2018/01/17

(No.2559): AbletonLiveにまつわるの噺(優先度低)


所用で鎮Zei録音技師と会う。

C「DAWはAbletonLiveを使ってるんだっけ」
F「あい」
C「2つモードあるでしょ」
F「セッションビューとアレンジビュー?」
C「あーそうそう、それの縦のやつ」
F「セッションビュー」
C「それの使い方よくわかんなくてさ」
F「いや僕等も同じくです」
C「吉祥寺スターパインズカフェのときセッションビュー使ったんだけど、あの時一回でやめちゃったしね」



確かに今一つ概念が分かり難いが、使い方にもよるのだろうがセッションビューだけならそれほどではないと思う。
クリップをどんどん作ってグルーブボックスのようにクリップをいろいろ組み合わせてプレイすればいい。しかしアレンジメントビューと一緒に考えるととたんに概念が破たんする。そんなことだから筆者もセッションビューはほとんど使わない。
それでも使う場合はこんな感じ。
クリップをいくつか作ってインプロごときプレイをした結果をアレンジビューに書き出す。セッションビューでは素材だけ作り出すイメージで、書き出したファイルはアレンジビューで普通に時間軸に貼って使う。だからメインはアレンジビュー。


筆者の打ち込み経歴はRoland SH-101の組込シーケンサー、その後のYAMAHA QX7ハードウエアシーケンサーにはじまり、MIDIシーケンサー時代のCubase1.0で初めてコンピュータを導入し、そのままDAWのCubase5までずっとCubaseユーザーだった。しばらくCubase5のままアップデートせずにいたのだが、deweyのライブ構成が変わったのを機に6年ほど前からAbletonLiveに変更した。

だから最初AbletonLiveのとっつき難さってなかった。Cubase系脳だとシナプスが何本あっても理解し難いのだ。
だから、鎮西技師の話もわかる。(鎮西さんは歴戦のNuendo使い)


そのAbletonLiveがもうすぐver10になるという。Live10ベータ版をdeweyタイラ研究員はさっそく使っており、どうせ10にあげるんだからお前もやってみろというのでダウンロードした。
ところがオーソライズに何度も失敗し何故わたくしを受け入れてはくれぬのだろうかと校舎の裏で半裸体育座りし爪を噛んでいると果たして許され、数日がかりでようやくLive10ベータを拝謁できたのだった。

噂のwavetable音源でのリアル演奏では厳しいレイテンシーで使えたもんじゃないとタイラ研究員からの報告を受けており、筆者はおっかなくて未だ軽いプラグインのみを挿して喜々としている。
曙は近い。


0 件のコメント:

コメントを投稿