2017/11/23

(No.2552): 繋ぎとしての休題(嗜好変歴編)


小学生のころ、木のお風呂でね、バスクリン入れると緑色のお湯になってさ。真緑。綺麗でね。
そうそう木のお風呂って焚く釜の上に上がり湯用の蓋付きの槽があってさ、湯船のお湯より熱くて、それ掛けてからあがれって親に言われるんだけど、それが熱いのよ。熱くてやだなって思ってた。



うちは東京都内だけど、小学校2年くらいのころまで家に井戸があった。昭和44〜45年くらいかしら。
あと便所は中学になってから水洗になったかも。
それまでは汲み取り式。バキュームカーが好きでね。あの吸ってるときのホースがびゅるびゅる動くのが好きだった。確かホースの先端には野球ボールみたいなのが吸いついてて。
大人になったらバキュームカーの人になるって言ってたよね。



同じ時代の思い出といえば、家の前はバスも走る舗装道路なんだけど、ところどころ穴だらけで、雨降るとでっかい水たまりがあちこちに出来てた。
昭和40年代前半ってそんな道路ばっかりだった気がする。
バスは黒い排気ガス出して、ぐらんぐらん左右に振られて走ってた。もうボンネットバスは走ってなかった。

バスの運転手も憧れだった。あのギアチェンジの仕草が恰好好くてね。白い手袋で操作する運転手さん。かっこよかった。
ギアレバーの根元のシフトブーツの蛇腹が何故だかひどく好きで、ちょっと異常なくらい好きだった。
そこから電車の連結部の蛇腹も好きになって。蛇腹フェチな子供。

バスは好きだったけどよく酔ったので鉄道の方が好きだった。電車だとぜんぜん酔わなかったし。
線路フェチだった。これは今でもゾクゾクするけど。
特にポイントフェチ。ポイントって線路が分岐してるところね。特にクロッシング部(註1)が大好物。
ごちゃごちゃ感が心をくすぐる。
モジュラーシンセとかのごちゃごちゃ感が好きなのも同じ軸にあるのかな。





それと、路面電車の線路。路面電車の線路のポイント。
路面電車の場合、特殊な構造になっていることが多くて、非常に興味が湧く。それに加えて、道路に鉄の線路を埋め込んでいるという非日常的な光景が好きなのかも。道路に埋め込まれた線路にゾクゾクする。





あと、軽便鉄道。いや、これはもっと大人になってから好きになったか。
こちらも路面電車の嗜好とほぼ同じ系列なんだけど、道路と専用軌道の区別が「曖昧」でバラスト(砂利ね)もなく、なんかいい意味で「適当な感じ」感がたまらなく好き。線路幅も国鉄など一般鉄道よりも狭いので車両自体も小さい。バスのような地元に根付いた庶民の足。







そんな感じでもうなんだか収集つかなくなってきたのでおしまい。
じゃーねー





あ、そうそう、次回ここで
来年のおおきなライブ告知するよーdeweyの








(註1)クロッシング部




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