2015/07/28

(No.2365): フジロック15 (簡易式書殴)


あたくし、今年で連続16回目のフジロック。
昨年よりも人出は若干多い印象でしたが、嘗ての延べ14万人と比較すればだいぶ少ないということでしょうか。たぶん延べ10万人前後かと思います。
連続16年も通っていると、オーディエンスの世代代わりが如実に体現できます。若い人も増えていますが、フジロック自体の歴史は今年で19年目ということで筆者同様年齢を重ねた方々も多く見受けられます。つまりおっさんおばさんと子供連れたファミリー多し、あと、明らかに爺さん婆さんも多くなりました。このあたりがサマソニと違うところなのでしょうか。だいたい当時30代だった人(あたしも含めて)は今50代だよ。
遠い目。

さて、そりではあたくしの今年のフジロックの印象に残ったアクトをテキトーに殴り書いておきます。




deadmau5
グリーンステージでドテクノは電気とアンダーワールドとケミカルくらいなのかと思ってましたが、いやはや圧巻でした。実はあたくしこの方をあまり存じ上げませんでしたが、テクノの王道といえばそうなんでしょうが、ポリリズムを重視しているトラックが多めな印象。良い低音キックでした。ネズミマスクも雰囲気あって素敵。
ボタンプッシャー論争の火元な方らしいですが、ボタン押しただけじゃこのシーケンスは紡げないと思います。レッドなどに出てたDJ方面と比較するとその差は歴然。グリーンに出るだけのことはある力量でした。何が違うんだろう。
そういえば首も両腕もタトゥーだらけでした。





BOOM BOOM SATELLITES
初日のホワイトステージ。夕間暮れ。方々の衣装を見て、どこかで見たことのあるようなと想いを巡らせておりましたら、中野さんを見て膝を打ちましてもうまんまtaira師ではないですか。雰囲気そっくり。
楽曲は重厚な音像にシーケンスの粒立ちが際立って。やはり生ドラムとエレクトロニックの融合は恰好宜しい。川島さんのエフェクトのかかったボーカルの浮遊感がまたライブとして映えます。改めて聴くとカールハイドさんの歌のエフェクトにも似てる気がします。あたくし的には途中女性ドラムさんと中野氏のみでトラックを紡いでいたインターバル的な楽曲が実は一番良かったのでした。





シーナ&ロケッツ
16年前、2000年に初めてのフジロックに来て最初に観たアクトがシーナ&ロケッツでした。あたくしはYMO関連からのテクノ人だったので、細野さんプロデュースの「真空パック」からシナロケを知った口でした。(実はサンハウスなどは後年知った)スネークマンショーに収録されていたレモンティーを生で聴けて大感激した思い出があります。
そして今年も往年の名曲を演ってくれました。レモンティー、ユーメイドリーム、ピンナップ・ベイビー・ブルース。
シーナさんもステージで確かに歌っていました。鮎川さんと一緒に。





トミー富岡
今年はフジウジがなかったけど、トミー富岡さんのステージがありました。この人誰?と思った方は下のリンクを。
http://tommy-tomioka-saga.jimdo.com
最終日のBUSKER STOPでの最終ステージでお客さん数人な中で繰り広げられたダレダレでヨレヨレのステージが最高でした。なのにギターも歌も超絶上手いからなおさらすごい。
「あんたが大将」のバリエーションがすごかったです。音がもろに聞こえる隣のCafe de Parisでやってたライブ、ネパールから来た「ちゃんとした」ミュージシャンのライブの邪魔をしないように、同じキーとかアレンジで被せてあんたが大将を歌うスキル。テレビに出てるそこらへんの芸人よりぜんぜん面白いのです。ていうかレベルが違う。
最初、カップ焼きそば食いながら出てきたのが印象的。










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