2016/10/13

(No.2484): 嘗ての掻器ミニマル(制作ドキュメント編)


直前まで各社の天気予報を巡りながら、よもや大雨を背に走る年齢でもなかろうと四輪に切り替えたはいいが、前回のオイル交換から相当の走行距離であるは周知のこととして、加えて今回も大凡千年の遠方であるが故、しかしタイムテーブルを組み立てるもその暇はなく、果たして往路途中のS県北部にあるオートバックス店へ滞りなく予約した旨告げれば、滞りなくオイルは潤沢に交換され、遥か数千年の陸路をN県やN県なぞを巡り巡りうやうとして颯爽と凱旋を果たせば、ふつふつと心の澱から降りて来た無類の旋律を、まったくこの世のものとは思えぬ辻褄の合わぬ音塊を配す結果となり、今わたくしはひどく満足しています。

お元気ですかわたくしは元気です。

この、何というか、つまり、スッといかぬ、途中のズダズダとしたビートの奥に不思議な高揚感を促す。何か。嘗てミニマルといふ背景を携えていた記憶が蘇り。何か。延々と聴き続けることの出来る。何か。



という曲を今作っています。
ぷはー

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