2015/08/26

(No.2376): 0824 deweyライブの巻(渋谷VUENOS 編)


前週金曜夜のリハスタで発生した電子デバイス霊障は本編では発生せず、これも千代田稲荷様詣により得らるる御利益。張られた結界の賜物と心得る。




渋谷VUENOSさんの圧倒的な物理的構造の恩恵とスタッフの方々のキメ細やかなるご対応に平身低頭し、極めつけはサウンドチェックに於けるtaira士声質に合わせたマイク交換に尽きる。(ダイナミックマイクからコンデンサマイクヘ交換)
此方の方が声が前に出ますねというPAさまの音への拘り方に感謝しつつ共感を得る。感謝し得まくる。

そんな渋谷VUENOSさんで音響設備以外で驚愕したことは楽屋以外に出演者用控え室があり、しかもその中に専用のBARまでがあること。
(出演者用控え室全景)




共演者の方々は皆さま格好良い素敵な音楽を。
princeheightsさんは上手、下手に電子デバイス群を配しセンターにドラムという構成。アンビエントな音像にフリーなドラムが絡まる。素敵な大人の電子音楽だった。下手の方の弄っていた機械はモジュラーシンセ(メーカ名お聞きしたのだが失念)との由。
ぐっと来る。

kuramuさんはお一人のユニット。センターにMacBookを配し、そこから繰り出されるビートのあるアンビエント的なトラックにご自身で弾かれるギターが重なる。その絶妙感がこちらもまた素敵な大人の電子音楽の域。Pushでのリアルなクリップ送出クラブトラックもぐっと来る。


比してdeweyはおもちゃ音楽だなーと。玩具とおもちゃの狭間を漂う大人の玩具音楽だ。そのおもちゃ音楽は大きなトラブルもなくつつがなく演る。何にせよ新旧取り混ぜたセットリストで抜群の音響の中、楽しくライブできた。



箱私観。
一般的にライブハウスといえばロック系、主にギターバンドを主軸としていることが多いのに対し、それでもこちら渋谷VUENOSさんはテクノ、エレクトロニック音楽に完全対応している希有なライブハウスである。
その筋では最右翼と言われる高円寺Highと比べても遜色はないと思う。収容人数も同じくらいかと。フロアを見れば四方を囲んだPAスピーカーがその心意気を表している。

ちなみにサウンドチェックで拙曲の「Complexitate」を演奏中に外音を確認するためフロアへ降りてみたが、相当な重低音と音圧を感じた。(あの曲はNordLead2によるサイン波Bassが50Hzを下回る低域を出しているのだ)
ライブハウスで「低域の風」を感じるハコは少ない。

テクノ、電子音楽系絶対お勧め。





(photo by 葉介さん)


(photo by edie.s)


(photo by edie.s)


(photo by edie.s)



追記:
そーいえば今回、dewey制服(軍服的なアレ)を着なかった。
が、次回以降は復活の可能性あり.


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