2014/10/20

(No.2260): EV考(そりゃそうだもの編)


だんだん寒くなってくると
鼻が詰まりはじめるですこんばんわ。
ところでフォルクスワーゲンからUP!の
EV版(電気自動車)が日本発売される
というではないですか。

かねてから筆者が申し述べているように
既発のハイブリッドカーとかEVだとか
にはぜんぜん興味が湧かないのです。
否、正確にはその技術的側面では
大いに興味はありますが、特に完全な
電気自動車のカテゴリにおいては
期待するばかりであります。
補足するならば、
エコ信仰などではなく純粋に技術的興味と
単純に面白そうだからなのです。
だって充電して動くなんて面白いじゃ
ないですか。


ではなぜぜんぜん興味が湧かないなどと
不埒なことを言うのかといえば
それはつまりガワの問題なのです。
ガワ、すなわち外見、容姿、カタチ。
筆者のクルマ基準の一つは
筆者嗜好合致の見た目なのです。

例えばEVではなくハイブリッド車ですが
トヨタプリウスのコンビニ的形状、
EV、日産リーフの日曜日のお父さん的形状、
など筆者琴線にまったく触れぬ加減は
枚挙に暇がありません。
まだ三菱i-mievのコロコロ感の方が
好感が持てます。

新しいモノという発想からか
デザインの方向がどうにもこうにも
筆者にはダサく感じられてしまうのです。
いや失敬。
大企業が満を持して世に送り出している
のですから、それなりの関門をくぐり
抜けて来たカタチなのでしょう。
しかしながら大変申し訳ありませんが
筆者にはその格好良さがわかりません。

だから既存のデザインでEVを出せば
どうなのだろうか、という思いは
前々からありました。

実は既に外車では例があります。
メルセデスのsmart。
smart自体に興味がないので
どうもこうもないのですが、
しかし既存のガワでEVを作る
という発想は素敵です。

そして冒頭のフォルクスワーゲン
UP! EVの記事に繋がるのです。
UP!は人気車だしそこそこ需要も
稼げてEVマーケットの様相が変化する
可能性もあるでしょう。


などと調べていたら、FIAT500eなるEVが
あるではないですか。
FIAT500は筆者の大好きなクルマです。
日本発売はないようですが、アメリカでは
2013年夏に既に発売されているようです。
迂闊でした。
押さえていませんでした。

2013年5月の試乗レポ

日本に入ってきたらかなり食指が
動くことは間違ありません。
ガワは大事です。
しかし満充電での走行可能距離数が
140kmはまだまだ少ないです。
それでも現存するEVの中では長距離のようですが
やはり実用性には今ひとつ乏しい気がします。
もう少し技術の進歩を待ちましょう。

ちなみにモーター駆動の場合の
トランスミッションはないのだそうです。
よって1速のみでギアチェンジの概念はありません。
それもまた一興。




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