2014/09/04

(No.2240): オープニングの活躍


過日、平沢進さんがライブ出囃子+1曲目のみを
まとめたCDをリリースした。
「LIVEの方法2『導入のマジック』」CHTE.0074

面白い着眼点。
このCDに収録されてはいないが
平沢さんライブの出囃子で一番好きなのは
1990年「世界タービンツアー」オープニングの
流れだ。
場所は渋谷公会堂。
このライブは筆者は観た。
梅津さんがゲスト。
戸川純さんは病欠だった。

暗転、アンビエント音の中、せり舞台で
奈落からゆくりと現れる平沢さん、そのまま
FGGを歌いあげ、アウトロでステージ下手に
一旦ハケる。
そのまま機械リズムがはじまり、
舞台は陰板のまま、出囃子リズムが
流れている。
アミーガのロボットヴォイスで
順番にバンドメンバーの紹介。
名前を呼ばれると舞台に登場する式。
梅津さんのフォーンが出囃子と絡まって
絶妙な高揚感を味わう。

最後に「ヒラサワススム」とアミーガが
しゃべると平沢さんが下手より歩いて登場、
舞台中央に来て「ハッ」の発声とともに
照明がステージを照らすと
バンドメンバーの後方には白衣のナースさん
たちのオーケストラが階段状にずらっと勢揃い。
圧巻だった。
ハルディンホテル演奏。

これが筆者のベストオープニングだ。





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