2015/07/07

(No.2358): dewey2ndcd御案内ノ一葉(晃一郎と吉之助 番外編)


日曜の午前2時集合すぐさま2時半から会議で午前11時までなんちゃら作業ぶっ続けの一兵卒ですこんばんわエフオピです。




拝啓
此間は失敬。
やうやっとdeweyと思しきの2nd CD制作の顛末を以って無事峠を越へ候。全楽曲のミツクスダウン也しを終へ、現はマスタリング成る工程に遷移し候へど、此一両日中には愈々原盤用音源ファイル完成の見通しと相成りて申候。

まァ堅苦しき御挨拶は此程にしてだね、其故に本日はdewey 2ndの寸話成るを君に御聞かせ致したく御付き合ゐの程願ひたし。
君も御承知候由今回のCD成るは六楽曲入成れど、Tr1とTr6は前奏と後奏的な位置付けといふ筋立てでね、ちょッと君、物語のやうだらう。浮き々してきやしないかい。
おッと、肝心なるを君に云ひそびれてゐたやうだよ。此度の盤名さね。於ひて「complexitate」と呼ふ。此れはね、羅馬尼亜語に「さくさう(錯綜)」といふ意味ださうだよ。
「日々此錯綜なるを類して日々此在る」といふ古語に在るやうに彼等の電子音の乱れ交じわう様の比喩然とした心象といふ体さ。決つして謎語ではなゐよ。

其れともう一つ要の要を御聞かせしやうぢゃなゐか。Tr2とTr4のミツクスダウンだがね、其れを遣って貰ったのは平沢進師匠の片腕と呼ばれし鎮西正憲音響技師長さね。鎮西技師長の技はダイナミクスを基調として、繊細で有りながら然し大胆な音像バランスを保つんでさ。彼等の電子音は正しく喜びの錯綜の海に充たされた想ひだよ。

さう々、最吾にもう一つ、CDの装飾たる内装ジヤケツト印刷勿につひて。此方はdeweyの主軸方面論理ガジエツト武装taira曹長によるワークでdewey世界感の具現化に成功してゐるやうだよ。盤面の出来なんざァちょゐとした焼き菓子よりも活けらァ。

其れで其のCDの発売は恐らく八月の中程だといふことだ。まァ気楽に待ってゐて差し支へなし。
よろしく奉願候。草々頓首



本郷区駒込林町十ノ七 月読栄堯郎様 御親展
七月七日夜 裏神晃一郎 拝
















(編集註:旧仮名使い等はデタラメです、念のため)




0 件のコメント:

コメントを投稿