2016/03/28

(No.2445): 3/27 ひかりのうま「東京電極」後記


3/27 ひかりのうま「東京電極」 deweyのギャニュ式電子音塊投棄ライブ無事遂行致しました。お越し頂きましたお客様、共演者の皆様、ひかりのうま店長マルタさん、ありがとうございました。

それにしてもわたくしはご共演者皆様のライブに終始圧倒されておりました。さすが「東京電極」です。
ひかりのうま店長マルタさんの圧倒的な声のロングディレイと道具音のみで重ねる音響、岩下さんの抽象リアルエフェクト映像の絶妙感にわくわくし、
りすどらむさんの超絶演奏テクニックによる人力テクノがアンダーワールドを想起させるほどのハイクオリティぶりに著しく感嘆し、
chinaproveさんのインプロ性の高い畳み掛ける電子音塊の波にもまれながら加えてボイスのロングディレイによる多層的音響に高揚し、
そして中井さんの円熟のシーケンスに包まれた音響とボイスサンプリングでのインプロバイズ、それに呼応する岩下さんの音を具現化したような映像群、最終曲での中井さん歌唱との一体感は唸るばかりでした。

触発され、以前使ってすぐにやめてしまった2980円のディレイを次回ライブで復活させようと思ったのでした。



ところで今回deweyのライブシステムに二つの新たな手法を加えました。
一つは全てのソースをミックスしてPAへ渡す方式に変えたことです。今までtaira准将のマイクのみ直接PA渡しでしたが、今回から筆者と同じshureのヘッドセットに変えたことにより、歌をDAWへ入れ込みエフェクトを加味させてトラックと供に送出する方式としました。
実は同じ方式は数年前にも試したのですが、歌がほとんど聞こえずに失敗に終わったのでした。今回は事前の設定調整がうまくいきトラックとの混ぜ具合も良い塩梅であったかと思います。
しかしこれにはモニターが重要な要素でもありました。

二つ目の新たな手法としてはそのモニター環境の改善策としてイヤフォンモニタを構築したことです。どんな現場でも最良のパフォーマンスをお届けする目的でモニターは自分達で用意することにしたのです。
ひかりのうまはPAスピーカーが演者の後方にあるため、外音を聞きながら演奏できるという良い環境でありますが、先ずはイヤモニの塩梅を確かめることもあり実地検証を致しました。

結果は良好でした。
このモニター環境はどのような現場でも自分たちの音を正確に把握するのに役立つことと思います。

というわけで、「東京電極」とても良いイベントとなりました。次回deweyは新曲をいくつか加えましてお送りする所存です。でもライブ未定なり。
たれぞー



(撮影:葉介さん)
いつもありがとうございます




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