2016/12/17

(No.2499): 杯の道 顛末記 其の四


Triumph Street Cup 納車後250kmを走る。
前回書いた通り慣らし運転の説明がなかったのでなんとなく上限を3000rpmにしていたのだが、いくら文明が発達したとはいえ慣らし運転が必要ないなんて機械なんだからあるわけがないと思い、メールで質問をトラ屋へ投げる。
すると、ステッカーに慣らし運転の詳細が貼ってありますと返信がくる。そんなステッカー貼ってないっすマニュアルにもないっすとさらに返すと、大変失礼致しましたStreet Cupにはステッカーは貼っておらずマニュアルにも記載なしでした、慣らしは以下でお願いします、と回答をもらう。
すなわち
480Kmまで4000rpm
960Kmまで5000rpm
1280Kmまで6000rpm
1600Kmまで7000rpm
で慣らし終了。

ほほー先ずは4000rpmまで回してよかったのか、さっそく加速時に4000rpmまで回してみる。
3500からエンジン音に変化が出てきて、体感的にはGが加圧される感じ。通常の街中では4000程度で事足りる。

正直、上限を3000rpmで走っていたら加速はもっさりしており、センの六級改号DUCATI M696と比較するとそうとう加速が遅い印象だった。M696はドンと発進するのに対し、Street Cupはもっさーという感じ。ところが2速で回転数4000まで上げるとM696に劣らない加速になった。おそらく5000ほども回せばそうとうアグレッシブな走りに変貌するだろう。

トラ屋には実はもう一つ質問していた。
Street Cupにはチョークがないのだ。チョークはないのでしょうかと聞いた。M696はもちろんインジェクションだったのだがチョークはあってエンジン始動時は必ず使っていた。
Street Cupはオートチョークとのこと。実際、寒い早朝のエンジン始動も一発点火であり、アイドリングも最初は2000rpmくらいだが徐々に1000rpm程度に安定する。もはやクルマと一緒だ。


乗り始めの所感。
・900cc大型バイクのくせしてけっこうアクセルまわさないと交通の流れに乗れない感じ
・こんなに前傾だから多少なりともバックステップにして欲しかった。Street Twinと同じ位置というのがイマイチ
・とはいえライポジはだいぶ慣れてきて人馬一体感までもう少し
・低速安定性がイマイチ、というかコツがまだ慣れていない
・ハンドルエンドのミラーはとても見やすい
・右膝が熱くなる
・ブレンボと比較するとニッシン製はかなり効きがよくない(新品だから?)
・高燃費(平均すると21.5Km/Lくらい 街乗りで)
・排気音申し分なしの車検対応重低音
・足つきまったく問題なし





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