2025/01/28

(No.2674): 新環境へのギア(鉄馬探求編)

前回の「床屋を訪なうシリーズ」の中でも書いたが
今年は筆者にとって生活の基盤がガラッと変わる
節目の年なのである。
変わることによりランニングコストを低く抑えなければならぬ
というファクターを要求される。

様々なコストがあるうちの中でどれを抑えるべきか。
脳内検討は進められ一つの解を得た。
即ち。

車検のないオートバイに乗り換えよう。だ。
車検費用はそこそこ馬鹿にならない。


オートバイに詳しくない方のために少し説明すると。
日本の法律では250cc以上の排気量のオートバイは車検が必要だ。

日本の一般的なオートバイの排気量クラスは
二輪運転免許の仕様に沿っている場合が多い。

即ち、
小型二輪免許 = 125cc以下
普通二輪免許 = 400cc 以下(250クラス、400クラス)
大型二輪免許 = 制限なし
(※原付は省略)

上記の中で
いわゆる250(にひゃくごじゅう)と呼ばれているクラスの
オートバイは、実際の排気量は249ccなので車検は不要なのだ。
(法定点検は必要)

余談だが、オートバイのナンバープレートを見れば
車検のあり/なし がわかる。

車検あり = 白地に深緑色の枠ぶちがある(400以上)
車検なし = 白地のみ(250)、または ピンク色、黄色(125、90)
(※原付は省略)


筆者のオートバイはストリートカップという
英国のトライアンフ製である。
排気量は900cc。
だから当然、車検がある。

翻って車はフィアットパンダである。
排気量は875ccというオートバイよりも小さいが
もちろんこちらも車検はある。
車検は2年に一度のこととはいえ、
外国車の車検を2台分も賄うのは、新環境では著しく厳しい。

従って、
オートバイは車検をなくすことができるゆえ
大好きなカフェレーサ仕様のトライアンフストリートカップを
手放すことにした。
とはいえ、オートバイ自体から降りるという選択肢は、
筆者にはなかった。

だから、
車検のない250クラスのオートバイに乗り換えよう
ということに脳内検討にて決定した。


さぁ、では何に乗ろうか。
基本は中古車だ。
コストを抑えなければならない。
もちろんです。
と久しぶりにgooバイクなどを閲覧したが
筆者の琴線に触れる予算内アンド年式指定
現行の国産中古250バイクは皆無だった。

外車ではMUTT AKITAがいいなと思っていた。
が、諸事情があり国産の250と決めていた。


絶望しながらネットを徘徊していたとき
偶然目に飛び込んできたオートバイに目を奪われた。
エストレヤ?いや、これエストレヤちゃう。
そういえばモーターサイクルショーでみたやつじゃん。

カワサキ メグロS1W230

出たんだ!これ。
これよ、これ。こーゆーかたちよ。
筆者が最初に乗った自動二輪はカワサキ エストレヤだった。
彷彿!ほーふつぅう!って声出た。

これ中古車あんの?メグロとかW230って。
よくよく調べたら2024年10月に出たばっかりでまだ中古車がない。
どうりで中古車情報サイトになかったのか。

カワサキ メグロS1 と W230は兄弟車。
フレームもエンジンもぜん-ぶ同じもの。
外装がメグロのほうがメッキ多かったり
タンク外装が違ったりするくらい。
ほぼ同じバイク(に見える)。

速攻でカワサキプラザの某店へ飛び込む。
なんと、メグロS1は抽選とのことでしかもすでに抽選終了で次回未定。
買いたくても買えないんだ。うわー。

W230は展示車あった。
跨ったらもうおしまい。
ナニコレ、軽ッ!、足つきべた、タンク意外と大きくみえる、
2眼メーターいいね、
それより何より空冷単気筒!空冷単気筒!
この時代空冷エンジンって貴重な気がする。
W(ダブル)だけど単気筒。
そして下取り車トライアンフの査定が良すぎて即決。

店員 大型から250へダウンサイズですか!?
わし え、ええ・・・ そんな人いませんよね
店員 いやいやけっこう多いですよ
   (あんたみたいなおっさんに)



僕はカワサキW230に乗り換えました。(納車未定)
1行で済む話だ。



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