2024/12/02

(No.2670): 位置情報ゲームと百観音

 筆者最初の位置情報ゲームはingress。
2つのチームに分かれて競う地球規模の陣取りゲームだ。
ポータルと呼ばれる場所を占拠し、
囲むように3つのポータルを取ると
囲まれたエリアが自チームの領土として色付けされる。
スマホゲームとはいえ、家でじっとしているだけでは遊べず
実際にその場所へ行かないと成立しないゲーム。
のちにポケモンgoやモンハンNow、ドラクエウォークなど、
位置情報ゲームシステムで人気を博しているのは周知の事実である。

今でも遊んでるのはモンハンNowとドラクエウォーク。
ドラクエウォークではお土産と呼ばれる
スタンプラリーのようなサブゲームが好き。
全国都道府県に各4か所づつ決められた場所(観光地など)へ
行くと「お土産」というスタンプがもらえる。
いずれも、その場所へ実際に行かなければ達成できない。
噂では、離島で且つ電波も届きにくい高難度な場所もあるという。
最近、台湾にもお土産スポットが登場したのには驚いた。


筆者はなぜ位置情報ゲームに嗜好が向くのか。
実は位置情報ゲームが世に出る前から、
やや比喩的表現だがスタンプラリーのようなもの
を実践していたのだ。
いやスタンプラリーと言うと怒られてしまう。

坂東三十三観音 という巡礼を実践していた。

坂東三十三観音の詳細はリンクを見ていただきたいが
簡潔に説明するとこうだ。
鎌倉時代に西国三十三観音にならって作られた
関東地方の33か所の寺院への観音信仰巡礼の道である。

各お寺の観音様をお参りし、
納経の印しとして御朱印をいただく。
筆者は納経の代わりに般若心経を唱えることにしている。

観音菩薩は人々を救済するために
お姿をいろいろ変化させるので
お寺によって様々な観音様をお参りできるのも楽しい。
十一面観音とか千手観音とか。
観音様によって真言も違い、
その説明も本堂内に記されているので
真言(マントラ)を唱えお参りするのが気持ちよい。


お寺周辺は厳かで信仰のある地ではあるが、
一方で観光地化されているところもあり
巡礼で訪れれば地元への経済効果も期待できるだろう。

御朱印は専用の御朱印帳にいただき
巡礼の順番は一番からでなくてもよい。


西国三十三観音、坂東三十三観音、
そして秩父三十四観音を加えて
日本百観音霊場としている。

筆者は坂東、秩父は既にコンプリートしており、
日本百観音コンプリートまであと西国一寺院のみという
ところまで来ている。
ここまでに12年かかった。

しかしこの旅の魅力は終わりがないことである。
結願しても、それは新たな発願の始まりとなる。

筆者は現在、坂東三十三観音の二巡目を修行中である。
二巡目以降は同じ御朱印帳に「重ね印」を押印していただく。
何度も巡っている巡礼者の御朱印帳は朱印で真っ赤になっている。
朱の色に染めたい。




っていうか
ドラクエウォークのお土産の場所とお寺の場所を考えて
ドライブコースを考えるの ちょー楽しいー!



0 件のコメント:

コメントを投稿