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普段は気付くあてもないのだが、
音楽という存在がこころの置きどころとして
或いは安息の糧として機能することを知った。
今更ながらに知った。
ある種ののっぴきならない状況に
追い込まれて、心身への大打撃と、しかし
それに打ち勝ちながら事を万時進めなければ
ならないという強いストレスにさらされながら、
途切れそうな光を頼りになんとか集中力を維持して
事を進めたその後の緩やかな解放に向かう時、
その時に、
そうか音楽全然聴いてなかった
と、我に返り、おもむろに再生する音楽は
まるで
かちかちからからに干からびたセーム革に
水を与えるように機能する。
じんわりと浸透してゆきその潤いは、
まさに心に沁みる音楽になる。
それが、ギャビョービョギャーンだとしても
それが、ブッベベブッベベだとしても
それが、ンムキキンムキッキだとしても
さぁ 音楽、続けよう。
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