2015/06/22

(No.2353): 窒素を探す物語



東京市西部方面作戦司令本部より通達。
このままじゃ今月はこの辺境屑ボログ始まって以来の最低の投稿回数を更新することになる。
投降せよ。
おいそこの君、投稿の誤字じゃないかと思っただろう。


さて、それはさておき筆者は昨日、ingressのイベントに参加するためにフィアットパンダ100HPを常磐道へ向けたと思いねぇ。
途中のSAで停車していたとき何となくクルマが右に傾いているような感じがした。右側前輪タイヤを確認する。何やらタイヤの凹み方が穏やかではない。
いや、絵で表現するなら凸か。エア漏れか。指で押すとなんとなく柔らかい感じもしないでもないこともないかもしれないかもしれない。全てのタイヤを押してみるが判然としない。

しかしこのたわみ具合はエアが漏れているんではなかろうか。嗚呼、しかも筆者のフィアットパンダ100HPは、昨年11月にタイヤ交換の際に窒素充填にしたのである。窒素など入れたのは初めてなのでガソリンスタンドでも入れられるのか知らない。窒素、チッソ、チッソー。そうだ、タイヤ交換したイエローハットを探そう。イエローハットなら窒素補充できるだろう。

ここはF県I市だ。イエローハットはどこぞ。たれぞある。たれぞある。流石都市部、すぐに発見し、イエローハットへなだれ込む。転がるように受付に突入する。
「わたくしに窒素をください、わたくしは今欲しているのですチッソを」と告げる。お車はと聞かれ、フィアットパンダです。ひゃくエイチピーという補助言はいつも言わない。すると大抵、パンダ1の旧パンダと思われる。今回もそんな感じだった。いいぞ。

待ち時間なしで、すぐに対応してくれるとのこと。言ったそばから、大きな窒素ボンベのタンクを転がしながら背の高い店員さんがクルマまで来てくれた。

「空気圧はいくつですか、外車はわかんないんで」と、F県の方言で聞かれ、たぶん2.5くらいですかねーと即答しながらも車内からフィアットパンダ100HPの取説書をひっぱり出す。その間にプシュっと空気圧ゲージをぶっさして測ってくれた。
「あーそうですねー2.5入ってます」
「ですよねー」
と言いながら取説のページをめくるめくる。しかしそもそもこの取説はパンダ2用なので100HP用のタイヤの空気圧が載ってないことを思い出し、あーもーそうだ載ってなかったんだったーもー2.5でいいや、2.5です2.5ですとさらに言い募る。

プシュ、プシュとタイヤ4本全部測ってもらったら「お客さん、全部きっちり2.5入ってますよ」と仰る。
そっこうで「さようなら」と礼を言ってイエローハットを辞す。

しかし、あの凹みというか、凸。ノーマルで(何もない状態で)あんな感じにたわむのかー。まー何にしてもアレだ、出先だし、何でもなくてよかった。紛らわしい。楽しい。


ところで、改めてググってみると通常タイヤに入れる空気の中身は窒素80%酸素20%くらいのことなのでぶっちゃけ普通の空気充填でもぜんぜんOKなんではないだろうか。混ざっちゃってもOKなんではないだろうか。





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