2016/03/24

(No.2444): 紙の地図に戻るはずが


最近の自動車には軽四輪にさえ(実家はスズキの軽四輪)立派なカーナビゲーションがビルトインされている。当然のことながらカーナビ機能以外にオーディオはもちろんテレビも見られる式のやつ。

翻って筆者四輪であるところのイタリア車 FIAT Panda100HPにおいてはいわゆるカーナビと云ふものはデフォルトではビルトインされていない。
カーナビなど邪道である、紙の地図で十分である、道はここで覚えろ(頭をバンバンと叩きながら)などと自動車運転歴28年(2009年当時)の筆者は思っていたので、特に”あの一件”までは別段不自由はなかった。

ところが2009年、その考えが吹っ飛んだ。
その前年の2008年11月頃、フィアット車の写真コンテストなるものがあった。フィアット車との関わりみたいな感じでそれらしい背景とともに写真を撮って応募し、その中から良い写真には賞が与えられるというイベントだった。最優秀賞はSONYのnav-uというポータブルカーナビだったのだ。
筆者は自分のパンダ車(FIAT Panda100HP)を阿佐ヶ谷のぱんだ珈琲店様の前で撮影しそれを応募したのだ。

結果発表は2009年1月だった。わたくしの撮影したその写真は見事に最優秀賞を獲得したのです。
そのときのうほほーいぶりの記録

(No.677): 祝当選PetaMapの
(No.703): FIAT SPAZIO nav-u 来る


それからというものですよあなた。このSONY nav-uをパンダ車(FIAT Panda100HP)のダッシュボードに貼り付けて、いやもうなんちゅうんですかねひじょーにべんりでねー、地方へ出掛けることもよくあるのですごくたすかるー、始めてのライブハスウ周辺とか重宝するー、っていうかナビ面白いー。

人間とは愚かなもので、こーゆー楽なものを手に入れるとですねもう戻れなくなるんですね、紙の地図に。
しかし諸君、問題はありません。紙の地図(マップルとかのロードマップ)は今でも立派に機能しているのです我が家の便所で。
大便しながら読むロードマップは格別です。

さて、そんなSONY nav-uだが、2016年にもなると流石に地図データが古くなりすぎてしまった。なにせ2008年の地図情報なので既に8年前。例えば高速道路でいえば新東名はないし、圏央道もない。(ほんの一部しか)
それに加えて経年劣化も現れてきて、起動時のGPS捕捉も相当な時間を待たされるようになった。(実家の軽四輪のナビは一瞬で捕捉する)

取り敢えず地図データを更新できるのだろうかと調べてみたら、2011年版地図が最終更新でしかも税込で2万円も実費がかかるというのだ。当然却下であり、とするならばもうこれは自動的にnav-uに引導を渡すことになる。

もう別に紙の地図でもいいんだけどねー、などと嘯きながらところで実際今ポータブルのカーナビと云ふものはいくらくらいの実勢なのでしょうと価格.comへお伺いを立てますと、くだんの地図更新代2万円以下でnav-u(当時のスペックの)よりも断然優れているカーナビ本体がいくらもあるではないかなんだそうなのかそういうことだったのかとポチる。

イマココ


0 件のコメント:

コメントを投稿