2015/12/21

(No.2415): dewey以前(脱力編)


stereogimmikの頃から筆者をご存知の方は最近(といってももう何年にもなるが)平沢さんカバーやらを組み入れて音楽の方向性が変わったのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれない。
なぜならdewey以前、(最初はdeweyと並行してもやっていたが)stereogimmikというテクノユニットではいわゆるクラブ対応の楽曲をメインにライブをしていたからだ。とはいえ分かりやすい4つ打ちというものでもなく、標榜するのはmouse on marsのような非線形な電子音塊ビートであった。今でもこの嗜好は変わっていない。

ところで筆者はそれよりももっと昔、インターネットの普及前90年代初頭に「東京エンジン」という平沢さんのカバーもやるバンドをやっていたことはあまり知られていない。渋谷クロコダイルともう一つ名前失念のカフェでライブをやっただけだったが。
「東京エンジン」では「ハルディン・ホテル」、「バンディリア旅行団」、「金星」、「嵐の海」、「ヴァーチュアルラビット」そして「FGG」を演奏した。
メンバーは3人で、バックトラック+シンセ(筆者)、ベース、ギター+歌だった。ちなみにギターボーカルはハードロッカーの男でライブのとき「ハルディン・ホテル」の”トルヒーヨのハルディン”「まで、行きませんか」というセリフの部分を「までいくぜー!」と絶叫したのを覚えている。
そしてこの男は今、某IT企業で統括本部長の職にある。



その前、80年代後半、筆者はiCONOMIXというテクノユニットをやっていた。
このバンドの思い出といえば大晦日の夜、NHK近所の代々木公園脇の歩道で発電機とアンプを持ち込んで無許可で路上のテクノライブをやってたら警官にひどく怒られたことか。


- - つづく - -

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