2015/10/05

(No.2391): 衣替えのデスモ二輪者ですもん


近頃じゃ寒いといって歯をかたかた鳴らすこともあまりないと思しきの諸君、是非ともに今日のような塩梅の日の雨の夜なんぞにオートバイに跨ってひとつ駆ってみてはくれないか。
簡単に鳴らせることができよう。

この枕、なんかすでに使った気もする。だいたい、今朝なんぞ夏グローブじゃ着いた頃には指がかじかんだんでさぁ。


ところでバイク乗りだというだけで、車間を縫うようなべらんめぇ走行やら、平気で右側通行かますような無法者走行や、えーこんな狭い幅をすり抜けるなんて車のミラーに当たっちゃうんじゃないかおいおいマジで行くのかあいつ、あ!危ないッ、など巷に溢るる所謂バイクならず者系だと思われるのは釈然としないわけで、なぜなら筆者のゴールド免許を御覧なさいこれは伊達ではなくペーパーゴールドなんかでは当然全然全くなくほぼ毎日二輪や四輪に乗っているにもかかわらずもう四半世紀以上もゴールド免許ということはつまりドヤ顔したってバチは当たらずとぞ思フ。
四輪の免許を取って早34年、二輪はまだ10年。若い頃は違反も事故も経験したが、それ故のゴールド長期間保持に繋がっている。

おっさんだからということも関係あるやもしれないが、普通のバイク乗りで朝の甲州街道環七のアンダーパスできっちりと四輪の後ろでちんたら走りしているオートバイは筆者を除いて「ほぼ皆無」と言っていい。他のバイクはブインブインと右から左からと筆者を追い抜いていく。

あすこは、片道二車線だがセンターラインは「黄色」であり、そのライン上を四輪と四輪の間を走行することは通行区分違反である。だからたまに警察が違反を監視している場所でもあるのだが、実際、あすこで検問中は必ずと言っていいほどバイクはよく捕まる。なぜならほぼ全員が黄色センターラインを無視しているからだ。


筆者のバイクはDUCATI Monster696+である。DUCATIでは最小排気量の696ccではあるもののアクセルを開ければ、それなりに爆発的な加速の恩恵がある。湿式クラッチだがサウンドも独特でデスモドロミックエンジンの機械音と低音の 効いたマフラーからの排気音のミクスチャはそれなりの存在感はあるだろう。
車体の色はつや消し黒。ハンドルはショートに変えしかし高さはノーマルのままなのでその全体のフォルムは圧縮された戦闘機のような威圧感を放っている。
そんなバイクが時速20kmくらいでちんたらと四輪の後ろを走っている。

筆者の二輪搭乗時の心意気は以下の通り。
爆発的な加速はあくまでも危険を回避するときのもの。
ただし、メリハリのある運転は重要である。
出すべきときは出す。出す必要のないときは出さない。

視野を広く取り、二台、いや三台先の交通状況を常に把握する。
もしも運転は必須。二輪は特に重要。
五感を使って周囲の異常を早く感じること。
自ずと季節の変化にも敏感になる。

明日から革ジャンをおろす。
春秋用の革グローブをおろす。





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