2015/06/29

(No.2356): MIDI同期スレーブのBPM表示誤差


羽交い絞めに遭おうともわたくしはこのボタンを押し続けます。このボタン押して音楽を奏でておりますこんばんわエフオピです。
このボタン押して早いもので今年で33年でございます。と云ってわたくしが33歳ということではありません。いや、その年齢でいいならそうしてもらえると助かります。このボタンを最初に押した時は大学1年生でございましたゆえ。
云うにことかいて年齢は概ねおわかりのことと存じます。云うにことかいてという用法はこのような使い方を致しません。致しませんが云うにことかいてこのような使いかたを致します。


さて過日、「ひかりのうま」さんでのライブ日のことです。サウンドチェック後、ご共演させて頂いたcoherenceの山口さんやMOMOさんからdeweyのライブシステムについてMIDI同期スレーブ側のBPM表示ってやっぱり半端な値になったりしますかと聞かれました。わたくしは最初は意味がわからなかったのですが、taira士が「はい時折なっております」と答えておりました。
伺えば、例えばBPM120.0の場合スレーブ側は、119.9とか120.1になったりすることがあるというのです。恥ずかしながらわたくしは初耳で心底え”ーという塩梅で驚いたのであります。

なぜわたくしが驚いたのかと言うと、deweyライブシステムではわたくしのMacがMIDIクロックのマスター側になっておりまして、マスター側の表示はそのようなことがないからなのです。MIDI同期自体もあまり信用はしていない、といっても一時的とはいえそこまでMIDIクロックがずれるものなんだ、という認識を新たにしたのであります。スレーブ側のtaira士は毎回それを見ていたということも初めて知ったのでした。

山口さんも普段はマスター側だということで以前スレーブ側としてライブをされたことがあって、そのときにそのような半端な値になったことをお知りになったと。同じAbletonLiveの同期システムであるdeweyにそういうことがありますかとお尋ねになったのでした。
「MIDIクロック発生機を別建てでシステムに組み込む方式ですと安定するらしいです」というご案内をtaira士がしているのを聞いて、わたくしもははーなるほどと膝を打ったのでした。

とはいえ、実際にズレて同期できないわけではないのでこれはこれで一応は正常系なのでしょう。そのズレが揺らぎになってるかも知れませんし。
しかし33年もこの世界でやっていながら知らないこともまだたくさんあるなーということを今更に知りました。


余談ですが、マルチトラックテープで録音した音にMIDI機器を同期させるために1トラックをつぶしてSMPTEとかFSKなどの同期信号を録音した時代もありました。わたくしはSMPTE派でしたが、MTRの磁気ヘッドやローラーを奇麗に掃除メンテしておかないと同期が狂ったりしていろいろ大変だった想い出があります。

で、これって何オチ。?




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