1.6L フォルクスワーゲン・ポロ 色は紺色、5MTの右ハンドル。
第一印象は、さすがドイツ車!作りが堅牢であると感じた。ドアを閉める音が重厚。横から追突されてもキャビン内は一切損傷なし、と思わせるに十分なドアの厚さ。
それに加えて、全ドアや窓を締め切ると外界と1ミリの隙間もない密閉度合いがすごい。気圧が変わるんじゃないかと思うほど。大げさに言えば。いや、大げさではなく実際耳がボンってなって空気が圧縮されるのがわかるくらいの密閉感だった。
それほど作りがしっかりしているので安心感が半端ない。水没しても浮きそう。
そしてそれは運転フィーリングにも影響している。5速マニュアルミッションのギアチェンジ動作がそれはドイツらしい?メカニカルで確実な動きなのだ。ガチッと入る気持ちよさ。ミニなんかはけっこう柔らかなギア入れ具合だったが、フォルクスワーゲン・ポロは真逆、ガチッガチッと入る。
スコッスコッではない。ガチッガチッ だ。
このギアチェンジ一つとっても、運転が楽しくなる。五感に訴えるフィーリングだ。五感つっても味と匂いはないけど。比喩よ比喩。
納車の日まで実車を一度も見なかったにしては、エンスー心も持ちながらそれでいて質実剛健、積載能力など実用性も兼ね備えたフォルクスワーゲン・ポロはお気に入りになった。
この頃テクノ系ユニット以外でもライブをけっこうこなしていたので機材運搬でも大変重宝した。
実は筆者は、ミニを降りてからクルマいじりというか、例えばエンジンオイル交換を自分で作業するといったことがなくなっていった。全部、ディーラーやオートバックス的なお店にお任せするという民に成り下がってしまった。フォルクスワーゲン・ポロも同様だった。
そんな塩梅でお店に任せていたのでクルマの保安については安心していたし、実際故障らしい故障はなかった。
唯一、2005年のフジロックの帰りにバッテリーがあがってしまいエンジンがかからなくなったことがあった。苗場から越後湯沢方面の17号沿いにある日帰り温泉施設の駐車場でだ。
昔のバッテリーと違って最近のバッテリーは直前までバリバリ元気なのに突然死するのだ。しかも筆者の横着で7年間一度もバッテリー交換しなかった!という信じられないおそ松さんだった。逆に7年もよくもったものだ。
そのときはJAFを呼んでバッテリージャンプしてもらいエンジンかけて、そのあと一度もエンジン切らずに一目散で東京へ帰り、そのままフォルクスワーゲンのディーラーへ入庫させた。
その後、バッテリーも新品になったし、やったーと思っていたある日のこと。
会社で仕事をするふりをしながら外車クルマ屋さんを巡るネット回遊をしていたら、一台のイタリア車の写真が目に飛び込んできた。その車はフィアットのプントだった。
イタ車かー、そういえば昔、旧友Nとジャックス(今はなき欧州車販売会社)でフィアット パンダ(初代)の試乗したっけなーなどと思い出に耽った。
フィアットか・・イタリア車か・・。嗚呼なんという甘美な響きなのだ。
まるで眠っていた子供が目を覚ましたようだった。そうかイタリア車だ。イタリア車に乗らなければならない。
そのお店は、イタリア車でも高級車の部類に入る車種を多く扱っている有名ディーラーだったが、なぜかそのページにはフィアット・プントが1台だけちょこんと載っている。
しかも、安い。走行距離も600Kmくらいで新古車として載っていた。ただしマニュアルミッションではない。CVTなのだ。
しかしわたしは直感を生きる人だ。これが運命でなくて何が運命ぞ。
仕事中に試乗したい旨メールを書き殴り勢いよく送信したのだった。
フォルクスワーゲン・ポロは1998年から車検を2回通し約7年間乗った。
(フィアット・プントHLX編へ 続く)
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