2025/01/21

(No.2673): 床屋を訪なう。(変貌編)

 実は今年は筆者にとってエポックな年なのだ。
正確にはエポックになるであろうと思われる年なのだ。
取り巻く環境がガラッと変わりつつある。
いろいろ変わるので便乗して、ひとつ髪を伸ばそうかと。
であるからして、2週間に一度は通っていた床屋さんへ
ここしばらく行ってなかった。

ちいかわの「栗まんじゅう」のような
一応ソフトモヒカンと呼ばれていた髪型だったので
それをほっぽらかしにしておくと
変な感じで髪が伸びてくる。

このあたりで一辺床屋に行って
揃えるくらいに整えてもらおうかと思い、
平日の午後という完全リタイヤ人生の王道的
シチュエーションでいつもの床屋を訪なった。


ここの床屋はスタンプ押してもらうカードを発行しており
そこにその人の散髪内容がメモされている。
筆者のカードには、「ソフモヒ」「1ミリ」と書かれている。
つまり刈り上げ部は1ミリのバリカンでソフトモヒカン
という意味である。
しかし髪を伸ばそうと決めているので
そのままカードを渡してしまってはダメだ。

「髪を伸ばそうと思っているのでソフモヒはやめます
今日は揃える程度でお願いします」と告げた。

「わかりました。横とかは3ミリくらいのバリカン入れますね」

「え?バリカン入れるんですか」

「今、中途半端な伸び方だから生え際はバリカン入れておかないと
伸びた時に揃わなくなりますよ」

お任せすることにした。
確かに、現状の髪型がかなり変なので
いい感じにやってもらえるなら嬉しい。


しかし名うての理容師さんも
中途半端に伸びつつある状況をいい感じにする
打開策はなかったらしく
筆者の依頼通り揃えるくらいで終了になった。

洗髪、髭剃り後、最後に髪を整える工程。
ドライヤーでこねくり回していくと
そこには昭和40年代のおっさんがいた。
最高だ。

(凡例)








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