こんにちは。dewey deltaエフオピです。
本日はdewey deltaのライブ機材量過多による「修行」について
お話し致します。
翻ってみますと機材の多さはdeweyの頃からありました。
1 deweyの頃
エレクトロニック音楽のライブは、極論スタートボタン一発押すだけで
成立してしまうでしょう。それでも十分格好良いと思います。
むしろ潔し。憧れ。
しかし我々はその器にも至らず。
お客様の前で小賢しく何かをやっていたいのです。
てか間が持たない的な。
非社交的な我々がお客様との快活なコミュニケーションなど
機材なくして出来ようはずもなく。
そんなこんなでライブ時にいくつか機材を持ち込んで、
その場で生で音を鳴らす。演奏するともいいます。
当たり前といえば当たり前のことです。
しかし、身の丈を知らない我々は、
あれも持っていこう、新しく買った機材使いたいよお
といった欲求には抗えず、「業」を積み重ねてゆきます。
お陰で様々な霊障にも遭いました。
これはまた別のお話で。
2 dewey deltaになってさらに
さて、そんなdeweyにドラマーのハッチャキさんが加入し、
dewey deltaと成増。
(「〜と成増。」昔、仕事で重要顧客へのプレゼン資料にあった誤字 腹筋崩壊)
最初はハッチャキさんのドラムセット機材の多さに驚きました。
キックとフロアタム以外はスタンド類に至るまで
全部スタジオへライブ会場へ持ち込んでくるのです。
実はわたしも17年ほど前までドラムをちょっとだけやっていたことがあり、
(しかもごりごりのブルースバンドで)
ドラムの機材については多少知識があります。
ライブではスネアとキックペダル、たまにシンバルも
持ち込む人はいましたが、ドラムセットほぼ全て持ち込む人は
界隈ではほとんど見たことがありませんでした。
(ただ、ブルース界隈は大酒飲みが多いので
ドラムセットを車に積んで来るとライブ打ち上げで
お酒が飲めないという理由があるやなしや)
3 増える機材
dewey deltaの機材の多さという点では楽器ばかりではありません。
演者へのモニター環境機材もあるのです。
我々は自分達の音を専用のモニター環境で聴いています。
ライブでは各メンバーがイヤフォンやヘッドフォンを着けていますが
そのソースである音源を3人分に分割したり
曲のテンポがわかるようにクリックを音に混ぜて送出している
機材などがあります。
実は上手側はこのモニター機材群の方が圧倒的に多いのです。
(モニター環境構築は上手側担当)
4 修行のはじまり
ここまで機材が増えてしまうと、ライブセットを組み上げるだけで
大変な時間と労力を要します。
リハーサルスタジオを2時間取った場合は以下のタイムテーブルです。
機材搬入・組み上げ (40分)
リハ (実質60分以下)
バラシ・機材搬出 (20分)
もうリハ時間とか半分もないよ。ってなっちゃう。
5月に行われた超電子COMPLEX出演では事情により、
ライブ当日のサウンドチェック後に外のスタジオでリハをやる
という、不規則な流れになってしまいました。
このときわたくしは悟りました。
これは「修行」なのだ、と。
即ち、
機材搬入・組み上げ 、サウンドチェック、バラシ・機材搬出 、
機材搬入・組み上げ 、リハ、バラシ・機材搬出、
機材搬入・組み上げ 、本番、バラシ・機材搬出
もう演奏しているのか、機材組み上げとバラシを生業としているのか
わかりません。
猫の手でも借りたいという諺は実在します。
5 求人
さあ、あなたもdewey deltaのライブ機材搬入・組み上げ・バラシを
手伝ってみないか?!
スタッフパス支給
報酬:応相談
っていうか、機材減らせよ!
(あ、演出上の求人だからね)
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