2017/03/12

(No.2514): 杯の道 (streetcup顛末記) 其の七


筆者の灰黒路号別名Triumph Street Cupの事象を記録するもの也。
前回のドナドナ以来すこぶる快調である。

そしてついに慣らし運転期間は終了した。規定の1600Kmを超えた。のだが、960Kmになったら6000rpm、1280Kmから7000rpmというStreet Cup慣らし運転指針の通りにはいかなかった。
なぜなら6000rpmなど普通の道で回せるもんじゃない。2速で6000回すと90km/hは出る。もうこの領域は高速道路でやらなければならない。ましては7000rpmはStreet Cupではレッドゾーンなのだ。
時間がなくてStreet Cupでまだ高速道路に乗っていない。寒いし。寒いし。寒い。



そんなこんなで街では一切見かけない、見かけたことがまだ一度もない、フィアットパンダ100HPなんかよりもさらに希少種であろうことは間違いない我Triumph Street Cup納車3ヶ月半になる時点での独断インプレ気になるところを記録す。
概ね前車のDUCATI Monster696との比較になってしまうのだが。


・加速感
M696と比べるともう圧倒的に弱い。もわーという加速。しかしもうだいぶ慣れた。
Street Cupは大凡900ccもあるというのに国産400ccいやさ125cc原付2種にも追いつけないくらいのスタートダッシュ。安全この上ない。
しかし、この3ヶ月でそれなりに乗り方を会得した。このエンジンは2速のエンジンの回り方が素晴らしく特に4000rpmを越えると強力なトルクが発生する。その加減をうまく使えば、もっさり感はほぼない。きびきびとした走りに変わる。
2速でひっぱると体が置いていかれる感あり。


・ライポジ
やはり前傾姿勢は楽しい。乗り始めの時ステップがもう少しバックステップが良いのではと思っていたが、この位置がベストであることに気付かされた。なぜなら、これよりもバックにするとニーグリップが完全にできなくなってしまう。日本人は。

そして実は一番恩恵を感じているところ。それは股間問題である。Street Cupになってその問題は一切合切なくなったのである。
どんな問題だったかというとこうだ。
前車M696のときはタンクとシートの角度が急襲の鋭角V字型であり、そのVのところに跨るので己の股間が当たる。タンクにしこたま打ちつけられるのであった。そのときの己股間のそれの位置によっては尋常ならざる事態に陥る恐れもあり、いや実際何度もあった。そしてそれが今や解放されたのだ。
Street Cupはタンクとシートの角度はかなり鈍角なため股間問題はまったくない。どちらかというと尻の方だろう。こちらはロングツーリングでもやらないとわかりずらい。
股間と尻は大事だ。







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