2021/11/19

(No.2611): 杯の道 (streetcup顛末記) 其の拾壹

 この杯の道シリーズが最後に書き込まれたのは2017年9月というのだから4年も前のことになる。どうりで、車検も2回目が到来するわけだ。
筆者のオートバイ Triumph StreetCupも2回目の車検を迎える時節になった。



嘗て、仕事場へ往復走行距離50Km、ほぼ毎日、駆っていたことを思うと、ここ数年の走行距離は嘗ての一カ月にも満たない始末。長距離ツーも最近とんとご無沙汰だし。

そんなことだから、久々にエンジンを掛けようとしたら、ンクンク と鳴ったきり動かなくなってしまった。バッテリーあがり。
幸い、四輪(フィアットパンダ)からのバッテリージャンプが可能なのでそれでエンジンを掛けて、バッテリー充電を兼ねて少し走る。
久々にバイクで走ると、そうそう、これこれ、これだよー という感慨になる。ニーグリップして旋回する颯爽感。
先月、tairaさんと久しぶりに都内オートバイ並走楽器屋ツーに行った時もバッテリー充電しつつ都合100Kmほど走った。


ところで前々から思っていたTriumph StreetCupの直したいところ。
どう考えても、このライポジ(乗車姿勢)が解せない。
つまり、ほぼセパハンに近いハンドル位置の設計で、そもそもカフェレーサーモドキを提唱するのであれば、ステップの位置はもう少し後ろでよかったのではないか。

だって、乗りにくいんですよぉ。
なんちゅうの、前傾姿勢なのに、足だけ真下へ下ろすんだよ。やっぱり、この場合、足は所謂バックステップで丁度よい塩梅になるはず。

本物のカフェレーサーであるところのTriumph Thruxtonを運転したことあるけど、やっぱり、あれ。あのポジションが正統で正解。
ThruxtonはStreetCupよりもタンクが長いので、一概には言えないけど、せめてバックステップになっていれば、概ね幸せになれると思う。

概ねというのは、たぶんあれでバックステップになったら、日本人の足の短さ故、完璧に膝が熱塊のエンジンフィンに接触する。
火傷上等。
うそ、熱いの嫌だ。でも、姿勢はきっとバッチリなはず。

と鼻の穴を広げながら息巻いていたら、世界で唯一と謳われているWM製のStreetCup用バックステップKITなるものがあるのを知る。


先ずは年末ジャンボ宝くじを買うのが決まった。


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