2013/08/08

(No.2035): エフェクト・リターン捻出の計


なるほど、2980円のデジタルディレイは
ちゃーんとディレイしはるわー
ちゃーんと鳴りはるわー
と似非関西弁風を装いつつ私はキミに問いたい、
このデジタルディレイをどのようにライブシステムに
組み込もうというのかね、テルミン(テルミニ)との
突合は如何様になり得るのかね、陣を敷いてみよ。


おそらくキミはこうするだろう。すなわち、
テルミンのOUTをデジタルディレイのINへ挿す、
デジタルディレイのOUTをミキサーの7-8INへ
ステレオ入力で挿す、と。

たしかに間違いではあるまい。
こんな安価な2980円のデジタルディレイでさえ
OUTは二つある(ステレオ仕様)のだから
ステレオで受けた方が艶も増そうというもの。
そして、当然としてテルミンのためのエフェクタ
としてテルミンOUTを入力とする。
たしかに間違いではあるまい。

しかし、キミ、それだけじゃぁ甘いよ。
せっかくのエフェクタをテルミンだけじゃ
もったいないじゃないか。
いっそのこと、立ち上がっている音源全てに
自由に適用できればさらに深みにはまる事が
できるんじゃないかね。
つまり、
AUX SENDをディジタルディレイのINと
繋ぐことで全ての音源でAUX SENDボリューム
さえ使えばディジタルディレイへ信号を送る事
ができるのだ。

いやいやいやいやいやいや、だって
AUX RETURNがないじゃないかこのミキサー。
ディジタルディレイのOUTをどこで受ければ
いいんだ。
というドヤ顔のキミを想像することができる。

専用のリターン入力など使う必要はない。
だって通常のINが使えればそれで受ければ
いいだけのことだ。
つまり、AUX SEND - エフェクタ - 7-8IN と
すればOK。
この陣を人呼んで
「エフェクト・リターン捻出の計」 と言う。

ただし、
7-8INのAUX SENDは必ず0にしておく。
7-8INのAUX SENDあげると無限フィードバック
して発信してしまうからだ。
それは最後の最後まで取っておこう。
(え?やるのか?)


筆者のバックトラックやtai-raさんの演奏や音源
までにもエフェクトを掛けられる式。
だからそんなこんなのミキサーばみりシールの
様子はこんな感じ。











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