2025/08/01

(No.2680): フジロック 25

 筆者がフジロックに最初に行ったのは2000年。
(2000年時点で筆者は30代後半)
会場が苗場に移って2回目の開催からだ。

カルチャーショックという言葉が本当にあるとすれば
まさにその言葉通り衝撃を感じた。
そのとき感じた衝撃をうまくことばで伝えられない。
誤解を恐れずあえて文字とするなら
「音楽と自然とスキームによる秩序ある著しい非日常性による解放感」
だろうか。

当時はステージ間の山道の整備もあまりされておらず
またセキュリティも今ほど徹底されていなかったから
いろいろなことがあったが、
運営側もオーディエンスも年々意識が向上していき
今では世界に名だたる音楽フェスになった。


以来、その衝撃を体験したくて毎年参加、
ほぼ全日参加している。
2020年はCOVID19で開催中止となったため
今年2025年で筆者は25回連続参加ということになる。





普通ライブを見に行く動機は
観たいバンドや推しのアーティストだから行くわけで
興味のないバンドをわざわざお金を払って観に行くことはしない。
みうらじゅん先生の「マイ修行映画」じゃないんだから。

こんなことを書いては怒られるかもしれないが
開催前、今年は観たいバンドやアーティストがいなかった。
いや、語弊。
そもそも筆者の知ってるバンドやアーティストがいなかっただけだ。

(結局、観たアーティストはどれも素晴らしかったし、
意外にエレクトロニック・テクノ系が多かった!
筆者が知らなかっただけ!うひー)

しかし、
かといって今年のフジロックは行かない
という選択肢は筆者には無い。

というか毎年2月の時点で出演者発表前に
3日通し券を買っちゃうんだから行くしかない。
(今年は運営側が考慮してヘッドライナーを早めに発表していたが)

つまり
「行くしかない」は口実で
あの場所で過ごす5日間(前夜祭から最終日翌日まで)
の秩序ある非日常性に魅入られているのだ。


他方ライブそのものに目を向ければ
世界のアーティストのエナジーを感じる。

筆者はロケンローラーではない。
もちろんロックは好きだが
筆者は80年代ニューウェイヴ・テクノ民である。
今更だけどフジロックってロックしかないのかと
思われている方もいるかもしれないが
実際はノンジャンル・ワールドミュージックである。

フジロックは音楽制作やバンドをやってる人は
特に参加して欲しいとさえ思う。
何故なら普段聴かない多様な音楽のエナジーを
生で大量に体験できるからだ。

自身の糧になることは間違いない。

そして一日2万歩!山道歩く。
健康にもいいよw フハッ
場外のピラミッドガーデンから場内の最深部オレンジコートまで
4km弱はあるんじゃないだろうか。
行ったり来たりするんだからそりゃ2万歩にもなるよ。
でもステージ移動の山道やボードウォークも楽しいよ。
フハッ

歩かなくても、例えばグリーンステージにずっといるのもいい。自由。

っていうかさー
円安で大変なのわかるけどチケット代もっと安くなんないかなー
それか通し券買う人は必ず早割してくれるとか




フジロック25の感想は
筆者Xにてリアルにポストしていたので
そちらを!

前夜祭
ゲート

カエル

DAY1
MARCIN

滞空時間

トミー富岡

TYCHO

Kiasmos

DAY2
すずめのティアーズ

AFRICAN HEAD CHARGE

Barry Can't Swim

Four Tet

Confidence Man

DAY3
ゲート

佐野元春 & THE COYOTE BAND

トミー富岡

夕方のフィールドオブヘブン

SEE YOU IN 2026








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