「ツーブロック」と書かれた床屋カードを持ち
約一か月ぶりにくだんの床屋さんへ。
担当は店長ではないもう一人の大柄な方。
この人もそうとうな手の圧の持ち主だ。
「ぐるっとツーブロックですね?」
その大柄の理容師さんは聞く。
「あ、はい」と答えた。
ぐるっと?
思いのほか、ブログネタになることは起きずに
散髪は進んだ。
しかも筆者の思い通りの髪型にハサミを
いれてくれている。
洗髪、髭剃りも滞りなく終了。
最後に仕上げというか髪を乾かす段。
その大柄の理容師さんは大きな手で
筆者頭をばたばたばたばたばたばたばたたばt
と激しく叩き出した。
尋常でない手の圧だ。これはやばいぞ。
筆者脳、大丈夫か、耐えられるか。
まだ叩いてる。
一瞬叩くのをやめたと思ったら、
ドライヤーを持ち出してからも
筆者頭を再びばたばたばたばたばたばたばt
いやものすごい圧だ、手加減なし、
え?ここ?今回はこのタイミング?
と思ったら、突然笑ってしまった。
「ぐふッ」
以前の筆者の髪型と違って現在はいささか長髪
(といっても以前と比して)
そのため乾かす時間が長くなったのだろうが
櫛とかブラシとかそういうものでできないものか
素手でもいいんだけど、
もっと優しくー圧がすごいのよー頭痛いー
南無三宝!と念じたら
ふんわりブローに遷移して事なきを得た。
床屋を出てからの帰り道、旧友N宅の前を歩いてたら
ちょうど旧友Nが家の前に出てきた。
「おうーNー」
「おうエフオピ、え!?何その中学生みたいな髪型?」
最高だ。