2015/10/27

(No.2396): 貧作月間と旧車の想い出


2002年からはじめた拙屑ブログ。2006年までのデータは今では電網には存在せず筆者のアーカイブ用HDDの中にのみ存する。2006年4月から2008年5月までのデータは現在もhttp://blog.goo.ne.jp/stereogimmik_fopで閲覧可能だ。
そして2008年5月から2015年10月今日現在まではこの場所に在る。
この十数年におけるくだらない駄文の集合体は最低でも毎月十編は練り出していたのだが、今月のこの出来高不足は嘗てない事態である。即ち今回を含めても僅かに六編である。こうして尻つぼみになってそのうち忘れ去られ誰の記憶からも霧消する。
最高だ。





それにしてもメテオールのハッチャキさんのツイッターで、ご愛車2CV京都弾丸ツアーの書き込みを拝見しつつ、そのタフさ加減には同世代として脱帽は言うに及ばず最最大の敬意を払いたい心持ちである。下道多めの片道500Km、本当にお疲れさまでした。そして2CVの走行距離17万キロというのもすごい。
翻って、筆者パンダ車FIAT Panda100HPに機材積み込みの片道500Kmライブ演って0泊帰還なんというのは、貧弱な筆者の体力がもちそうもない。完全にもちそうもない。リゲイン10本くらい投入しても無理だ。

ところでハッチャキさんの2CVはよほど普段のメンテナンスが行き届いているのだろうと推測する。筆者も80年代には旧車に乗っていた時代もあったので楽しい苦労のことも承知している。くだんのような長距離長時間の走行でも実用に耐えうるだけの良いコンディションで維持するには、それ相応の知識と技術と根気が必要だろう。そういう苦労を楽しむ粋な心持ちも必要だ。
筆者の場合、粋な心持ちにまで到達できず、数々乗った旧車は1988年で降りてしまった。それ以降は比較的新しいクルマを選ぶようになった。


筆者は今まで14台のクルマに乗り継いできたが一番苦労したのは1968年型VW TYPE3 ノッチバックセダンである。こいつには納車の日から散々な目にあった。



納車の日、満タンのガソリンを全て漏らして走ってあぶなく火災になるところだったのだ。整備バッチリの納車の直後なのに、である。初期インジェクションのフューエルポンプからのガソリン漏れが原因。それから暫くして、今度は渋谷ファイア通りの交差点のど真ん中でエンジンストール。あと一切エンジンかからず、とか。井の頭通り浜田山付近でギアがローにしか入らなくなり、往生。そんなこと枚挙に暇なく。今では微笑ましく懐かしい思い出だ。


そしてローバーがまだオースチンだった頃、ミニに乗っていた。ミニといっても今のドイツのではなく、本物のイギリスのミニ。ミニは楽しくて結局2台乗り継いだ。
おっと、この話はまた別の話。そりでは。




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