今年は筆者19年目、19回連続のフジロック。
19回も毎年行ってると、特に感慨はないものだが、終わってしまうと必ず訪れるロス感覚。これを味わうとああフジロック終わったんだといつも思う。
今年はお目当がなかった。だって出演者ぜんぜん知らない人ばっかりなんだもの。でもぜんぜん問題はない。どこかしこでも音が鳴っている。琴線に触れる音楽は必ずあるものだ。
そんな中で今年のベストアクトは金曜のレッドマーキーで観た「TUNE-YARDS」。
TUNE-YARDS、凄かった!
— deweyのエフオピ(ステージ上手側) (@dewey_lumb_fop) 2018年7月27日
ドラム、ボーカル、ベースだけど、エレクトロニック。
どのようにやってるのよくわからない。
バックトラックありでドラムの人は合わせて叩いているんだけどサンプラーも。
歌の人はリアルサンプリングしながらレイヤーを重ねながらシンセも弾く。
ベースの人も
ベースの人もモジュラーシンセを操りながら。
— deweyのエフオピ(ステージ上手側) (@dewey_lumb_fop) 2018年7月27日
ブレイクがてとも効果的で、複雑な構成を巧みに演奏するのがなんともイカしてた!
直後に興奮してこんなツイートしてるけど、本当に素晴らしかった。
作り手側の立場からみると、まずもってどうやってやっているのかほとんどわからなかった。ステージ上にコンピュータらしきものもなかったと思うが、あきらかにバックトラックはあった。
ドラムはバックトラックの打ち込みと生ドラムのハイブリッドなんだが、ドラマーは特にイヤフォン的なものもつけておらずコロガシモニターのみであわせているのか、しかしブレイクを多様した楽曲構成が多く、そのタイミングも見事だった。
ボーカルの彼女が一人ハモリで巧みなるリアルサンプリングでどんどん声のレイヤーを重ねてゆき、それにプリミティブでシンプルなシンセ音が旋律を奏でたり。
ベースもバックトラックと生ベースをうまく融合させているようだった。
楽曲はエレクトロニック、クラブっぽいグルーヴもありつつバンドサウンド的なニュアンスもありとにかく、ハイセンス、ハイテック、でも高度な演奏技術によるところがあってこそ、あの構成が演出できるのだろうと思う。
今年のフジロックの締めはトミー富岡さん。
思えば5年前フジウジで初めてトミーさんを拝見し、なんだこのおっさん下ネタエログロのみでむちゃくちゃ面白れぇとファンになり、ある年はバスカーストップにて素人と一緒に舞台にでたりしていたが、一昨年?くらいに苗場食堂で正式な出演者としてタイムテーブルにも載った。
既成楽曲の歌詞を下ネタに変えた替え歌とモノマネ歌唱がメイン。内容はとてもここでは書けない規制線をとっくに越えちゃってるヤバイネタばかり。オリジナルの方が聞いたら怒られること必至。
ただし、ギターのテクニックの上手さは流石、そして歌唱がべらぼうに上手い。たまーにオチのない真面目な曲をぽっとやったりするのだが、そのときはもう別人のようだ。
ライブはお客さんを巻き込んでやる。しょっぱなからリクエスを受け付ける。お客が歌手名などを叫ぶ。リクエストに応えてだいたいどんな曲でも下ネタ替え歌+モノマネで演奏してしまう。
筆者てっぱんは武田鉄矢。実際本人よりも似ている。
「来年も出たいのでツイッターで拡散してね」とのことなので拡散します
1年ぶりのトミー富岡さんのライブ、相変わらずくだらない下ネタ満載で大爆笑だった。笑いすぎて涙出た。
— deweyのエフオピ(ステージ上手側) (@dewey_lumb_fop) 2018年7月29日
トミー富岡さん実はフジウジから数えると連続6年フジロック出演なのだった。
江古田マーキーにて年内ライブの予定があるとのことなので東京近郊の人は行くべき。
絶対「引く」と思う。pic.twitter.com/zAGdv5y2bK
会場は広い。メインゲートから最深部のカフェドパリまで3Kmくらいある。そこを一日中歩くので1日で10kmくらいはすぐ歩いてしまう。昔に比べたら山道が整備されてだいぶ歩きやすくなった。
ゲートから最深部までゆっくり歩くと40分以上はかかる。だから観たいライブがあったら早めに移動するとか段取りが重要だ。人気ライブのステージでは入場規制もあるし。
あと、雨。フジロックは必ず雨に会うことになるのでレインコートなど用意必須。靴も完全防水でないときつい。
雨の中、ご飯食べるのとか抵抗ある人はだめだろう。
いや、本当は筆者は雨の中ご飯食べるの 嫌い! だって雨つぶぼつぼつ食べ物の上に落ちるんだよ いやだよそんなのー
来年は20回目だ。既にスケジュールには入れてある。
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