2015/08/03

(No.2367): dewey 緊急ミーティング(新宿三丁目編)


朝の井の頭通り、環八交差点の手前渋滞。普段なら鼻歌のひとつやふたつ歌っているうちに渡れるくらいの穏やかな朝の風景なれど、午前8時50分すでに気温は33度、我が六級改号DUCATI M696之助に跨りし股間にある空冷二気筒デスモドロミックエンジンの熱線熱波は大気との相乗効果で駆る人をして失神或いは仮死領域へと誘うに十二分過ぎる真夏の炎天下体感温度50度の我慢大会は、もはや我慢の限界を千も越えてあと数分で気を失うところだったのでその夜半deweyのミーティングを緊急に執り行う。於新宿三丁目。

出来上がってきたdeweyの新譜を手に取り我らは祝杯を交わす。水出しアイス珈琲で。
我々は専属アーティスト兼レーベル運営雑務係であるので今後の販路について中指を立てながら建設的な意見交換を行った。そして何より次回ライブ8月24日の渋谷VUENOSさんでのライブに全力を投入し正しく燃え尽きる覚悟を確かめ合うのだった。次回ライブではtaira師側システム新導入のハードウエア機材2種をフィーチャーし楽曲は新旧織り交ぜの構成で準備を整えている。

ここで改めてdeweyというエレクトロニック音楽ユニットの組み立て方をみてみよう。
先ずはコード感、旋律、歌といった音楽的志向のtaira師を置く。その隣にビート感、リズム、音像といった音響的志向のエフオピを置く。
一見異質な者同士であるけれどもお互いを補完することでそれは何か新しい音のカタチを成すだろう。そして極めて少数ではあるけれども、この三千世界には必ず琴線を弾かれるオーディエンスは存在するのだと信じている。






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