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筆者の音楽嗜好の”方向”は1981年のYMO/BGM、KraftWerk/ComputerWorldに端を発することは幾度となくここで記した。あれから35年、基本的な嗜好は変わらずだが、2000年頃にmouse on marsと出会ってからは今でも彼らのサウンドに惹かれ続けている。
楽曲制作においてそれまではキッチリと交通整理されたサウンドでなければ通用しないと思っていたが、mouse on marsを聴くようになってからそのような考えは一切消えた。
そんな折、変えたばかりのSIMフリーiPhone SEで音楽ランダム再生していたらmouse on mars の曲の次に”近代案出”の曲がかかって「ハッ」とした。
33年前の曲とは思えぬ斬新さとロシアアヴァンギャルド的音響に感動を新たにした。当時の制作環境的制約の齎す不完全さが逆に良い味付けになっている。
”近代案出”とは何?という方は以下のリンクをご参照願いたし。
(No.2375): 32年前の邂逅
”近代案出”は筆者の33年前の友人であるTくんのユニットである。実は”近代案出”のある曲をdewey用にリメイクしたいと思っている。というかやり始めている。
当時の不完全さを再現することは無意味であり、あくまでも2016年dewey翻訳で臨む所存。ロシアアヴァンギャルド風味テクノ歌謡ちっくな曲。
年末にはお披露目できるかしらん。
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