2016/09/01

(No.2477): 40年後もタメ口


8月末の土曜日、小学校6年の1組と2組合同の同窓会を訪なう。筆者は6年1組だった。
筆者は同窓会的なもの自体に今まで出席したことがなかった。大学や高校ならまだしも(あっても出ないけど)小学6年の時となると実に41年も前のことだ。

とはいえ今でも付き合いのある小学時代からの友人は数人いる。今回はその旧友の一人から是非来いというオファーを受けたのだが、本当はいやだなーと思いながらも出席したという体。
他の級友など小学校卒業以来会ってもいない。中学が同じ地域だから中学もほぼ同じ顔ぶれで一緒だったのでそういう意味では中学以来であるが、それにしたって38年は経っている。

そんな”40年後”の同窓会で思った第一印象。
そこそこなおっさんおばさん達とタメ口というのが不思議だった。

社会に出てもう30年だが、社会に出ると自分と同じ歳の人というのはさほど多くない。大企業で新卒一括採用で同期何百人という場合は違うだろうが、近い年齢はいるにせよ同い歳同じ学年の人は自分の周りにあまりいないのではないか。
筆者の場合、同じ学年の人はいるにはいるが上役だし同じような年齢の人に対しては”歳下であっても”基本的には敬語だ。

ところが、同窓会というのは社会的立場や地位や権力の有無に関係なく”同級生”というコモンエクスペリエンスによって総じて「タメ口」になるのだということを知った。

40年ぶりにあったキミのことはあんまり覚えてないなーでも顔の面影はある、あーあーそうだっけ忘れちったよー、という程度の記憶だから仕事関係で一二回あった人くらいの感覚の人と、バリバリにタメ口で会話するというのが実は非常に新鮮だった。

でもよくよく聞いたら「俺2組だったからエフオピとはあんまし喋ったことなかったねー」なんていう。ってことは実質これがほぼほぼ初めての会話?的な流れを考えると、50何歳とかのおっさん同士がお互いほぼ初見のくせしてタメ口で話しているというシチュエーションなのだ。

そもそもここにいる数十人全員が同じ歳というのも非日常感あり。


自己紹介で

筆者「もうね35年くらいテクノ音楽やってるよー」
一同「・・・・・・は?」





(おまけ)
二次会のカラオケで平沢進「Forces」を歌ったが、これ誰?、これ何?的な扱いでね。
いや、あんたたち1980年前後のP-MODELとかリアル世代でしょヒラサワ知らないの?
まぁこの曲は90年代後半だけど。
ゼンゼン知らねー長渕剛なら知ってるけど

あ、つまり世代じゃなくて音楽の問題ね。

みたいな


0 件のコメント:

コメントを投稿