2015/11/30

(No.2410): 11/29 「真昼図鑑」deweyライブご報告


11月29日(日)朝9時30分、我らdeweyは中野スタジオノアSスタジオになだれ込みます。ライブ当日にいつもの機材霊障を落とすための最終レンシウを行う我らdewey。ゲネプロ的にひと回しやり終え、本番並みの意気込みでやったものですからすでに息が切れました。
「疲れました」
「帰りましょう」

いや、帰らずにそのまま中野heavysick ZEROへ。サウンドチェックを拝見しながら、もうすごい方々とご一緒なのだーと我らは襟を正しました。
思えば今年3月、大久保「ひかりのうま」にて今回のイベントのオーガナイザーであるMさんに平沢さんライブ期間中のイベントへのオファーを頂いたのがきっかけ。今日がいよいよその本番当日なのです。モチベーションがあがらないわけがありません。
そしてなんたって共演者の方々が豪華。村上ユカさん、日比谷カタンさん、メテオールさん。どうですこの布陣!



deweyは一番手。お客様の多さに嬉しくなります。deweyを知って頂けるチャーンス。とビビりながらステージに立ちます。しかもステージ前方のお客様はかぶりつきで見ているので筆者の手元が丸見えではないですか。microbruteの演奏とか音作りとかミキサーの調整とか、秘密にできない状況に些か緊張する。ます。
でもいつものようなぐにゃぐにゃエレクトロニックを垂れ流しながら気持ち良く演奏できました。踊っていらっしゃる方もたくさんいて、本当にやってよかった、嬉しいことです。

平沢さんカバーはいつもの「Forces」と作り直した「庭師KING」。数年前まで「庭師KING」は全ボコーダー歌唱でやっていたのですが今回新たにトラックから作り直しtairaさんの生歌歌唱をメインにボコーダーとの並走を試みたバージョンなのです。それと「庭師KING」の映像は昭和30年代、高度成長期の日本人の一生懸命働く姿をモチーフにしたものです。

我ら的にはほぼほぼ良いライブだったのではなかろうかーと思っていますが、唯一筆者的な失敗は「そのためのバンパー」の最終コーラスのボコーダーです。microbruteの操作に囚われて、最初の方を歌い忘れました。嗚呼楽しい。


今回のdewey セットリスト
1 Forces
2 オルドビスの遺産
3 Compexitate
4 冬の欲望
5 庭師KING
6 そのためのバンパー

ちなみに、deweyのライブはバックトラックを基本にしていますが、MIDIコントローラやガジェット楽器やアナログシンセサイザー、或いはミキサーなどでリアルタイムに様々な音を演奏したり足したり引いたりしているので同じ曲でも毎回違います。特にmicrobruteにはメモリーなどないので音作りは一期一会。


(撮影:村上ユカさん)


(撮影:葉介さん)(葉介さんいつも差し入れありがとうございます)





(撮影:Edie.S(stereogimmik))


なんだかんだでdeweyのライブが無事終わり、あとはお客さんとして共演者のライブを拝見しました。


村上ユカさん
バックトラックのオケの素晴らしい完成度、に加えサウンドエンジニアリングも秀逸でした。気持ち良く聴こえました。そしてピアノ演奏で歌唱される。お声の伸びの素晴らしさ。ライブ全体の品質の高さに圧倒されました。もう我らとはさすが格が違うねーとtairaさんと言い合いました。

日比谷カタンさん
セミアコにピックアップ、各種エフェクタ、特にボイストランスフォーマー使いでいらっしゃる。しかしなんたって、音圧の、音の分厚さ、セミアコ一つであの壮大なバッキングはすごいなーと。しかししかしそれを上回る歌唱の素晴らしさ。お声の音圧も素敵すぎる。Forces、しびれました。裏声、太い声、綺麗な声と使い分けや演出も見惚れました。


メテオールさん
メテオールさんとは今回で二回目のご一緒ライブ。圧倒的なパワーであり且つノリノリなメテオーリーの方々と渾然一体となったライブは圧巻。これぞライブという感じ。そしてやはりハッチャキさんドラム、やっぱりすごい。かっこいい!映像も楽しい。
ハッチャキさんとは出番直前まで控え室でクルマ談義で盛り上がってしまいました。本番前だったのにすいませんでした。でも筆者と同じお年頃だし、好きなクルマの系統も似ているのでお話楽しかったですー。



「アカシックレコードの夜」主催、今回の「真昼図鑑」をオーガナイズされたMさん、このような素晴らしいイベントへお声を掛けて頂き本当にありがとうございました!
kitaraを弾くMさんのお姿写真を撮影。大事にします。



0 件のコメント:

コメントを投稿