
しかし耳が痛い。
何故なら筆者に関係のある業界だからだ。
どころかそのまま本丸をぶち抜いている。

POSに管理されるということは
音楽を小売業の扱う商品と同じただの飯の種
としてしか見ていない。
しかも実際にはCDやレコードといった物理的実体のあるもので
それらの物流システムなどを交えて考えると
音楽といえども、ただの小売業の取り扱う商品でしかないのだ。

だから、在庫管理、販売管理で徹底的に無駄のない
店舗経営を導くためのツールとしてPOSを取り巻く
システムというものがある。

というのがつい近年までの道理だった。

しかし、くだんの記事にある通り、大型CDショップでさえ
淘汰されていく時代において
最後に残った勝ち組(という言い方はしたくないが)という枠には
POSなど愚の骨頂とした個人店が堂々の1位優勝となったのだ。
痛快。


そして、キーワードとしてはもう一つ
マニアック
というものがある。


いわく

実はこの店、Perfumeがないんですよ。

―― ほー。そらまたなんで?

あれは消耗品のJ-POPだから。新譜で買取りしても、
3ヵ月もすればブックオフに並んで、すぐ100円になっちゃう。
それを、個人の店で、買取りでやるのは無理なんですよね。

―― 在庫を持った途端、価値が目減りしていくと?

そうですね。それやってたら、今ごろうちは潰れています。

(http://ascii.jp/elem/000/000/561/561848/ 抜粋)




もう、うれしくなる。
痛快。

2010/10/16

(No.1233): dewey打ち上げとカラ鉄と


9:30
自動車保険が切れるので
保険会社を見直す算段をする。
外資系の保険会社のサイトで
見積もりを取る。
見積もりを取ろうとした。
が、
FIAT Panda100HPの型式がデータベースに
なかった。
仕方ないので電話にて見積もりを依頼する。



13:00
六級改を洗車する。
よく考えたら、まもなく納車1年になるというのに
今回で2回目のような気がする。
洗車が。
いいぞ。



16:00
deweyの打ち上げを西新宿にて行う。
次回の構成について絶叫個室にて
2時間にわたり粛々と会議を行う。
実りのある会議だった。
絶叫具合が。










2010/10/15

(No.1232): プチ秋葉原と前職と


前職、といってももう23~4年も前になるが
あのままあの会社に勤めていたら、
今頃どのような塩梅社員になっていただろうか
という不毛な想像をしてみる。


筆者の前職の会社は、
今では有名コンピュータメーカーになってしまったが
その企業の子会社だった。
現在でも子会社だけで200社近くあるのではないだろうか。

大学での専攻が理工学部電気工学科だったこともあり、
先輩も何人も就職しているというのでこの会社へ入った。
内容はハードウエアの設計だ。
筆者が就職したのは1985年であった。
当時の筆者の仕事内容は、銀行向けの
業務用ファクシミリ装置の
漢字データ変換部分の設計であった。

先ず、A3くらいの大きさの設計書に回路図を書く。
基本的にはデジタル回路図なので
ICとかLSIを組み合わせて回路を作る。
ただ、そのICやLSIを駆動させるために
クロック発生の回路等が必要で、そういう部分は
アナログ回路であった。

で、一通り設計書ができると、
別な場所にある同じ会社の支店工場に、
プリント板に配線パターンをエッチングしてもらい、
さらにICやLSIなどのパーツを実装してもらう。

数日後、
出来上がったプリント板に部品がハンダ付けされて
納品されてくる。
プリント板の大きさは、今で言うとAT互換機の
マザーボードくらいの大きさだった。


で、それを設計図通りか、仕様通りか、テストを行う。

何しろ、これが大変だった。
先ず、うまく動かない。

というか、初回通電する際は危険を伴うので
必ず、パターンチェックを行う。
しかしそれでも、動かない。
或いは動くのだが、仕様通りの信号が出力されない。
それが、自分の設計の所為なのか、
それとも配線パターンのミスなのか、
それを見つけるのが大仕事だった。

しかし、それはまだいい。
むしろ、楽しささえあった。
何故なら、職場はプチ秋葉原だったのだから。
見渡すかぎりの広いフロアの壁に備え付けられた
小さな無数の引き出しの中には
抵抗、可変抵抗、コンデンサ、水晶発振子、
トランジスタ、FET、ダイオード、発光ダイオード、
IC、LSI、などが有象無象に在庫されていた。
それらを好きなように使用することができた。
プリント板のパターンをカッターで削ったり、
あるいはリード線でハンダ付けしたり
場合によっては部品を差し替えたり
ハード的にできることをいろいろ試せるのである。
電子部品ヲタクにとっては天国である。

しかし、問題は、
とにかくデスマーチなんてものではなく
やってもやっても仕事が沸いてくることだった。
即ち、毎日23時とか24時とか。
土曜も日曜も出勤だった。
18時になると夕食メニューが配られ、
23時を過ぎると毛布が配られる職場って。

そんなの、辞めるでしょう。普通。


あれから、二十数年の時が流れたが
あのまま勤めていたら一体どうなっちまってただろう。
辞めたきっかけになった喧嘩した先輩や
辞表を破り捨てやがった課長や
分かり合えた同僚達は今どうしているのだろう。

現在、その会社は東証一部上場となり、
会社名も変わり世界的に展開している。

そのまま残ってたら、回路ヲタクで
世界を牛耳っていたかもしれない。
嗚呼辞めて良かった。

2010/10/14

(No.1231): 今だからとまんが日本昔ばなしと


最近のマイブームは「まんが日本昔ばなし」だ。
現在YOUTUBEにはたくさんの作品がアップされている。
1970年代中盤あたりから1980年代にTBS系列で放映していた。
確か土曜だったか。

という、年表を鑑みると、当時筆者は
中学生~大学生にかけてである。
子供向け番組というカテゴリではあったが
見られるときは毎週観ていた。

そして、あれから30年近くたって当時の作品を
見てみると、作品としての品質の高さに
ただただ驚くばかりである。
当時、リアルタイムで見ていたというのに
何も感動などしたことはなかった。
不思議だ。


「まんが日本昔ばなし」のファクター。

毎回、異なる絵描き作者によって得られる
お話のニュアンスの視覚化は、非常に効果的である。
そして何と言っても、
市原悦子氏と常田富士男氏の語りが秀逸の極地である。
まさに、命を吹き込むとはこのことだ。
見てごらんなさい。
風情ある或いは叙情的な絵が、このお二人によって
存在を獲得している。

そして、昔ばなしには、子供だけに通用する
お話しばかりではない。
時には残酷に、或いは恐怖に、そういう要素も
リアリティとしては重要である。
リアリティなど必要ない?
いや、
昔ばなしというお伽話は生活であり教訓であり
現実であるのだ。

一話10分弱という長さも丁度良い。


2010/10/13

(No.1230): SLとmhp3DLと


一日24時間じゃ足らん。

一息に。

帰社後、懸案のsecond Lifeの土地関係の
諸々の作業をやろうと思っているのに
一向にログインできなくなっており、
ディスプレイドライバやらアンインストールだの
再インストールだのを繰り返しながら
情報を電網で拾い集め
隠しファイルの悪さという結論に至り
そんじょそこいらの馬鹿ファイルを全て消し去り
ログインしてから、ようやく本題の土地関係を
わらわらと作業しつつ、同時に
本日より解禁となったモンスターハンターポータブル3の
無料体験版のダウンロードにとりかかるが
PSPのシステムバージョンアップからはじまり
充電不足で一時足止め状態に陥り
ようやくダウンロードが始まったら
今度はsecond Lifeの作業で、土地の分割とか
何やらとか思い出しながらやってるもんだから
モンスターハンターポータブル3が落ちてから
起動もせず、こうしてあたふたとコラムを
殴り打っているということで
今日は店じまい。












2010/10/11

(No.1229): 匂いと晴天と


オートバイ、二輪という乗り物は
なんと良いものなんだろう。
今更に実感した。

特に、絵に描いたような秋晴れ、晴天の下
それが高速道路上であろうと、
遮るものの一点もない360度の上空には
空の青と白と少しのグレーと青と白と
山の緑と紅葉の茶色や黄色
全てが有視界で鮮烈な感動を齎す。

空冷2気筒のドコドコという鼓動と振動と
ヘルメット越しのビュービャーという風切り音
家畜の糞の匂い、草の匂い、焼畑の焦げた匂い
森林のイオン匂、数多風の匂い。
虫が当たる。

単車乗りで良かった。
ありがとう。


2010/10/09

(No.1228): チェーンとライブ動画と


淡々と記す。


雨なのでオートバイのチェーン掃除をする。
DIDのチェーンを
DIDのクリーナーで落として
DIDのチェーンルブで塗布した。





deweyライブの動画を切り出す。
とりあえず、以下の3曲を切り出す。

flohmarkt
no control
scale

タイトル等のスーパーを入れて
フェードインアウト処理のみでmpegへコンパイルした。
滞りなくYOUTUBEへアップロード。

deweyのマイスペースへリンク完了。
ついでに写真も差し替えた。

















2010/10/08

(No.1227): deweyライブとdvdと


dewey 9月25日ライブのDVDを平さんに
送ってもらう。
本日到着。
観る。

率直な感想。
ようやく、本当にようやく、
及第点の帯域に到達した
という実感が湧いた、出来栄えだった。

もちろん、あちこちに踏み外したミスは
あるのだが、それもライブの味である
ということで許してもらえそうな塩梅である。
と手前味噌ながら思う。

現在、マイスペに上がっている
いくつかの動画は
このDVDから抜いて、差し替えたい。


DVDに録音されている音も良い。
音質ではなく、バランスがいい。
以前のとんちんかんな感じではなく
ちゃんと生演奏とバックトラックと唄との
混ざり具合がよくできている。
このバランスでPAされていたと仮定すれば
ライブを生で観た方はdeweyの全貌が
把握できたはずである。


そして、筆者の場合、なんといっても
実際の出音の確認を初めて行なったに等しい。
即ち、筆者はドラム演奏中はオケのみを
ヘッドフォンでモニタしているので、
そもそもバンド全体の演奏自体を
聴けないのである。

DVDで、初めて聴いた。

感動した。
こんなシンセが入っていたんだ。
思っていたのと唄がこんなに違っていた。
ベースのこのリフ初めて聴いた。


やべ、deweyって、思ってたよりカッケー。



動画切り出し編集、近日中にアップ予定。



2010/10/07

(No.1226): 全員部長と虚と


このくらいの年齢(四十代後半)になれば、
会社でも社会でもそこそこの役割や地位でもって
大人の立ち居振る舞いをするのが普通だろう。


というのは、実は虚であったのだ。


全ては、子供心が創り上げた幻影だったのだ。

即ち、
自分が子供の頃、中学生や高校生でもいい
その頃、四十代後半の「大人」など
もう雲の上の存在で、それだから
ものすごくちゃんとしてて会社でも偉くて、
部長だったり、社長だったりしたわけだ。

現実は、ぜんぜん違う。
へなちょこ人生だ。
だいたい、四十代後半の大人がみんな部長とかだったら
大変だ。


今でも筆者は中学生の時と同じ時間軸上に居る。
途切れてなどいない、ずっと同じ道だったのだ。
そういう、時間と記憶と意識が連綿と続いている、
続いていく、ということが彼ら子供にはわからないのだ。

ということが、四十後半のこの年齢になって
よくわかった。

そして、きっと20年後も同じなんだろう。
六十代なんて、人間として出来上がっていると
思ってしまうが、実はそうではなく
今の意識がそのまま連続していくのだ。



ドラムはうまくなっていたい。










2010/10/06

(No.1225): 三選と雑駁と


一選

過日のアマチュア無線継続申請関係の顛末。
総務省のサイトから廃止届と開局申請の
ダブル申請でお伺いをたてる。
一度、突き返されたが、修正後再提出にて受理。
申請料は2,900円で済み、
どうにかコールサインは存続できた。

久々に、アマチュア無線を再開してみたくなった。
しかしもう右も左も分からん。




二選

旧友Nと数年ぶりにせどり旅に行くダンドリを打つ。
せどりとはいろいろな解釈があるが、詰まるところ
古物物色の体である。

前回は2002年くらいだったか。
地方都市及び旧道、村落における
主要物1の生息状況と、旧商店における
主要物2の売れ残り在庫状況等を調査する。
今回もコース見立ては筆者。
予想通りの繁盛となるか枯渇の果てを見るか
神のみぞ知る。

久々に、前の晩は興奮して眠れないだろう。
奥地まで行かずとも宝玉のあるを。
全裸で。




三選

mhp3をようやく予約する。
モンスターハンターポータブル3dだ。
電網においては主要な家電量販店サイト、
アマゾン、某サイト、どれもこれも
予約受付終了の案内に打ちひしがれる。

リアル店舗に行けば大丈夫だろうと思っていたが
最後に
「モンスターハンター3 予約」でググってみる。

J電機のサイトがトップに出たので
おもむろに確認すると、まだ予約受付中である。
当然ソッコウで予約購入をポチる。

商品明細
商品名
モンスターハッターポータビリティ3
プラットフォーム;エーパッド


冷や汗が出る。








2010/10/04

(No.1224): M796と所感と


ドカマガって季刊誌になったんだ。
二輪でしかもDUCATIだけなんて
確かに、販売部数少ないだろうに。
毎月は苦しいだろう。しかしせめて隔月でも。
いやもともと隔月だったか。
どうだったか。

ということも忘れるほど
久々にドカマガ(DUCATIマガジン)を買う。
くだんのMonster796がデビューしたので
どんな塩梅なのか見たいと思い買った。


印象は、1100と696の混合型。
型番も796なので、もっともな流れである。
見た目は、696とか1100と変わらないが
あちこちが696ぽかったり1100だったり。

シート高さはやはり696と1100の間で800mm。
そのシートはなんとDUCATIパフォーマンス製の
ローシートを採用。
1100と同じに、オイルクーラー装備、
片持ちスイングアーム、リアタイヤ180。
696と同じにレバー類は4段階可変、
アジャスタなしSHOWAフロントフォーク、
となっている。

本当に混合型だ。

これで、ABSが付いて119万円だから
696+と15万円しか違わない。

インプレを読むと、乗り味は696とも違うし
1100とも違うとのこと。
696のような軽快感と1100のような
鋭いトルク感、
それぞれのいいとこ取りだとのこと。

なるほど、ちょっと乗ってみたい。
もっとも1100は乗ったことがないので
696との比較しかできないが。

しかし、値段も近いし、696との差別化も
案外微妙だし、
セールス的には696と796はどのような
棲み分けにするのだろう。

なんとなくだけど
400とS2Rのように明確な違いはないから
それだったら796にしよう
と思う人のほうが多い気がする。
696も796も大型免許だし。

すると、近い将来696は絶版車になるのかッ
最高だ。









2010/10/03

(No.1223): ライブ写真掲載とプレmhp3と


dewey 9/25ライブの写真を数枚頂いたので
掲載する。

ライブ直後の拙ブログには出演前の
バカ面三人トリオや、
幕の開く前のステージ上の静物やら
そんなものしかアップできていなかった。
ようやく、本編の写真を公開できる。

ライブDVDも録画したので、良い出来の曲は
編集して動画としてyoutubeにアップし、
併せてそれをMySpaceへ掲載リンクする予定である。



















mhp3、いろいろ情報が入ってきて
否が応にも期待感は高まるばかりである。
やはり新しいモンスターは気になる。
ジンオウガ」とか
ティガレックス亜種」とか。
PVで観たティガ亜種の動きや咆哮が尋常でない。
一人じゃとてもできそうもない。
禿げそうだ。

また武器についてもレベル上げ要素の内容や
仕様変更、動作変更等もあるらしいので
こちらも楽しみ。

ユクモ村。


あー、
「Google日本語変換」だと、
「ゆく」って入力しただけで
「ユクモ村」が候補に上がってくる。


ところで今回はネコ飯はなくて、
そのかわり温泉の効能と温泉ドリンクが
それにあたるらしい。
温泉クエストなるものもある。


クエストにG級はなさそうだけど
たぶん、将来的には出るのだろうか。
MHP3Gなんて。

2010/10/01

(No.1222): 千度目と斬鉄と


dewey(デューイ)は、2006年に結成された日本の
オルタネイティブ・ガレージ・テクノバンド。
3ピース構成でノイズ塊のズレたシーケンスと
シンプル生ドラムとベースに、
フェイクピアノと妖艶な唄が乗る。
バンド名は、イギリスのサーカス団や
同性愛者で使われる隠語ポラリ語の
数字の2という意味。


@technopopbotに投稿しようかどうしようか。
一応、インディーズもOKだというので
そういうことにして、そうしようかと。
その投稿の原文。
原稿は129文字以内というので
少し短くしないと。