2014/09/08

(No.2242): 徒然ドラムからの履歴


自称似非ドラマーというのも過去の話。
もはや似非でもなくなり、今じゃ
ドラマーでもなんでもなくただの人だ。
いやただのおっさんだ。
ただの初老のおっさんだ。
ただの初老のうだつの上がらないおっさんだ。
ただの初老のうだつの上がらないショボクレた
おっさんだ。


思い返せば1981年よりテクノ電子音楽畑を
耕していた筆者が突如2002年頃からドラムに
目覚め、結果的に10年と少し細々と
ドラム業を生業っていた。
しかし、しかしだ諸君。
現在はほぼ休止状態という体たらく。

もともとはロック・ブルーズ系、とか
サイケデリック系のバンドでドラムを
始めたのがきっかけだった。
だからその当時のままであまり近況を
お伝えしていない方と久々にお話しすると
ドラムやってる?
などと聞かれることが多い。
いやもう最近はアレですエイブルトンライブで
こーしてあーしてギャニュギャニュンしてまーす。
・・ふーん。。。
という痛い流れにはだいぶ慣れてきた。


ドラムは楽しく苦しい。
凡人の場合、テクニックを維持するため
日々練習が必要である。怠るとまたたくまに
演奏に影響する。
筆者はドラムの通信教育を受けた。
ルーディメンツを日々こなしていたが結局
基本的なパラディドル止まりで
左手のダブルストロークの壁を越えられず
そして挫折した。

エフオピさんのドラムのタイム感が好きです
という評価を受けたこともあったが、
所詮電子音楽畑テクノ野郎の手慰み程度ゆえ
単純にドタバタ感が新鮮だったのかもしれぬ。

筆者はドラムをやっている時は音楽ジャンルに
貴賎はなかった。
読者には到底信じてもらえないだろうが筆者は
X JAPAN hideのコピバンでドラムで参加
ライブの経験もある。スタジオ練習の時に
高速BPMと手数の多さに酸欠で倒れたことも
今では素敵な思い出だ。

数多のギター系バンドでドラムをやったが
どれも楽しかった。
ライブ時のドラムの位置も大好きで
バンドメンバーを前方に俯瞰しながら
奥まったところに収まる自分の存在が
なんとも居心地が良い。
ハコによってはキックの低域をかなり
強調するPAさんもいて自分が踏むキックで
ズシンズシンと地鳴りするのも楽しかった。


5人編成時のstereogimmikでは立ちドラム
(シンセドラム)もやっていたが
やはり本格的に電子音楽系に生ドラムを
からめたのはdewey ver1.0〜2.0であろう。
それまでロック系のみでしか生ドラムを
やっていなかったので、好きなテクノ音楽で
シーケンサ、コンピュータとの同期演奏は
標榜の一つだった。

しかしこれがさ、あんた、
聞くと演るとでは大違いなのよ。実際。
ってことで、その話はまた別の機会でね。



などと徒然と書いていたら
ドラムセットの前に久々に座りたくなってきた。
ドラム椅子(スローンと呼ぶ)に座って。
考えてみたら、もう2年くらいドラムセットを前に
していない。
次回スタジオでちょっと遊んじゃっても
いいでしょうかよしスティック持っていこう
っとうほほいー


自粛


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